▽シャンティ・ライヴに松本圭司

▽Shanti : Matsumoto Keiji Sitting In For Philip Woo

【シャンティ・ライヴ~松本圭司急遽参加】
引弾き。
デビュー・アルバム『シェア・マイ・エア』(輸入盤)がついに1月25日、ディスク・ユニオンの配給で全国へリリース。そのリリースを受けての初のライヴ。
今回聴いて一番感じたのが、バンドがすごくタイトになってきているなあ、ということ。もう何度もほぼ同じメンバーでやっているので、息もあってきた、ということなのだろう。ドラム、ギター、ベース、そして、キーボード、すごくいいバランス。「アイ・ガット・ユー」のグルーヴなど最高だ。シャンティの歌や、パフォーマンス自体もいい雰囲気を醸し出す。なにより楽しそうなのがいい。月1あるいは2カ月に1回くらい定期的にやっていくと、さらにタイトになりそうな予感。
今回は、レギュラー・キーボードのフィリップ・ウーが、彼の父の具合が悪くなり急遽シアトルに戻るということで、これまでにも一緒にやったことがある松本圭司さんが入った。フィリップのソウルフルかつ大胆でファンキーな演奏と比べると、ひじょうに繊細なキーボードを聴かせる松本さんとシャンティのコラボレーションでもっとも光ったのが、ジョー・サンプル&リズ・ライトでおなじみの「ノー・ワン・バット・マイセルフ・トゥ・ブレイム」。シャンティがリハーサルのときから「とろけた」というそのピアノプレイは、まさにシャンティのソフトな歌声とあいまって完璧な世界を作り出した。
また、フィリップの曲「ザ・ロード・トゥ・ゼア」は、シャンティがフィリップに「はやくお父さんがよくなるように捧げた」が、ここでのハンコ屋さんのプレイも親友フィリップへの思いを込めているかのようだった。また、これはフィリップの曲なので、当然フィリップがプレイするときは、フィリップ色が前面にでるのだが、このときは松本さんが一歩引いた感じでピアノを弾いて、逆にシャンティの声が浮き上がった。不思議なものだ。
というわけで、ダブル・キーボードなんてのもおもしろいかもね。(笑) ステージでの2人のキーボードのやりとりもどんなになるのか興味がわく。「引弾き。」と書いて、「ひきひき」と読む。一歩引いて弾く、です。
■ シャンティ・ウェッブ
http://www.snydersmarket.com/shanti.html
最新作『シェア・マイ・エア』情報など。
■ シャンティ、次回ライヴは2月23日(土曜)横浜カモメ。
http://www.yokohama-kamome.com/index.html
http://www.yokohama-kamome.com/pick-up/pick-up08.02.23.html#2/23
231-0013 神奈川県横浜市中区住吉町6-76
Tel 045-662-5357
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みなとみらい線 馬車道駅 徒歩5分
JR 関内駅 徒歩5分
■ シャンティ過去関連記事
September 28, 2007
Shanti Live At Blues Alley: Shows Sacred Soul
http://blog.soulsearchin.com/archives/002052.html
September 16, 2007
Shanti Will Showcase Her Newest Album "Share My Air" At Blues Alley
http://blog.soulsearchin.com/archives/002026.html
(↑ここにシャンティ関連過去記事一覧があります)
■ メンバー
SHANTI(vo)、松本圭司(key)、西山 "HANK" 史翁(g), 渡邉裕美(b)、白根佳尚(ds)
■ Setlist : Shanti @ Motion Blue Yokohama, February 1, 2008
セットリスト シャンティ モーション・ブルー
show started 21:32
01. Intro
02. As God Loves You
03. Blue Moonbeam
04. I Got You
05. Summer Sun
06. Wake Up To The Sun
07. The Road To There
08. Spooky
Enc. No One But Myself To Blame
Enc. Share My Air
Show ended 22:47
アンコール1曲目、ファースト・セットではA Case Of You。
(2008年2月1日金曜、横浜モーション・ブルー=シャンティ・ライヴ)
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2008-13
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