Monthly Archives: February 2005

Edward Patten, Former Members of Pips, Dies

バックコーラス。 60年代から活躍し多くのヒットを放ってきたR&Bヴォーカル・グループ、グラディス・ナイト&ピップスのメンバー、エドワード・パッテンが2月25日、デトロイトで死去した。66歳だった。 グラディス・ナイト&ピップスは、50年代からアトランタを本拠に活動を開始したヴォーカル・グループ。リード・シンガーが女性のグラディス・ナイトで、そのバックで3人の男性がコーラスをつけていた。このコーラスをピップスといい、パッテンはそのピップスの一員。グラディス・ナイトのいとこにあたる。 グラディス・ナイト&ピップスは61年に「エヴリ・ビート・オブ・マイ・ハート」が初ヒット。その後、いくつかのインディを経て、67年、モータウン入り。ここで、「アイ・ハード・イット・スルー・ザ・グレイプヴァイン(悲しい噂)」、「イフ・アイ・ワー・ユア・ウーマン」(70年)などのヒットを放ち人気を集め、73年、ブッダへ移籍。「ミッドナイト・トレイン・トゥ・ジョージア」(73年)の大ヒットを皮切りに、次々と大ヒットを放った。 グラディスはその後、ソロに転じ、現在はソロ・シンガーとして活動中。 ピップスのコーラスは、グラディスを支えるもので、バックコーラスとして極めて王道を行くコーラスだった。 Singer, 66, passes away after suffering stroke The Associated Press Updated: 11:59 a.m. ET Feb. 25, 2005 ATLANTA – A member of the Grammy-winning group Gladys Knight and The Pips has died. Edward Patten … Continue reading

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The Great Song Story:

(素晴らしい作品の誕生秘話などを不定期にご紹介する『グレイト・ソング・ストーリー』。「素晴らしい曲」の物語であると同時に、素晴らしい「曲にまつわる物語」の時もあります) “The Great Song Story”: “Lean On Me”~The Soul Of Genuine People Spread To The World Lean On Me 素朴。 ビル・ウィザースの生まれ故郷はウェスト・ヴァージニア州スラブフォークという南部の田舎街だった。産業といえば、石炭、とても貧乏な炭鉱町だ。そこでは、近所の誰もが、皆を知っていた。誰かの家に塩がなければ、誰かが塩を貸し、ミルクが足りない家があれば、誰かがミルクを与えた。お互いがお互いを助け合い、生きてきた小さな街だった。そんな街では、誰かに頼る(Lean On Somebody)ということは、自然なことだった。 1971年のある日、彼は新しく買ったウォーリッツァー社のキーボードをダンボールから取り出した。彼自身、ある程度ギターは弾くが、ピアノはそれほど弾けなかった。取り扱い説明書を読むこともなく、適当にいじりながら音を出し始めると、彼はその音が気に入った。いろいろなスイッチを適当にさわりながら、音を出していると、ちょっとしたメロディーをハミングしていた。そのハミングしたメロディーは彼が炭鉱か、あるいは故郷の教会で聴いたようなメロディーだった。 思い浮かんだメロディーから、ビルの脳裏にはその故郷の人々が思い出された。小さな炭鉱町の人々を歌った歌詞が生まれた。それが「リーン・オン・ミー」である。しかし、この曲を作った時、彼にはアルバムのレコーディングの予定はなかった。71年のデビュー・アルバム『ジャスト・アズ・アイ・アム』がヒットしていたが、それをプロデュースしてくれたブッカーTはスケジュールの関係で次の作品をプロデュースできなかった。 ビルはレコード会社の社長、クラレンス・エイヴォントにツアーで一緒にやっていたバンド・メンバーでレコーディングしたいというが、エイヴォントは首を縦にふらない。そこで、彼はスタジオ代の安い午前中に3時間ほど時間をとってもらい、そのメンバーでデモ・テープを録音させてくれるよう直訴。なんとか社長の了解を得た。 ビルとジェームス・ギャドソン、そして、その仲間たちはいつもギャドソンの自宅ガレージに集まって、汗だくになってセッションをしていた。ビルは同じ仲間のキーボード奏者レイ・ジャクソンにメンバーを集めるように頼み、ある金曜の午前10時、皆がスタジオに集まった。ビルは言った。「この3時間で我々は自分たちの実力を証明しなければならない」。 スタジオで「ユーズ・ミー」など何曲かを録音。スタジオからいきなり、クラレンス社長のオフィースに直行したビル。社長は、スタックス・レコードのアル・ベルとミーティングをしていた。そこで、できたての作品を聴かせると、クラレンスはあまりのってこない。ところが、アル・ベルがその作品を気に入り、彼の後押しもあり、なんとかセカンド・アルバムのレコーディングにゴーサインがでた。こうして、この「リーン・オン・ミー」もレコーディングされることになった。まもなく彼の2枚目のアルバム『スティル・ビル』が完成する。 「リーン・オン・ミー」は、72年4月からヒット。見事にソウル・チャート、ポップ・チャートでナンバーワンに輝いた。その後もイギリスのグループ、マッドがカヴァーしたり、また、それから15年後の87年、クラブ・ヌーヴォーがディスコ調にして再度ナンバー・ワンにする。他にもマイケル・ジャクソンからバーブラ・ストライサンドまで多数のカヴァーが誕生し、ビル・ウィザース作品の中でももっとも人気の一曲となった。その普遍的なメッセージは曲が書かれて30年以上たった今日でも輝きを失わない。 だがビルにとってのこの曲の思い出は、かなり個人的なものだ。彼がこの作品を書いて何年かたって、彼の子供が6年生を卒業するときに、学校の卒業劇で父親であるビル・ウィザースにこの「リーン・オン・ミー」を歌ってくれるよう依頼がきたのだ。もちろん彼はこの子供劇の中で「リーン・オン・ミー」を歌った。 ビルは言う。「若い頃以来私の人生のすべての中で、仕事をするようになって、お金がはいってきたり、女性にもてたり、いろいろ嬉しいことはあったが、何よりも報われた気持ちになったのがこの瞬間だった」。 ある一曲を書き、その作品を自分の子供の卒業劇の中で、歌う。それはビルにとって大変な喜びでもあったが、この曲を聴いた世界中の人々も、それぞれに感銘し、人生に影響を与えられてきた。その曲のルーツは、ビルの故郷ウェスト・ヴァージニアの炭鉱の街にある。素朴で純粋な人々のソウルが、ビル・ウィザースという類稀(たぐいまれ)な詩人を通して世界中の人々のソウルに触れたのである。 +++++ ビル・ウィザースの関連記事 2月18日付け日記2005/02/18 (Fri) Poster For Two Caribbean … Continue reading

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Promotional Appearance For Two Programmes

宣伝。 『わが心のジョージア~レイ・チャールズ物語』のプロモーションで、2媒体にご紹介いただきました。 まず、スカイパーフェクトテレビ・272チャンネルで『スーパーミュージック・ショウ』という番組。司会は鈴木昇治さん。いわゆる洋楽番組で、レイ・チャールズの映画と自伝の話をしにいったのですが、打ち合わせのときに、ソウルバー話が盛り上がり、トークの冒頭はソウルバーの話がしばし続いてしまいました。何しに行ってるんだか。(笑) 僕もふられたら、その話いくらでもしてしまいますからねえ。 鈴木さんとは、もう知り合って30年以上になりますか。彼が新宿のディスコでDJをしていた時代からです。 番組ホームページhttp://www.music272.tv/program/musicshow/musicshow.html 放送日。毎週火曜 深夜24:30スタート#21リピート放送├2/22 24:30├2/23 22:30├2/24 11:00、20:30├2/26 11:00├2/27 11:00└3/1 12:30、18:30 鈴木さんのオフィシャル・ホームページ。http://www.altodesign.com/show-g/ 『スーパーミュージック・ショウ』、2月22日からオンエアされています。 +++ ふたつ目が有線ブロードネットワークのI-43チャンネルの『魁!映画塾』というプログラム。強力な映画マニアである有村昆さんの番組で、今週1週間、同チャンネルで繰り返し放送されています。基本的には、映画『RAY』の話と本の話、これに加えて、なぜかマイケル・ジャクソンの話も少ししています。なお、このI-43チャンネルはデジタルチャンネルということで、有線ブロードネットワークでデジタル回線を契約されているところのみで聞けるそうです。 パーソナリティーの有村さんはなんと年に300本近く映画を見るという方。これにはびっくりです。映画評論家顔負けですね。そして、自分でも映画を作ってしまおうという方です。 有線の番組のホームページ。http://www.usen-cs.com/eigajuku/index.html 有村さん本人のホームページ。http://www.ari-kon.com/ なかなか見聞きするチャンスはないかもしれませんが、機会があれば、ご覧あるいはお聴きください。 +++++

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77th Academy Predictions

門外漢。 グラミーとは違ってアカデミーは、僕にとってはまったくわからない世界。とはいうものの、今回は映画『RAY』が個人的に一押しですが、いろいろな情報を読んでみて、それなりに予想をしてみました。まあ、お遊びと思ってみてください。10部門予想しますが、2つ本命で当たれば、御の字です。(笑) (グラミーと比べて、かなり地味にひっそりと) 今回大いに参考にしたのは、前回グラミーでも参考にしたゴールドダービーのサイト。グラミーの時は、ここの予想者よりも多くを当てましたが、アカデミーはすっかりここに頼りました。特に、トム・オニールさんはグラミー主要部門を僕と同じく3部門当てたので、彼の予想を軸にたててみました。今年は、クリント・イーストウッドの『ミリオンダラー・ベイビー』がかなり話題の中心になるような気がしました。ただ主演男優はジェイミー・フォックスです! (笑)  アカデミー賞は約5800人のアカデミー会員が投票。すでに投票は終わり、後は集計を待つのみ。 アカデミー賞は2005年2月27日(日曜・アメリカ時間東部時間夜8時から=日本時間28日月曜午前10時から)、ロスアンジェルスのコダック・シアター(キャパシティー約3300)で行われる。生中継は、今回はアメリカABCが担当。 オスカーのオフィシャルサイトhttp://www.oscar.com トム・オニールの予想と解説http://www.goldderby.com/pundents/Oscars2005/TomOneil.asp 01.BEST PICTURE“The Aviator”“Finding Neverland”本命- “Million Dollar Baby”対抗”Ray”“Sideways” 02. BEST DIRECTOR本命 – Clint Eastwood, “Million Dollar Baby”Taylor Hackford, “Ray”Mike Leigh, “Vera Drake”Alexander Payne, “Sideways”対抗Martin Scorsese, “The Aviator” 03. BEST ACTORDon Cheadle, “Hotel Rwanda”Johnny Depp, “Finding Neverland”Leonardo … Continue reading

