Another Hell For Men: Selecting Songs Is Hard To Do

早熟。

今日の『ソウルブレンズ』は、クリスタル・ケイちゃんがゲストに登場。クリちゃんは、この番組のなかでも以前「聴いてミルク」というコーナーを毎週持っていて、その頃はほとんど毎週のようにやってきていたが、最近は彼女の新譜のタイミングの時くらいしかやってこない。今回は、これまでのヒット曲を集めたベストセレクション作品『CK5』を出すというので、久々にやってきた。ハイスクールも卒業し、いよいよ10月からは大学(ソフィア=上智)に入る。まだ18歳だ。

それはさておき。

『CK5』の「5」は、デビュー5周年の5だそうで。もう5年ですか。なんかあっという間ですね。彼女が選んだモータウン・ヒットはジャクソン・ファイヴの「アイル・ビー・ゼア」。

曲がかかっている間に、「マイケルはこのとき、いくつなの」と聞かれたので、70年だから11歳か12歳と答えた。正確に言えば70年9月のヒットだから、マイケルが12歳の時のヒットということになる。もっとも、レコーディングしたのは誕生日の8月より前だから、11歳の時。すると、彼女は、「私、コントラクト(契約)したの12歳だったわ」という。それを聞いて、ぼくがびっくり。12で契約し、13歳でデビュー! マイケルのデビューは11歳、スティーヴィー12歳、たしかテヴィン・キャンベルも11歳でデビューしている。ということは、クリスタル・ケイは、マイケル、スティーヴィー、テヴィンなどと並ぶ早熟スターではないか!? (笑) 

マイケル、スティーヴィー、クリスタルって並びはどーよ。(笑) そして、このリストに木下航志君がはいる。こんな並べ方するの、おそらく日本でSoul Searchin Diaryだけでしょう。(笑) 

それはさておき。

選曲。

『山野ミュージックジャム』では、ソウルバーのコンピレーション・アルバムを4枚紹介した。以前2003年6月に『ブリオ・ソウルバー~アーバンR&Bセッション』と『同・スタンダード・ソウル・セッション』がでたときにもちらっと紹介した。2004年3月に、その続編『ミッドナイト・パッション』と『デイライト・メロー』がでたので、これらから選曲した。したのだが・・・。聴くためにきちっとかける曲は2曲、その他にBGMで4曲程度を選ぶのだが、ここらへんのコンピに入ってる曲だとみんないいんですよねえ。(笑) 選曲は、ちなみにソウルバー、赤坂ミラクルの川畑さん。

で、選んだのはレオン・ウェアの76年のアルバム『ミュージカル・マッサージ』からそのタイトル曲と、83年のファイナス・ヘンダーソンの歌う「クラッシュ・オン・ユー」。「クラッシュ・・・」は、すっかり忘れていた一曲。スティーヴィーが彼にプレゼントした曲で、スティーヴィー自身は録音していない。ひさびさにスティーヴィー節を感じた。ちなみに、これファイナスと紹介しましたが、CDでの表記はフィニスになってます。これは、この表記が誤り。次以降にでるときには直してもらいましょう。まあ、チ・ライツ→チャイ・ライツ、メアリーJブリッジ→メアリーJブライジ、という例もあるし。なんか、山野のコーナーまで「スロージャミン」みたいになってしまった。(笑) しかし、このレオン・ウェアの後、CMはさんで最後にマーヴィン・ゲイの「アイ・ウォナ・ビー・ホエア・ユー・アー」なんかがかかる「流れ」なんぞは、すばらしい。(マーヴィンを選曲したのはオッシーですが、あわせて自画自賛・気味)

それはさておき。

今日でた結論はこうだ。50曲以上の中から、たった2曲プラス4曲、選ぶのって、やっぱり「男の地獄」。でも、その地獄も楽しいんだけどね。ははは。

ENT>RADIO>SOUL BLENDS>2004.6.20

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