▽33年前のテープ

▽【33年前のテープ】
タイムマシーン。
先週末、高校時代の友人U君から電話があった。1年くらい前に久々に再会し夕食をしたが、今回の電話は、なんと大学時代に僕がDJをしているテープをさるところから入手、それをCDRに焼いたから渡す、というのだ。
何のことかわからず、いろいろ聞くと、こういう話だ。大学2年くらい(テープは1975年の冬らしい)のときに、U君のグループが学生のスキー・ツアーを企画し、スキー場でディスコ・パーティーをやることになった。そのパーティー用にDJ入りの踊れる曲をつないだテープを作ってくれといわれ、僕が作ったらしい。ちゃんとつながっていて曲も頭だしもされて出て、しゃべりも少しはいっているという。そ、そ、そんなあ…。
僕は全然覚えてないのだが、まあ、とにかく残ってるのだから、やったのだろう。この前の中学時代のラジオドラマのはなしみたいなものだ。で、そんなテープをどこで録音したのかと尋ねると、U君は「お前のうちだよ」という。正直、腰を抜かすほど驚いた。うちでカセットに録音したらしい。そうかなあ。それも覚えてない。
今、ふと思いついたんだが、ひょっとして、マスターをティアック社製のオープンリールで声と曲だけを録音し、テープを編集したのではないだろうか。それをカセットにダビングする。そうすれば、曲つなぎもできたテープになる。だが彼によると、「ミキサーをどっかから借りてきたんじゃないか」という。わからない。覚えてない。
「で、僕はそのスキー・ツアーに行ったの?」 「いや、来なかった」 「なんで、そんなテープを僕が作ったの?」 「僕が頼んだから」 「そのテープはカセットがマスターなの?」 「そうだ」 「誰から入手したの?」「それは言えない…(笑)」
彼によると、カセットはところどころよれよれで、なんと2箇所切れていた、という。そこで、テープを張り合わせるテープでピンセットを使ってつなげたそうだ。しかし、ほとんどの部分はちゃんと音が再生できる。「まあ、とにかく聞いてみなよ」とU君は言う。しかし、恐いなあ。聴いてみたい気もするが、聴きたくもない気も。恐いもの見たさというか…。このビミョウな大人心(おとなごころ)。
どんな曲が入っているのかというと、フォー・トップスの「アイ・ジャスト・キャント・ゲット・アウト・オブ・マイ・マインド」、LTGエクスチェンジの「コラゾーン」、ウォーの「シスコ・キッド」、ウィルソン・ピケットの「ドント・レット・ザ・グリーン・グラス・フール・ユー」、エディー・ケンドリックスの「ブギー・ダウン」、ストーリーズの「ブラザー・ルイ」などなど。120分テープにノンストップではいっているという。選曲はいいじゃないか。(笑) しかし、全然、記憶になし。
というわけで、2枚のCDに焼いてくれたので、久々に会うことになった。彼が、汐留に勤めているので銀座で会うことになったのだが、銀座にあるNBクラブというところを指定された。なんとライヴもやっている、という店らしい。そこで毎週一日歌っているグレン・レイというブラザーのシンガーが友達だから紹介するとも言っていた。住所を見ると、銀座、しかも並木通りにある。一体どんな店なんだろ。
そういうことで、銀座に出向くことになった。
(この項、続く)
ESSAY>

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