James Fujiki’s New Soul Band: Tokyo Mowtown Show Debut

[2006/05/01]

【ジェームス藤木、新バンド「トウキョウ・モウタウン・ショウ」を結成】

お披露目。

これまでに「ジェームス藤木&リスペクト・オール」などのソウル系バンドをいくつもてがけてきたジェームスさんが、新たなバンドをスタートさせた。それが2005年結成のトウキョウ・モウタウン・ショウというグループだ。モウタウンのスペルをMotown ではなく、Mowtown にしているところがミソ。愛知、金沢、横須賀とやってきて満を持して六本木での東京凱旋お披露目ライヴ。デスチャが東京でゲネプロをやり、ニューヨークのマジソン・スクエア・ガーデンで最終完成形を見せるのと同じで、何本かやってきて形を固めてここで見せる、というわけだ。

「リスペクト・オール」は、女性シンガー、イクミとジェームスさんのヴォーカルをフィーチャーするのがポイントだが、今回のトウキョウ・モウタウン・ショウは、4人組男性ヴォーカル・グループ、ヴァレンティノスを前面にフィーチャーしているところが大きな特長。バンドは、4人組ヴァレンティノスのほかドラムス、ギター3(ひとりはジェームス)、ベース、キーボード、トランペット、トロンボーン、サックス、フィーチャリング女性ヴォーカル2、そして、MCと最大16人。すごい大所帯だ。JBのところの専属MC(司会者)ダニー・レイのようなMC(ワイズマン・アキ)がいるのだ。

六本木のライヴもできるレストランでの演奏で、なんと200人以上を動員したため超満員。ステージが狭く、また観客側と同じ高さのため、後ろではかなり見にくいが、なんとか前の方に場所を確保して演奏を楽しんだ。

ジェームスさんがソウル曲をやる時のバンドはいつも、グルーヴ感があり、しかもソウルの大ヒットばかりなので、安心して楽しめるパフォーマンス。今回は4人組ヴォーカル・グループ、ヴァレンティノスがおもしろかった。低音から高音まで、それぞれがリードを取り、しかも、曲によっては振り付けが決まる。「ゲット・レディー」や「マイ・ガール」の振り付けぶりを見ていたら、どうもニック岡井さんあたりが踊りそうなステップだなあ、と思っていて、ニックさんの教則ビデオもで見たのかなどと考えていたが、なんと、振り付けがニック仲間の我らがマイケル鶴岡であった。超なっとく。もっとも、時々、メンバー間でずれたりしたが、それもご愛嬌。

「ゲット・レディー」からスタートし、いきなり、モータウン大全開。ホーンが入ると、ほんとにソウルソウルする。モータウン中心の選曲で踊らせる。「ゲット・レディー」「バック・スタバーズ」あたりは、ケンがリード、フォートップスのヒットはナオがリード、「エイント・トゥ・プラウド・トゥ・ベグ」「マイ・ガール」などは、ジョージがリード、テンプスのヒットでエディー・ケンドリックスのパートは、ケイが担当するというわけで、うまく役割分担もできている。

第一部の後半3曲は、毎度おなじみレディー・ソウル、イクミの登場。いきなりのりのりでアレサ・フランクリンの「ロック・ステディー」を激しい踊りとともに歌っていたら、ドレスの後ろの紐が切れた。(笑) 1曲終わったところで、後ろのキーボードの子に結んでもらっていた。それはさておき、この「ロック・スタディー」など迫力満点で、聞かせる。ソウル・サーチン・ザ・セッションでアレサをやる時には、イクミにぜひ歌ってもらおう。

ジェームスさんはもちろんクールスとしてのライヴもやるが、それとは別にこうしたソウル部活がけっこうある。「リスペクト・オール」はソロ・シンガーのソウル曲が多いが、こちらは確かにこれだけヴォーカルがいるので、グループ系の作品が多くなる。歌って、踊って、そして躍らせてエンタテインする強力な日本のソウル・グループはなかなかいない。60年代、70年代ソウルの好きな人にはたまらないバンドだ。なにしろ、このバンド、昨年から毎週一回はかならずリハーサルをやっているという。道理でこなれているというか、バンド自体がタイトになっているわけだ。

最後のアンコールで、ジェームスさん「またライヴやる時にはホームページなどで告知するから、来てね」と宣言したが、ホームページはほとんど更新されない。(笑) こまめに情報をチェックしておかないと。(苦笑) ステージがちゃんとあるライヴハウスで見たいなあ。事前にライヴ情報がわかったら、この日記でもご紹介します。

■過去関連記事

2002/11/06 (Wed)
Street Cafe 5th Anniversary 
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200211/diary20021106.html

2003/06/04 (Wed)
Oldest Funk Band in Tokyo at Newest Live House
http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200306/diary20030604.html

2003/11/10 (Mon)
Party To Party: Street Cafe To Brown Sugar
http://www.soulsearchin.com//entertainment/music/live/diary20031110.html

2004/05/31 (Mon)
James Fujiki & Respect All Live At Graffiti
http://www.soulsearchin.com//entertainment/music/live/diary20040531.html

■メンバー Tokyo Mowtown Show

ジェームス藤木 (ギター、ヴォーカル)

ヴァレンティノス=
ジョージ・ヴァレンティノ (デイヴィッド・ラッフィン系)
ナオキ・ブルー (低音系)
キャット・ケイ (ファルセット系)
ケン (ゲット・レディーなど)

サブ (ドラムス)
アッキー (ギター)
ショウゴ (ギター)
マミ (キーボード)
ボビー長野(べース)
ケンタロー (トロンボーン)
ノブ (トランペット)
福村サトシ (サックス)

イクミ・ストリート (ヴォーカル)
トモコ・ルルベル (ヴォーカル=新加入)

ワイズマン・アキ (MC)

(振り付け・マイケル鶴岡)

■Setlist

First Set
show started 20:03
01. TMS (Tokyo Mowtown Show) Theme
02. Get Ready
03. Back Stabbers
04. 25 Miles
05. Reach Out I’ll Be There
06. Ain’t Too Proud To Beg
07. My Girl
08. Rock Steady (Featuring Ikumi)
09. Sweet Sweet Baby (Featuring Ikumi)
10. I Feel Good (Featuring Ikumi)
show ended 20:40

Second Set
show started 21:14
01. TMS Theme
02. You’ll Never Find Another Love Like Mine
03. Pillow Talk (Featuring Tomoko)
04. It Only Takes A Minute
05. I’m Gonna Make You Love Me (Ikumi & Valentinos)
06. Heatwave (Featuring Tomoko)
07. How Sweet It Is
08. Place In The Sun
09. Midnight Train To Georgia (Featuring Ikumi)
10. You Don’t Have To Be A Star
Enc. Turn It Loose
Enc. Stand By Me
show ended 22:11

(2006年4月30日日曜、六本木アマニス=トウキョウ・モウタウン・ショウ・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Tokyo Mowtown Show
2006-87