Monthly Archives: December 2004

Best Of Soul Searchin’ Diary 2004, Part 1

ベスト。 今年もいよいよ終りますが、昨日までこのダイアリー、速報なども含めると365本以上書きました。ストーリーがあるものや、エッセー、ただの雑文や、お知らせ、ニュースなどいろいろ。そこで、その中から毎月1本を「ベスト・オブ・ソウル・サーチン・ダイアリー2004」として自分で選んでみることにしました。今日は1月から6月まで。一応、候補リストと選んだ日記を下記に記してみました。明日は7月から12月までを。みなさんも何かご意見ご希望あればBBSのほうへどうぞ。選んだ基準は、内容的におもしろいもの、書かれた対象がおもしろかったり、素晴らしいもの、文章がおもしろいもの、といったあたりです。 <1月の1本> 2004/01/05 A Boy I Met At New Year’s Eve http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200401/diary20040105.html 2003年の大晦日に会った少年の話。彼の話に心を打たれた。その内容がいいです。 <1月のその他の候補> 2004/01/28 (Wed) Mystic River: A Perfect Clint Eastwood Touch http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200401/diary20040128.html イーストウッドの作った映画『ミスティック・リヴァー』が個人的にはとても気に入った。その感想文。レイ・チャールズもでてくる・・・。 ++++++++++++++++++++ <2月の1本> Mikawaya Stands The Test Of Time And Pop & Mama Have Been … Continue reading

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Swamp Dog: Still Alive & Kicking

活躍中。 昔から活躍しているアーティストで、最近音沙汰がない人でもひょんなことからその活動がわかることがある。今週のビルボードのニュースを見ていたら、なんとあのヴェテラン、スワンプ・ドッグが新譜をだし、しかも、自分のウェッブまであることがわかった。 ビルボードの記事。http://www.billboard.com/bb/breakenter/index.jsp スワンプ・ドッグのウェッブ。http://www.swampdogg.com/homepage.htm なんでも6年がかりで作ったアルバムを出すそうで。スワンプ・ドッグは、その昔60年代からジェリー・ウィリアムスという名前で活動を開始、その後名前をスワンプ・ドッグとし、70年代に日本でもサントリーのカクテル「ソルティー・ドッグ」のCM曲を録音してヒットした。かなり南部臭の強いディープなソウル・シンガーだ。サザン・ソウルのシンガーとしても知られている。そういえば、コミック色の強い人でもある。 スワンプ・ドッグは1942年7月12日ヴァージニア州ポーツマス生まれといわれているので、すでに62歳。いや、まだ62歳か。コモドアーズがモータウンに入る前に、アトランティックでシングルを1枚だしたのだが、そのプロデュースをしたのが、スワンプ・ドッグだった。 そういえば、いつのまにか、60年代ソウル界の大御所、ソロモン・バークなども大復活をとげたり、今年はハワード・テイトが帰ってきたり、60年代に活躍していたようなアーティストが、復活することが多いような気がする。 ソロモンやハワードはメジャーとの契約だったが、スワンプ・ドッグのように、ネットで自分でレコードを販売できるとなれば、かつてほど大々的にビジネスを展開しなくても、ある程度CDを作れれば、配給はネットでやればいいということで、どんどんシーンに登場してくるのかもしれない。 ++++ Edited By Barry A. Jeckell. December 29, 2004, 11:30 AM Profiling acts breaking at radio and/or retail and entering Billboard’s charts. HOLIDAY CHEER: Adulterous reindeers, squirrel jambalaya and a naughty Santa … Continue reading

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Proof Reading Finished:

終了。 とりあえず、校正終了! やった! とりあえず、これでほぼ1月29日には本はでそうです。あと、今日著者のデイヴィッド・リッツからもらった日本版への序文をちょこっとやって、その後、僕のあとがきの若干追加をいれればほぼ終了かな。ま、年末進行もあるが山は越えました。 しかし、月曜深夜から、喉がいがいがして、ちょい風邪気味に。入稿して安心したか。さっそく昨日近くの医者に行って薬もらってきました。睡眠ですね、睡眠。 映画公開・本出版が1月29日、グラミーの発表が2月13日、アカデミー発表が2月27日。2月には、けっこうレイ・チャールズが話題になるでしょうね。 さすがに、これだけこもると、日記も煮詰まりますねえ。(笑) フレッシュなネタが品切れしてくる。っていうか、これだけ根つめると、あすの予定とか、なんにも考えられなくなるのね。今がとにかく必死で、終ったらどうしようとか、まったく余裕がなくなるんですねえ。ふだんいかに、怠けてるかってことでしょうか。いっぱいいっぱいというのは、このことなんでしょう。 さて、この2ヶ月近く、ほとんどテレビとか新聞とかも見てないんですが、インド洋の地震と津波はすごいですね。改めて自然の力のすごさを思い知らされます。あんなこと、起こるんだ。信じられない。 一時期、香港のジェット・リーの安否が不明になったそうですね。ジェット・リーは、あの「ロミオ・マスト・ダイ」に出演していました。結局、ジェット・リーの安全は確認されたようですが、もし津波に巻き込まれていたりしたら、あの映画は呪われた映画になってしまいます。なにしろ、あのアリーヤが亡くなっているわけですから。 >へばへばさん ご指摘のとおりですね。そうだ。No babys allowed to live.これでは赤ちゃんは生きるの許されない、ですね。No babys allowed to attend live performance.のほうに、さっそく直しておきます。ありがとうございます。英語はなかなかむずかしいですね。

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Brother Ray: Now I’m Doing Proof Reading:

校正中。 来年のことを言うと鬼が笑うというが、来年のグラミーはかなりレイ・チャールズが持っていくと思う。正式なグラミー予想は、後日どーんといつものとおり発表するが、アカデミーのノミネート、そして、グラミーと立て続けにレイ・チャールズが話題になるだろうから、ちょっとしたレイ・ブームになるかもしれない。 グラミーでは、アルバムあたりを筆頭に3-4つ行くのではないだろうか。それにつれて、レイ・チャールズの自伝が『わが心のジョージア~レイ・チャールズ物語』が話題になれば、これは嬉しい。 入稿はしたが、今、校正の真っ只中。今回は一度しか校正ができないので、おそらく、校正もれが出てしまうとは思うが、出来る限りそれは少なくしたい。 訳して、それが印刷されまとまってでてきて、読んでいくと、いつのまにか校正しなければならないことを忘れて、本文を「読んで」しまっていることがある。校正者としては、あってはならないことだが、それほどおもしろいということなのだろう。 それにしても、このレイ・チャールズという人物は、やはりはたから見ればとても幸せな一生を送ったといえると思う。音楽好き、ドラッグ好き(これは60年代に止めた)、酒好き、そして、女好き。自分の好きな音楽を楽しくやれて、そして、一日の最後に気持ちのいいセックスがあればそれだけでいい、と豪語するブラザー・レイ。それだけあれば、文句ないでしょう、という感じだ。 本文は、約354ページ。これに28ページのディスコグラフィーがつく。現在校正は200ページを進行中。今日中に仕上げなければならない。こうしちゃいられない…。(笑) 

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Cry-Max: Another Compilation CD

クライマックス。 クライとマックスを合わせて、クライマックスですか。うまいこと考えました。ソニーの大人気コンピシリーズ「マックス」に新企画登場。泣ける曲ばかりを集めたコンピレーション、『クライ・マックス』を紹介しに、『ソウルブレンズ』にカニリカ先生がやってきた。 なんと、レコード会社の担当者G氏が今年サイモン&ガーファンクルのライヴを見に行った時に、不覚にも泣いてしまったことから、そうした泣ける曲を集めたコンピを作ろうと思い立ってできたのがこの作品だという。 そのサイモン&ガーファンクルの曲というのが「明日に架ける橋」で、そういうわけで、この作品はコンピの1曲目に収録されている。今日はこれのオンエアもありえたが、さすがに『ソウルブレンズ』的ではないということで、少し黒目のクライマックスの「アイ・ミス・ユー」になった。もう一曲は、ポール・ヤングの「エヴリタイム・ユー・ゴー・アウェイ」。もともとホール&オーツの作品としても知られている作品。 それにしても、本当に昨今、コンピレーションが多い。来週「山野ミュージックジャム」のコーナーでも年間ベストセラーを紹介するが、そこにも山のようにコンピレーションアルバムがランクインしている。今年も、依然コンピの強い年だったということになりそうだ。 昨日の『ソウルブレンズ』の最後の曲、つまり、今年最後の曲はレイ・チャールズの「わが心のジョージア」をオッシーが選んだ。今日(27日)が、この曲の作者ホーギー・カーマイケルの命日ということでの選曲。そして、来年のレイ・チャールズ・ブームへつながる一曲ということでエンディングにはふさわしいということになった。たしかに、年が明ければ、映画公開、グラミー、アカデミーとレイ・チャールズの話題はかなりたくさんでてくると思う。はやいところ、自伝の校正を終らせなければならない。ふ~。

