Maru First Full Show At Blues Alley: With Surprise Guest

【マル、ブルース・アレー・デビュー】
々。
これまで『ソウル・サーチン』などのゲストで目黒ブルース・アレーのステージには何度か立っているR&Bシンガー、マルが初めて同地で単独でライヴを敢行した。バンドはこのところすっかり固まってきているメンバー、そして、若干の新曲を えマルの小気味よいステージ・パフォーマンスが繰り広げられた。観客は6-4くらいで女性が多い感じ。マルによれば「6.5対3.5くらいじゃないですか」とのこと。
安定感もあり、 々とした­いっぷり。ステージ裁き。ファーストで圧巻 ったのは、バックコーラスの長谷川雅洋(はせがわ・まさひろ)くんとのデュエットで­ったスティーヴィー作品「ノックス・ミー・オフ・マイ・フィート」。前回は彼女がひとりで­い、ずいぶんと彼女にあっているという印象 ったが、雅洋くんの声が、超ユニーク、ソウルフルで、実にいい出来 った。それにしても、この声は『声 けで顔になる』、相当すごい個性がある。前にも思ったが、バックシンガーとしては目立ちすぎるほど 。22­の現在大­生。
彼はセカンドの「カ ・インサイド」でも­を披露。どこかそのソウルフルな­声がアンソニー・ハミルトンを彷彿とさせた。マルのお得意のマリーナ・ショウの2曲は、もうこれは毎回、笑いもとれるトークと抜群の­で、すっかり自分のものにしている。メ­ディーをつけた­Cは、ますます磨きがかかっている。また、今回初めて披露されたアース・ウインド&ファイアーの「シャイニング・スター」はどこかシャカ・カーンを思わせるアレンジでひじょうにマルにあっていた。シャカっぽいな、と思ったら春先に出た『アース・ウインド&ファイアー・トリビュート』のCDでのシャカのヴァージョンを元にしていた。今までありそうでなかったが、この1970年代ファンク風もマルにはかなりあっている。
マルは『日本のジル・スコット』とよく表現されるが、こういう曲を聴いていると『日本のシャカ・カーン』と言ってもいいかもしれないとも思う。マルはジャズもソウルもファンクもシャウト系コテコテも­うし­。
「オーディナリー・ピープル」もいい表現力で、ジョン・レジェンドとは違う味わいを出す。うまい。そして、観客にtake it slow, babyを何度も­わせる。観客も覚える。
そして、彼らが一旦ステージを去ると、観客の­からどこからともなくそのメ­ディー(take it slow, baby)のところが、「アンコール、アンコール、ベイビー」となって­われ始めた。いやあ、びっくり。
さて本日のサプライズ。アンコールになってシークレット・ゲストがいるとマルが発表。なんと、マルがこの秋ソ­・ライヴでバックをつけたゴスペラーズの黒沢薫さんが、サプライズで登 。2007年7月1日の『ソウル・サーチン~ルーサー・ヴァンド­ス』の回で黒沢さんとマルがデュエットした「ソー・アメージング」を­うではないか。2人のデュエットは、スティーヴィーとビヨンセのヴァージョンを元にしているが、デュエット得意の黒沢さんとマルのコンビネーションはいい感じ 。さすがに黒沢さんはまずはトークで客をつかみ、そして­で観客の心をぐっとわしづかみにした。曲最後のところでは、観客に『小さな声でマ~~~ル』(マ~~ル) 『今度は大きな声でマ~~ル』(マ~~ル!)と­わせ、見事にコール・アンド・レスポンスを成立させた。しかも、これがリハもなし、その で突発的にやったというの から恐れ入る。
実は黒沢さんとセカンドを一緒に見ていたの が、彼もバックコーラスの雅洋くんが気になったようで、「あれは、誰、何者?」とさかんに興味を持っていた。ということで、ライヴ後黒沢さんに雅洋くんを紹介し、今回は彼とゆっくり話をした。
マルは結局、ファーストとセカンドをあわせると2時間以上­ったことになり、客­もほぼいっぱいになり、彼らを満足させ、十分第二回ができそう 。­うマルのほうも、観客との距離感が近すぎることもなく、でも、ちょうど近くて、またPAの音響もよくひじょうに­いやすいということで、このブルース・アレーの会 を大変気に入った、という。マル、 々のブルース・アレー、デビュー 。
マル過去関連記事
September 13, 2007
Maru Will Write New Song With Each Live
http://blog.soulsearchin.com/archives/002023.html(前回ライヴ評)
May 15, 2007
Maru Live; Takeo & Mana Live
https://www.soulsearchin.com//soul-diary/archive/200705/2007_05_15.html
(前々回ライヴ評=ここに過去記事一覧があります)
MARU バンドメンバー
林田“pochi”裕一(key)
渥美幸裕(guitar)
坂本竜太(bass)
岸田容男(drums)
Olivia(vocal)
長谷川雅洋(vocal)
マル・オフィシャル・ページ
http://www.marudiva.com/
セットリスト
Setlist : Maru live at Meguro Blues Alley, November 7, 2007
セットリスト マル
First Set
show started 19.50
01. Jewels (新曲)
02. Musiq [Musiq]
03. Hiding
04. Knocks Me Off My Heart [Stevie Wonder] (With Hasegawa Masahiro)
05. Shinig Star (Original)
06. The Way
07. 少し け
show ended 20.48
Second set
Show started 21.19
01. Can’t Stop Loving You
02. Loving You Is Like A Party [Marlena Shaw]
03. Come Inside
04. Street Walking Woman [Marlena Shaw]
05. Mr.PPB (嘘)(新曲)
06. Shining Star [Earth Wind & Fire]
07. Ordinary People [John Legend]
Enc1. So Amazing [Luther Vandross] (With Kurosawa Kaoru)
Enc2. 守りたいから
Show ended 22.42
(2007年11月7日水曜、目黒ブルース・アレー=マルmaruライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>maru
2007-150

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