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◆# 1972年5月の衝撃~ベスト10、8曲をブラック・アーティストが独占: シャイ・ライツ「オ

◆# 1972年5月の衝撃~ベスト10、8曲をブラック・アーティストが独占: シャイ・ライツ「オー・ガール」のヒットから(パート2) (昨日の「オー・ガール」誕生秘話の続き) 【Oh Girl And May 1972】 全米トップ40。 1972年4月から5月にかけては、けっこう音楽好き、洋楽好きだった僕にとっては大きなターニング・ポイントだった。 何がターニング・ポイントかといえば、『全米トップ40』がFEN(現在のAFRTS、米軍放送)で始まったのだ。当初は土曜の午後1時から2時の1時間番組で、ビルボード・ホット100の13位前後から1位までをカウントダウンしていた。最初はカウントダウン番組だとは思っていたが、それがビルボードのホット100を下からかけているのに気づくのはしばらくたってからだ。番組の中ではケイシー・ケイスンは、なぜかビルボードの名前をほとんど言っていなかったと思う。 ケイシー・ケイスンの軽快な分り易い英語のDJ、ひじょうによく練られた台本で、毎週必ず聴くようになった。ここで紹介されるアーティスト情報は、斬新で知らないことがとても多く、とても有益で勉強になった。 当初はこれが40曲を3時間かけて紹介する番組などということは知らずに、ただ上位の曲を下から順にかけていくのだと思っていた。しかし、しばらくして、これが2時間枠で放送されるようになり、さらに3時間放送され、40曲すべてが聞けるようになる。なるほど、オリジナルは3時間番組だったのだ、と知ることになる。 そして、この番組が日本のAM局ラジオ関東(当時)で始まるのが、1972年10月からである。湯川れい子さん、坂井隆夫さんの名DJ、解説で放送される。ラジオ関東の『全米トップ40』は土曜夜10時から3時間の放送だったので、当初は土曜日は昼間にFENでベスト13曲程度(週によって12~14曲だったり。曲の長さで変わる)、夜に40曲すべてが聴けるようになった。 「オー・ガール」は、FENや『全米トップ40』で聞いていたころ、ポップ・チャートでトップ10入りを果たし、5月27日付けビルボード・ホット100で1位になる。本当にリアル・タイムでよくかかっていた。もちろん、ビルボードで1位だから、同番組でも毎週かかっていた。 「オー・ガール」は、それまで6週間1位を続けていたロバータ・フラックの「ファースト・タイム・エヴァー・アイ・ソウ・ユア・フェイス(愛は面影の中に)」を蹴落として1位になった。 トップ8。 そして、これに先立つ1972年5月13日付けビルボード・ホット100でちょっとした記録が打ち立てられた。それは、ホット100(ポップ・チャート)のベスト10のうち上位8曲がブラック・アーティストによって独占されたのである。 上位からランクは次の通り。 1. The First Time Ever I Saw Your Face / Roberta Flack 2. I Gotcha / Joe Tex 3. Oh Girl … Continue reading

