AI Show Case: Reveals New Single & New Plan

【アイ・新曲と今後の世界制覇計画を発表】

壮大。

昨年は大晦日になんと紅白歌合戦まで出場してしまったシンガー、アイ(AI)が、いよいよさらなる大きな目標に向かって2006年をかけぬける。そんな彼女のプレス・コンヴェンションが16日、西神田で行われた。レストランのようなイヴェントスペースなのか、かなりバブリーなすごいところ。この日は3時、4時、6時と3回約30分程度のショーケースが行われたが、3回目はファンを集めてのもので、ここにはアイがデュエットする韓国のレイン(ピ)も登場したという。(僕が見たのは4時の回)

最初に「2006年AIの旅・AIオデッセイー」というタイトルが書かれたビデオが映し出された。そして、ブラザーのピアノの弾き語りで「ストーリー」。昨年大ヒットしたアイの代表曲となったバラードだ。なんと、ピアノを弾いている男に見覚えが。ちょっと暗くて最初わからなかったが、ケイリブ・ジェームスではないか。おおっ。そういえば、ケイリブはアイのツアー・メンバーだ。そして、打ち込みトラックにあわせて歌う新曲の「ノー・ウェイ」。のりのりだ。そして、新曲バラード「ビリーヴ」。

曲間でいつもの調子のアイ・トーク全開。「曲の話すると、長くなるから(笑)」と鹿児島アクセントをいれて話す。「ビリーヴ」には、ケイリブのほか、ヴァイオリン、コーラスなども入ったアコースティックバンドっぽい布陣がついてのパフォーマンス。なかなかいい曲で、これも「ストーリー」並みのヒットになりそうだ。

3曲のパフォーマンスが終ってユニバーサル・シグマの小池氏が挨拶。ここ1-2年のアイのプロモーション概要を解説した。4月シングル、7月シングル、9月にアルバム、11月、日本ツアー(12月まで)、2007年にはアジアデビュー、さらに2007~2008年には、アメリカ進出。という壮大なタイムスケジュールだ。すばらしい!

アイがデビューしたての頃だったか、彼女は「自分の夢はグラミーを取ること」と一時期口癖のように言っていた。そして着実にグラミーへ歩みを進めている。僕も、最低でもグラミー賞のノミネートはなんらかの形で得られるだろうと予言しておこう。しかし、1998年に来日してレコード会社もまだ決まっていない頃に初めて会った時から考えると、ものすごく先にアイは来たなあと思う。彼女にとって、「紅白」はただの通過点だ。その先にはグラミーがある。

帰り際、いくつかの資料、新曲のCD、資料が入ったCDロムが来客に手渡された。ツアースケジュールなども書かれていた。彼女の上がる階段はどこまで続くのだろう。天まで続くのかな。

(2006年2月16日木曜、西神田スタジオ・ノア・パンドラス=アイ(AI)ショーケース・ライヴ)

ENT>MUSIC>LIVE>AI
2006-30

カテゴリー: Uncategorized パーマリンク