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Ruben Studdard: I Need An Angel

ゴスペル。 ルーベン・スタッダードが早くも新作をだしてきた。タイトルは『アイ・ニード・アン・エンジェル』。ゴスペルっぽい作品と、ホリデイ・シーズンに適した作品群でまとめられている。そういえば、今年前半に来日した時に、クリスマスアルバムを録音しているというようなことを言っていた。 この中で、もっとも有名なのはやはり「アメージング・グレイス」。最近でもたくさんのヴァージョンがでていて、特にテレビドラマ『白い巨塔』のテーマになったりして、メロディー自体の浸透度はかなりのものだ。 ルーベンのヴァージョンも、ちょっとダニー・ハザウェイ節がはいりつつも、瞬時にルーベンとわかる作品になっている。こういう曲調は、本当にルーベンにお似合いだ。 またアルバムのタイトルトラックは、Rケリーのプロデュース曲。ヴォーカリストを引き立たせるのがうまいRケリーらしい作品。 ワイナンズのヒットで知られる「エイント・ノー・ニード・トゥ・ウォーリー」をカヴァー。ワイナンズはアニタ・ベイカーをゲストに迎えていたが、ここではやはりゴスペルグループ、メアリー・メアリーのティナ・キャンベルをゲストに迎えている。いずれも、いい出来だ。 彼にとっては、ゴスペルは自分が育ったルーツ。デビュー作の次にはやくも自分のルーツに戻れるルーベンは、かなりラッキーだ。

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Merry Christmas, Happy Holiday: No Babies Allowed To Attend Live Performance

メリークリスマス。 昨日は24日、そして今日は25日ですか。もう曜日の感覚さえないのに、クリスマスって、特別な響きもいまや、あんまりなし。(笑)  さて、定例深町純ライヴはいつものとおりのいつもの調子だったのだが、この日、なぜか子供連れの女性がひとりいた。この子供がおそらく1歳に満たないのか、ちょっとしたことで、泣く。 深町さん、「子供は音楽会の敵だ」とはっきり言っていたが、まさに同感だった。その子供がパート1の終わり近くで、泣き始めた。それをつれている母親がすぐに外にだせばいいものの、全然そういう動きをしない。そこで、泣き止ませようと深町さんがピアノを弾き始めるが、まあ、泣き止まない。なんでもありを許す深町さんも、この子供がずっと泣き止まなかったのには、さすがに切れて、「うるさいなあ」と言って一度中断し、再度演奏を始めたが、結局「集中できない」と言って、演奏を途中で止めてしまった。こんなことは、過去48回のライヴで初めてのことだった。 そして、「音楽の力なんてこんなものなんです。たったひとりの赤子さえ泣き止ませることもできない、そんな程度のものなんです。音楽に力があるなんていう人がいますが、そんなことはない」といったようなコメントをしゃべった。 半分同意するのだが、それ以前に僕は、その子供を連れていた母親がなぜ、泣き出したらすぐに外にでなかったのが、皆目わからない。最初泣き出した時はよしとしよう。だったら、すぐ外にでればいいではないか。1-2分たったあたりから、こっちもいらいらしてきた。とにかく集中できないのだ。5-6分はいたのではないか。 この会場は携帯の呼び出し音も切らなくてもいい、しゃべっていてもいい、録音してもいい、通りを消防車がサイレンを流しながら走れば、そのサイレンの音を曲の中に入れ込む。なんでもあり、ダメということがない場所ではあるのだが、どうも子供の泣き声だけは別のようだ。 この母親はなんなんだろう。音楽を聴きに来たことがない人なのか、それとも、深町さんのライヴは何でもありだから、赤ん坊の泣き声さえも音楽にしてしまうとでも思ったのだろうか。少なくとも、クラシックのコンサートホールだったら、6歳以下の子供はダメとか言われるはず。ここは別にクラシックではないし、まったく堅苦しいものではないのだが、この人物はかなり非常識に思えた。「禁止」することを嫌うこのライヴも、次回以降、赤ん坊の入場は禁止、ということにでもなるかもしれない。ま、それもやむなしかな、という気がした。

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Chaka Kahn: Classikhan

クラシック。 あのシャカ・カーンがジャズに挑戦。ということであのシャカ・カーンが超久しぶりのニューアルバムをリリースします。正確には98年の『カム・トゥ・マイ・ハウス』以来6年ぶり。新作タイトルは、『クラシカーン』。クラシックとカーンをミックスした言葉ですね。 シャカのジャズは、もう随分前からいい感じになっていて、ブルーノートなどでもそのあたりを聞かせたりしています。僕が彼女のジャズを意識したのは、82年のライヴアルバム『ライヴ・ストンピン・アット・ザ・サヴォイ』でしょうか。ここに「ドント・ゴー・トゥ・ストレンジャー」が入っていました。これが、かなりよくて随分ヘヴィーローテーションで聞いた記憶があります。 昨年、ダイアナ・クロールのピンチヒッターで来日した時、かなりのすご腕ミュージシャンをバックにライヴをやって大好評だったようですが、シャカのジャズは、かなりの域に達してると思います。 この新作の中でも、「ラウンド・ミッドナイト」とか、「アイム・イン・ザ・ムード・フォー・ラヴ」などかなりシャカ味がでています。 また、ここにはポップソング、例えば、「ゴールドフィンガー」とか、「トゥ・サー・ウィズ・ラヴ」などの映画作品なども収録され、幅広い層を狙った選曲にもなっています。ジョー・サンプルなども3曲で参加、さらに、ロンドン・シンフォニー・オーケストラまで入って、ぜいたくな作りです。 ロッド・スチュワートにしろ、このシャカにしろ、年齢が行き、こうしたクラシックに進むと、昔のファンが必ずついてきてくれるから、頼もしい。 +++++ 『クラシカーン』のアルバムは、26日の『ソウルブレンズ』内「山野ミュージックジャム」(インターFM午後4時半から)で紹介します。 Classikhan [FROM US] [IMPORT]

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To See Live Show Is My Blood

血。 結局、デニス・ラサールはいけませんでした。ちょうど、本日の『ウルフマン・ジャック・クリスマス・スペシャル』の打ち合わせが長引いて、終った時にはくたくたでした。 ここ一月ほど、随分、見たいライヴを見逃したような気がします。この前のTKYとか、D12とか、ザップママとか・・・。しかし、ライヴというのは、なんですねえ、やはり、僕にとっての血なんですかねえ。(笑)  火曜日のフランク・マッコムなんか、ほんとライヴ自体が久々ってだけで、嬉しいんだからねえ。困ったもんだ。 フランク・マッコム応援団、何しましょう。彼の宣伝を勝手にしましょう。CDが出るとか、ライヴがあるとか、そのよさを、日々広めましょう。 『わが心のジョージア~レイ・チャールズ物語』、あとがきまで入稿したと思ったら、もうど~~んと、校正刷りがでてきました。354ページくらいが本文、その他に序文やディスコグラフィーなどで約400ページ弱でしょうか。これから赤入れです。まだまだ気が抜けません。 そして、本日は、午後1時から『ウルフマン・ジャック・スペシャル』(午後4時まで)です。ウルフマンがサンタになって、様々なクリスマスソングをかけます。ぜひお楽しみに。 BBSも11月29日以来返信していません。すいません。時間を見つけてなんとか返信してみます。横レスなどどんどんいれておいてください。

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Wrote Autograph After The Show, Everyday: Frank McComb