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Talk About Ray Charles Book On “Feel ‘N’ Soul”

紹介。 レイ・チャールズの自伝『わが心のジョージア~レイ・チャールズ物語』(デイヴィッド・リッツ、レイ・チャールズ著=戎光祥出版 )はおかげさまで好評をいただいている。僕もあちこちでいろいろしゃべったりして、本の内容をご紹介しているが、先日収録したゴスペラーズのおなじみ『フィールン・ソウル』の次回放送分(2月26日土曜)では、黒沢さんと安岡さんに素晴らしい紹介をしていただいた。 一足先に、お二人には本をお渡ししていたのだが、収録の時までに読まれていて、実際に本を読んだ内容について、おもしろかったところなどが語られた。黒沢さんも安岡さんも(もちろん他のメンバーも)、本をかなり読む。黒沢さんはかなり速いらしい。彼は漫画も読むが、漫画だと速く読み終わってしまいものたりなくなることもあるという。その点、この『わが心のジョージア』は読み応えがあったそうだ。 ゲストがシンガー、アーティストの場合、CDを聞くのは比較的簡単だが、本はかなり本腰をいれないと読めない。黒沢さんは3日程度で読みきったそうだ。安岡さんはまだ読破まで行っていなかったが、レイ・チャールズのいろいろな話で盛り上がった。やはり、それぞれがシンガーという立場から、ミュージシャン・レイ・チャールズの生きかた、ミュージシャンとしての哲学などに心を打たれたようだ。特に、黒沢さんも昨年デイヴィッド・リッツが書き下ろした「ブラザー・レイ最後の日々」の部分には感動したという。 曲も2曲かかり、ひじょうにレイ・チャールズの本紹介としては、サイコー・サイコーになりました。ありがとうございます。これで、またさらに話題になると嬉しい限りです。 (この模様は2005年2月26日・土曜夜10時から東京FM系『フィールン・ソウル』で放送されます)

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Live At Club Heights (Part 2): The Back To The 70s Disco

サイコー。 黄色、緑、赤、オレンジ色のジャケットに身を包んだ4人のソウルマンが、いつも通り観客席を通りクラブ・ハイツのステージに上がった。アップテンポの「ジョイ」に続いて薔薇のスローバラード「恋はJOJO」。えーと邦題は「恋はジョージョー」でしたっけ。メンバー4人が観客席の女性の耳元でしっとり、じっとりささやきながら歌う。途中に入るセリフがけっこうアドリブが効いていて、サイコー・サイコー。(この「サイコー・サイコー」は、「恋はジョー・ジョー」中のコーラスの「サイコー・サイコー」をイメージしてお読みください) 低音ルーサーさん「本日、私たち新宿のホテルにステイしております。一緒に素敵な朝を迎えませんか」 あるいは、薔薇をもらって本物かどうか疑っている人がいれば、メロディーをつけながら「ほんものだよ~」。笑わずにはいられない。サイコー・サイコー。 そして、絶妙のディスコ・メドレー。ブラザー・トムのここにおけるパフォーマンスは、じょじょにいぶし銀の味わいを出すようになってきた。あのレコードの針飛びとか、はや回し、逆回しは芸術的だ。思い切り笑える。サイコー・サイコー。 「ドント・クライ・ベイビー」、え~と邦題は「泣くなよベイビー」でしたっけ、では、ジェイ公山のバリトンが炸裂し、マイクなしで歌うところもあった。さらに、「SILKの雨」、えーと邦題は「シルク・レイン」でしたっけ? ここでの、シルキー藤野のファルセットの爆発にはまいった。あんなにファルセットでシャウトするのは見たことがない。ファルセットでシャウトという本来同居しないものが、あの瞬間同居していた。何度かリアル・ブラッドのライヴは見ていたが、こういうのは初めてだった。サイコー・サイコー。 しかし、ブラザー・トムが言うこのセリフ、「こんなに素晴らしいのに、なぜ、売れないんですか。がんばってください、ってみんなに言われるんですけど、・・・がんばってるんですよ~~」 これに尽きる。いや、いつか絶対売れる。あのマンハッタンズだって、レコード出しつづけて大ヒットをものにしたのは、15年以上たっているんだから。がんばってね~~~。(がんばってるんだよ(怒)by Tom) サイコー・サイコー。 さて、1時間8分ほどで、まったくのブレイクなしで、スリー・ビックリーズへ。クワマンは、客席中央から1本のトランペットを持って登場。「イッツ・ア・シェーム」、「モア・ザン・ウーマン」、「ゲットアウェイ」、「ラヴ・イズ・ザ・メッセージ」と続き、やはりここでもディスコ・メドレーへ突入。ここの曲紹介を我らがDJオッシーがやった。いわゆるディスコDJ風しゃべりで、次々と曲紹介をする。サイコー・サイコー。 チェリー、ヴァニラ、ハブちゃんたち、色・黒くなってます。 「TSOP」「ル・フリーク」「ザッツ・ザ・ウェイ」「ダンシング・クイーン」「YMCA」、そして、「イット・オンリー・テイクス・ア・ミニット」。スリー・ビックリーズのパートが終った後、後半はリアル・ブラッドと共演となった。「ホワッツ・ゴーイン・オン」などをやったが、なかなか聞き応えがあったのは、スリー・ビックリーズとリアル・ブラッドのメンバーでのアカペラで歌われた「上を向いて歩こう」。これは、ハーモニーの幅があってよかった。サイコー・サイコー。 それにしても、この二組のライヴというのは、楽しい組合せだ。まさに70年代のディスコを体現したものは、みなエンジョイできる出し物と言えるだろう。70年代へタイムスリップの夜だ。さすがに観客の年齢層もかなり高めだった。サイコー・サイコー。 (2005年2月20日日曜、新宿クラブ・ハイツ=リアル・ブラッド、スリー・ビックリーズ・ウィズ・クワマン・ライヴ) ENT>MUSIC>LIVE>Real Blood, Three Bicrees With Kuwaman

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Live At Club Heights (Part 1)

呼び出し。 やられた。新宿クラブ・ハイツ。普段はキャバレーだという場所で、リアル・ブラッドとクワマン・ウィズ・スリー・ビックリーズのジョイント・ライヴがあるというので、顔をだした。しかも、クワマンのほうには、DJオッシーが、正式メンバーとして入って、ディスコヒット・メドレーをDJオッシーのナレーションでやるというのだ。 場所はコマの近く。というより、隣のビル、あの東宝会館の中だった。足を踏み入れると、これは、すごい。300席はゆうにあろうかという大きな箱だった。なによりびっくりしたのが、これだけの広さで柱が1本もないので、めちゃくちゃ見やすい。ちょうどステージを軸に扇形に客席が広がっている。普段は女の子がついて、ショウを見たりしているらしい。 7時前の開演前、楽屋におじゃました。リアル・ブラッドのトムさん。レイ・チャールズの自伝を既に読んでいただいた様子。「いやあ、素晴らしい本で、感激しました。当たり前ですけど、あの本人とほんとそのままに描かれてますね」  ブラザー・トムが横にいたオッシーに言った。「オッシー、吉岡さんをアッシー代わりに使っちゃだめですよ~。CD取りにいかせたりしたら(笑)」 これには若干の説明が必要だ。昨年だったが、ゴスペラーズの番組『フィールン・ソウル』でリアル・ブラッドの「シルクの雨」をかけることになったが、たまたま僕もオッシーも手元に見つからなかった。かけることが決まり、翌日、大阪かどこかでの公開収録で、その日の間にCDが必要になった。そこで、僕が夜、リアルのマネージャー氏のところに一枚CDを取りに行ったのだ。トムさんは、そのことを言っていたのである。 さて、楽屋にはトムさんのほか、ルーサーさん、シルキーさんと3人がいたが、なぜかジェイさんの姿が見えなかった。「あれ、ジェイさんは?」と聞くと、間髪いれず、「帰ったんじゃないか」とトムさん。いやいや、いつもおもしろい。 ライヴは実にいつもの調子で、絶好調。「シルクの雨」のシルキー藤野さんのこの日のフェイクはめちゃすごかった。ジェイさんのマイクなしの歌声も迫力満点だった。 「がんばってください、とよく言われるんですけど、がんばってるんです」とトムさんが声を張り上げる。「(こんなにいい曲があって)なぜ、売れないんだ???」 さらにヴォルテージはあがる。 名物ディスコ・メドレーの中で、ルーサーさんがMCをするところがある。「多摩ナンバー OXOXのお車、お車の移動をお願いします」 いわゆるディスコの店内アナウンスを真似ているのだ。そして、それに続いてルーサーさんは顔色変えずこう言った。「吉岡正晴さんにご連絡いたします。CDがありますので、至急、とりに来てください」  やられた。(笑) ステージからの呼び出し。 どうやら、後から聞くと、オッシーがネタをいれたらしい。悪知恵を詰め込んだ、というか。ショーが終って楽屋に行くと、ルーサーさんが「いやあ、ネタにしてすいません。でも、リスペクトしているということで…」と笑って言ってくれた。 (2005年2月20日日曜、新宿クラブハイツ=リアル・ブラッド、スリー・ビックリーズ・ウィズ・クワマン・ライヴ) ENT>MUSIC>LIVE>Real Blood, Three Bicrees With Kuwaman

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Why Did He Bring Costco’s Hotdogs

