Night of Funk 'N Sho'chu Is Just Beginning

焼酎。

六本木に出向いたので、久々にソウルバー「ワッツ・アップ(What’s Up)」に顔をだした。ここも今ではかなり中堅というか老舗のソウルバーになりつつある。今は、オウナー兼DJのカツミさんが10余坪席数約24のブラック基調のバーをひとりで切り盛りしている。

オープンは1994年4月19日。今年10周年のイヴェントを大々的に行ったのは記憶に新しい。芝浦のディスコでリアル・ブラッドなどを招いてのものだった。

店の選曲コンセプトはベイシックが70年代ファンク。いわゆるエンバシー、アフロレイキ、赤坂ムゲンなどの黒人ディスコの流れをくむ選曲が中心だという。もちろん、そこから派生する様々なソウル、R&Bもかかる。ターンテーブル、CDプレイヤーともにある。お客さんが混んでいなければ、一曲ずつかけるが、混みだすと若干アルバムのプレイになることも。

ちょうど、この時はテレビモニターにブラック・コメディアン、シンバッド主催のソウルショウのライヴを映し出していた。このシンバッドのライヴは、かなりよくて、すでにソウルファンの方でご存知の方も多いかもしれない。90年代半ばに年一度ずつ4-5回行われたが、現在はやっていない。

この日、でていたのはローズ・ロイス、ロジャー、シェリル・リンなどなど。久々にロジャーのトークボックスを見た。ロジャーは99年4月に殺される。ロジャーはオープニングでこんなセリフを言っていた。

Night is just beginning, Funk is just starting! (夜は始まったばかり、ファンクも始動開始だ!)

マスター、カツミさんは、ご存知の方はご存知だが、完璧なブラックファッションに身を包み、六本木を歩いているので、一度見た人は決して彼のことを忘れない。同行ソウルブラザーMにカツミさんを紹介すると、「どっかであったよねえ。どこだっけ。・・・あ、そうだ、地下鉄乗ってない? 見たことあるよ」 「はい、市川のほうから毎日地下鉄で通ってます」とのこと。

また、彼は大の沖縄好きで、年4回ほど行くと言う。そこでお店にはいくつかの沖縄の焼酎がある。ファンクと焼酎。なかなかな組合せである。Night of Funk ‘N Sho’chu is just beginning.

ホワッツアップ
What’s Up?
東京都港区六本木3-8-12
イーストビル1階
03-3470-7474
チャージ500円、ドリンク600~
営業時間 19:00~4:00
定休 日曜・祝日

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