More “What’s Going On” @ Soul & Funk Bar: Duke

再会。

エドウィン・スターの急死やニューオーリンズ話で若干横道にそれてしまったんですが、「しずおか屋」さんに行った後の話の続きがあるんです。

帰り道、細い下北の道を走っていると、Soul & Funk Bar: Dukeの名前が。これはなんだ、と車を横に止め、さっそく入口を見てみると、なかなかよさそうなので、はいってみました。

黒基調のアメリカンスタイルのバー。カウンターの中に、ターンテーブル2台とCDプレイヤーが1台。かけているレコードのジャケットをカウンターの前に飾ります。そのDJブース前のカウンターに座りました。若い人がまわしていました。79年生まれの23歳。「いつくらいのレコードが多いんですか」 「70年代から80年代のソウル系ですかねえ。なにかリクエストがあれば、おかけしますよ」 

しばし考えて、彼がかける曲を聴きながら思いました。23歳にしてはずいぶん古い曲をかけるのです。「けっこう古いの知ってるのねえ」 「ええ、自分はちょっとギター、弾くんで」 「じゃあ、ダニー・ハザウエイのライヴある?」 「ありますよ」 「『ホワッツ・ゴーイング・オン』でもお願いします」

そして、取り出されたるジャケット! うぉ、すご。ジャケットの3方が茶色のガムテープで補強されてる。もう一方は出し入れするところだから、ガムテ貼ってません。当たり前ですが。原型とどめてないでしょう。端っこの文字なんか読めません。ジャケットの紙自体もなんか薄くなっているような、そんなヨレヨレ感が漂います。ダンステリアのジャケットもかなりヨレヨレですが、ここのダニー・ハザウエイ『ライヴ』のはすごいな。これは。年季が入ってるというか。今まで見た中でも、「もっともヨレヨレのおんぼろジャケット賞」をさしあげたい。そういうジャケット写真ばっかり集めても、おもしろいだろうな。

「『ホワッツ・ゴーイング・オン』ってマーヴィン以外のありますか」「え~、クインシー・ジョーンズとオハイオ・プレイヤーズがありますよ」と店のマスター、甲賀さん。「ほ~~、オハイオ・プレイヤーズですか。じゃあ、それ、お願いします」

オハイオ・プレイヤーズのヴァージョンは『クライマックス』のアルバムに入っていました。74年秋リリースのアルバムで、彼らがマーキュリーに移籍して「ファイアー」などの大ヒットを飛ばす以前の作品です。帰宅してチェックしたら、しっかり持ってました。でもすっかり忘れてましたねえ。少しまったりした感じの「ホワッツ・ゴーイング・オン」が約6分。それでも、マーヴィンのとは一味違ったファンク風の香りも漂わせています。

このアルバムにはもう一曲、CCR、アイク&ティナ・ターナーでおなじみの「プラウド・メアリー」も収録されています。かなり遅いテンポのブルージーなアレンジです。「ファイアー」などの洗練されたファンクのイメージからすると、かなり泥臭いアーシーな感じです。

ま、ソウルバーなどに行くとすっかり忘れていた昔のアルバムなどに再会できて、それはそれでまたうれしいですね。昔のアルバムの中にシングルヒット以外の曲で何がはいっていたかなんて、やっぱり忘れてしまうものですからねえ。最近つくづくそれを感じます。(笑) 

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