応援団。 日曜日、『ソウルブレンズ』にゲストでやってきたフランク・マッコム。火曜日のセカンド。けっこう満員。すごい。今回は、ドラムス、ギター、ベース、キーボードにフランク、そして、ゲスト・ヴォーカルのサイ。 久々にライヴの感覚を味わったせいか、やっぱりライヴはいいなあ、と実感。それはともかく、フランクは今年だけで3回目の来日。日本にアパートでも借りたほうがいいんじゃないか。(笑) 今回のライヴは、春のモーションブルーの時とほぼ同路線。しかし、ここにさらにダニーの曲と、ゲストのサイをうまくフィーチャーした。 サイは、一見、ダイアナ・ロスと見まごうばかりのビューティー。4曲目から登場し、ずっとステージにいた。最初2曲はキーボードも弾きながら歌を披露。なかなかのものだ。 そして、6曲目からダニー・メドレーに。まずは、「リトル・ゲットー・ボーイ」。やはり、これだ! そして、続いてはこの時期にぴったりの「ディス・クリスマス」。わお。もうこれを聞けただけで、満足だ。さらに、アンコール一曲目で長いイントロから始まった「ユー・アー・マイ・ヘヴン」。これをサイとのデュエットで聞かせた。もちろん、ダニーとロバータ・フラックのデュエットでも知られる曲だ。 基本的にミュージシャンズ・ミュージシャンという感じ。だが、これだけ歌声が魅力的なのだから、もっと歌を全面に出せばいいと思う。つまり、一曲目の20分以上あるインスト曲は、各メンバーのソロを披露するのだが、少々長い。最後のアンコールの「キューピッド」も、もう少しコンパクトにまとめて、別の曲をいれてもいい。どうしても、ミュージシャンだから、楽器演奏を自分たちで楽しんでしまうきらいがある。そのあたりを一歩、エンタテインメントの方向に持っていければ、もっともっと密度の濃いショウになる。 とは言っても、現存するソウル・ミュージシャンで、これだけのものが出せる人はなかなかいないし、ダニー・ハザウェイのシャドウにいるとしても、だれもその点について文句を言う人はいない。一度、ためしに「ソウル・サーチン・トーキング」でケイリブがやったように、ダニーの曲だけで、ワンセットやったらどうだろう。そうしたら、連日超満員になるんじゃないか。 それにしてもサーヴィス精神旺盛なフランク。毎日、ライヴが終った後にサイン会をやっている、という。えらい。今、前作をだしたレコード会社ともめていて、次がだせない状況だという。これは、こまった。なんとかしてあげたいが…。しかし、いいライヴをたくさんやって、ファンを増やそうではないか。応援団作ります。 フランクマッコム・前回の記事 http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200404/diary20040416.html http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200404/diary20040417.html http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200404/diary20040418.html http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200404/diary20040419.html ブルーノートhttp://www.bluenote.co.jp/art/20041220.html (2004年12月21日火曜セカンド、ブルーノート=フランク・マッコム・ライヴ) ENT>MUSIC>LIVE>McComb, Frank

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Last Days Of Brother Ray

入稿。 とりあえず、『わが心のジョージア~レイ・チャールズ物語』(レイ・チャールズ、デイヴィッド・リッツ・著・吉岡正晴・翻訳監修=戎光祥出版、2005年1月29日発売)の「あとがき」を入稿した。こんどは、すでに戻り始めている直しのチェックになる。やったあ。 ま、しかし、それにしてもわれながら、よくやった。4ヶ月くらいの予定を考えていた物を6週間程度でやったのだから、はんぱではない。だが、一方でやればできるのね、とも思った。とはいえ、多くの方々の手助けをいただいてのものだ。みなさんに感謝したい。 またこれから本文の中の、部分をご紹介しようと思うが、最後の『レイ・チャールズ最後の日々』は訳していても感動した。この文章は、今年の6月に、レイの死後、デイヴィッドが書き下ろしたもので、17ページ。今年10月に発売された第三版に収められた。 著者でもあるデイヴィッドとレイの交流が描かれるが、なんといってもデイヴィッドのレイへの思いが熱く一気に読ませる。しかも、晩年のレイの弱々しい声、それまで一緒に仕事をしてきたミュージシャンたちへの言葉が実に胸を打つ。そして、自分が死というものを意識し始めてからのレイ・チャールズの心の動きがひじょうに興味深い。 レイ・チャールズにとって、その最後の一年は、それまでの72年間とはまったく意味が違ったのかもしれない。彼は死ぬまで毎日仕事をしていた。その彼がツアーを休んだ。これは一大事だった。彼は自分が「強くなった」ということをしきりに強調する。それは、昔は強くなかったことへの反動であるかのようだ。 30年近くレイを見てきたデイヴィッドのすぐれた観察力が見事なエピローグを飾った。 『わが心のジョージア~レイ・チャールズ物語』は、2005年1月29日、映画公開と同時に発売される予定だ。映画を見てからでも、本を読んでからでも、どちらも納得できる作品である。

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Frank McComb Played For Prince

916. 『ソウル・ブレンズ』にやってきたフランク・マッコム。マーヴィンとも僕とも顔見知りということで、打ち合わせからかなりテンション高い。昨日はドラマーのコーラとベースのジョッシュが一緒に来ていた。 そんな彼が思わぬ話をしてくれた。先週だったか、彼とコーラ(ドラマー)、ジョッシュ(ベース)たちバンドが、プリンスのロスの自宅に呼ばれたというのだ。フランクが語る。「モージャズ(レーべル)のスティーヴ・マッキーヴァーが紹介してくれてね。つまり、僕のことをプリンスに話したかなんかしたらしい。プリンスが僕たちをミュージシャンとしてではなく、アーティストとして呼んでくれたんだ。彼の自宅のリヴィングルームで行うプライヴェートパーティに呼ばれて、演奏したんだ。夜の11時くらいから演奏して、途中でビリヤードをしたりして、遊んだりしながら、朝までいたよ。ジル・スコット、ミッシェル・ファレルなんかがいて、それから・・・プリンスがいた(笑)。まあ、ゲストは2-30人程度だろうな。ほんとに身近な人たちだけだったと思う」 フランクが興奮気味に話す。「彼は、僕がキーボードを弾いているとその後ろに来て見たり、コーラ、ドラマーの後ろで見てたりするんだ。僕はだから上手に演奏しようと思ったよ。でも、ナーヴァスにはならなかったな(笑)」 彼らは3ヶ月ほど前に、プリンスと会った。「あの日にちはよく覚えているよ。9月16日だった。ロスのクラブでギグがあった。僕とドラマー(コーラ)とベース(レイモンド)のトリオでやっていた。レイモンドがミッシェル・ファレルやシーラEを知っていて、そのつてでプリンスがやってきたんだ!」 そして、それがプライヴェートパーティーへの招待へつながった。フランクが言う。「もしプリンスがワールドツアーにでも誘ってくれたらって? もうすべてを投げ打って一緒に行くよ!(笑) でも、プリンスはいつも土壇場でミュージシャンに声をかけるらしんんだよ。明日、ライヴやらないか、とか、来週からワールドツアーに行かないか、とかね。もし何か入っていたら、どうしよう(笑)」 もうひとつ、こんな話も明かしてくれた。ドラマーのコーラ。彼女は前回も来日している。その9月16日、コーラはまだまだ新進気鋭のドラマーなので、大したドラムセットを持っていなかった。それを見たプリンスが、コーラにドラムをプレゼントしてくれるというのだ。プリンスは、コーラがエンドースしている(提携している。スポンサー契約している)ドラムの会社に言って、好きなものを選んできなさい、それを買ってあげるから、といった。そして、コーラは大喜びでドラムセットを頼んだ。それが、つい先週来たばかりで、まだ2回しかプレイしていない、という。今回、日本にはもってこなかった。彼女のドラムは、プリンスからのプレゼントというわけだ。 フランク・マッコム・バンドとプリンス。う~~ん、まったく予期せぬつながりだが、ふたりとも共通点がある。それは、リアル・ミュージシャンということだ。そして、フランクとプリンスなら、素晴らしいミュージシャンシップを築くことができるだろう。フランクは、プリンスから「来年のスケジュールはどうなっている?」と聞かれたそうだ。だが、その後は何もないのだが・・・。 フランクにとっては、これは「916」の事件だ。 フランク・マッコム・ライヴ ブルーノートで20日(月)、21日(火)、モーション・ブルーで22日から25日。 http://www.bluenote.co.jp/art/20041220.html モーションブルーhttp://www.motionblue.co.jp/ Truth [Bonus Tracks] [FROM UK] [IMPORT]

