★エリオット・ヤミン・ライヴ

★American Idol, Elliott Yamin Live

【エリオット・ヤミン・ライヴ】
快活。
人気テレビ・オーディション番組『アメリカン・アイドル』のシーズン5(2006年1月~5月)で、数千人の応募からファイナリスト12人に入り、さらにそのベスト3に入ったシンガー、エリオット・ヤミンのライヴ。2007年3月に全米でデビュー・アルバムが出たが、これがインディからのリリースということで、日本では今年になってエイベックスから発売されヒット中。
同番組からは、ケリー・クラークソンやルーベン・スタッダードなど多くの才能あふれるアーティストが出ているが、このエリオットも実に王道を行く熱いシンガーだ。ジーパンにTシャツといういでたちで登場した彼は超満員のビルボード・ライヴの観客を1曲目から総立ちにさせた。早くも人気沸騰中。
圧巻は、アンコールで歌われたダニー・ハザウェイなどでおなじみの「ア・ソング・フォー・ユー」。これはもともとオーディションのときに歌い、それは放送はされなかったが、『アメリカン・アイドル』本編でも歌われ圧倒的な支持を得た。これを歌う前に、彼は少ししゃべった。この曲は彼にとって特別の曲。なにより自分が大好きで偉大なダニー・ハザウェイの曲だということ、自分が受けたオーディションの一番最初に歌ったということ。彼がオーディションを受けたマサチューセッツ州ボストンまでは、エリオットはガールフレンドとともにホームタウン、ヴァージニア州リッチモンドからレンタカーで14時間かけて行ったそうだ。そのとき彼には2ドルくらいしか銀行には残っていなかったという。そしてその会場で10000人の応募者を見て、絶望したらしい。だが順調に進み、ハリウッドへ行き、本編へ出演。人気もうなぎのぼりになった。
『アイドル』後リリースされた彼のアルバムは、インディ・アルバム・チャートで1位になったが、R&Bアルバム・チャートにもランクイン。いわばブルー・アイド・ソウル・シンガーともいえる。「ア・ソング・フォー・ユー」での歌唱は圧倒的で、うたのうまさ、声量など申し分ない。
本人はとても明るく気さく。観客とのやりとりも軽快、快活で、ファンがどんどん増えそうだ。エリオットは1978年7月20日生まれ。ちょうど30歳。『アメリカン・アイドル』で「自分の生まれ年の曲」を歌う回では、ジョージ・ベンソンのヒット「オン・ブロードウェイ」を歌って喝采をあびた。

■ デビュー作

WAIT FOR YOU
WAIT FOR YOU

posted with amazlet at 08.09.08
エリオット・ヤミン
エイベックス・エンタテインメント (2008-05-21)
売り上げランキング: 279
■ メンバー
エリオット・ヤミン/Elliott Yamin(Vocals)
ホセ・スウェイ・ペナラ/Jose “Sway” Penala(Background Vocals)
カルヴィン・ゲイリー/Calvin Gary(Keyboards)
レファイヤット・アリ/Refayat Ali(Guitar)
オリバー・ゴールドスタイン/Oliver Goldstein (Bass)
アーロン・ゴールドスタイン/Aaron Goldstein(Percussions/Keyboards)
グレン・ソーベル/Glen Sobel(Drums)
■セットリスト エリオット・ヤミン @ビルボード
Setlist : Elliott Yamin @ Billboard Live, August 31, 2008
show started 21:03
01. Alright
02. Find A Way
03. Take My Breath Away
04. In Love With You Forever
05. I’m The Man
06. Free
07. Train Wreck
08. Wait For You
09. One Word
10. Movin’ On
Enc. A Song For You
show ended 22:11
(2008年8月31日日曜、ビルボード・ライヴ=エリオット・ヤミン・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Yamin, Elliott
2008-143
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