ホットドッグ。 マーヴィンが、大きなダンボールになにやらつめて、持ってきた。いつもより2時間遅いスタートなので、集合時間もそれにともない遅くなっている。銀紙で包んだ棒状のものと、いかにもコーラでもはいっていそうな大きなコップ。 「コストコ行ってきたよ~~。ホットドッグだよ~~」とマーヴィン。このところ、すっかり毎週のように、マーヴィンは家族でコストコ(会員制のディスカウント・ストア)に行っているらしい。そこで、売ってるホットドッグが大きくてうまい、という話をさんざんされていた。じゃあ、今度買ってくるよ、とは言ったものの、横浜の並木の方を経由してくると、通常の集合時刻12時にはなかなかまにあわないのだろう。 そこで、今日という日になったのか。コーラのコップには、コーラではなく、ケチャップ、マスタード、たまねぎ、ピクルスなどがそれぞれ4本に分けて入っていた。そして、10本近いホットドッグ。 いやあ、早速みんなで食べる。ケチャップ、マスタード、僕はみんなたくさんいれて、がぶっとやった。比較的大き目のホットドッグ。いやあ、ランチまだなんで、うまい! お店ではホットドッグを1本(250円)で買うと飲み物が飲み放題だそうだ。さすがに、飲み放題をテイクアウトはできないのだが。これは、ヴァリューがある。(笑) で、なんでまた? といろいろ話をしていると、こんなことが浮かび上がった。要は先週のグラミー予想、僕が4勝1敗で勝ったので、今日バリカンをお持ちします、とメールしていたのだが、マーヴィンは、それはかんべんしてくれ、代わりに納豆を食べる、といっていたのだ。ところが、やはり納豆もいやで、その代わりに、みんなにホットドッグを持ってきて、バリカンの刑も、納豆の刑も逃れようという魂胆らしい。 しかし、そうかあ。グラミー予想の負けをホットドッグでチャラにしようとしたわけだ。うまいことを考えたものだ。 僕はいつも日曜の仕事前には、魚藍坂下のメゾンカイザーのパンをいくつか買っていくのだが、昨日はひとかけらそれを食べた後に、ホットドッグを1本食べたら、超おなかいっぱいになってしまった。すると、マーヴィンはこれを2本でも3本でも食べるらしい。やはり、胃袋のパワーが違うな。で、僕は1本食べたら、眠くなってしまいましたとさ。 グラミー予想の検証では、僕がレイ・チャールズの8部門を当てたことを始め、ことごとく当たったので、マーヴィンの「インサイダー取引でもあるんじゃないの」説が馬鹿受けであった。確かに本命と対抗で7割以上当てるというのは、並のことではない。ちなみに、アメリカでアンディーという人が43部門を予想し、当たりが22部門だった。これはすごい。しかも、この彼のすごいのは、主要4部門を「アルバム」と「ソング」を当てていた。ジョン・メイヤーの「ソング」をだ。来年度は彼の予想をじっくり研究することにした。(笑)  グラミー&ホットドッグス…。これはなかなか興味深い組合せだ。

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Got Region Free DVD Player For Movie “RAY” DVD

リージョンフリー。 待望のリージョンフリーのDVDを購入した。アメリカで発売前に予約して、もう2週間も前に到着していた映画『RAY/レイ』のスペシャル・エディションDVD。しかし、やはり僕のDVDプレイヤーでも、また、パソコンでも再生できずに、もんもんとしていて、はやくリージョンフリーのDVDを買おうと思っていたところだ。 友人から、39800円くらいであると聞いていて、昨日、秋葉原にでも行こうかと思っていたが、ネットでいろいろ調べていると、29800円とか19800円とか12800円というのがでてきた。最後には、なんと5980円のものを発見。しかも、販売先が、うちから目と鼻の先の五反田ときた。神の恵みか。 http://dvdplayer.jcbus.com/region_dvd.html さっそく、電話して、直接買いに行ってもいいかと尋ねると、ここには現物はないが、倉庫からもってくるので夕方ならいい、と言われ、夕方買いに行った。直接買わずとも、配送・無料キャンペーンをやっているので、同じだが。 夕方、その事務所に行ってみると、よくある雑居ビルの普通の事務所だった。感じよく応対してもらった。どうやら、中国関係の貿易などをやっているらしい。「なんで、こんなに安いの?」と聞くと、「中国製だから」。「すぐ、壊れない?」 「大丈夫ですよ。壊れたら、電話ください。保証期間中だったら、交換しますよ」 何台くらい売れたのかと聞いてみると、すでに1000台以上売れているそうだ。そりゃあ、これは売れるわ。(笑) 今日も、安いリージョンフリーを見つけたと言ったら、ソウルメイトSが自分も欲しいというので、2台買っといた。 家に戻り、テレビにつないで見ると、しっかり映る。当たり前だ。嬉しい! これで、ばんばん、アメリカ盤のDVDが気兼ねなく買える。 このDVDには、映画(ロング・ヴァージョンになっているらしい)のほか、出演者、スタッフなどのインタヴューも収録されている。映画本編には、残念ながら日本語の字幕はなかったが、スペイン語、フランス語、英語の字幕がある。 じっくり見てから、また感想を書いてみたい。 ENT>MOVIE>REVIEW>Ray

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America’s Good Old Conscience: Soul Of Bill Withers

良心。 「ジャスト・ザ・トゥー・オブ・アス」を歌ったビル・ウィザースはいい声を持ったシンガーだ。ソウル・シンガーというには、微妙な位置付けで、フォーク・ソウル・シンガーとも言えるような作品を生む。アコースティック・ギターを片手に歌う彼は、ゴスペルとフォークを融合させたようなシンガー・ソングライターだ。そこがとてもユニークで、他に似た人物はまったくいない。ワン&オンリーとは彼のことである。 彼は1970年に32歳にして初ヒット「エイント・ノー・サンシャイン」を出し、いきなり、スターダムにのし上がるが、その後、77年まで活躍して、音楽活動を止めてしまう。レコード会社とのトラブル、さらにそこから生まれた人間不信が最大の原因だ。 3年後の80年に、「ジャスト・ザ・・・」をゲストとして録音し、また沈黙。85年にアルバム『ウォッチング・ユー…』を出すが、結局そのアルバムが彼の現在までのところ最後のアルバムとなっている。約15年の間にちょうど10枚のアルバムしかだしていない。85年以来、20年間、新録による新作がない。ライヴもやらない。 だが、彼は音楽を愛し、おそらく、余暇にはギターでも爪弾きながら歌っていることだろう。 彼のベストアルバム『ザ・ベスト・オブ・ビル・ウィザース~リーン・オン・ミー』(ソニー、SRCS 9814、200年9月日本発売)にデイヴィッド・リッツが書いたひじょうに素晴らしいライナーノーツがあり、そこに彼がなぜ歌うのを止めたかが書かれている。 一言で言えば、「クレイジーな音楽業界にすっかり嫌気がさした。嘘で固められた業界から足を洗いたい」ということだ。彼は70年から77年までの激動の8年余を、「時代を映した小さな窓」と呼ぶ。 ビルは、ウェスト・ヴァージニア州という素朴な田舎街に生まれ、純情に育ったひじょうに繊細な男だ。大都会の空気にはなじめなかったのだろう。また、彼は吃音(きつおん=どもりのこと)が常に心の悩みだった。そのことを馬鹿にされ、引きこもりぎみになったこともある。しかし、「自分を馬鹿にするような連中よりも、自分には言葉の使い方に才能があることを悟った」のだ。 デビュー曲「エイント・ノー・サンシャイン」が大ヒットし、ちょうど、彼は新しいキーボード、ウォーリッツァーを買ったところだった。まだ、ダンボールから出したばかりのそのキーボードを鳴らしているとふと、コードを思いつき、メロディーが浮かび上がった。子供の頃、聴いた教会の音楽がどこからか沸いてきた。野の木々、険しいアパラチアン山脈、埃だらけの鉱山。そんな景色と、人々の顔が浮かびあがり、曲が出来上がっていった。 メッセージは、彼の故郷の人々との生活を描写したものだった。つまり、彼の故郷では、誰もが誰もを助けていた。何かが足りなければ、誰かがそれを助けた。お互いがいつも、お互いを助けていた。そして、出来上がったのが、「リーン・オン・ミー(僕を頼って)」(72年の大ヒット)だった。 この素朴ながら普遍的なメッセージは、今では見られなくなったアメリカの良心だった。そして、この音楽は、ビル・ウィザースというひとりの人間の性格を、見事に映し出した作品のひとつとなった。 「音楽とは、人を映し出す小さな窓」。ビル・ウィザースの作品群はまさに彼と言う人間性を映し出す小さな窓である。 +++++ Lean On Me (1972)Written And Sung By Bill Withers Sometimes, in my lives We all have pain, we all have sorrow But, if we are wise We … Continue reading

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Poster For Two Caribbean Islands

ポスター。 先週の「山野ミュージック・ジャム」でご紹介したのが、グローヴァー・ワシントン・ジュニアの81年のアルバム『ワインライト』だった。ここからの大ヒットと言えば、「ジャスト・ザ・トゥ・オブ・アス(邦題、クリスタルの恋人たち)」だ。この曲は素敵なラヴソングだが、元々、スタジオに貼られていた一枚のポスターから作られた作品だ。 ラルフ・マクドナルドがニューヨークのスタジオでセッションをしていた時、その壁に一枚のポスターが貼ってあった。それは、カリブの二つの島の観光宣伝ポスターだった。二つの島はそれほど経済的に裕福ではなかったが、地理的な関係から手を組んで観光客を誘致しなければならなかったために、一枚のポスターで両島の宣伝をしていた。 そして、そのポスターのコピーがしゃれていた。それが「ジャスト・ザ・トゥー・オブ・アス」(我々二島で)という言葉だった。このキャッチにぴんと来たマクドナルドはすぐに一曲書いた。カリブ風の音を使い、「ジャスト・ザ・トゥー・オブ・アス」を男女の恋人たちに変えて、ラヴソングに仕立て上げようとしたのだ。 さっそく、親友のビル・ウィザースに連絡し、歌詞を共同で作ることになった。こうして出来上がった作品は、サックス奏者グローヴァー・ワシントンに提供された。グローヴァーはそれまでほとんどインストゥルメンタルだけでレコードを発表していたが、ここでビル・ウィザースをヴォーカルに起用。この「ジャスト・ザ・トゥー・オブ・アス」を歌ってもらうことにしたのだ。 これは、グローヴァーにとっても最大のヒットに、また、ビルにとっても久々の大ヒットとなった。 この曲の日本のレコード会社の担当者は、「ジャスト・ザ・トゥー・オブ・アス」に邦題を付けた。それが、「クリスタルの恋人たち」だ。ちょうど、この頃、新人作家・田中康夫氏(現・長野県知事)がデビュー小説「なんとなくクリスタル」を発表し、大ヒットさせていた。そこで、この「ジャスト…」にも、「クリスタル」という単語がでてくること、ジャケットがおしゃれなワインの写真ということで、「クリスタルの恋人たち」というタイトルになったのだ。24年前のことである。 これが大ヒットしてから18年後の1999年12月17日、ワシントンはテレビ番組の収録中に56歳で急死した。 +++++ 「ジャスト・ザ・トゥ・オブ・アス」サックス・グローヴァー・ワシントン・ジュニア歌・ビル・ウィザース、 瞼(まぶた)に映る天から降り注ぐクリスタルの雨粒日差しのかなたから見える煌めくその雨粒の美しいことよ時に君に想いを寄せれば、心に広がる七色の虹君とともに時を過ごしたい 君と二人だけで君が望めば、二人きりになれる君と二人きりに僕たちが望めば、天空に夢の城を作ることだってできる君と僕と、二人きりで 僕たちが愛を求めれば、涙はいらない涙とは命なき水命なき水から花は育たない 待ち望む者には訪れる幸運だが、待ちすぎる者には傍らを過ぎ去る幸運だから、僕たちは全力で幸運をつかみに行かなければ 君と二人だけで君が望めば、二人きりになれる君と二人きりに僕たちが望めば、天空に夢の城を作ることだってできる君と僕と、二人きりで かすかに聞こえる回廊の窓に落ちるクリスタルの雨粒の調べ雨粒が朝露に変わり、夜が明け、太陽が微笑む時、君と一緒にいたい君と二人きりで (訳詞・ザ・ソウル・サーチャー) Just The Two Of UsBy Grover Washington, Junior (Written By Ralph MacDonald, William Salter, Bill Withers) I see the crystal raindrops fall And … Continue reading