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◆この2週間くらいのもろもろ

◆この2週間くらいのもろもろ 【Bits & Pieces Last Two Weeks】 もろもろ。 この2週間くらい、なんだか、本当にバタバタしている。次々と訃報がきて、精神的にも参ったり、事務的にも忙しくなったり。 まず、ドン・コーネリアス。2月5日の『ソウル・ブレンズ』には、急遽ドンと親交のあった江守藹さんにゲストにご出演願った。ドンといえば、「ソウル・トレイン」、「ソウル・トレイン」といえば、江守さんだ。2時間たっぷり「ソウル・トレイン」関連で、追悼したが、なんとその翌週12日は、今度はホイットニーが急逝。これにもさすがに驚いた。 ライヴ評もずいぶんたまってしまった。カーク・フランクリン、ナラダ・マイケル・ウォルデン、ケイリブ、エレクトリック・エンパイアー、バーケイズなど。 また、八木さん、佐藤さんとやった『ソウル・マジック』の話も、『ビッグ・スペシャル』でやったスティーヴィー・ワンダー関連もまだ。 一週間くらい前から、風邪っぽく、処方薬を飲んでいたので、大事には至っていないが、咳こんでノドに悪い影響があり、ホイットニー関連の出演では、ずいぶんとお聞き苦しいところを見せてしまい、申し訳なかった。 行くつもりだったグリニス・マーティン、キャンディ・ダルファー、テイク6などが行けなかった。 そのほか、岩佐寿弥監督のチベットの少年が主人公の新作映画『OLO(オロ)』を見て、監督にお話を聞いたので、その話もそのままになっている。 もう来週に迫ったボビー・ウーマックについても書こうと思っていたが。また、それに関連付けて、サム・クックのことも。サムはトータス松本のカヴァー集と、紙ジャケリリースなども。 ホイットニー関連は続報がいろいろ入ってくる。死因などもいずれは詳細がでるのだろう。 ホイットニー、ドン・コーネリアスの評伝などもまとめておきたい。 しかも、最近、パソコンの調子も悪い。動きが遅い。ログアウトするときに、「あなたのパソコンは別の人にログインされています~~」と出たのでかなり驚いた。乗っ取られているのだろうか。よく自分のパソコンが知らぬ間に、足掛け代理サーヴァーのような役目を担っていることがあるらしいが、それだろうか。ここを踏み台にされていたら、たまらない。さっそく、明日、専門家にチェックしてもらうことにしたが、果たして。 ザ・グレイテスト・ヒッツ posted with amazlet at 12.02.16 ホイットニー・ヒューストン ジャーメイン・ジャクソン シーシー・ワイナンズ デボラ・コックス エンリケ・イグレシアス アリスタジャパン (2000-05-20) 売り上げランキング: 24 Amazon.co.jp で詳細を見る ディーヴァ―ホイットニー・ヒューストン物語 posted with amazlet … Continue reading

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◆ 「ベスト・オブ・ソウル・サーチン・ブログ2011」(パート4)

◆ 「ベスト・オブ・ソウル・サーチン・ブログ2011」(パート4) 【Best Of Soul Searchin Blog 2011, Part 4】 「ベスト・オブ・ソウル・サーチン」第4部は2011年10月から12月まで。選ぶために何本もの記事を読み返すと、けっこうあっという間に時間が経ってしまう。このあたりをうまくまとめて編集して、読みやすくして、電子書籍の形にするのはありかなあ、と思いました。 【2011年10月~今月の一本】 2011年10月16日(日) 五反田駅開業100周年~山手線で一番古い駅はどこ? http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20111016.html これは、おもしろかった。五反田駅が開業100年ということで、山手線の駅すべての開業日を調べてみました。 【その他の候補】 2011年10月02日(日) 『ロックン・ロール・ホール・オブ・フェーム』ノミネート発表 http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20111002.html 2011年10月03日(月) シュガーヒル・ギャングの「ラッパーズ・デライト」 http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20111003.html 「ラッパーズ・デライト」の誕生秘話。 2011年10月04日(火) マイケル・ジャクソン~シルク・ド・ソレイユのショーモントリオールから始まる http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20111004.html 2011年10月05日(水) サウンドトラック盤『イモータル』2種類で発売~ケヴィン・アンテューンズが音楽デザイナー http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20111005.html マイケルのシルク・ドゥ・ソレイユについて。 2011年10月07日(金) トニー・ベネット、85歳で初の全米ナンバー1アルバム獲得 http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20111007.html 2011年10月08日(土) 「レディー・イズ・ア・トランプ」の時代背景~何を歌っているか http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20111008.html トニー・ベネットの最新作と、収録曲について。 2011年10月13日(木) 三浦大知ライヴ~その進化と飛躍 … Continue reading

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◆ 「ベスト・オブ・ソウル・サーチン・ブログ2011」(パート3)

