Queen Of Japanese Neo Soul Maru's Live: How To Compensate For Loss Of Tokyo Soul Scene

【マル、現メンバーのバンドで最後のライヴ~東京ソウルシーンが失うミュージシャンの穴埋めはいかに】
ネオソウル。
東京の日本人バンドとして最強ソウルバンドを従えた最強ディーヴァ、マル。そのバンドのベース、ソウシくんとギターのタクくんがまもなくアメリカに帰ってしまうということで、このメンバーでは最後となってしまうライヴ。相変わらずのグルーヴ感の見事さ、そして、そのバンドの 点に君臨するマルのヴォーカル。ヴォーカルも含めていいバンド 。
今回下記セットリスト4「ミュージック」が書き下ろしの新曲。そして、エイドリアナ・エヴァンスで来日したギターのタクくんのその来日記念としてエイドリアナの「ラヴ・イズ・オール・アラウンド」を初披露。両方ともすごくいい。エイドリアナの曲なんか、本当にマル向きの作品 。
また男と女の微妙なやりとりを描く「少し け」は、ナレーションの部分をこれまでとがらっと変えていた。今回のオチは、「You took my money」 これはまた、おもしろい。
「ジャパニーズ・ネオソウルのクイーン」。マルの音楽性はひじょうにわかりやすい。方向性がはっきりしているから、ミュージシャンたちともイメージを共有できる。
本編が終わったら10時58分で、終了予定の11時にあと2分しか残っていなかったが、もう1曲やることにした。そこで、マルが呼び出したのが、なんと事前に何の打ち合わせもしていなかった黒沢さん。一緒に見ていたの が、まさか、この日­うとは思わなかったなあ。(笑) 「ソウル・サーチン」でデュエット共演して以来、一度ライヴを見たいと言っていた彼がやっとこの日、うまく時間をやりくりしてやってきた。マルのライヴ自体、えらくお気に入りの様­。
結局、その でミュージシャンたちとも軽く打ち合わせてやったのが、マーヴィン・ゲイの「ホワッツ・ゴーイング・オン」。マルはしっかり­詞カードを手書きで書いていた。それにしても、軽くバックをつけてしまうバンドもバンド が、このぶっつけ本番で­ってしまう黒沢さんもまあたいしたもの。後半なんかぐいぐい盛り上げてしまった。ミュージシャンとかシンガーって、一旦それが始まってしまうと、なんとか帳尻合わせてしまうん ­。(笑) 
しかし、ソウシくんとタクくんがいなくなる東京のソウルシーン、どう穴埋めしてくれるん 。(笑) ちょっと痛いよなあ。
 過去関連記事
これまでにマルについて書いたものをまとめたらこんなにありました。マルのライヴ評としては、9月23日付け、9月8日付け、9月1日付け、8月21日付け、3月3日付けなど。
September 23, 2006
Jino Jam Featuring Maru: One Thing Leads To Another
http://blog.soulsearchin.com/archives/001276.html
September 20, 2006
Brenda Vaughn: Lady Soul Is Here To Stay
http://blog.soulsearchin.com/archives/001273.html
September 18, 2006
Frank McComb’s Night Session…
http://blog.soulsearchin.com/archives/001271.html
September 08, 2006
Maru, Sakai Yu Live
http://blog.soulsearchin.com/archives/001252.html
September 01, 2006
Soul Seekers Live: Searcher Searchin’ Seekers
http://blog.soulsearchin.com/archives/001236.html
August 27, 2006
1025 Gospel Choir Live: Audience & Singers Become As One
http://blog.soulsearchin.com/archives/001226.html
August 21, 2006
Japanese New Soul Diva; maru’s Live: Band Members Share The Same Image
http://blog.soulsearchin.com/archives/001214.html
July 03, 2006
“Soul Searchin’ : The Session Vol.1” (Part 2): Full Of Roses In Her Arms
http://blog.soulsearchin.com/archives/001113.html
March 19, 2006
Takeo Live At “Soul Garden”
http://blog.soulsearchin.com/archives/000898.html
March 03, 2006
Maru’s Live: “Ooh Ooh Song” To Her Own Show
http://blog.soulsearchin.com/archives/000859.html
February 22, 2006
Jeffrey Osborne Live At Cotton Club
http://blog.soulsearchin.com/archives/000850.html
 メンバー
maru (ヴォーカル)
Pochi 林田裕一 (­ーボード、音楽ディレクター)
Tak 田­拓也 (ギター)
Soshi 内田壮志 (ベース)
Hiroki 村上広樹 (ドラ ス)
Nene音音(­­) (コーラス)
Kayo 青山佳代 (コーラス) 
http://www.marudiva.com/今後のライヴ予定などは、こちらで。
 Setlist (# denotes Maru and friend’s original) (10/12/2006)
show started 22:14
01. Intro 
02. Can’t Stop This Love (including “Black Wannabe”) #
03. Walkin’ #
04. Music # (New)
05. Long Walk (Jill Scott)
06. Lovin’ You Was Like A Party (Marlena Shaw)
07. Love Is All Around (Adriana Evans)
08. 少し け#
Enc.1 What’s Going On (Marvin Gaye) (With Kurosawa Kaoru)
Enc.2 守りたいから #
show ended 23:16
(2006年10月12日木曜、渋谷プラグ=マル・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>maru
2006-189

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