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For Jimmy Smith: Master Of Hammond B3: He Never Changed

追悼。 ファンキー・ジャズのオルガン奏者、ジミー・スミスが先週亡くなった。このところ、グラミー関連の記事で少しばかり後回しになってしまったが、僕がジミー・スミスを最後に見た時のライヴの感想文があるので、それをご紹介しておきたい。 時は2001年1月、およそ4年前のことである。よく覚えているのが、足が弱っていて、ステージに上るときに自分の足を「よっこらっしょ」と自分の腕で持ち上げていたシーンだ。「ああ、本当に年を取って、足腰が弱ってるんだなあ」と思った。 だが、そんな彼もステージにあがり、ハモンドB3オルガンの前に座って演奏し始めると、見事だった。 ジミー・スミスは1925年12月8日、ペンシルヴェニア州ノリスタウン生まれ。2005年2月8日、アリゾナ州スコッツデールで死去。79歳。 (なお、下記原稿は、当時書いて未発表だったものです) +++++ 達人。 どうにもならないようなしわがれた声で「コンバンワ、アリガトー」。ジミー・スミスは健在だった。御年75。ステージに上がるのにも一苦労するような翁が、中央のオルガンの前に座り、ほとんど軸もぶれずに、時折、「アー」とか「ウー」とか声を出しながら、キーボードを弾く。客席からでは、オルガンがステージの上にあるために、指裁きなどがまったく見えない。だから、本当に演奏しているのだろうかと疑ってしまうほどな動きしかしない。だが、もちろん、ハードにヘヴィーに、そして、ファンキーに彼は演奏している。 「新作アルバム『ドット・コム・ブルーズ』からの曲なんだがな。ブルーズなんだよ。あんたがたは、ブルーズが好きなんだろ? ワシャあ、ブルーズは嫌いだ」と言ってブルーズ・ナンバーをプレイする。茶目っけたっぷりのジミーらしいセリフだ。 足腰は弱っていて歩くにも不自由なジミーでも、一度オルガンの前に座れば、その指裁きは、ばりばりの現役だ。その指先から出て来るオルガンの音は、観客をのらせるに充分だ。 新作『ドット・コム・ブルーズ』でも共演している若手ギタリスト、ラッセル・マローン、ベースのレジー・マクブライドを従え、ジミーは、余裕の親分ぶりを見せる。 やはり新作からの「8カウンツ・フォー・リタ」は、昨年も披露していた。録音直後だったのだろう。観客の半分に「1.2.3.4...」とカウントさせ、一方、もう半分に「8.7.6.5...」と逆にカウントさせる。 「8.7.6...(わからなくなる)ワシャアしっとるよ。あんたらも、しっとるだろ」と言ってニヤリ。 ちょっとしたコメディアンさながらだ。 半世紀もの間、これだけのファンキー・オルガンをまったく同じようにプレイし続けるその継続性に、リスペクト、としかいいようがない。 ハモンドB3の達人。「変わらぬものに、美しさあり」 これを如実に物語っている夜だった。時代のほうが回転して、また、彼を求めることになった。 (2001年1月30日(火曜)ファーストステージ ブルーノート東京=ジミー・スミス・ライヴ) ジミー・スミス訃報記事 http://www.billboard.com/bb/daily/article_display.jsp?vnu_content_id=1000797113 _Edited By Jonathan Cohen. February 09, 2005, 3:05 PM ET Organ Legend Jimmy Smith Dies Legendary Hammond B-3 organ … Continue reading

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Praise For Myself: How Was The Result Of Predictions?

結果。 さて、今日は自画自賛の巻。(笑) 各方面のグラミーの予想がどれくらい当たったかを検証してみます。 カニエは10のノミネートから、結局筆者の予想通り3部門の獲得。アッシャーは8のノミネートから3部門の獲得。アリシアが4部門の獲得。そして、レイ・チャールズのアルバム『ジニアス・ラヴズ・カンパニー』が関連部門を含め8部門を獲得した。 レイの8部門獲得予想は怖いくらい当たった。アッシャー予想4部門、アリシア3部門はちょうど逆になった形。カニエは2-3部門という予想が3部門。グリーン・デイの3部門は最終的に1部門。2部門ともU2に敗れた。これは、あり得る展開か。我ながら、よく読んだなあと思う。 主要4部門は過去3年を振り返ると、2003年は4部門、2004年は2部門、そして、今年は3部門と、見事な当選確率です。 マーヴィンとの対決は、レコード、ソング、ベストニューアーティストで僕の勝ち、ソングは引き分け。R&Bは男性が僕の勝ち、ベストR&Bソングでマーヴィンの勝ち、他2部門は引き分け。吉岡の4勝1敗3分だ。ということで、僕は坊主にならなくてすむ。(笑) 他の予想者がどうだったかも、検証してみました。AP通信の二人デイヴィッド・ボウダーとネケサ・ムーディー記者。2人とも全滅、0でした。 ポール・グレイン。ビルボード。「アルバム」「レコード」を当てました。チャック・アーノルド。ピープル誌。「アルバム」のみ。エドナ・ガンダーソン。USAトゥデイ。「アルバム」のみ。シャーリー・ハルペリン。USウィークリー。「アルバム」と「新人賞」。トム・オニール。グラミー賞の本・著者。「アルバム」「レコード」「新人賞」の3部門!クリス・ウィルマン。エンタテインメント・ウィークリー。「アルバム」「新人賞」。 全員がアルバムを当てたのですが、「ソング」を当てた人はひとりもいない。それだけ、ジョン・メイヤーの「ドーターズ」は、大穴だったいうことなのでしょう。3部門を当てたトム・オニールはすごいですね。さすが、グラミーをよく知っている。 これとは別に、ずいぶん前にレコード会社のBMGが、グラミーを当ててIPODを貰おうという企画をやっていて、15部門の予想を集めていて、僕も応募したんですが、これは15部門中11部門が的中していました。はずれたのは、「ソング」「ポップ・パフォーマンス・グループ」「ベスト・ロック・ソング」「ベストR&B男性」(アッシャーを予想して、プリンスが受賞者)。 インターFMのホームページでの予想は、新人賞だけが当たった。 さて、予想だけしておくだけではなんなので、次回『ソウル・ブレンズ』でも、今年のグラミーを検証することにしました。午後1時から3時は、『グラミー特番』(大友博さん)があり、その後3時からの『ソウル・ブレンズ』で、主要4部門、さらにR&B部門、その他のいくつかの注目される部門の受賞者を紹介します。また。今年のグラミー賞を「ソウル・ブレンズ的に」総括してみます。 +++++

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Big Night For Ray Charles: The Last God Blessing For Brother Ray: 47th Grammy Award

