Watching DVD "Ray" By Great Sound/Visual System

【オーディオ・ヴィデオのF1マシンで映画『レイ』のDVDを鑑賞】

F1。

Ray / レイオーディオ雑誌、「ステレオ・サウンズ」の姉妹誌に「Hi Vi(ハイ・ヴィー)」という月刊誌がある。そこでは、毎月何点かDVDなどの作品をかなり立派なオーディオ装置で見聞きして、その感想を述べるというページがある。次号で、レイ・チャールズの映画『レイ』が取り上げられることになり、オーディオ評論家の先生たちと一緒にその素晴らしいオーディオ、ヴィジュアル機器でDVDを見てきた。

この映画はスクリーンで3-4回見ているし、またアメリカ盤DVDも購入し、特典映像などもさっとは見て、いろいろ書いているので、その内容についてはここでは書かないが、その音と再生された映像にまいった。

約20畳くらいのオーディオルームに、120インチのスクリーン。プロジェクター、プレイヤー、これにパワーアンプ3台、ウーファー2本、スピーカーもフロント左右、センター、リア2本と恐るべき装置が用意されていた。まさにオーディオ・ヴィデオの「F1」マシン群だ。総額でなんと700万円を越えるシステムである。

はっきり言って、小汚い映画館で見る映像よりきれいでクリア、音も完璧にサラウンド。ホームシアターというより、シアターだ。普通に映画館で映画を見てるようで、しかも椅子が半分リクライニングっぽいかなり横になれるもので、すっかり気持ちよくなってしまった。

とても現状、こんなものは手が届かないが、これはいつかなんとかしたい。プロジェクターは、ここ2-3年で圧倒的に画質がよくなったそうだ。

どんなシステムか詳細は月刊「Hi Vi」2005年7月号(6月17日発売)をご覧になっていただくとして、興味深かったのは、映画br>『レイ』自体はそれほど、例えば『スターウォーズ』のように、音が前後左右に激しく飛んだりはしないで、音的には地味な作品だが、それでも、例えば、レイがまだ目が見えなくなってきていた頃、床に転び、窓の外に通る馬車の音を聞いたり、鈴虫に耳を傾けたりするシーンでの音の浮かび上がり方が見事だ。

こんなシステムが自宅にあったら、毎日引きこもって映画と音楽のDVDばっかり見るようになるんではないだろうか。

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