◆ 「ベスト・オブ・ソウル・サーチン・ブログ2011」(パート3) 【Best Of Soul Searchin Blog 2011, Part 3】 読み正月。 2002年6月からスタートした「ソウル・サーチン・ブログ」。年間365本以上の記事から読み応えのある「ベスト」を選ぶ恒例「ベスト・オブ・ソウル・サーチン」。今日は第三部。7月から9月まで。 ぜひ、それぞれのエントリーをクリックしてお読みください。正月「寝正月」ならぬ「読み正月」の勧めです。 今年はサイト開設10周年になり、ブログ執筆10年連続にもなります。何か大々的にやってみたいです。 また、2002年6月以降の『ソウル・サーチン・ダイアリー』のアーカイヴは次のところにすべてあります。年月のところをクリックすると、その月のタイトル一覧がでます。2008年12月まで。 http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/index.html 2007年3月以降はアメブロにあります。「ベスト・オブ」は2004年分以降のエントリーから毎年翌年1月の最初に選んでいます。したがって、2002年分、2003年分の「ベスト・オブ」が未選出です。2004年から2010年まで過去7年分の「ベスト・オブ」を選んであります。 http://ameblo.jp/soulsearchin/ 2007年3月から現在まで。月ごと、ジャンルごとに整理。 【2011年7月~今月の一本】 2011年07月06日(水) 松本龍(前・復興相)が辞任を決めた店「キング・ハーヴェスト」 http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20110706.html 2011年07月07日(木) 松本龍(前復興相)のCDコレクション http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20110707.html これは、「ソウル・サーチン・ブログ」で今年一番アクセスがあった記事でした。ツイッターなどでもたくさんRTされ、あちこちにリンクが貼られたようです。小さな写真からタイトルを掘り起こしておもしろい記事になりました。誰かに「これは吉岡さんのスクープですよ」と言われました。(笑)  【その他の候補】 2011年07月01日(金) フィリップ・ウー、自身の40年の歴史を振り返る http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20110701.html 2011年07月05日(火) カリンバ奏者、ケヴィン・スピアーズ語る http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20110705.html 2011年07月08日(金) ブルース・スプリングスティーンのクラレンス・クレモンズへの弔辞 http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20110708.html 素晴らしい弔辞。 2011年07月12日(火) レディー・ガガ『徹子の部屋』~ガガとマイケル・ジャクソン … Continue reading

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◆ 「ベスト・オブ・ソウル・サーチン・ブログ2011」(パート2)

◆ 「ベスト・オブ・ソウル・サーチン・ブログ2011」(パート2) 【Best Of Soul Searchin Blog 2011, Part 2】 読み正月。 2002年6月からスタートした「ソウル・サーチン・ブログ」。年間365本以上の記事から読み応えのある「ベスト」を選ぶ恒例「ベスト・オブ・ソウル・サーチン」。今日は第二部。2011年4月から6月まで。 それぞれのエントリーをクリックしてお読みください。正月「寝正月」ならぬ「読み正月」の勧めです。 今年はサイト開設10周年になり、ブログ執筆10年連続にもなります。何か大々的にやってみたいです。 また、2002年6月以降の『ソウル・サーチン・ダイアリー』のアーカイヴは次のところにすべてあります。年月のところをクリックすると、その月のタイトル一覧がでます。2008年12月まで。 http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/index.html 2007年3月以降はアメブロにあります。「ベスト・オブ」は2004年分以降のエントリーから毎年翌年1月の最初に選んでいます。したがって、2002年分、2003年分の「ベスト・オブ」が未選出です。2004年から2010年まで過去7年分の「ベスト・オブ」を選んであります。 http://ameblo.jp/soulsearchin/ 2007年3月から現在まで。月ごと、ジャンルごとに整理。 【2011年4月~今月の一本】 2011年04月01日(金) マーヴィン・ゲイ命日~エイプリル・フールの衝撃 http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20110401.html 2011年04月02日(土) マーヴィン・ゲイ誕生日トリビュート http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20110402.html 今月の一本はマーヴィン・ゲイについてのエントリー。 【その他の候補】 2011年04月03日(日) インコグニート「イッショニタテナオソー!」 http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20110403.html ブルーイの「そこに病人がいれば、ドクターはそこに行くだろう。病の人がいれば、かけつける。僕はミュージシャンだから、人々の心のケアをするよ」の言葉が大変印象的でした。 2011年04月05日(火 スライ・ストーンがツイッター開始 http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20110405.html これも、意外性の記事。 2011年04月10日(日) 東京都知事選2011予想 http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20110410.html 予想はまったくはずれましたが、おもしろい記事になりました。 … Continue reading

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◆「ベスト・オブ・ソウル・サーチン・ブログ2011」(パート1)