「最後に訪れた神の祝福」 祝福。 73年の生涯で最期にリリースしたアルバムが、生涯最大のヒットになり、そして、生涯最高の栄誉を得ることになった。 第47回グラミー賞は、レイ・チャールズの夜になった。生放送が始まる前に、事前発表ですでに6部門を獲得しており、残るはもっとも注目される主要4部門のうちの2部門「レコード・オブ・ジ・イヤー」と「アルバム・オブ・ジ・イヤー」を取れるかにかかっていた。 アリシア・キーズが自分の持ち歌「ユー・ドント・ノウ・マイ・ネーム」を歌い終えマイクに向かった。「では、ジェイミー・フォックスとクインシー・ジョーンズをご紹介します!」 映画『レイ』で見事な演技を見せたジェイミーが舞台袖から登場、指揮棒を持つクインシーの横を通り、白のグランドピアノに進んだ。マイクを自分の位置に合わせ、「古き友人のために」と言ってピアノを弾き始めた。アリシアとピアノを挟んで向かい合い、「ジョージア・オン・マイ・マインド」が始まった。ジェイミーとアリシアの熱唱が、ステイプルズ・センターの聴衆の心を一気につかむ。オーケストラを指揮するブラザー・レイの親友、クインシー・ジョーンズは黒のタキシードのボタンをしめて指揮棒を振る。 二人の熱唱が終ると、アリシアとジェイミーはピアノの前に進み、抱き合った。聴衆はスタンディング・オヴェーションを送る。クインシーがしめていたタキシードのボタンをはずし、自慢げに胸を広げた。すると、ブラザー・レイの顔が描かれたTシャツが姿を現した。クインシー、ジェイミー、アリシアそして、レイ・チャールズのソウルがひとつになった瞬間だった。 「ソング・オブ・ジ・イヤー」の発表、アッシャーとジェームス・ブラウンのライヴが終わり、いよいよ「レコード・オブ・ジ・イヤー」の発表になった。ノミネートが読み上げられ、シェリル・クロウが 受賞者の書かれた封筒を開ける。「レイ・チャールズ、そして、ノラ・ジョーンズ!」。 「もう泣きそうだわ。音楽の素晴らしさを見せつけてくれたわ」とノラはステージで言った。一昨年の主要4部門独占を果たしたノラ・ジョーンズの感慨深いグラミー受賞だ。そして、白人ブルース・シンガー、ボニー・レイットはキーボード奏者、ビリー・プレストンとともにレイ・チャールズへのトリビュート、「ドゥ・アイ・エヴァー・クロス・ユア・マインド」を歌った。この曲はアルバム『ジニアス・ラヴズ・カンパニー』でも、ボニーがレイとともに歌った曲だ。 ボニーがしっとりと歌う。「私が、一度でもあなたの心をよぎったことがあるかしら。ふとした場面で、あなたの記憶の引き金をひいたことがあるのかしら。この長い年月、あなたはどうしているの」 バックでビリーのハモンド・オルガンが響く。かつて、レイ本人のバックをつけていたこともあるビリーの動きが心なしかレイを思わせる。 そして、最後に残った部門は、「アルバム・オブ・ジ・イヤー」だ。ここには700万枚以上というセールスを誇る強敵のアッシャーがいる。300万枚のアリシアも、さらにグリーン・デイも、10のノミネートのカニエ・ウェストもいる。いずれが来てもおかしくない最難関の部門だ。今歌を歌ったばかりのボニーと俳優のゲイリー・シニーズが壇上に上がった。 そして、封が切られた。「『ジーニアス…』」 レイットの声が一瞬止まった。そして、二人で声を振り絞った。「『ラヴズ・カンパニー』!」 レイ・チャールズの『ジーニアス・ラヴズ・カンパニー』が8部門目の受賞を果たした。他界したアーティストがこの「アルバム部門」を受賞したのは、82年のジョン・レノン以来のことだった。これによって、レイのグラミーは17個(関連受賞3部門は数にいれていない)になり、歴代8位タイとなった。グラミー賞のショウのエンディングにふさわしい今年を象徴するレイ・チャールズの受賞だった。 自伝『わが心のジョージア~レイ・チャールズ物語』の「ブラザー・レイ最後の日々」では、レイ・チャールズの死を悟った心の内が明かされる。それを読んだ時、僕はブラザー・レイは、この『ジーニアス・ラヴズ・カンパニー』が彼にとっての遺作となることをまちがいなく知っていたことを確信した。同じくあの映画『RAY/レイ』も彼にとっての最後の映画となることがわかっていたのだろう。ひょっとしたら、その映画の完成を「見ること」なく、旅立つかもしれないと思っていたに違いない。 そんな彼は、2005年2月13日、この日に、ここで、ここに集まったすべての音楽業界人からこうして祝福されることを知っていただろうか。彼はきっとこう言うに違いない。「いやあ、ワシはただ昔から仲の良い友達と、好きな曲を録音しただけだよ。それがみんなに受け入れれば、それもいい。だが、受け入れられなくても、かまわない。なぜなら、(レコーディングした)彼らと楽しいひと時をすごせたんだからな」  73年の人生でずっと自らに「神の祝福」はなかったと感じていたレイ・チャールズは、この日、まちがいなく大いなる「神の祝福」を感じたことだろう。それは彼に「最後に訪れた神の祝福」だ。 ENT>MUSIC>AWARD>GRAMMY>47th Winners +++++

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Grammy Goes To: 47th Grammy Award Winners (Part 2)(速報)

グラミー賞受賞者(速報)(パート2) グラミー賞、受賞リストパート2、ここでは16部門。本命対抗の表示なきものは、わからないので、棄権。パート1で27、パート2で16の計43部門。さらに追加3部門したので、計46部門にエントリー。 Field 10 – JazzCategory 45 – Best Contemporary Jazz Album 対抗・Journey/Fourplay★勝者★・Unspeakable/Bill Frisell・In Praise Of Dreams/Jan Garbarek本命・The Hang/Don Grusin・Strength/Roy Hargrove (The RH Factor) Field 10 – JazzCategory 46 – Best Jazz Vocal Album ・American Song/Andy Bey・Twentysomething/Jamie Cullum本命・Accentuate The Positive/Al … Continue reading

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Grammy Goes To: 47th Grammy Award Winners (Part 1)(速報)

グラミー賞受賞者(速報)(パート1) 第47回グラミー賞授賞式が13日(日曜)(日本時間、14日午前10時から)、ロス・アンジェルスのステイプルズ・センターで行われた。アッシャー、ジェームス・ブラウン、ジョス・ストーン、ボニー・レイット、スティーヴィー・ワンダーなど多数のアーティストがライヴ・パフォーマンスを見せた。パフォーマンスの中では、ジャニス・ジョプリンにトリビュートしたジョス・ストーン、ボニー・レイットのものが素晴らしかった。また、ジェイミー・フォックスのレイ・チャールズの「ジョージア・オン・マイ・マインド」もスタンディング・オヴェーションを得た。 レイ・チャールズ関連は、ノミネート10のうち、1部門(「ベスト・トラディショナルR&Bヴォーカル・パフォーマンス」)を除いて、主要2部門を含め、すべて獲得。1部門は、プリンスに敗れた。レイ・チャールズとして5部門、関連(受賞者はエンジニア)で3部門計8部門獲得という大量受賞となった。カニエは3部門、アッシャーは3部門、アリシア4部門、グリーン・デイは1部門となった。グリーン・デイは、2部門でU2に敗れた。 また筆者の予想結果は、46部門の予想で、本命で26部門的中(.565)、対抗で7部門(.152)、計33部門で、7割1分7厘。本命で4割、対抗を含めて6割を超えた。 主要4部門のうち、アルバム、レコードは結局、予想通りレイ・チャールズへ。しかし、ソング部門は、ダークホース的なジョン・メイヤーに行った。 また、過去12回のノミネートがことごとく却下されてきたロッド・スチュワートはついに13回目にして、初グラミーを獲得した。部門は「ベスト・トラディショナル・ポップ・ヴォーカル・アルバム」。対象はアルバム『グレイト・アメリカン・ソング・ブック・ヴォリューム3』。 受賞者の完全なリストは次のところ。http://www.grammy.com/awards/grammy/47winners.aspx また、筆者が予想した部門の受賞者は次の通り。(パート1と2にわけます) 47th Annual GRAMMY AwardsFinal: Winners List General Field Category 1 – Record Of The Year ・Let’s Get It Started/The Black Eyed Peas★勝者★本命・Here We Go Again/Ray Charles & Norah Jones・American Idiot/Green Day・Heaven/Los Lonely Boys対抗・Yeah!/Usher … Continue reading

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Additional Predictions To 47th Grammy Awards:

追加。 詳細にノミネートを見ていて、次の3部門を追加予想することにした。これで、今年は46部門のエントリーになる。 今年のグラミーでは、ツナミ・ファウンド・レイジングと銘打ったオールスターのライヴが行われる。ここには、ボノ、スティーヴィー・ワンダー、ノラ・ジョーンズ、アリシア・キーズ、ヴェルヴェット・リヴォルヴァー、ティム・マグロウ、ブライアン・ウィルソン、アル・グリーンなども参加。 他にジョス・ストーンとメリサ・エスリッジがジャニス・ジョプリンへのトリビュートを歌う。また、グラミー、アカデミーの両アワードにノミネートされたジェイミー・フォックスがアリシア・キーズとともに、歌う。これもレイ・チャールズの曲になるのだろうか。曲はまだ明らかにされていない。 さらに、ジェームス・ブラウンとアッシャーがともにステージに立つ。これは新旧のR&Bキングの共演と言ってもいいだろう。 グラミー賞発表は、2月13日日曜午後8時(アメリカ東部時間=日本時間14日午前10時)から、ロス・アンジェルスのステイプルズ・センターで行われる。 Field 4 – RockCategory 16 – Best Rock Performance By A Duo Or Group With Vocal ・Monkey To Man/Elvis Costello & The Imposters・Take Me Out/Franz Ferdinand本命・American Idiot/Green Day・Somebody Told Me/The Killers対抗・Vertigo/U2 Field 4 – … Continue reading

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If I Could Turn Back The Hands Of Time:

シカゴ。 タイロン・デイヴィス、ジミー・スミス、そして、オージー・デイヴィスと3人の訃報が一挙に届いた。ジミー・スミスは2001年1月に見たのが最後か。また、オージー・デイヴィスはスパイク・リー監督の一連の作品群での出演が記憶に新しい。なんと言っても、『ドゥ・ザ・ライト・シング』でのメイヤー役は印象に残っている。 タイロン・デイヴィスは、70年代初期から多数のヒットを放ってきたソウル・シンガー。僕がかなりソウルにのめりこむまえに、普通にポップスを聴いていたころ、買ったソウルのシングル盤の一枚が「ターン・バック・ザ・ハンズ・オブ・タイム」だった。70年のヒットである。たしか「時を戻して」といったような邦題がついていた記憶がある。いつ買ったかは覚えていないが、どこかにそのシングルはあるはずだ。先日のイヴェント「メロー・ライダーズ」でも、「ターン・バック…」をかけた。 もちろん、その頃は、タイロンがシカゴ出身のソウル・シンガーだとか、シカゴ・ソウルの新世代の代表的シンガーだなどとはまったく知らなかった。それから、2年後くらいにシャイ・ライツの「ハヴ・ユー・シーン・ハー」を入手した。そして、どちらもシカゴ・ソウルで、ブランズウィックというレーベル(タイロンのシングルは、正確にはブランズウィック傘下のデイカーというレーベル)から出ていることを知った。 なんと言っても、声がいい。アルバム『ターン・バック・ザ・ハンズ・オブ・タイム』はタイロンの作品の中でも名盤として知られる。そしてこのシカゴのバックミュージシャンたちが醸し出すサウンドが最高だ。アレンジは、トム・トム・ワシントンとウィリー・ヘンダーソン。トム・トムは後にアースの作品のアレンジなどもてがける。チャールズ・ステップニーなどとも知り合いだ。サウンドのミキシングは、なんと後にクインシーの右腕となるブルース・スウイーデンではないか。 同じシカゴ出身のR・ケリーは「ターン・バック・ザ・ハンズ・オブ・タイム」という重厚なバラード系の作品を出した。これなど、完全にタイロン・デイヴィスの作品にインスパイアーされてできた作品だろう。メロディー、曲調、歌詞などすべて違うが、シカゴという土地の香りが同じだ。 「(イフ・アイ・クド)ターン・バック・ザ・ハンズ・オブ・タイム」は、もし時を戻すことができれば、という意味。もし時を戻すことができれば、一度でいいから彼のライヴを見てみたかったものだ。 ご冥福をお祈りしたい。 ENT>OBITUARY>Davis, Tyrone/2005.Feb 9

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Who Will Be The Biggest Winner At Grammy?

