Grammy -2-

喧喧諤諤。

昨日の『ソウルブレンズ』の中で、主要4部門の予想をご紹介したわけですが、けっこうみんな意見が分かれるんですね。喧喧諤諤の議論が盛り上がりました。

少し解説してみましょうか。ノミネートは下記、昨日付けの日記をご参照ください。グラミー予想、最近はどこでもやるようになって、楽しいですね。年に一度のお祭りです。自分で予想してから、ライヴを見ると、おもしろさ倍増しますよ。みなさんもどうぞ。発表された後はなんとでも言えますから、できるだけ、発表されるまえに、能書きは言っておきましょう。(笑) 

レコード部門

僕の本命はノラ、対抗がネリーなのですが、マーヴィンはネリーが本命、ヴァネッサが対抗、プロデューサー、オッシーはエミネム本命、対抗にニックルバックで受けねらい。たまちゃんは、ネリー本命のエミネム対抗。AP通信の記者は、二人が1人はノラ、ヴァネッサ、ノラとエミネム。

レコード部門は、この4部門の中でももっともプレスティジアスな部門。毎年、最後に発表されるのが、この部門です。3つのうちひとつだけ取れるなら、このレコードを欲しがる、というわけです。これは、この年(2002年)を代表する一曲となります。

消去法でいくと、エミネムとネリーがラップ系の評をちらしてしまって、なし。ニッケルバックはへヴィロックゆえになし。残るはヴァネッサとノラですが、インパクトからいくと、ノラが残ります。対抗は、ヴァネッサがいいですかねえ。(迷)

ソング部門

この部門はソングライターに賞が行きます。マーヴィンは、ブルース、対抗はアランジャクソン。オッシーがノラ本命。たまはノラ、APがひとりがブルース、もうひとりがノラ。元ビルボード記者ポールグレインがブルース本命、アラン対抗。

ソング部門は、職人的プレスティジアスがある部門。楽曲です。その年を代表する楽曲はどれか、ということになります。その点でいくと、911関連のブルースとアランが浮上します。僕はやはり、ノラジョーンズのドントノウホワイを本命。かなり強力な対抗馬としてブルースです。ノラが70、ブルースが30くらいの割合でしょうか。

アルバム部門。

これは、文字通り、もっとも優秀なアルバムを選びます。5作いずれも、全米ナンバーワンになっています。そのうちノラ以外はすべて1位初登場という強力作ばかり。マーヴィンがエミネム本命、対抗ブルース。オッシーがディキシーチックス本命、ブルース対抗、たまがディキシー本命、ブルース対抗。ポールグレインは、ブルース、AP2人ともブルース。ここが最大の難問ですね。僕は今年はノラと心中を決めたので、ノラを本命にしますが、ブルースはここはかなりくるかもしれません。ノラ対ブルースは、50:50とみました。

ノラの主要3部門独占をはばむものがあるとすれば、このアルバム部門をブルースが取るという選択肢です。ここはブルース本命に変えてしまおうかなあ。(笑) (迷)

ベストニューアーティスト

オッシーは、ノラ本命、アヴリル対抗。マーヴィン、たまも同じく。APは、1人がアヴリル本命、ノラ対抗。もうひとりがノラ本命です。僕はもちろん、ノラ本命、アヴリル対抗です。

ここはノラで堅いでしょう。95:5くらいじゃないでしょうか。得票率で行けば、ノラ40、アヴリル30、残りが10ずつといったところではないでしょうか。

もっとも、グラミーは得票率や次点を発表しませんから、わからないのですが。そうしたデータがでてくると面白いのですけどね。

ノラが4部門を独占すれば、80年のクリストファー・クロス以来、22年ぶり史上2度目。1アーティストの3部門独占は、ポール・サイモン、キャロル・キング、エリック・クラプトン、クリストファー・クロス以来史上5人目。

さて、みなさんの予想は?

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