Sam Moore Talks: I Am Proud Of You, I Love You

【サ ・ ーアかく語りき】 
誇り。
前日(11月17日)のサ ・ ーアの最終日ライヴの余韻も残る午後、ゴスペラーズの『ソウル・コネクション』へのサ のゲスト出演が急遽決まり、録音を行った。ゴスペラーズは昨日に引き続き、全員集合。スタジオにはメンバー5人、サ 本人、通訳の方、そして僕が入り、大変な熱気に。(この模様は、即日=11月18日土曜=に生放送内でオンエアした)
番組で使える時間は約12分程度 が、なんとサ は昔ながらの友達に会うのを懐かしむように、40分を超える収録となった。その後には、東京F­の生放送(スペイン坂で行われる番組)への出演が控えていて、かなりあわた しかった。
サ は、こんどの新作『オーヴァーナイト・センセーショナル』をレコーディングするにあたり、ゴスペラーズとのコラボレーションも考えていたという。いきなり、収録前の雑談では「バックストリート・ボーイズの曲をやろうかと思っているん が、君たち一緒にどう い」みたいな話まで飛び出した。さらに、「実はな、僕のバックバンドのメンバーが君たちのことをずいぶんと気に入って、君たちのバックをやりたいとか言ってるん よ(笑)」 
サ は、こんどの新作が始まった経緯、最近のアメリカの音楽­界の状況、日本での反応、声量の秘密、シンガーとしての心構え、若いミュージシャンとの交流について、など縦横無尽に語った。
後半で村上さんが、かつてサ からもらった言葉、「ソウルとは、汗と涙と叫び と言われたこと、さらに『マイ・ニュー・ベスト・フレンド』とサインを書かれたこと」を胸に秘め、ずっと今日までやってこれましたというと、サ も「よく覚えておいてくれたな」と感激。「その音楽がソウルであれ、カントリーであれ、ジャズであれ、心を込めてお客に対して­えば、お客も感じる。最近では大規模な仕掛けいっぱいのショー(プ­ダクション=作品)も多いが、別にそれはそれでもかまわないが、お客さんをそのショーに参 させないと めなん 。仕掛けもいいが、なによりもそのショーで大事なのはお客さんなん よ」と語った。
ゴスペラーズのメンバーがサ に会ったときは、ま ゴスペラーズはブレイクしておらず、スターにはなっていなかった。しかし、その後ヒットし、名前が知られるようになった。サ はそんな彼らの成功を大変喜んでいるようにみえた。
そして最後に彼はこう言った。「I’m proud of you(僕は君たちを誇りに思うよ) 君たちをファミリーと呼んでいいかな」 「もちろん」 そしてメンバーから拍手・・・。
大急ぎで記念写真を撮影し、サ ご一行は、急ぎ足で次の生放送の現 に向かった。後片付けをして家に戻る車­で、今そこにいたばかりのサ ・ ーアの声がF­から流れてきた。
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