マルチ勝者。 いよいよグラミー賞授賞式が13日、日曜(日本時間月曜朝10時)と迫ってきたが、今年も盛大なライヴ・パフォーマンスが行われる。司会はクイーン・ラティーファ。 今日は、多くのノミネーションを得ているカニエ・ウェスト(10ノミネート)、レイ・チャールズ(関連で9部門、10ノミネート)、アッシャー(同8)、アリシア・キーズ(同8)、グリーン・デイ(6)、ノラ・ジョーンズ(5)などに的を絞って彼らがどれくらい獲得できるか展望してみよう。題して、誰が第47回グラミーの最大の勝者になるか。マルチ・ウィナーは誰か。 まず、カニエだが、10ノミネートを得ているが、あらゆる部門で強敵アッシャーとバッティングするので、なかなか数が取れないだろう。かろうじてカテゴリー31の「ベスト・ラップ・ソロ」、同34の「ベスト・ラップ・ソング」、同35「ベスト・ラップ・アルバム」あたりで、最終的には2-3部門の獲得か。 それに比べてレイ・チャールズ関連は、「レコード」「アルバム」の最難関を突破すると、9部門受賞という可能性も見える。これまで単年度の最大記録は、マイケル・ジャクソンの8部門だから、それを上回る可能性がある。やはり、ここは「レコード」「アルバム」が1勝1敗で8部門獲得か。最低5部門は取るだろう。ただし、エンジニア部門など3部門はレイ関連の作品ではあるが、受賞者はレイではない。 アッシャーも大量受賞が可能だ。「レコード」「アルバム」以外で、カテゴリー24「ベストR&B男性」、「ベストR&Bグループ」「ベストR&Bソング」「ベスト・コンテンポラリーR&Bアルバム」4部門が有力。ひとつのカテゴリーでの複数ノミネートがあるので、「レコード」「アルバム」をとったとして最大6部門。最初の4部門のうち、3部門、「レコード」「アルバム」は1勝1敗で、アッシャーは計4部門の獲得と予想する。 アリシアは「ソング」以外で、「ベストR&B女性」「ベストR&Bグループ」「ベストR&Bアルバム」が有力。したがって、3部門の獲得か。 グリーンデイは、「レコード」「アルバム」以外で「ベストロック・グループ」「ベスト・ロック・ソング」「ベスト・ロック・アルバム」の獲得が有力。したがって、3-4部門の受賞か。 さて、多くのライヴパフォーマンスが見られるが、先日の津波被害のためのオールスターによるライヴ・パフォーマンス、また、レイ・チャールズ・トリビュート(ボニー・レイットとビリー・プレストン)などが注目される。ひょっとすると、ビデオ映像に合わせて、ノラ・ジョーンズが「ヒア・ウィ・ゴー・アゲイン」をステージで歌うかもしれない。そうなると、会場は感動の渦が巻き起こりそうだ。 総括すると、今年のグラミーの最大のウィナーはレイ・チャールズということになりそうだ。そして、ライヴとしてはアッシャーが大きな喝采を浴びるだろう。 いよいよ日本時間2月14日、午前10時発表開始。ライヴでは、約10部門が発表されるが、ライヴの席上で発表されない残る97部門などに関しては、10時の時点でインターネットなど他の媒体で発表される予定だ。 ENT>MUSIC>AWARD>GRAMMY>47th

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Tyrone Davis Died At 66, Also Jimmy Smith, Ossie Davis Died

ソウル・シンガー、タイロン・デイヴィスが9日、オルガン奏者、ジミー・スミスが8日死去した。また、俳優オージー・デイヴィスも先週金曜(4日)マイアミで死去していたことがわかった。 +++++ 重鎮。 昨年(2004年)9月に心臓発作で入院していたシカゴ・ソウルの重鎮、R&Bシンガー、タイロン・デイヴィスが2月9日(水曜)、シカゴのヒンズデール病院で死去した。66歳。デイヴィスは、これまで心臓発作を何度か起こしていた。 タイロン・デイヴィスは、1938年5月4日ミシシッピー州グリーンヴィル生まれ。ミシガン州サギノウで育った。幼少の頃はゴスペルを歌っていたが、元々はブルース・シンガー、フレディー・キングの運転手をしていた。62年にその仕事を辞め、本格的にシンガーとして地元を中心に活動を始めた。 68年、シカゴの有力プロデューサー、カール・デイヴィスに見出され、彼のプロデュースでブランズウィック・レコード傘下デイカー・レーベルから同年12月「キャン・アイ・チェンジ・マイ・マインド」をリリース。これがいきなりソウル・チャートで1位になり、瞬く間にスターの座についた。さらに70年、「ターン・バック・ザ・ハンズ・オブ・タイム」が再びソウルで1位を獲得。これは、ポップ部門でも3位を記録。人気R&Bシンガーとなった。同曲は、後にRケリーの同名曲のヒントとなった。 その後もコンスタントにヒットを放ち、70年代を通して、安定した人気を獲得。特にシカゴソウルのアレンジと、ハスキーでソウルフルな歌唱が大きな魅力。76年、デイカーからコロンビアへ移籍。79年には「イン・ザ・ムード」の大ヒットを放った。その後もハイライズ、オーシャン・フロント、フューチャーなどのインディ・レーべルから作品を出しつづけていた。 妹のジーン・デイヴィスは、ソウル・グループ、ファクツ・オブ・ライフのメンバー。 60年代初期からデイヴィスと知り合い、親友でもあるソウル・シンガー、オーティス・クレイはデイヴィスが入院してから週に2-3回、見舞いに訪れていた。クレイはこう言う。「私は実の弟を2002年12月に亡くした。だが、タイロンは心から私の兄弟だ」 クレイは、昨年11月中旬にデイヴィスの治療費を集めるチャリティー・イヴェントをおこなった。ここには、ジェリー・バトラー、ココ・テイラー、バディー・ガイなどが出演した。 また、彼のプロデューサーで育ての親でもあるカール・デイヴィスはこう振り返る。「彼は、当初レコードのクレジットにタイロン・ワンダー・ボーイとしてくれ、と言った。だが、それはよくないということで、本名を尋ねた。するとタイロン・フェットソンという。それも芸名にはふさわしくなかった。彼が私のファミリー・ネームを聞いてきた。デイヴィスだというと、それでいい、と」 こうして、彼はタイロン・デイヴィスになった、というわけだ。 デイヴィスは98年に、約2年間の前立腺癌の闘病生活に打ち勝ち、快気祝いをしていた。 葬儀の日取りなど未定。 +++++ タイロン・デイヴィスの訃報記事。 http://www.suntimes.com/output/entertainment/cst-ftr-davis10.html Smooth singer helped define romantic Chicago soul sound February 10, 2005 BY DAVE HOEKSTRA Staff Reporter Advertisement Tyrone Davis, one of the preeminent figures … Continue reading

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Soul Jam Vol.2

イヴェント。 ソウル・サーチンのBBSなどにも時々顔を出される高橋たくみさんが主催する「ソウル・ミュージック・ビギナーのためのイヴェント」、「ソウル・ジャム、ヴォリューム2」が来る3月26日(土曜日)、都内で行われます。詳しくは下記サイトで。 http://kabocha.org/sweetsoul/ssc/ssc-jam.html もっと沢山の人達の耳に、ソウル・ミュージックを耳にしてもらう機会を作りたい、もっと一般の人達がソウル・ミュージックに親しみやすい場を作り出したい、という趣旨で、気軽にソウル・ミュージックを聴いて、その良さを楽しむイヴェントです。第一回は2003年5月に行われました。およそ2年ぶりということになります。   記 ■ SOUL JAM Vol.2 ■ ★ 日時:2005年 3月 26日(土) ★ 時間:16:00 ~ 20:00 (※予定) ★ 募集人数:12人 ~ (※最低執行人数を割った場合は延期) ★ 開催場所:都内某SOUL BAR (※人数により確定) ★ 会費:3500円 ※ 会費は飲み放題込みでの金額です※ 参加者にはSpecial CDの特典(1枚)付き!! 【Vol.2 の内容(予定)とは?】 今回の企画は 「SOUL SISTERSによるMUSICカタログ」。 得意分野がそれぞれ違うTakumiとそのSOUL仲間達が、自分の好きな曲をセレクトしそれを紹介していくという形で進行していく予定です。言わば「音のカタログ」を皆様の【耳】に提供していこうという趣旨。 問い合わせ、参加希望などは、下記フォームから。 http://my.formman.com/form/pc/rRQMcUNbzDK4OMDp/ +++++

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Grammy Predictions By American Music Journalists

オッズ。 さて、自分の予想を発表した後、いろいろ探していたら、おもしろいサイトに出会った。ゴールドダービーというサイトで、ここはいろいろなアワードをそれぞれの専門家が予想するというもの。グラミーも、その後に行われるアカデミーも、いろいろ予想している。さらに、それぞれの部門でのオッズをつけていた。 http://www.goldderby.com/articles/grammyodds2005.asp ここで言うオッズとは、2/1は、2倍ということ。例えば、1000円買えば、2000円になるという意味。倍数が小さければ小さいほど、当選が有力とみなされている、ことになる。アルバムの4/5というのは、掛け金が元を割るということ。つまり、5000円かけても、4000円しか戻らない、ということ。それだけ大本命だという意味になる。 6/1は、6倍になる。8/5は1.6倍になる、ということです。下記リストは、上から順に有力ということを意味する。 また、このサイトは有力な音楽記者7人のそれぞれの予想を紹介している。 (例)ALBUM OF THE YEAR“Genius Loves Company,” Ray Charles & Various Artists — Arnold, Gundersen, Grein, Halperin, O’Neil, Willman“American Idiot,” Green Day — Bauder 上記では、アーノルド、ガンダーセン、グレイン、ハルペリン、オニール、ウィルマンの6人がレイ・チャールズを予想、バウダーがグリーン・デイを予想ということになる。それにしても、いまや、あちこちでグラミー予想は花盛りか。(笑) きっとイギリスのブックメイカーなんかだと、実際にお金をかけてやってるんだろうなあ。 さて、あなたの予想はいかに。 GoldDerby Racetrack Odds: Who’ll Win the Grammys Odds are … Continue reading

