A Tribute To Don Katsumoto: At Danceteria

【ドン勝本・トリビュート】
灯台下暗し。
2007年4月19日に57­で他界した日本の­ング・オブ・ソウル、ドン勝本さんのトリビュート・イヴェントが、5月20日、白金の勝本氏がオウナー った店「ダンステリア」で行われた。この5月20日は、勝本氏の58­の誕生日。ニック岡井氏、江守アイ氏らがDJを担当して、観客らと故人を偲ん 。
現在、有志の間で勝本氏の遺骨の一部を、オーガスタのジェー ス・ブラウンのお墓の近くに埋めてもらうという話が進んでいる。ブラウンの息­のひとりであるダリルとの間で、基本的には話が了承されている、という。あとは、日程と、具体的にどのあたりの 所に、どのように埋葬するかということらしい。
葬儀以来、江守氏、ニック氏らと話をした。そんな­で、江守氏も、勝本氏との思い出を含めて、何か形に残したいという強い希望を持っている。江守氏は、銀河出版から以前『ディスコ伝説』(1997年発売、その後2002年に新装改訂版発売)をリリース。ここで日本のディスコについて資料的にまとめた。そこで、ダンサー、ダンスを切り口にした資料的な作品や、また、江守氏、勝本氏、ニック氏などが活躍した新宿のディスコシーンについても書こうと考えている、という。
そんな話をしているうちに、江守さんから「吉岡の『ソウル・サーチン』という本あるでしょう。あれの、日本版みたいのって書けないの? 今、いろいろ考えているん けど、さすがに自分の話は自分では書きにくいので、吉岡が、僕のこととか、勝本のこととか、『ソウル・サーチン』という切り口で書いてみない? その時は、いくらでも取材してく さい、資料、全部 しますよ(笑)」と言われた。「ほら、カツはカツでジェー ス・ブラウンとあれ け親しいわけでしょう。それで、僕は僕で、デイヴィッド・シーを始めとするテンプスやエディー・ケンドリックス、あるいは、オーティス・クレイ、それからルーファス・トーマスなんかとの思い出もたくさんあるのよ。最初のデイヴィッドのアルバ を作る時のエピソードとか、ちょろっと話すとみんなおもしろい、って言うん よ」 なるほど、これぞ灯台下暗し 。
確かにそう 。江守さんとは、かつて「ギャングスター」というソウル、ディスコのミニコミを何冊か出したっけ。江守さんの当時のアパートあたりで、深夜まで ­をしたこともあった。「やりましょう、やりましょう」と二つ返事で­えた。
ここまで長くいろいろとやってくると、みなそれぞれに語るべきストーリーを豊富に持っている。そしてそうしたストーリーは次世代へ語り継がれるべき 。
単行本「ディスコ伝説70’S 」

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ディスコ伝説70’S

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