▽チュニジア大使、シャンティに「ブラヴォー」

▽Shanti Live :“Bravo! Bravo!” Said Ambassador Of Tunisia

【チュニジア大使、シャンティに「ブラヴォー」と言う】
ブラヴォー。
ライヴ・パフォーマンスが終わって、シャンティはCD即売とサイン会を開いていた。ボックス席に座ってずっとフランス語をしゃべっていた外国人グループが帰り際、シャンティの前を通る瞬間、言った。「ブラヴォー! ブラヴォー!」 そして、その彼らがCDを売っているのを見て、一枚買いサインを求めた。彼らはなんとチュニジア大使館の大使たちだった。「チュニジア、じゃあ、フランス語しゃべるの?」 「もちろん、そうだよ」 シャンティと大使たちは、なにかフランス語で会話をしていた。
ちょうどシャンティの横に座っていたキーボードのフィリップ・ウーに「フランス語しゃべれる?」と聞くと、首を横に振る。「スペイン語は?」 親指と人差し指で少しだけ隙間を作る。「じゃあ、日本語は?」と聞くと「ちびっと」。
しばらくすると、今度は別の外国人が僕に英語で声をかけてきた。
「彼女、いいね、すごくいいね。仕事で3-4ヶ月に1度日本にやってくるんだけど、本当は今日、仕事が早く終わったんで帰ろうとした。ところが飛行機のチケットが明日でフィックスされていて変更できなくて、一日滞在が伸びてしまった。今夜はやることがなかったので、ライヴ・ミュージックを楽しみたいと思ったんだ。そこでホテルにあった案内で、ここ(コットン・クラブ)にやってきたんだ。いやあ、ラッキーだったよ、こんな素晴らしいシンガーのライヴを聴けるなんて。1年くらい前かな、とてもファンキーなバンドを見に一度やってきたことがある。バンド名は覚えていない。僕はドイツ人なんだけど、デンマークに住んでる。おお、CD売ってるんだ」 そう言いながら、彼はシャンティのCD『シェア・マイ・エア』を1枚買って、サインをもらうことにした。
「いやあ、今日はラッキーだった」と彼は僕にした話をシャンティにした。すると彼女も「わお、私もラッキーだわ、来てもらえて」。
その彼はドイツ人なので、ドイツ語を話す。もちろん英語も話す。フランス語も、そして、デンマーク語も話す。「あと、中国語も少しね」と彼はこともなげに言う。
シャンティがその彼に尋ねた。「サインの宛名は誰にしましょうか」 「そうだな、いや、誰にあげるかわからないから、名前はいいや。ありがとう」
シャンティは、別のファン用のサインを続けた。しばらくファンたちとやりとりをしていると、その彼が再びサインの列に並んだ。なんと、2枚目のCDを買っていたのだ。「これって、フランスで録音したんだって」 「ええ、そうです」 彼女が答えた。「フランス人の友達がいるんだ。その人用に、サインを書いてくれるかな」 そういって名前のスペルを教えた。
丸の内、インターナショナルな交差点の夜。
■ シャンティ 前回ライヴ評
February 24, 2008
Shanti At Kamome: The More You Challenge, The More You Get
http://blog.soulsearchin.com/archives/002345.html
(過去記事一覧もここに)
■ メンバー
Shanti(vo), Philip Woo(p,key), 西山 "HANK" 史翁(g), 渡邉裕美(b), 白根佳尚(ds) ゲスト 木原良輔(g)
■ セットリスト シャンティ 
Setlist : Shanti @ Cotton Club, April 12, 2008
Show started 21:31
00. Intro
01. Spooky
02. As God Love You
03. Summer Sun
04. Wake Up To The Sun
05. Someone To Watch Over Me
06. Georgia On My Mind
07. I Got You
08. Home (music by Hajime Yoshizawa, lyrics by Shanti) (new)
Enc. Blue Moonbeam (music & lyrics by Philip Woo)
Show ended 22:39
(2008年4月12日土曜、丸の内コットン・クラブ=シャンティ・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Shanti
2008-60
カテゴリー: ブログ パーマリンク