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Grammy Predictions: Analyze

予想分析。 グラミーの予想はなかなか楽しいものがある。とくに、何人か集まってわいわいやると、なおさら楽しい。おととしからは、『ソウル・ブレンズ』で予想を堂々とやっていて、それぞれが勝手に意見を言うからおもしろい。僕自身はこのグラミーの予想というのは、もう20年以上やっているのだが、その昔は誰もずばりと予想する人などいなかった。当時僕は、ミュージック・ラボという音楽業界誌で、今のように20部門程度をピックアップし、本命と対抗をつけて予想した。 今でこそ、あちこちではっきりした予想がでるようになったが、それを始めたには、大きな理由がある。それは結果が出た後の識者のコメントで「この~の受賞は予想通りだ・・・」というようなものがものすごく多かったからだ。そんな、結果が出た後なら、なんとでも言える。じゃあ、事前に予想していたのを発表していたのか、と。 そこで、もし自分が「予想通り」というコメントを出すなら、「事前にはっきり予想しておこうじゃないか」と思ったのだ。そこで毎年ノミネートから主要四部門を始めとして、得意分野のソウル、R&Bなどを中心に予想を発表するようになった。 ざっくり言えば、候補5つに勝者1つだから、平均して本命で2割が当たれば、「普通」(アヴェレージ=平均)である。逆にいえば、2割も当たらないと話にならない。10部門予想して、2部門当たれば、「普通」、つまりまあまあ、である。だが、音楽業界人のはしくれともなると(笑)、2割では納得はいかないだろう。まあ、その倍の4割は行きたい。そして、本命・対抗とあわせれば、4割で平均(5つの候補に2個の予想)なので、6割は当てないと、立つ瀬がない。(どんな「瀬」だか、よくわからないが…) そこで、目標値としては本命4割の対抗とあわせて6割あたりになる。(こんな、バカなことを真剣に考える者は、ほとんどいないと思うが…) それをふまえて、2002年度と2003年度を検証してみると、こうなる。 2002年度。 予想33部門、本命で的中18部門、対抗で的中5部門。本命で.545、対抗で.151、計.596。 2003年度。 予想47部門、本命で20部門、.425、対抗で14部門、.297、計.723。 2002年は本命は5割を超えたがトータルで6割弱、翌年は本命は4割ちょいだが、トータルで7割を超えた。まあ、どっこいどっこいでしょうか。 今年は43部門。本命で4割17部門以上、対抗で3割14部門以上、で7割を超える計算だ。 さて、主要4部門だが、『ソウル・ブレンズ』ファミリーの予想はこうだ。若干の解説、分析を加えてみよう。 【レコード部門】 レイ・チャールズ、吉岡本命、石山対抗、長谷部対抗。グリーンデイ、長谷部本命、マーヴィン対抗、しのき対抗。アッシャー、しのき本命、マーヴィン本命、石山本命、吉岡対抗。 ここは、レイ・チャールズとアッシャーの一騎打ち。大ヒットぶりから行くとアッシャーなのだが、レイ・チャールズ死去の追い風を考えると、レイ・チャールズにプラスアルファがある。しかも、ノラ・ジョーンズという大きな「グラミー好み」が後を押す。得票率でいえばレイ・チャールズ35%、アッシャー30%くらいの僅差ではないだろうか。ただ、若い世代の支持は圧倒的にアッシャーなので、侮れない。一般的にはアッシャーが本命になるのかもしれない。レイが取る確率5割5分、アッシャーが取る確率4割5分くらいか。 チャートの成績は、圧倒的にアッシャー有利。 アッシャーの「イエー」、12週間1位、レイの「ヒア・ウィ・ゴー・アゲイン」、チャートインせず、グリーン・デイの「アメリカン・イディオット」、67位。 【アルバム部門】 レイ・チャールズ、吉岡本命、長谷部本命、石山対抗アッシャー、石山本命、しのき本命、マーヴィン本命、グリーン・デイ、しのき対抗。カニエ・ウェスト、マーヴィン対抗。 「アルバム」は、レイ・チャールズに、グリーン・デイとアッシャーがチャレンジ、という感じだ。だが僕はここは、さまざまな状況からレイ・チャールズが来ると思う。映画『RAY/レイ』のヒットも追い風。アリシア・キーズのスーパーボウルでの演奏も追い風か。レイ・チャールズが9分9厘くると思う。レイ・チャールズ40%、アッシャー25%、グリーンデイ25%あたりか。 アルバムのセールス、および、チャート状況は次のとおり。 レイ・チャールズ、130万枚、グリーンデイ、92万枚、アッシャー、700万枚、アリシア・キーズ、360万枚、カニエ・ウェスト、240万枚。 セールスだけから行くと、圧倒的にアッシャー。だがグラミーの保守的嗜好を考えると、やはりレイ・チャールズに行きそうな気がする。これも、一般的な予想はアッシャーが一番人気ということになるのか。 【ソング部門】 アリシア・キーズ、石山、マーヴィン、吉岡=本命カニエ・ウェスト、石山、マーヴィン、吉岡=対抗 これは、ほぼアリシアで決まりだと思う。これにつぐのがティム・マグロウか。アリシアがこの部門をとると、女性アーティストとしては史上初の2度目の受賞ということになる。一方、ティム・マグロウの曲のストーリーがアメリカ人好みということらしいので、票を集めるという。僕はアリシアが取る確率を8割とみる。 【ニュー・アーティスト】 マルーン5、長谷部本命、吉岡本命、石山対抗。ジョス・ストーン、マーヴィン対抗カニエ・ウェスト、石山、しのき、マーヴィン=本命。 この部門は過去10年のうち、8回が女性シンガーが獲得、昨年のエヴァネセンスも女性がリードシンガーのグループ。ということで、かなり女性有利の部門ではある。となると、ジョスとグレッチェンが浮上するのだが、グレッチェンはカントリー系で一般的な知名度が弱い。ジョスはまだ全米に浸透していない。そこで、今年は男性陣に行くのではないかと予想。マルーン5とカニエのガップリ四つになると思う。それぞれ35%ずつの得票で、どちらが来てもおかしくない展開だ。5分5分で、どちらに来てもおかしくない。カニエに来ないで、マルーンに来た場合、マルーンが白人票を集めたという分析になるだろう。 さて、どうなるか。結果は日本時間2月14日午前に。 ENT>MUSIC>AWARD>GRAMMY>47th

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Kishita Kohshi Official Web Just Opened

ライヴ。 日本のスティーヴィー・ワンダーこと木下航志君のオフィシャル・ウェブがオープンした。これからの木下君の活動、ライヴ情報などをアップしていく予定。 http://www.kishitakohshi.com/ また、来る4月に東京でライヴが行われることが決まった。 「木下航志&His Friends ライブ2005“Clear Sailing”」 日  程:2005年4月1日(金) 会  場:世田谷区立北沢区民会館住  所:東京都世田谷区北沢2-8-18 電話番号:03-5478-8006    (チケットに関するお問い合わせは下記フィルターインクへご連絡お願いします) アクセス:下北沢駅南口より徒歩3分 開場時間:18:30 開演時間:19:00 前売りチケット:2000円(税込)、中学生以下:1000円(税込) 当日チケット:2500円(税込)、中学生以下:1250円(税込)  ※席数が限られています上、前売りチケットにて完売の場合がございます。  万が一売り切れの場合はご了承下さい。 ご予約メールアドレス→live@philter.co.jpご予約FAX番号→03-5456-0789 チケットに関するお問い合わせメール: live@philter.co.jp  もしくは電 話:03-5456-8088 (フィルター・インク 平日11:00~19:00) ++++++ 15歳。 2003年12月のスティーヴィー・ワンダーのライヴで見かけた少年。それが木下航志君とわかったのが、それから4ヵ月後のNHKでのドキュメンタリーを見てのこと。それを見て、衝撃を受けた。音楽家としての可能性があるということは、こういうものだ、と思わせられた。そして、さらに4ヶ月後、初めて彼のライヴを見ることができた。ダニー・ハザウェイを歌い、レイ・チャールズを歌い、スティーヴィー・ワンダーを歌った。15歳の日本人がそうした作品を歌うこと自体驚きだった。 僕はもっと彼のライヴや、レコード作品をたくさん聴きたい。だが、まだ15歳(89年5月8日生まれ)で、学校にも通わなければならないので、なかなか時間はとれないようだ。周囲も、ゆっくり焦らず大事に育てて行きたいという方針だ。こちらもゆっくり見守っていこう。 そんな中で、彼のオフィシャルのウェッブがオープンした。これから彼のレコーディング活動、ライヴ情報などを発信していくという。僕もこれからもずっとウォッチしていくので、木下君にご注目を。 +++++ 木下航志君についての日記。 スティーヴィーのライヴで見かけた少年。 http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200312/diary20031229-1.html 木下君のNHKでのドキュメンタリー。 http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200404/diary20040430.html 木下君の初ライヴ体験。 http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200408/diary20040814.html +++++

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47th Grammy Predictions: Part 2

予想。 グラミー賞、予想パート2、ここでは16部門。本命対抗の表示なきものは、わからないので、棄権。パート1で27、パート2で16の計43部門にエントリーです。 Field 10 – JazzCategory 45 – Best Contemporary Jazz Album 対抗・Journey/Fourplay・Unspeakable/Bill Frisell・In Praise Of Dreams/Jan Garbarek本命・The Hang/Don Grusin・Strength/Roy Hargrove (The RH Factor) Field 10 – JazzCategory 46 – Best Jazz Vocal Album ・American Song/Andy Bey・Twentysomething/Jamie Cullum本命・Accentuate The Positive/Al … Continue reading

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47th Grammy Predictions: Part 1