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It Was Planned, But It Didn’t Happen That Way

生放送。 昨日は、久々にゴスペラーズの『フィールン・ソウル』が生放送だった。しかも5人揃うというのはかなり久しぶり。最近、生になることがけっこうあるが、この生のおもしろいのは、例の直電話。 今日も小学校の琢くんとそのママが電話でつながった。琢くん、なかなかいい味をだしていたというか、マイペースというか、ゲーム好きらしく、酒井さんをご指名(?)でゲーム談義に花が咲く。 で、最後リクエストになった。一応、オンエアー前に、琢くんの好きな曲、聴きたい曲をきいていた。それが「いろは」だったので、スタッフはそれをCDプレイヤーにいれて用意していた。彼も、好きな曲は「いろは」と本編の中で言っていたのだが、最後お母さんに電話を代わり、黒沢さんが「じゃあ、ゴスペラーズの曲でお好きな曲は何かありますか」と言ったところ、お母さんが「あ、なんでもかけてもらえるんですか?」となり、勢いで黒沢さん、「えー」と答えたところ、「サッカーが好きで~~~」とお母さん。その瞬間、ミキサー側のスタッフがめちゃくちゃ大慌てになった。 一応、ゴスペラーズのCDは全部あるのだが、いきなり曲がかわり、相当なパニックに。手を引き伸ばし、「伸ばせ、伸ばせ」の合図。サッカーで、というとだいたいそれでも3-4曲候補があるのだが、結局、「ゴールデン・エイジ」がリクエスト。必死になって探しているのが、こちらからも見える。 まもなく、その曲が見つかり、ブースの向こうでは大きな〇ができて、曲になった。曲紹介で、曲が流れると、スタジオ内では一斉に拍手が巻き起こった。いやあ、おもしろいハプニングだったなあ。あの、瞬間のスタッフたちの慌てぶりがめちゃくちゃ、おもしろかった。 酒井さんのひとこと。「普通の人を、信じちゃいけないよ」(爆笑) 生放送は、予定通りいかないこともある。 G10

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Frank McComb Will Be On “Soul Blends”

ゲスト。 われらがフランク・マッコム、『ソウル・ブレンズ』にゲストで登場します。昨日あたり急に決まって、日曜の3時半くらいに登場です。彼は今年3回目の来日。最初がモーションブルーで、次がレイラ・ハザウェイとともにブルーノート。今回は、ブルーノートとモーションブルー。 なんだか、とても応援しているだけに、3回も来日となると嬉しいですね。さっそく、メールをちらっと送ったら、すぐに返事が来た。「ちょうど、今、福岡に着陸したところだ」。おっと、もう日本にいたんですか。 毎日新聞の今日付けの楽庫で、彼のことを少し書いた。その旨も伝えた。 さてさて、フランク、今回どのような曲をやってくれるのか楽しみなのだが、はたしてどこまでダニー節を聞かせてくれるかな。 月、火がブルーノートで、その後モーションブルー。毎日でも行きたいくらいだが、レイ・チャールズが僕の足を止める・・・。 Truth [Bonus Tracks] [FROM UK] [IMPORT]Love Stories [FROM US] [IMPORT]+++++ レイ・チャールズは、42章、すなわち本編を終了。あとは2本あるあとがきと僕のあとがきのみ。しかし、2本目のあとがきが17ページもある。日本語で約16000字だ。2-3章分にあたるので、大変。 最後の17ページにおよぶ「ラスト・デイズ・オブ・レイ・チャールズ」は、今年6月、デイヴィッドがレイの死の直後に書き下ろしたもの。ここしばらくの彼との会話が記されている。デイヴィッドのレイへの熱い想いが文面にほとばしりでていて実に感動的だ。78年に最初に本がでて、それから26年を経て、再びあとがきを書いているわけだ。そこに時の流れの重みもある。 70代のレイ・チャールズの言葉は、さすがに年輪を重ねた枯れたものだ。デイヴィッドは、この本を書くことで新たな人生が開けた。彼にとってもキャリアのターニングポイントになった。『わが心のジョージア~レイ・チャールズ物語』は、レイのキャリア・ブックであると同時に、デイヴィッド・リッツにとっても堂々たるキャリア・ブックになっている。

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Look What They’ve Done To My Song, Ma: The Song Has Interesting Lyrics

搾取。 これしかネタはないのか、と言われてしまいますが、とにかくひきこもりのヒッキーとしては、レイ・チャールズのことしか頭にないわけです。(笑)  そのむかし、メラニーというニューヨーク出身のシンガー/ソングライターがいて彼女が書いた作品に「ルック・ホワット・ゼイ・ダン・トゥ・マイ・ソング、マ」という曲があります。71年に大ヒットしたのですが、これをレイ・チャールズがカヴァーします。 そして、この曲はなかなか興味深い歌詞をもっていました。内容はこんな感じ。 「ママ、連中が僕の歌にしたことを見て。半分しか完成できなかったのは、この曲だけだよ。結局、彼らにいじられて最悪の曲になってしまった。・・・ママ、連中が僕の頭をどうしたか見て。鳥の骨にするみたいに、髪の毛をむしりとった。僕は気が狂いそうだ。・・・連中が僕の歌にしたことを見て。プラスチックの袋にいれて引っくり返した。・・・これでいいのかもしれない。あ~、でもわからない・・・ もし僕の涙がお金に変われば、僕は今日億万長者だ・・・僕は狂ってしまうよ、ママ。連中は僕が作ったものをすべて盗んで、大金を稼いだ。心が痛む。でも、ママが教えてくれたように、僕は基礎を固めてビルを作り続けるよ。そうさ、ビルを作り続けるんだ」。 レイはこの曲を黒人のミュージシャンやソングライターが書いた作品を白人がカヴァーして、結局黒人よりも多く売ってしまうことの事実を歌ったわけです。黒人が書いた曲を白人がずたずたにして、でも黒人よりもたくさんの枚数を売ってしまう。50年代からずっと続いてきた搾取の歴史を皮肉っぽく歌ったのでしょうか。 今回、初めてそういう風にもとらえられるのだな、と思いました。これを書いたメラニーは白人ですが、彼女はシンガー・ソングライターなので、なにかそういうことでもあったのでしょうか。ちょっと調べてみたんですが、見つかりませんでした。 この曲はニューシーカーズというグループがヒットさせました。 Singles [BEST OF] [FROM US] [IMPORT]

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Japanese Title Finalized: Georgia On My Mind ~ Ray Charles Story

邦題。 さまざまなご意見、ありがとうございます。昨日、タイトルが決まりました。『わが心のジョージア~レイ・チャールズ物語』です。これで、表紙のデザインをやり直しますので、トップページの写真も近く差し替えます。 42章分の38章まで終了し、現在39章進行中。それにしても、レイ・チャールズのこの自伝を読んで、訳していると、いつのまにか、ブラザー・レイの考え方、人となりといったものが、僕の中に染み込んできてしまいます。当たり前というか、でも、不思議というか。 だんだんと自分がレイの気持ちになって、言葉を吐き出している、そんな感じになることがあります。特に、彼がこういうことが言いたいのだろう、ということがピンと来た時など、そうなります。 この本自体は、レイ・チャールズが語ったことを、デイヴィッド・リッツがまとめて、編集したものですが、デイヴィッドの編集ぶりも実にうまいと感じさせられます。 読んでいて、感動してしまうところも、いくつかあります。先日、ご紹介したジュディー・ガーランドとの話などもそのひとつでした。また、もっと初期の話、ブラザー・レイの母親が亡くなった後のシーンもかなりきます。 彼がマーティン・ルーサー・キングに心底傾注していた章も、なかなか読み応えがあります。そうそう、彼がずっと中毒だったヘロインを止めるくだりも、すごい。近いうちに、また一部をご紹介しましょう。

