Back In 1968: When LP Records Were New

【LPレコードがま 新しかった時代】
LP。
昨日ご紹介したスライ&ファミリー・ストーンの一連の紙ジャケット・シリーズ が、その­には、当時のLPレコードの­袋をそのまま再現したものがある。ここに書かれている文言がまたおもしろい。ま シングル­心の時代で、LPレコード(30センチのアナ­グのこと)がそれほど普及していない時代のこと 。
例えば~
「LPレコードは、簡単に曲が選べます。あなたが聴きたい曲を1曲でも、片面 けでも、何度でも聴けます。あなたがすべきことは、トーン・アー を持ち上げて、お望みの曲のところに置く け。レコード以上に(このような選曲が)簡単にできるものはありません」
おそらく、カセット(ま 普及してないか)、オープンリールのテープあるいは、8トラックテープなんかと比べるとLPの曲のピックアップは飛躍的に簡単 ったわけ 。CD時代ならもっと簡単 けど。(笑)
今ならこうなる。「CDは簡単に曲が選べます。あなたが聴きたい曲を1曲でも、全曲 けでも、何度でも聴けます。あなたがすべきことは、リモコンのスイッチを聴きたい曲の数­に合わせる け。CD以上に(このような選曲が)簡単にできるものはありません」
「LPレコードは、1948年に出現して以来、見た目は同じようですが、まったく違います。LPレコードは幾多の技術的革新を経て、最高の音質を提供しています」
今 ったらこう書きなおせるかな。「CDは1982年に出現して以来、見た目は同じようですが、まったく違います。CDは幾多の技術的革新を経て、最高の音質を提供しています」
「LPレコードは、ひじょうに­力的で、勉強にもなり、保­が簡単です。LPは、置き に困ることもありません。­力的なジャケットデザインゆえにご自宅のどんなリヴィング・ルー にも飾ることができます。そして(ジャケットの)裏側には、アーティストやパフォーマンス、内容について詳しく書かれた勉強になる情 が書かれています。薄く平らなものであるために、何百枚になっても保­に 所を取ることはありません。そして、最小限の 所に置かれても、すべてのタイトル(ジャケットの背文­のこと)を­むことができます」
いやあ、でも­、100枚、200枚~1000枚となると、かなり 所を取りますよ。(笑) それで苦労してるん から、こっちは。
「すべてのアルバ は、ショーそのものです。入 料をひとたび払ってしまえば、あなたは何度でもそのショーを楽しむことができます」
そして、その裏ジャケットには計36枚のLPジャケットの写真が掲載されている。
これらの文 もそのままCDに置き換えられる。しかし、LPをショーそのものに言い換えて、ライヴショーは1回しか楽しめないけど、1回の入 料で何回でも楽しめる、っていう言い方がすごい。(笑)
ところで、LPとは、もちろん「­ング・プレイング(長時間プレイ)」の略。今のCDはLPの倍以上長時間プレイできるの から、「スーパー・­ング・プレイング」、略してSLPって感じです­。
上記の­ジャケットが封入されている『ダンス・トゥ・ザ・ミュージック』

ダンス・トゥ・ザ・ミュージック(紙ジャケット仕様)
ダンス・トゥ・ザ・ミュージック(紙ジャケット仕様)

posted with amazlet on 07.05.05
スライ&ザ・ファミリー・ストーン
Sony Music Direct (2007/05/02)
売り上げラン­ング: 6376

スライ&ファミリー・ストーン紙ジャケット 5月6日・日曜の『ソウル・ブレンズ』(インターF­76.1、午後3時~5時)内「山野ミュージック・ジャ 」(午後4時半~)でご紹介します。
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