Oen I Ost: Musical

【ミュージカル『ウーエン・イ・ウースト』】

ロボット。

オリジナル・ミュージカル「ウーエン・イ・ウースト」を新宿シアター・アップルにて観劇。ダンスと歌と若干の演劇が混ざったミュージカル仕様のもの。エンタテインメント業界大手のアミューズの大里会長が、もともとロボットをテーマにしたエンタテインメントを作りたいという考えを持っていたところ、昨年、デンマーク人のスティーン・カーナーと出会い、このミュージカルが作られた。

観劇前にはプログラムは買わなかったが、見終わった後、あらすじなどがわからなかったので買ってみた。どうやら、舞台は1867年と2067年らしい。2067年の世界ではロボットが人間を支配しているという。そんな世界に反旗を翻すというストーリーのようだ。ストーリーのスタートは、1867年で、その次に2067年になり、最後また1867年に戻ったのだが、このあたりがよくわからない。

ま、ストーリーのわからなさはおいといて、一言で言うとパニクルーというダンスチームのダンスがうまかった。他に女の子のグループ、バジー(?)たちが歌って踊っていたが、これはアイドルみたいだった。セリフはつらい。また、最近大ブレイク中の演劇ユニット、チーム・ナックスから2名が参加。また、本格的なバレーを踊る人、本格的なロボットダンスを踊る人などが舞台にでているが彼らはさすがにうまい。ストーリーとか歌を聴くのではなく、単にダンスを見る、ということにしたほうがいいだろう。

なによりも感心したのは、約2時間10分の舞台が終って、キャストたちが舞台に勢ぞろいし、それぞれのグループが挨拶をしたところ。みんなトークがうまい。彼らのトークを生かすものができたら、これはいいだろう。パニクリューの代表のトークなんか、一気に観客たちをつかんだ。

(2006年1月13日金曜、新宿シアターアップル=ウーエン・イ・ウースト公演)

ENT>MUSICAL>Oen I Ost

2006-004

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