予想。 いよいよグラミー賞の発表が迫った。恒例の予想をお送りする。今年のグラミーは2月13日(日曜=日本時間14日午前10時から)ロスアンジェルスのステイプル・センターで行われる。 今年の最大の話題はレイ・チャールズ。おそらく、「レイ・チャールズのグラミー」ということで記憶されることになるだろう。レイ・チャールズ関連作品は10のノミネート。最大9部門まで獲得できる。その他、アッシャー、アリシア・キーズ、カニエ・ウェストなどがどのあたりまで獲得できるか。 予想パート1は、主要4部門とポップで10部門、R&Bとラップで13部門、計27部門。明日は、ジャズ、ゴスペル、その他の部門。 ちなみに、2003年度は47部門で予想し、本命で20部門、対抗で14部門、計34部門(.723)の結果だった。(昨年の予想は2003年2月2日付け、3日付け日記、結果は2月9日、10日付け日記) 今年も本命で4割、対抗で3割の計7割を狙う。 Final Nominations List47th Annual GRAMMY Awards General Field Category 1 – Record Of The Year ・Let’s Get It Started/The Black Eyed Peas本命・Here We Go Again/Ray Charles & Norah Jones・American Idiot/Green Day・Heaven/Los Lonely Boys対抗・Yeah!/Usher Featuring Lil Jon … Continue reading

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Behind The Scene At Luther: Where There’s A Dancer, There’ll Be A Soul Of DJ

DJ魂。 さすがに昨日の夜は、へとへとになりました。(笑) それにしてもなかなかいい雰囲気のイヴェントになった。いくつかおもしろいハプニングもあった。スタイリスティックスの「キャント・ギヴ・ユー・エニシング」がかかった時、よくクラブのDJがやるように、サビの部分を音を消して、客に歌わせるというのをやった。しかし、普通は1小節かせいぜい2-3小節、音を消して、すぐにレコードの音を出すのだが、ず~~と、音を消したまま。最初はサビの「キャント・ギヴ・ユー・エニシング~~~」と歌っていたが、延々音がでないので、ずっと歌う、歌う。どこまで、歌わせるんだよ~~。(笑) なぜ最後まで音が消えてしまったのだろう。これは笑えた。 かと思えば、僕の2度目のパートの時に、右側のCDJが調子悪くなった。CDを読み込まなくて、しかも、イジェクトを押しても、出てこなくなった。曲の残り時間はどんどん減っていく。それで、急遽、ターンテーブルでアナログの曲を一曲かけた。それが「チェンジ」という曲だ。 僕の選曲自体も、棚からひとつかみではあったが、このアナログもちょうどそこにあった箱からひとつかみだった。何度か電源を切ったり入れたりして、CDJはなんとか復帰。その後も恐る恐る使ったが、以後は無事に動いてくれた。 まあ、クラブの空気というのは、タバコの煙で圧倒的に汚れているので、CDJのような精密機械のためには、ひじょうに厳しい環境ではある。最初のうちは気にならなかったが、後半は僕もかなり煙くて辛いものがあった。 でも、番組のリスナーなどが声をかけてくれ、いろいろなお話をさせていただいた。軽い番組イヴェントとしても、成立するかなという感じもした。 今回は、基本的には別に躍らせる必要はない、ということだったので、最初もっと60年代の曲をかけようと思って、かなりマニアックな曲を用意していたが、何人かが身体を揺らしているのを見たのと、あそこのサウンド・システムとの相性が、60年代のサウンドは微妙に違うなと感じたので、ラウンジものでも少しグルーヴ感があるものをかけた。 自分でも久々にやって感じたのは、そこでひとりでも踊っていると、もっと多くの人を踊らせよう、というDJ魂がうずくんですね。(笑) これはDNAというか。昔スキーやってた人が20年ぶりにゲレンデにでても、ちゃんと滑れるのと同じように、何年ぶりだろうが、DJ魂が人を躍らせたくなる。これも、性(さが)か…。(笑)  ルーサーのサウンド・システムはやはり80年代のダンス・クラシックがちょうど似合う。 ENT>MUSIC>EVENT>Mello Ridaz

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DJ At Luther

CDJ. 横浜のルーサーで行われたイヴェント「メロー・ライダーズ」で3年3ヶ月ぶりにDJをした。今回は全部CDにして、CDJを初めて使った。新しいのと、前からあるのと、2台があったが、この新しいほうは、すごいわ。ただCDをいれるだけで、BPMがでてくる。BPMとは、ビーツ・パー・ミニットの略。すなわち1分間のビート数のこと。数字が大きければ大きいほど、テンポがはやい。だいたいソウル系だったら、100から140くらいの間にはいる。 それが、ローディングされてまもなくわかるのだから、すごい。つまり、CDは止まっているように見えても、ずっと動いているから、その間に計測しているという。また、頭出しもアナログのレコードプレイヤーのように、きゅっきゅできてしまう。どうしてデジタル信号のCDがこうやって、アナログのように頭出しができるのか。不思議だ。 昨日は僕のDJタイムは9時半と12時半の2度。最初のパートはちょっと古めで、そこでいろいろやってみた。もっともパート2も70年代中心ではあったが。 パート1のオープニングは、「ソウル・サーチン」のコーナーのテーマ曲「ホワッツ・ゴーイン・オン」のデイヴィッド・T・ウォーカー・ヴァージョンをかけた。 Setlist Part 1 01. What’s Goin’ On David T Walker02. I’m Gonna Love You Just A Little More Babe / Barry White03. I’m hopelessly In Love Modulations04. Turn Back The Hands Of Time Tyron Davis05. … Continue reading

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Brother Tom’s Two Minutes: He Talked About When He First Heard Ray Charles

トムの2分間。 映画『RAY/レイ』前夜祭での「トムの2分間」は会場を感動の渦に巻き込んだ。その模様をここに再現する。 鮎川さんが持ってきたレイ・チャールズの日本盤シングル「愛さずにはいられない」を見て、ブラザー・トムが反応した。マイクを持ちながら、彼はこう話始めた。 「2分くれる? 僕が生まれて初めて聴いたレイ・チャールズがこれ、これなんですよ。(と言って、「愛さずにはいられない」のシングルを指差す)  うち、父親が外人なんですけど、僕を置いてどっか行っちゃうんですよ。僕は母親と一緒に住むことになるんですけど、母親が2番目のお父さんを連れてくるんですよ。母親が33歳の時、2番目のお父さんは19だったらしんです。(会場から笑い) すごく若い人で、和子というおでんやさんをやりながら、母親がその人とできちゃうんですけど、そうしたら僕を連れて、その彼の親のうちに自分(トムの母)と僕(トム)を紹介しなくちゃいけないんで、行くんですよね。 田んぼの中、歩いていくと、その(相手の実家である)家に着いて、僕を紹介するわけですよ。どこの子だかわかんない、色真っ黒でわけわかんない、外人の子ですよ、(笑) 母親は水商売の女ですよ。それをつんと紹介するわけですよ。僕は6歳ですよ。埼玉県の熊谷の、げろげろって蛙が鳴いてるようなそんなところで、周りはすっごい険悪な雰囲気で、母親はオイオイ泣いてるんですよ。 きっと許して欲しいんでしょうね。19歳の男と32歳(発言のママ)・・・。もうオイオイ泣いてて、僕は何もわかんないから、ぼーとしてたら、ふすまの向こうから大~~~きい音で・・・。 「愛さずにはいられない」がかかったんです。 それをかけたのは、その19歳の男の人の弟で、彼がこのレコードを持ってて、「愛しあうことはかまわないじゃないか」って、フルヴォリュームでかけてきたんです。それが、これで~~! (しばし沈黙)(会場からいきなり拍手) それ以来なんですよ」 「いい話だねえ・・・。トムとは20年近くつきあってるけど、その話は初めて聞くねえ・・・」と司会のマイク越谷氏が受けた。 そして、ブラザー・トムは言った。「(レコードのジャケットを)見せてもらってうれしくなって!」 それぞれの人々にある「愛さずにはいられない」の思い出。トムはこの曲を聞くたびに、ふすまの向こうから大きな音で流れてきたあの光景を思い出すのだろう。見事な「トムの2分間」だった。 トムが言った。「息子がねえ、レイ・チャールズが死んだ時、メールをくれたんです。『なんてことだ。レイ・チャールズが死んだなんて』ってね。世代がつながったんです」 レイ・チャールズは、トムの母が好きで、トムが好きで、そして、トムの息子も好きなシンガー。3世代に愛されたシンガーだった。 (2005年1月28日金曜、銀座みゆき座=映画『RAY/レイ』前夜祭) ENT>MUSIC>EVENT>”Ray” Preview Night わが心のジョージア―レイ・チャールズ物語

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The Adventures Of DJ Yosshy On The Wheels Of Steel

DJイヴェントのおしらせ 秘策。 来る2月2日水曜、横浜ルーサーでDJイヴェント「メロー・ライダーズ(Mellow Ridaz)」を行います。当日は僕もDJとしてかけつける予定です。僕がDJをするのは、2001年11月の青山での「ワン・ナイト・ソウル・バー」以来で3年3ヶ月ぶりになります。 ルーサーは、ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、週末はダンスクラシックをかけるクラブ系、平日の夜は比較的聴かせるソウルがかかるソウルバー形式の営業をしています。 さて、明日は一体どうなるのでしょう。みんなが踊っていれば、躍らせ続け、スイートソウルを聴きながら、語っていれば、聴かせるソウルをかけ続け、その場で適当にやりましょう。とはいうものの、実は密かに、1時間レイ・チャールズばかりかけてみるか、という秘策も思いつきました。 DJヨッシーのアドヴェンチャーはさて、いかに。 +++++ スイート・ソウルの番人とファンクの達人による、超強力夢のコラボレート・イヴェントが横浜ルーサーで実現 イヴェント名「メロー・ライダーズ」~ソウル、ファンク、ダンスクラシックス~2005年2月2日水曜 午後8時から場所 横浜・ルーサー 横浜市西区南幸2-10-18 東海屋ビル3階 (一階は中華屋さん)電話 045-314-8993出演DJ、DJ Osshy、Yoshioka Masaharu、Yamaki And More料金 2500円(2ドリンク) タイムテーブルは次のとおり。 20:00 YAMAKI21:30 YOSHIOKA22:30 ゲストDJ23:30 OSSHY24:30 YOSHIOKA01:30  ゲストDJ02:30  OSSHY +++++ わが心のジョージア―レイ・チャールズ物語

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