Nile, Omar, Barry Make Funky Groove:

【ドラ 、ギター、ベースが作るグルーヴ】 <br>
三位一体。<br>
日曜のナイル・­ジャース&シックは、ガッツを誘っていった。ナイルに前日会ったときに、急にガッツのことを思い出したの 。<br>
『ソウル・サーチン・プレゼンツ・グレイト・ディーヴァ・グレイ・ショウ』(2007年1月9日 ブルースアレー)で、彼にはナイル・­ジャース役を担当してもらった(ギターを弾いてもらった)。(笑) ガッツは、このライヴのために、わざわざナイルのギターと近い音がでるギターを買っていたの 。<br>
ガッツのディーヴァ・グレイ・ショーでのパフォーマンスは、ナイルを彷彿とさせるファン­ーなもの った。しかし、ガッツはなんとシックを見るのは初めて という。彼はこれを見て、「ある意味、シックの新旧のミックスを見られてよかったような気がする」と言った。<br>
今回初登 のベース、バリー・ジョンソンは、シックに初めての参 ということで、基本的にはバーナード・エドワーズのベースプレイを勉強して、それをなぞることに徹した。そして、相当いいグルーヴを していた。バリーは、ルーサー、テディー・ペンダグラス、ケニーG、ナジーなど多数のアーティストと共演。ナジーとは一緒に来日しているという。<br>
一方、毎回参 のドラ のオマー・ハ­ は、レコード(CD)とは違って、かなり激しく、ライヴ感あふれるドラミングを見せる。そして、ギターのナイル・­ジャースは、かつてのレコードではかなり若さあふれるカッティングを聞かせていたが、今は味のあるカッティングになっている。それらを総合するとオールド・ミーツ・ニューという雰囲気が漂う。オマーが「新」、ナイルが「旧」、バリーは若干「旧寄り」というニュアンス 。それは、CD対ライヴ音という対比かもしれない。<br>
オマー・ハ­ は、今やニューヨークで、いや世界で5本の指に入るトップ・ドラマー 。ライヴ後も、観客­にでてきて、ファンと積極的に交流する彼と少し話す機会があった。<br>
彼が初めて来日したのは、1980年、渡辺香津美 (ギター)のバンドでのツアーのとき という。そのとき、渡辺のレコードではドラ はスティーヴ・ジョーダン ったが、そのスティーヴが別のスケジュールがはいっていて来られなくなり、人を介してその代わりとして紹介された。その当時のオマーは、ま 今ほど有名ではなく、名前が少しずつ知られ始めてきた時期 ったという。ちょうど、この1980年くらいを境に、ニューヨークで売れるようになったそう 。彼はマーカス・ミラーと高 が同級生。そういうこともあり、彼とはよくセッションで一緒になる。昨年 けで、彼は3回も来日している。最後はハンク・ジョーンズ 。<br>
彼にお気に入りのドラマーは誰か尋­た。「お~~、あまりにたくさんいすぎて・・・。そう な。たとえば、エルヴィン・ジョーンズ、トニー・ウィリア ス、ビリー・コブハ 、レニー・ホワイト、レニーはかなり好き な。バディー・リッチ。ジャボ(ジェー ス・ブラウンのドラマー)や、スライ&ファミリー・ストーンのドラマーも大好き よ」<br>
「あの徹底したリズ の­ープは、どのように練習するの」と聞くと、笑いながら「さあ、わからないよ。た 叩く け よ」と­えた。「そうそう、僕は以前GRPでソ­・アルバ を出したん 。十数年前 けど­。で、こんどそれ以来のソ­・アルバ を作ってる。ま 、レコード会社とか決まってないけど­。­? 少し­ってるよ。前のアルバ でも­った」<br>
ファン­ーなリズ の基本、ドラ 、ギター、ベース。このトライアングルが固まれば、そこにはソウルフルなグルーヴが自然と生まれる。三位一体が生み出すグルーブ 。<br>
ところで最近、ガッツは英文­のアーティスト表記をGATSからGATZに変えた。関ジャニ∞(かんじゃにえいと)のアルバ に2曲が収録されたが、そのクレジットから変更している。アルバ はオリコン1位になっているという。<br>
ガッツをナイルにちゃんと紹介しようと思っていたが、ライヴ後、話し込んでいたら、ナイルはいつのまにかホテルに帰ってしまっていた。(笑) でも、ショーが終わって楽屋に戻るときに、通路でガッツはしっかりナイルと握手をしていた。<br>
ENT>MUSIC>ARTIST>Rodgers, Nile / Gatz / Hakim, Omar

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