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トリプル50. 静岡のKMIXで毎週金曜夜7時から放送されている『ブギー・ナイト』で、ちょっとしたコーナーを担当しているのだが、その収録があって、そこで新年の抱負という話になった。 そこで、僕の抱負は、ここ数年だいたい同じで、それは、「50-50-50(フィフティー・フィフティー・フィフティー)」。意味は、ライヴ50本、映画50本、本50冊を一年で楽しもう、というもの。まあ、これだけできれば、かなり豊かな生活ではないか、と思うのだが、なかなか実現はしない。略してトリプル・フィフティー。なんとなくかっこいいね。(笑) ライヴは大小、またショーケースなども1本と数えれば100本近くはいくだろう。それから映画もビデオを含めれば行く可能性はある。スクリーンで50本は毎週1本だから、相当きつい。今年は全然だめだが。そして、絶対無理なのが、本の50冊。雑誌は数えず、一応文庫くらいはよしとしよう。だいたい元々本、読まないからねえ。 でも、映画評論家って年に300本以上見るらしい。多い人は500本は行けるという。500本は毎日2本x5日x50週でやっと達成だ。それから、新聞の書評書く人とかも、ものすごい量をかなりの速さで読むらしい。 そういえば、今年ウルフマン・ジャックの自伝読んだ。あれは、上下巻だから2冊と勘定していいのかな。(笑)  さて、一体、どうなることやら。 ハブ・マーシー!―ウルフマン・ジャック自伝〈上〉ハブ・マーシー!―ウルフマン・ジャック自伝〈下〉

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Brother Ray Found Soul Mate

出会い。 『ブラザー・レイ』は、42章分のうち、31章を終了。31章のタイトルは、「発展と成長(Wising Up)」。「ワイジング・アップ」の直訳は、「気がつく」とか、「気付かせる」といったもの。レイ・チャールズは、自分が知らないことをひとつひとつ、勉強していきます。税金のことは人に言われていて、お金をその分用意していた。レコード会社からの印税はいざという時のために手をつけずにいた。自分の生活はロードからの収入でまかなっていた。とてもしっかりしています。彼にとっては日々、勉強というか、学ぶことが多いのですね。気付くというのは、そういうことです。考え方の違いから追徴金を取られたこともありますが、それで腐ったりはしません。以後帳簿付けをしっかりするように心がけました。 彼は別にいわゆるセレブ、有名人とあまり交流しません。そういうのがめんどうくさいのでしょう。でも、たまたま知り合ったある人物とソウルメイトになります。そのくだりをちょっとだけご紹介しましょう。 +++++ 『ブラザー・レイ~レイ・チャールズ自伝』(レイ・チャールズ、デイヴィッド・リッツ著)『31章~発展と成長’Wising Up)』の一部から。  私はレッド・アイ・スペシャル(訳注、深夜便。夜遅くに西海岸を出発すると時差の関係で東海岸へ早朝に着く。みな寝不足で目が赤くなることから、こうした便がレッド・アイ・スペシャルと呼ばれる)でロスからニューヨークへ飛んだ。私の隣に女性が座っていた。私は窓側で彼女は通路側だった。その女性はいかに私の音楽を知っているか、どの曲が好きか、どれほどの長きに渡って私に興味を持っていたか話し始めたのである。彼女はしゃべり続けた。       一時間半程経過したころ、私は彼女の話を遮った。  「ねえ、君は私のことばかりしゃべり続けている、君についてはどうなんだい?まだ君の名前さえ知らないよ」 「えーと、私の名はジュディー・ガーランドよ」 「ちょっと、冗談はやめてくれ、君。正直に言わないと、悪魔に襲われるぞ」 「本当よ、レイ。私はジュディー・ガーランドよ」  私たちは残りのフライト中、全米を横断する間、夜通し話を続けた。彼女はとても繊細な女性だ。彼女は打ち解け、心底本音で語ってくれた。そして時折、押さえきれなくなり泣き伏せた。彼女の泣き声を聞きつけ、スチュワーデスが私が彼女に何をしたのか聞きにきたこともあった。  いずれにせよ、ジュディーは数回、ニューヨークにある彼女の住まいに泊めてくれた。彼女は私を信頼できる話し相手と思っていた。彼女と話したことを、私が決して口外しないことを知っていたのだ。彼女はデリケートで、心の振幅が激しい女性だ。彼女が泣く時、その涙は本物だ。彼女は長い間、心の奥に多くのものを秘めて生きてきたのだ。  私も同じだった。私も何も人に語らず、秘密を胸にしまい、様々な人生の街角を歩んでいくことだろう。しかし、そうした心の重荷があまりに負担になったら、私はその重荷を切り捨てる。そうしなければ生きていけない。 ++++++ この出会いは、62-3年ころだと思われますが、ブラザー・レイはずっと孤独でした。そして、自分が陥った不幸に関して、誰にも心を打ち明けることはできませんでした。それはきっとエンタテイナーの世界で悩んでいたジュディーも同じだったのでしょう。 ジュディーは1969年6月22日、わずか47歳で死去します。睡眠薬を誤って多く飲んでしまっての死亡でした。レイ・チャールズはその時、38歳でした。 ジュディーの代表曲を一曲だけあげるとすれば、それは「オーヴァー・ザ・レインボウ(虹のかなたに)」です。その「オーヴァー・ザ・レインボウ」は、ブラザー・レイの葬儀で、彼を送り出す時に使われました。『ジーニアス・ラヴズ・カンパニー』に収録されているジョニー・マティスとレイ・チャールズとのデュエット・ヴァージョンです。 ジュディーとレイの運命的なつながりです。 ジーニアス・ラヴ ~永遠の愛

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Wolfman Jack Christmas Special Will Be On Air

ウルフマンサンタ。 10月に一度オンエアーして反響を得た伝説のDJ、ウルフマン・ジャックが再び戻ってくる。今度は、ウルフマンがサンタになって、クリスマス・ソングの数々を紹介する。 放送日時は、2004年12月23日(木曜・祝日)、インターFM(76.1)で午後1時から4時まで。ウルフマン・ジャックのクリスマス・スペシャルで、ウルフマン・ジャック・ショー本体はこの中で約2時間。その前後に、前回『ソウル・ブレンズ』でお送りしたようなウルフマン解説を若干付け加える。出演は、前回と同じ3人。マーヴィン・デンジャーフィールド、凌木智里(しのきちさと)、そして、吉岡正晴。 前回はウルフマンの本編は1時間だったが、今回は倍の2時間。たっぷりお楽しみいただける。しかも、このスペシャル、全曲クリスマス・ソングばかり。 日本版の解説のところでは、クリスマスソングの歴史や、いくつか有名なクリスマス・ソングをピックアップして、その曲がどのように生まれたかなどの誕生秘話をご紹介する予定だ。 http://www.interfm.co.jp/

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Brother Ray: Georgia On My Mind

サントラ。 早速、さまざまなアイデアありがとうございます。さすがに色々な意見がでてきますね。参考になります。このレイ・チャールズの本は彼がすべて話したことを、デイヴィッド・リッツが聞き、それを文字にしたものです。ブラザー・レイ本人の唯一の自伝です。 というわけで、「いとしの~」というのは、フィットはしないです。(笑) ただし、これはおわかりの通り「いとしのエリー」とかけています。 一方、「わが心のジョージア」は、彼の同名の大ヒット曲のひとつで、本編の中にもジョージアの話がでてきたり、またその曲のエピソードなどもでてくるので、問題はないかと思います。 今回は、急なことで間に合いませんでしたが、ベリー・ゴーディーの自伝を出した時に、本と同時に本のサウンドトラックという位置付けで、本の中で触れられる作品ばかりを集めたオムニバス・アルバムを作りました。レイ・チャールズでもそうしたいのですが。この場合は、本とCDのジャケットは揃います。 映画と同じタイトルにするのは、特に問題はないとは思いますが、実は僕はこの邦題『RAY/レイ』があまり気に入っていません。どうしてこんな邦題にしたのか、映画会社の人に尋ねたのですが、それは、邦題をつけるときは、その邦題について、本国のスタジオの許可がいる、というのです。そして、そのためには1-2ヶ月かかってしまうこともあるということで、映画も緊急公開なので、そのような暇がなかった、という説明でした。アメリカならこれでいいでしょうが、日本ではどうなんでしょう。(笑) この本を読み進めていくと、様々なヒット曲が浮かびあがってきます。あの曲のこんなエピソード、この曲の誕生秘話などです。そして、この本にもし一曲テーマ曲をつけるとしたら、やはり「わが心のジョージア」がいいのではないか、と勝手に思っています。 もちろん「アイ・キャント・ストップ・ラヴィン・ユー」や「アンチェイン・マイ・ハート」なども充分、その資格ありです。 さて、どうしたものか。(笑)

