Soul Searchin Talking Vol.5 (Part 1)

【「ソウル・サーチン・トーキング」VOL.5】

大盛況。

昨日は『ソウル・サーチン・トーキング』にいらしていただいた方、本当にありがとうございます。過去5回の中でもっとも多くのお客様にきていただき、さらに、ゲスト、出演陣ももっとも多くなりました。予定の10時半終了を大幅に越え11時20分近くまでなってしまい、終電の関係で最後までいられなかった方申し訳ありません。次回こそは「タイム・キープ」に精進したいと思います。また後部で立ち見になってしまわれた方、申し訳ございません。

出演者はみな力の入ったパフォーマンスを見せてくれました。前回でも大好評だった木下航志君は、今回は「ホワッツ・ゴーイング・オン」をバンドで。えらく興奮して、のりのりでしたね。彼のコンサートで見せる表情と違うものが、この「ソウル・サーチン」では見られます。会場のヴァイヴを何か敏感に感じとっているのでしょう。さらに、ブレンダの「アイ・ハード・イット・スルー・ザ・グレイプヴァイン」も迫力満点。ブレンダの歌は、コテコテのゴスペル~ソウル。

第一部の最後を飾ったシャンティは、とっても素敵でした。セカンドとのブレイクの間に「あの子は誰? すごい気に入った」という声を何人もからもらいました。きっと、ファンが急増でしょう。歌った曲も2曲ともよかったですね。どちらもバラードで、「ピース・オブ・クレイ」、そして、ケイリブとのデュエットで「イフ・ディス・ワールド・ワー・マイン」。しかも、ルーサー・ヴァージョン! 

さらに、第二部の頭で、元々レコーディングで来られないはずだった黒沢さんが飛び入りで登場。お得意の「ディスタント・ラヴァー」をその場で熱唱されました。トークも全開でヒートアップ。一部との休憩の間に、簡単にキーなどを打ち合わせ、ぶっつけ本番。歌いなれているだけに、これまた力強い。終わり方、かっこよかった。ケイリブと一緒にこの曲をやるのは初めてなのに、びたっと決められた。これはすごい。

そして、ガッツ。アコースティック・ヴァージョンの「レッツ・ゲット・イット・オン」。これまた歌いなれてるのか、余裕たっぷりでした。

もちろん、全体を通してのケイリブの解釈によるマーヴィン・ゲイの作品群はいつもながら、素晴らしかった。彼のアイデアでヴァイオリンのエドガー・カウツナーが参加することによって、これまで聞いたことがないようなマーヴィンの世界が繰り広げられた。こういう新鮮なサウンドは、僕も驚きだった。

さらに詳しく、爆笑トークの話なども明日以降の日記で。

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『ソウル・サーチン・トーキングVOL.5~マーヴィン・ゲイ』

吉岡正晴 (司会)Yoshioka Masaharu
松尾潔 (トークゲスト)Matsuo Kiyoshi
尾臺順子 (トークゲスト)Odai Junko
岡伸昭 (トークゲスト)Oka Nobuaki

ミュージシャン

ケイリブ・ジェームス (キーボード、ヴォーカル)Kaleb James
木下航志(きしたこうし)(キーボード、ヴォーカル)Kishita Kohshi
ブレンダ・ヴォーン (ヴォーカル)Brenda Vaughn
シャンティ (ヴォーカル)Shanti
ガッツ (ヴォーカル&ギター)Gats
ゲイリー・スコット (サックス&パーカッション)Gary Scott
エドガー・カウツナー (ヴァイオリン)Edgar Kautzner
名村武 (ベース)Namura Takeshi
河合マイケル誠一 (ドラムス)Kawai Michael Seiichi
末松一人 (ギター) Suematsu Kazuto

通訳 沖田忍野 Okita Shino

Setlist

show started 19:35
M01 Kaleb: “Trouble Man”
M02 Kaleb: “How Sweet It Is (To Be Loved By You)”
M03 Kaleb “Ain’t That Peculiar”
Video Clip: Live At The Apollo 1963 “Stubborn Kind Of Fellow” & “Hitchhike” (5:30)
M04 Kishita Kohshi: What’s Going On (with band)
M05 Brenda Vaughn: “I Heard It Through The Grapevine” (with band)
M06 Shanti: “Piece Of Clay”
M07 Shanti & Kaleb: “If This World Were Mine”
show ended 21:00

2ND STAGE

show started 21:25
M01 Kaleb & Shanti: “I Want You”
M02 Kurosawa Kaoru: “Distant Lover”
[Video Clip “I Spy” (Sexual Healing)
M03 Kaleb: “Sexual Healing”
M04 Kaleb: “Just To Keep You Satisfied ” (From Let’s Get It On Album)
M05 Gats: “Let’s Get It On”
M06 Kaleb & Brenda: Medley: “Mercy, Mercy Me” & “God Is Love”
Video Clip: “Step Mom” & “Motown 25” (2:41)
M07 Kishita Kohshi & Brenda Vaughn & Everyone : “Ain’t No Mountain High Enough”
ENCORE
M08 Everyone: “What’s Going On”
show ended 23:17

(2006年4月1日土曜、目黒ブルースアレー=ソウル・サーチン・トーキング~マーヴィン・ゲイ)

ENT>MUSIC>LIVE>Soul Searchin Talking Vol.5 / Marvin Gaye

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