◆「ベスト・オブ・ソウル・サーチン・ブログ2011」(パート1) 【Best Of Soul Searchin Blog 2011, Part 1】 ベスト。 ソウル・ミュージックに関する情報を独自の視点でお送りする「ソウル・サーチン・ダイアリー」は、2002年6月からスタート。当初はほんの一言しかないものもありましたが、2002年10月6日以降は徐々に文字量が増え、その多少はありますが、一日も欠かさず現在まで続いています。文字量の最低数は600字。多いものは2-3000字におよびます。訃報記事などが飛び込んできた場合、1日複数の投稿が掲載されることもあります。そこで、年間最低365本の記事から読み応えのあるベスト・エントリーを選ぶ、恒例「ベスト・オブ・ソウル・サーチン」。今日はそのパート1、まず2011年1月から3月までのエントリー約90本の中から選びます。 なお2002年6月以降の『ソウル・サーチン・ダイアリー』のアーカイヴは次のところにすべてあります。年月のところをクリックすると、その月のタイトル一覧がでます。2008年12月まで。2007年3月以降はアメブロにあります。「ベスト・オブ」は2004年分以降のエントリーから毎年翌年1月の最初に選んでいます。したがって、2002年分、2003年分の「ベスト・オブ」が未選出です。2004年から2010年まで過去7年分の「ベスト・オブ」を選んであります。 http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/index.html 2002年6月から2008年12月までのアーカイヴ。月ごとに整理してあります。 http://ameblo.jp/soulsearchin/ 2007年3月から現在まで。月ごと、ジャンルごとに整理。 【2011年1月~今月の一本】 2011年01月16日(日) マイ・ファースト・ライナーノーツ http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20110116.html 2011年01月17日(月) マイ・ファースト・ライナーノーツ(パート2) http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20110117.html 僕が書いた初めてのライナーノーツについて。 【その他の候補】 2011年01月11日(火) アラン・トゥーサン~ニューオーリンズの香りを漂わせて http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20110111.html 年初のひじょうに印象的だったライヴ。 2011年01月18日(火) ナイル・ロジャーズ、癌を公表 http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20110118.html 超衝撃だった、ナイルの癌公表について。詳細。これは驚きました。以後10月末まで僕が本ブログでナイル・ブログを翻訳するようになりました。途中からアップは、ツイッター上に移動しました。 【2011年2月~今月の一本】 2011年02月07日(月) 「ソウル・サーチン」その意義と目指すもの http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20110207.html 「ソウル・サーチン・イヴェント」クインシー・ジョーンズに関連して、その意義について。 【その他の候補】 2011年02月06日(日) … Continue reading

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◆○ 川崎ハロウィーン・パーティーとオリジナル・セヴン

◆○ 川崎ハロウィーン・パーティーとオリジナル・セヴン 【Kawasaki Halloween】 ハロウィーン。 昨日(2011年10月30日)日曜日、川崎ラチッタデッラ周辺は、恒例のハロウィーン仮装で大賑わいだった。インターFMで毎週日曜日に放送されている『ソウル・ブレンズ』(日曜午後1時~3時、インターFM、関東地区76.1mhz)でも昨年に引き続き、ラチッタのブースから生放送となった。 ブース周辺は噴水広場というところで、番組のリスナーも集結。さらにその周りはものすごい数の仮装軍団が練り歩いていた。 そんな中で、写真を撮ったものをいくつかご紹介。 2時半からの「ソウル・サーチン」では、元タイム、現オリジナル・セヴンの新作『コンデンセート』をご紹介した。アルバム・タイトルの意味合いなどを解説した。当初アルバム・タイトルの単語として「コンデンセート」は「凝縮する」といった意味だが、どうやらニュアンスが違ったようだ。それが、アルバムの曲間に入るモリス・デイのダイアログによってはっきりした。 曲間のダイアログは、モーリスが記者に囲まれて質問をされているシーンだ。 女性記者が言う。「もうモーリスはクールじゃないと思うんですが」「なんでだ?」「だって、あなたステージで汗を掻いてらっしゃったでしょう」(おおっと歓声) モーリスが言い訳をする。「こう説明させてくれ。例えば、冷蔵庫の中に最高級のシャンペーンをいれておく。それを外に出すと、ジェロームなんだっけ、どうなるんだ?」 「コンデンセーション!」 「そうだ、コンデンセーション(復水=冷蔵庫にいれて冷やしていたボトルを外に出すと水蒸気になって水滴がつくような状況)だ。つまり、水滴がつくよな。だから、俺は汗は掻いてない。俺はコンデンセーション=復水=してるんだ。なにしろ、俺の芯は、シャンペーン同様クールに凍り付いてるからな。ははは」 ■ オリジナル・セヴン『コンデンセート』 Condensate posted with amazlet at 11.10.30 Original 7ven Saguaro Road Records (2011-10-18) 売り上げランキング: 345 Amazon.co.jp で詳細を見る 「ソウル・ブレンズ」も仮装仮装仮装。 「ソウル・ブレンズ」チーム。左から、マーヴィン(かぼちゃ)、吉岡(クラッシュ=タートル・トーク)、オッシー(ミッキー・マウス)、チーちゃん(魔女) ESSAY>Halloween RADIO>Soul Blends ARTIST>Original Seven