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Brother Ray: Japanese Title

邦題。 レイ・チャールズの自伝『ブラザー・レイ~レイ・チャールズ自伝』(2005年1月29日発売予定・戎光祥出版)の原書の本文は約334ページ。これにディスコグラフィーがつく。現時点で218ページまで進んだ。3分の2が終了だが、校正が戻ってきて、そこに膨大な量の赤入れがはいる。 尻に火が点いているどころではない。大火事、山火事状態だ。一体、どうなることやら。(笑) 出版社のウェッブに表紙デザインが載った。 http://www.ebisukosyo.co.jp/books/art_raycharles.html 今、とりあえず、邦題は『ブラザー・レイ~レイ・チャールズ自伝』だが、ちょっと迷い中。マーケティングの専門家の友人と話していた時に、これでは普通の人がイメージを喚起できないのではないか、と指摘されたのだ。「ブラザー・レイ」という固有名詞の名前の人かと思う人もでるのではないか、とも言われた。 この「ブラザー・レイ」という言い方は、僕などは、ものすごくなじんでいて、「ブラザー・レイ」イコール「レイ・チャールズ」なのだが、よく考えると、一般的にはとてもなじみ深い言葉とはいえない。 ブラザーだれそれ、ブラザー何々という言い方は、アメリカの黒人たちがよく使う言い方。ミスターを使わずに、ブラザーを使うのが黒人たちだ。女性の場合は、もちろん、シスターをつける。 「ブラザー・オーティス」、「ブラザー・ジェームス」、「ブラザー・マーヴィン」、「ブラザー・ダニー」・・・。「シスター・アレサ」・・・。 そこで、邦題で行こう、シリーズ。 今候補がこんな感じだ。 『わが心のジョージア~レイ・チャールズ物語』(レイ・チャールズのルビにBrother Ray) 『ブラザー・レイ~わが心のジョージア/レイ・チャールズ自伝』 『いとしのレイ』 『いとしのレイ・チャールズ』 『わが心のレイ・チャールズ』 さて、どうしたらいいものか。何か、いいタイトルはありますか? アイデア募集します。(笑)BBSにどうぞ。 ++++ 映画『レイ』の公式サイト、オープン。 http://www.ray-movie.jp/

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Midnight Love: Soul Food Is Good For Your Stomach

てんこもり。 昨日はマーチンさんの月一の番組『ミッドナイト・ラヴ』の収録であった。この番組は鈴木雅之さんがしゃべっているFM横浜の番組で、毎月第三土曜日の深夜1時半から3時半まで放送されているソウル番組。まあ、かなりマニアックな番組だ。 今月の放送日は12月18日。『ソウルフードは胃にいいや』というごろで覚えてください。最近は、このごろ作りがみんな楽しくなっている。(笑) 来月は1月15日。1-15・・・。そこで、一月(1)からもソウルで行こう(15)。 少しネタばれになるが、今回はこういう季節がら、大々的なクリスマス特集となった。最初のマーチンズ・セレクションでも新旧のクリスマスソングがかかる。そして、謎のCD配達人、魔黒ブラウンのコーナーでは、ルーベン・スタッダードの新作。これがほぼクリスマス向けの作品。これもクリスマス作品とは大々的には歌っていないが、この時期にぴったりだ。 ルーベンは歌、うまいなあ。 さらにソウルムーヴィー、ソウルバー、がんばれルーサー、そして、スロージャムと、ソウルてんこもりだ。 ソウルフードは胃にいいや、と覚えてください。 でもこれ、英語で覚えても、だめね。(笑) ところで、雑談の中で、マーチンさんがグループサウンズについて、かなり詳しいということが発覚。たまたま、本牧、ゴールデンカップスの話しになり、そのあたりはいかがですか、と向けたところ、立て板に水で、ソウルと同じくらいグループサウンズはうるさいよ(笑)ということになった。 で、僕が「フィンガーズってご存知ですか?」と尋ねると、「知ってる、知ってる、成毛滋でしょ」と即答。が~~~ん、これはすごい。打ち合わせもどこかに行き、GS話で20分くらい盛り上がってしまった。そこで、次回はゴールデンカップスとグループサウンズの話でもしてもらいましょうか、ということになった。ただ、音源があんまりないので、探せるかどうかが問題。みんなもちろん、アナログしかも7インチ。CD化などはほとんどされていない。 マーチンさんお勧めは、ズーニーブーのサム&デイヴのカヴァーなど。果たしてどんなグループサウンズ話がでてくるか、楽しみだ。

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Grammy Nominations:

ノミネーション。 第47回グラミー賞のノミネートが発表された。授賞式は2005年2月13日、日曜東部時間午後8時からロス・アンジェルスのステイプル・センターで行われる。カニエ・ウェストが10部門、またレイ・チャールズが7部門でノミネートされている。詳細の予想はまた後日。 ひとつ不思議に思ったのは、候補となる作品の発売期間が今年の9月末日までにもかかわらず、10月末に発売されたロッド・スチュワートの『グレイト・アメリカン・ソングブック』がノミネートされている点。個人的にはロッドに、初グラミーを取って欲しいが。今年はトータル107のカテゴリーで受賞者が決定する。 全米中継はCBSが行う。8時からの生放送は東部では生で流れるが、西部では3時間遅れで録画中継される。 グラミー・オフィシャル・サイト +++++ THE NATIONAL ACADEMY OF RECORDING ARTS & SCIENCES INC. Final Nominations List 47th Annual GRAMMYョ Awards For recordings released during the Eligibility Year October 1 2003 through September 30 2004 Note: More or less … Continue reading

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More Naturally 7: They Bless This House

シャワー。 ナチュラリー7のライヴ。書き足りないので、もう少し。 ドラムス、ギター、ベース、キーボード、レコードのスクラッチ音、ヒューマンビートボックス、トランペット、サックス、様々なサウンドエフェクト・・・。そして、ヴォーカル。まさに彼らはヴォーカルのセルフ・コンテイン・グループだ。 あの声帯の強さとヴァリエーションに驚く。そして本当にグルーヴ感がある。下手なミュージシャン、ドラマーよりグルーヴがあるからすごい。 レコードをターンテーブルにのせ、針をレコードの上にのせる。レコードのチリチリ言う音が聴こえてくる。そして、ジェームス・ブラウンの「アイ・フィール・グッド」が、スクラッチされながら登場する。感嘆の声があがる。何度聞いても、すごい。 適度な振り付けもあり、7人がステージに横に広がると、かなり圧倒的だ。アカペラ・グループなのに、バンドが帯同しているかのように思ってしまう。 アカペラらしい歌は途中で2本のマイクを7人全員が囲み、静かに歌った作品。彼らが最初に教会で習ったゴスペルソングと紹介してのが、「ブレス・ディス・ハウス」そして、それに「モア・ザン・ワーズ」が続いた。さらに、「バック・トゥ・エッセンス」ではドゥワップの要素もいれた。ここは、テイク6にない部分だ。 各人のソロパートなど、実におもしろい。7台のカメラで各人を追って、それぞれの人の顔と、音を分解して見られたらいいのにと思う。そういうDVDを作って欲しい。 日本でのデビュー作と最新作からの曲を中心にしたライヴで、声のシャワーを存分に浴びた。 「ハヴ・アイ・トールド・ユー」が終わり、一旦彼らが舞台からはけると万雷の拍手の中、椅子席の観客も徐々に立ち上がった。自然な形のスタンディング・オヴェーションだった。 ナチュラリー7・2004年6月5日付け日記http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200406/diary20040605-1.html ナチュラリー7・2004年6月7日付け日記http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200406/diary20040606.html ナチュラリー7 『ホワット・イズ・ディス』ホワット・イズ・イット?(CCCD) ナチュラリー7 『ウィンター・ラヴ・ストーリー』ウィンター・ラヴ・ストーリー(CCCD) +++++ ブレス・ディス・ハウスBless this House Bless this house, O Lord we pray,Make it safe by night and day . . . Bless these walls so firm and … Continue reading

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Naturally 7: Live At AX: It’s The Art

