The Word Which Could Never Translated Into Japanese

【日本語にできない言葉】

和訳不能。

『ソウル・ブレンズ』にはリスナーからいろんなメールがやってくる。18日の放送では、2時半から約1時間にわたって「山野ビッグバンド・コンテスト」の模様をオンエアしていた。そうしたら、たまたまそれを聴いた、番組自体を初めて知ったリスナーからメールをいただいた。とてもそのバンド演奏が気に入ったようで、感謝の言葉が添えられていたのだが、最後にかかれていた一行(いちぎょう)にスタッフ一同うなった。それが~~

日本語にできない言葉がある。それは、ジャズ。

という言葉だ。これはいい! とすぐにオンエアー。この話題についてみんなで話していると、DJオッシー「吉岡さん、ぱくらないでくださいよ~~(笑)」。「いやいや、広く使わせていただきたいと思います(笑)」 そして、いくつか違うヴァージョンを考えた。

「日本語にできない言葉がある。それは、ソウル」

「『魂』って訳せるよ!」「あちゃ~~」

「日本語にできない言葉がある。それはカントリー」

「『田舎』だよ!」「おりゃ~~」

で、いろいろ考えた。リズムは「拍子」、ビートは「拍子をとる、打つ」、ブルースは「哀歌」。けっこう、無理やりだが日本語に変換できる。

そんなこんな考えていたら、しばらくしてから、別のリスナーから「(さきほどの言葉)使わせていただきます」。これほどの名言はみんな使いたがる。(笑)

というわけで、こんなものを思いつきました! 

「日本語にできない言葉がある。それは、ファンク」

これは、できない。説明しても、音を聞かせないと厳しい。それから、これもできないぞ。

「日本語にできない言葉がある。それは、ニュー・ジャック・スウィング」

「日本語にできない言葉がある。それは、レゲエ」

「日本語にできない言葉がある。それは、レゲトン」

説明はできるが、ずばり決まった訳語はない。そんな言葉は、まだまだありそうだ。

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