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◆ 松本龍(前復興相)のCDコレクション

◆松本龍(前復興相)のCDコレクション 【Matsumoto Ryu’s CD Collection】 趣味。 昨日のブログ(下記参照)で松本龍前復興相が辞任を決めた店のことなどを書いた。そこに彼がインタヴューを受けたときのリンクを貼っておいたが、その記事の一番下に、CDの入ったダンボールが映っていた。 で、これをよく見ると、ソウル、ジャズなどクロっぽいものばかり。そのことを写真リンクを貼ってツイートしたら、意外にもいろいろな反響が出たので、ちょっと書いてしまおう。 ジャケットの背から見えるだけでも、アース・ウィンド&ファイアー、オーティス・レディング、マーヴィン・ゲイの「アイ・ウォント・ユー」、マイルス・デイヴィスの「イン・ア・サイレント・ウェイ」「オン・ザ・コーナー」、ビル・ウィザース、スピナーズ、スティーヴィー・ワンダー(「心の詩」「ファースト・フィナーレ」)、グラディス・ナイト&ザ・ピップス、ハービー・ハンコック(「ヘッドハンターズ」)、デニース・ウィリアムス(「ディス・イズ・ニーシー」)、カーティス・メイフィールド(「アンソロジー」)、アイザック・ヘイズ、キャンディ・ステイトン、スタックス50周年、スライ&ファミリー・ストーン(「フレッシュ」)、ボブ・マーリー&ザ・ウェイラーズ(「キャッチ・ア・ファイアー」)、アル・グリーン、ドナルド・バードなどがある。 これは、2010年4月に公開されたインタヴュー記事の写真なので、その時点でたぶん事務所に置いてあったCDなのだろう。封が切られていない輸入盤がかなり多いが、きっと、自宅にはもっとたくさんのCDやレコードがあるにちがいない。なんで封が切られてないのかな。忙しくて聴くヒマなどないのだろうか。 そういうわけで、九州出身B型短気還暦者の音楽遍歴に興味を持った。記者会見でフィービ・スノウのこともでていたが、普通の人からすればかなりの音楽好き、それも黒い音寄りのものが好きと見受けられる。 ツイートへの反響は、おおむね「ものすごい嫌な奴だが、親近感がわく」、「趣味が同じで驚いた」といったトーンだが、そんな中、渡辺祐さんのツイートに膝を打った。 「趣味が一緒でも、その人を理解できるかどうかは別というオトナの悩みですよ、コレは」(@MakeItFunkyさん) 確かにそうだよなあ。(笑) オトナの悩み。 ほかにも、 「反吐が出る程嫌なオヤジと思った心が揺れる。」 (@luna5884さん) 「人は様々な面を持っていて表面(特にマスコミやTwitter)だけ捉えて評価してはいけないですね。僕もこれ見た時に親近感が湧きました。」(@YS140182さん) 「あかん、好感度があがってしまう」(@tenngaichiさん) まあ、あの偉そうな御仁が意外な音楽趣味をもっていて、好感度が上がったとすれば、これも幅広い意味で「音楽の力」ということですね。 キング・ハーヴェストでばったり会ったら、ちょっと話をしてみたいですね。(笑) ■ 関連記事 2011年07月06日(水) 松本龍(前・復興相)が辞任を決めた店「キング・ハーヴェスト」 http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20110706.html +++++ フィービ。 あと、同じく、記者会見で触れられたフィービ・スノウの件も音楽ファンの間でちょっとした話題に。 カズオ・イシグロの著作「ネヴァー・レット・ミー・ゴー」と、フィービ・スノウの「ネヴァー・レッティング・ゴー」という曲のことを言ったのではないかと推測されている。 詞の一部。「紳士のように立ち去ることもできるが、君を守るために戦う。君を簡単にあきらめることなんてできっこない」 君が大臣の座かも。ソニーの白木さんのブログでそのことに触れられていた。どなたかが、君は被災地の人々の可能性もある、と書いておられたが、さあ、どうでしょうねえ。 奇しくも、フィービのアルバム4点が追悼盤として8月に紙ジャケットで発売されるそう。 ソニーが仕込んだプロモーションだったら、すごいですね。(笑) な、わけはない。っていうか、プラス・プロモーションになるか、下手したら、マイナス・プロモーションになってしまうかもしれない。(笑) でも、松本龍が記者会見で話したフィービ・スノウというのが、話題になるのだから、それはそれでよしということだろうか。 ■ ソニーの白木さんブログ。フィービについて 2011-07-05 【追悼企画】 フィービ・スノウ 紙ジャケット・コレクション http://ameblo.jp/high-hopes/entry-10944356705.html#main ■ … Continue reading