芸術。 「ドラム、すごいねえ」 「いやあ、あのベースもなかなかだよね」 「ヒューマンビートボックスも、すごいリズム感」 「僕はあのギターの音と、レコードのスクラッチ音がたまらないな」 彼らも、言ってみれば文字通りのセルフ・コンテインド・グループだ。ただし、楽器の部分はすべて口でやっているのだが。そうナチュラリー7の待望の来日公演。渋谷AX、前側に座席を作りその後ろはスタンディング。完璧なアカペラ7人組。CDのすべての音は、彼らの口から。そして、ライヴのすべての音も、彼らの口から。 前回のショーケースは約40分程度のものだったが、今回は2パートにわかれ、ほぼ1時間ずつ。すべての声ということで、このインターミッションは理解できる。1時間もよく声がで続けるものだ。 ショー自体も、様々な楽曲のヴァリエーションで、まさにポップ、ロック、ソウル、R&Bから、ゴスペル、ヒップホップまで、なんでもありだ。これは実に楽しい。 あのボビー・マクファーリンは彼らを見たことがあるのだろうか。アル・ジャロウは彼らを見たのか。そしてテイク6は? 一体どのような感想を持つのか聞きたい。 次々繰り広げらる芸が、まさに芸術。ほぼ2時間のショーをこれだけ密度濃くやるのだから、本当にすごい。オフマイク(正確には中央に2本だけマイクを置き、少しはなれて全員で歌う)で歌う歌も実にシンプルで響く。 最後のアンコールでの「ゴーン・ウィズ・ザ・ウィンド」での観客とのかけあいも、なかなかだ。観客に歌わせたまま会場を去るというアイデアはこれはおもしろかった。やはり国宝級の芸術だ。 Setlist(incomplete) show started 19.42 01. Sit Back02. Be My Guest (BMG)03. Don’t You Worry ‘Bout A Thing04. 7 Minutes (The Mic Check Song) – What A Wonderful World / You’re The Sunshine … Continue reading

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Golden Cups: The Cats From Honmoku, Yokohama

本牧。 次回の「ソウル・サーチン」で急遽紹介することになったのが、ゴールデン・カップスのCDです。ゴールデン・カップスというのはいわゆる60年代全盛だったグループ・サウンズの中でも異色のグループで、なんとそのレパートリーは、R&Bとブルースを中心としたものでした。横浜・本牧出身の彼らは様々なソウル、R&B、ブルースを英語でカヴァーしました。 例えば、「ショットガン」(ジュニア・ウォーカー&オールスターズ)、「イン・ザ・ミッドナイト・アワー」(ウィルソン・ピケット)、「アイ・フィール・グッド」、「トライ・ミー」(ともにジェームス・ブラウン)、「ホールド・オン・アイム・カミング」(サム&デイヴ)などなど。 僕はリアルタイムで聴いていないので、彼らがどれほど人気があったかなどは、後から伝え聞いた話でしか知りません。しかし、今回彼らのCDが再発され、ライヴが行われ、彼らを主人公にした映画が出るということで、にわかに注目が集まるようになり、CDを聴く機会を得ました。 なるほど、そうですか。びっくりしました。36年も前に、こんなにソウルフルなバンドがあったんですか。彼らは66年11月に結成してから72年1月に解散するまで活動期間はほぼ5年ちょっと。 今度紹介するアルバムは2枚。 ザ・ゴールデン・カップス『ワンモアタイム』(映画のサントラ)ワンモアタイム ザ・ゴールデン・カップス『コンプリート・ベスト・ブルース・オブ・ライフ』THE GOLDEN CUPS Complete Best“BLUES OF LIFE” こういうサウンドを今聴くと、このリアル・ミュージック感がとてもいい雰囲気です。いわゆる日本のグループサウンズなどに関してはまったく知りませんが、友人からGS関連の本を借りて、にわかに勉強中。(笑)  ジャケットの中にある本牧を上空から撮影した一枚の写真。ゆったりカーヴする広い道に、広い敷地、そこに実に余裕を持って家が建てられています。アメリカなんですね。本牧という街も、アメリカと隣り合わせの街だったんですね。 サウンド・オブ・ホンモクですか。藤竜也とこのゴールデンカップスのエディー藩(ばん)が書いた「横浜ホンキートンク・ブルース」も入っています。スターダストのジュークボックスで藤竜也ヴァージョンを聴いたあの曲です。 ENT>RADIO>SOUL BLENDS>SOUL SEARCHIN>Golden Cups

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Live Aid DVD: Teddy P’s Emotional Performance

車椅子。 ライヴエイドがロンドンとフィラデルフィア、その他の地域で同時に行われたのは1985年7月13日のことだった。WOWOWはその頃はまだなかったはずだ。当時日本でも全編生中継された。どこが生中継したのだったか。NHKかな。たしか24時間に近い長い間、中継されたように記憶している。VHSのテープを3倍速でセットし、ひたすら録画した。たぶんそのテープは倉庫のどこかに眠っているはずだ。 アフリカの飢餓を憂いたイギリスのロック・ミュージシャン、ボブ・ゲルドフが84年、「ドゥ・ゼイ・ノウ・イッツ・クリスマス」を有志を集めて録音した。そして、85年1月、そのアメリカ版がクインシー・ジョーンズのプロデュースの元録音された。USAフォー・アフリカの「ウィ・アー・ザ・ワールド」だ。 そして、これらの動きが85年7月、イギリスとアメリカの会場で同時にライヴを行うという前代未聞の世界的規模のイヴェントに発展した。もちろん、これを超すイヴェントは19年後の今日まで行われていない。 この『ライヴエイド』は、音楽に力があるということを示すことができた最大のイヴェントであった。そのDVDがついに発売されることになった。今日の『ソウルブレンズ』内「山野ミュージック・ジャム」でご紹介する。 僕が個人的にこの中でベストシーンとするのは、決まっている。アシュフォード&シンプソンに付き添われ、車椅子で登場したテディー・ペンダグラスだ。フィラデルフィアの貴公子、テディーは82年3月、自ら運転するロールスロイスが事故を起こし、下半身付随となっていた。 彼が電動の車椅子で舞台中央に登場する。ヘッドセットにマイクがついている。十万人以上の観客を見て、彼は感激して言葉がでない。「ありがとう・・・。これは、すごいな」。そして、目じりをぬぐう。バックのバンドが静かに演奏を続け、テディーは「ここにこれて感謝している」と言い、ここにみなが集まった理由を今しばし考えよう、と言う。 そして、いきなり、「リーチ・アウト・アンド・タッチ~」と歌い出す。アシュフォード&シンプソン作、ダイアナ・ロスのヒットだ。後半、彼らがからむ。上半身裸の観客が身体を揺らす。この『ライヴエイド』の中でももっとも感動的なシーンだ。 DVDは4枚、ほかにソウルファンとしてはホール&オーツにエディー・ケンドリックス、デイヴィッド・ラッフィンがからむシーンがたまらない。 ライヴエイド、DVD輸入盤Live Aid / Various (4pc) / (Dig) ライヴエイド 通常盤ライヴ・エイド (通常版) ENT>MUSIC>DVD>LIVE AID

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Harlem Gospel Choir From NY Live

老若男女。 12月になるとゴスペルのグループの来日が増える。去年もゴスペルグループを見たが、今年もそんなゴスペル第一弾、ハーレム・ゴスペル・クワイアー・フロム・ニューヨークというグループを見た。このグループのリーダーは、アレン・ベイリーという人。9人の歌手と3人のバックバンドという編成だ。 この日は僕は少し遅れてしまったので、途中からだったが、ちょうど「ヒジ・アイ・イズ・オン・ザ・スパロー」のところだった。さらに、映画『シスター・アクト(天使にラヴソングを、Vol.2)』から、「ジョイフル・ジョイフル」、ビートルズメドレーへと続いた。しかし、みんな歌がうまい。当たり前だが。 9人のコーラスは、やはり本格的で、圧倒的。日本向けのサーヴィスで、「上を向いて歩こう」を日本語で歌った。 ところで、常々思うのだが、この日も渋谷公会堂は満員。ふだんブラック系のライヴで見るのとは明らかに客層が違う。どのような人たちがここに集まっているのだろうか、微妙にそのあたりに興味を持った。やはり教会関係の人たちが多いのだろうか。小学生から60代くらいの人々まで、老若男女が集まっている。 また、選曲面でも、ビートルズメドレーでは、「オール・ユー・ニード・イズ・ラヴ」と「イマジン」を選んだり、クール&ギャングの「セレブレーション」を観客をみなステージにのせて歌ったりして、親しみ易くしている。 今年で彼らの来日は4度目だそうだ。全国で13本のライヴが予定されている。 http://www.tate.jp/gospel.html Setlist 01. This Is The Day02. I Believe I Can Fly03. Man From Galilee04. Perfect Praise05. Ride On King Jesus Medley06. His Eyes On The Sparrow07. Joyful Joyful08. Beatles Medley: All You … Continue reading

