Noise & Telephone

雑音。

今日突然、電話の話中にガガガッという雑音がはいるようになった。けっこうその雑音がうるさく、話をするにも支障があったので、これはなんとかしなければと思い、104にかけてみた。

「すいません、電話機に雑音が入るようになったんですけど、それは何番にかければいいんでしょうか」 「あ、それは113ですね」 「ありがとう」 続いて113にかける。これこれしかじかなんですが・・・。「わかりました、じゃあ、今から係りのものを送ります。2時間以内には到着するかと思います・・・」

そして、2時間もかからずに、NTTからひとりの男性がやってきた。「雑音がするんですよ。今日から。盗聴器がつけられたなんてこと、ないですかねえ。(笑)」 「いやあ、それはあまり考えられませんねえ。一番考えられるのは、線がですね、こうして踏まれたりして断線しましてね、そうすると、こう雑音がはいったりすることがあるんですよ。とりあえず、ちょっと調べてみますね」 

ところが、彼がやってきた頃には、なぜかさっきものすごかった雑音がほとんどしないのだ。まあ、故障というのは、修理する人が来る時には症状があらわれないものである。「故障している機械は修理人が来ると知った時点で自己治癒する→修理人が来る時には、故障は直っている」 これ、マーフィーの法則・・・。てなことはないか。だから、電話機に向かって、修理人を呼ぶぞ、と言えば、それで充分だったのかもしれない。

小30分、NTTの人、電話線の入ってくるところ、電話機まわりなどをいろいろ調べてくれたが、結局異常は見つからず。「そうですねえ、じゃあ、しばらく様子見ていただけますか? もしまた症状でたら、すぐに直しに来ますから」 そして、彼が最後に局にかけて、局のほうからこの番号に電話をしてもらい、回線チェックを行うことになった。

局にかけるために、その瞬間NTTの人の胸ポケットからおもむろに取り出されたるは、な、な、なんとAUのかっこいい、デザイン最高のインフォバー! 受けた。思わず、「AUなんだ、携帯」と僕。「いやあ、この会社(NTT)はいる前からこれ持ってたもんで。ほんとは、ドコモにしなきゃいけないんですけどね。上司には内緒なんです」 まあ、なんですかね、トヨタのセールスマンが、ニッサンに乗って修理にやってきた、って感じ? 違うか。今日は、大都会、東京に潜む他愛のないミニストーリーでした。ミニストーリーにもならない、コネタですね。

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