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Diz Takes Me Back To The 50s

6世代。 「おはよ~(笑) みなさん、こんばんは。音楽のお話をちょっとだけしながら、今夜は音楽自体にすべてを語らせることにしましょう。まず一曲目は『エマノン(emanon)』。これは、ノーネームを引っくり返した言葉です」 バンドリーダー、スライド・ハンプトンが解説しながら、始まった。この日の出し物は、ディジー・ガレスピー・ビッグバンド。 ちょうど、今レイ・チャールズの本が、50年代初期で、彼がスイング・ジャズやビッグバンド・ジャズに傾注している時期でもあり、そうした話が頻繁にでてきていて、自分のモードも50ズになっていた。そこにこうしたまさに50年代を思わせるビッグバンドが登場したのだから、なかなかいいタイミングである。しかもこの日の一曲目の「エマノン」は、レイもやっていた曲だったから、感慨深い。 当時の人々は、ディジー・ガレスピーのことをディズと呼んでいた。音楽、あるいはジャズをやり始めた連中のあこがれの人だった。その彼の魂を引き継いでいるバンドがこのディジー・ガレスピー・バンドだ。13人のホーンセクションが奏でるビッグバンド・サウンドは、見事だ。4-5人編成のバンドでやっていたレイ・チャールズがこうしたビッグサウンドにあこがれ、いつしか、ホーンセクションを大胆に取り入れたビッグバンドのアレンジを書き、自分が書いたアレンジでホーンが音をだした瞬間に感激するというのもうなずける。 60年代に入ってレイが売れてきて自分のショーを編成する時、まさにビッグバンド・オーケストラを従えてツアーするようになったのも、こうした下地があってのことだ。 「次の曲は、マイケルジャクソンが書いた・・・。違う、マイケル・ジャクソンのプロデューサーの、誰だっけ、あ、クインシー・ジョーンズが書いて編曲した曲です。『ジェシカ・デイ』」 軽妙な司会とともにショーは進む。 ヴェテランのジェームス・ムーディーやフランク・ウェスは、79歳、82歳。とてもそんなには見えない。ミュージシャンは本当に若い。一体このバンドの平均年齢はいくつなのだろう。30代から80代まで、ジャズの元に6世代以上が同じステージに上る。まさにOne Nation Under The Jazz といったところか。例えば、ゲスト扱いのチャールズ・マクファーソンなどが演奏している時、若手のミュージシャンたちが尊敬の念をもって見つめている姿は、世代を越えてのミュージシャンシップを感じた。 途中、女性シンガー(ロベルタ・ガンバリーニ)が登場して「スターダスト」を歌った。最近ではすっかりロッド・スチュワート・ヴァージョンで耳タコの名曲。 彼女のヴァージョンは表面的。うーん、まあ、ロッドの方がいいかな。(笑) 他にも「アイ・リメンバー・クリフォード」「サニーサイド・オブ・ザ・ストリート」などどれもおなじみの曲ばかりで楽しめた。 Setlist (2nd) show started 21:391. Emanon2. Jessica’s Day3. Algo Buenos4. Stardust5. Manha De Carnival6. I Remember Clifford7. MantecaEnc. On The Sunny Side Of The Streetshow ended 22:59 ブルーノート・ウェッブhttp://www.bluenote.co.jp/art/20041129.html … Continue reading

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Copyleft Saga Continues:

拍手。 BBSでお尋ねがあったので、もう少しだけ。コピーレフトという言葉は、さすがに今の辞書にはのっていない「新語」だと思います。もちろん、コピーライトのライトは「右」ではなく、「権利」のことですが、それを右とかけて右の逆で左、レフトという言葉を作ったわけです。 講座でもお話したのですが、音楽というものがこの世に生まれて何千年と経っています。そして、いわゆるクラシックができても5-600年でしょうか。楽譜ができたのがせいぜいそんなものでしょう。そこまで行ってないかな。そして、レコードが誕生してまだ100年程度。 著作権という概念が生まれたのはここ100年以下なわけです。その中から、たくさんヒットを出すアーティストや、ソングライターたちは巨万の富を得るようになった。もちろん、それはそれで素晴らしいことです。 ただ一方で、逆に見ると、長い歴史の中で、今ほど著作権が保護され、そこから膨大なお金が生まれる時代はないのではないかと思うわけです。いわば、ここ数十年はひょっとして長い音楽の歴史で、「著作権バブル」ではないか、と。今が、もし仮にバブル期なら、そのバブルはいつかはじけます。 CDが誕生し、CDのコピーがいとも簡単にできるようになり、MP3などのファイル交換も誰もがやるようになった。デジタルの時代が訪れ、それが著作権の根幹を揺るがすことになった。それはひょっとしたら、「著作権バブル」の終焉の序章なのかもしれないのです。 では、一生懸命時間と手間隙かけて作った作品を誰もがただでコピーしていいのか。というと、それは繰り返しになりますが、それほどよろしいことではない。つまり倫理的によくない。その作品を作った人への感謝の拍手をしなければならない。その作品を聞いて感動したら、そのお礼の拍手をしなければならない。そういうことです。 拍手の仕方は、誰かに強制されるものでもなく、それを受け取った人が自主的に行うことが望ましく、美しいわけです。 CDは、レプリカ、ポスター。ライヴの音楽は一点ものの本物の絵画。そしてそれを作った人たちへの感謝の拍手です。こうしたことが文化を豊かにしていきます。 ++++ コピーレフトに関しては、例えば、次のようなサイトがあります。これはコンピューターのソフトに関してですが、音楽ソフトに読み替えることも充分できます。英語ですが、翻訳(translation )で「日本語」を押すと、見事に日本語が登場! こりゃ、すごい。(笑) http://www.gnu.org/copyleft/copyleft.html#WhatIsCopyleft

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Brother Ray Was Good At Gambling:

ブラックジャック。 レイ・チャールズの自伝『ブラザー・レイ』の翻訳は、遅々として・・・少しずつ進んでいます。今予定より6日遅れ。なんとかどこかでこの遅れを取り戻したいところ。さて、今日終えたのが16章「ソロ・アーティストとしての苦悩」というところでした。 この中で、彼がブルース・シンガー、Tボーン・ウォーカーとライヴが終った後、朝までブラックジャックに興じるシーンがあります。ブラザー・レイは、ひたすら勝ちつづけ、Tボーンの持ちがね、何千ドルかをほとんど巻き上げてしまうんですね。すごい勝ちっぷりです。そして、Tボーンにはあと80ドルしか残っていない。 で、その80ドルを最後の勝負として賭けるわけです。ブラザー・レイの手札は最初から20だった。Tボーンは、2と3。次に3が来て、さらに4が来て、また4が来た。ここで16。16では勝てないが、もう一枚引くとバースト(ドボン)してしまうかもしれない。だが彼が引いたのはどんぴしゃの5。21になり、Tボーンが勝ったのですが、その時、宿の女主人が朝食の注文を取りに部屋に入ってくる。 盲目のレイから金を取り上げているTボーンをその女主人はたしなめるわけです。それまでさんざんやられていたのに、たった1回勝った瞬間だけを見つかり、文句を言われるのだからたまったものではありません。彼は踏んだり蹴ったりなわけですが、レイは笑いながら、これを曲にしようということで、一曲書いたのです。 それは、まさに「ブラックジャック」という曲でした。 僕はこういうギャンブルのシーンがでてくる物語が好きでねえ。いろんなおもしろいドラマが生まれるからです。映画ではあの『シンシナティー・キッド』(スティーヴ・マックイーン主演)なんか最高です。 しかしなあ、改めて考えると、目が見えないレイ・チャールズ、どうやってブラックジャックやるんだろう。うわさの点字付きカードでやっていたんだろうか。そうしたら、触っただけで、Tボーンのカードが筒抜けというか、わかってしまう。だから、Tボーンはそれで負けたのか。(笑)  +++++ なお、その「ブラックジャック」は、下記のアルバムに入っています。 The Birth Of Soul : The Complete Atlantic Rhythm & Blues Recordings, 1952-1959

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