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◆ 松本龍(前・復興相)が辞任を決めた店「キング・ハーヴェスト」

◆ 松本龍(前・復興相)が辞任を決めた店「キング・ハーヴェスト」 【Red Card For Matsumoto Ryu】 辞任。 ほんの1週間前までその名前さえ知られていなかった松本龍が、キックオフ→ノーサイド→レッドカードとなり、いちやくその存在を全国区にした。もう本当に突っ込みどころ満載の宮城県知事との会談映像だが、さすがに世論の風を感じたか、一気に辞任。その一連の流れを見ていてあまりのくだらなさにあきれるのも通り越していたが、なんとその辞任前日、それを決めた夜にいたのが赤坂のソウル・ジャズの店「キング・ハーヴェスト」だっということがわかり、にわかに個人的に注目のニュースになった。 下記に会見全文。僕はこれを見て、「キング・ハーヴェスト」のことを知った。万一同名の店だったらまずいので、さっそく平野さんのキング・ハーヴェストに確認の電話をいれたら、「昨日、来てました」とのこと。そこで、ブログに書くことにした。 「キング・ハーヴェスト」は以前に何度かこのブログでも触れたが、元CBSソニー、エピックの平野さんが2002年に開いたレストラン。当初はアフリカ出身のトニーさんがおいしい料理を作っていた。今はトニーさんはいないが美味しい料理はかわらない。平野さんは、一時期マーチン(鈴木雅之)さんの担当もしていたので、マーチンさんなどとも何度か足を運んでいる。ソウル・バーめぐりをするときの起点だったりもする。この松本事件を機に、キング・ハーヴェスト人気が高まればいいと思う。応援します。 さて、松本龍の宮城県知事との会談で疑問に思うところ。 1) そもそも大臣のほうが宮城県知事より偉いのか。   やはり、国務が地方行政よりも上に来るのか。ところで、松本龍・前大臣(1951年生まれ)は福岡で12万票程度の集票。(前回衆院選) 村井・宮城県知事(元自衛隊、1960年生まれ)は64万票以上の集票(前回知事選)。数字が全てではないが、12万票が60万票を見下ろすというのがおもしろい。国の大臣が地方の長より偉いのか。偉いのかな。誰か教えてください。 2) そもそも大臣は客なのか。   客人を待たせるのは無礼かもしれないが、そもそも大臣が客なのか。知事も言っていた通り、お互いイーヴンの立場ではないか。どっちが客というより、ビジネス・パートナー的立ち位置ではないのだろうか。両方で手をあわせて、復興しようということではないのか。 3) なぜあんな偉そうな口をきくのか  これは、九州出身だから、B型だからというのはまったく関係ない。この松本という人間の人間性の問題に尽きる。育ちと言ってもいい。たぶん、自分が大臣ということで、「偉いもの」と勘違いしているのだろう。こういう人間には政治家は大衆のための「公僕」であるというマインドはまったくないに違いない。 4) オフレコ問題  「今の最後の言葉はオフレコです。いいですか? 皆さん。絶対書いたらその社は終わりだから」 そもそもオフレコというのを、こんなにたくさんの報道陣がいる前で言うというのもおかしい。それに、オフレコというのは、先に宣言して言うものではないか。しかも、今の最後の言葉がどれを指すのか不明。長幼の序のことだろうか。あるいは、客が来るときは先に入ってろ、のあたりか。それよりも、あの一連発言のどこをオフレコにしなければならないのか。オフレコにする理由は何か。何かやましいところがあったからオフレコにしたかったのではないか。 5) 「長幼の序」問題  この人は長幼の序の意味を少し取り違えてるようだ。あの場での使い方をみると、自衛隊などを例にしているので目上のものを尊重しろということを言いたいらしい。半分はあっているのだろうが、辞書などによると「年長者と年少者との間にある秩序。子供は大人を敬い、大人は子供を慈しむというあり方」とある。「物事をするのにあたって、年長者と年少者の間に一定の順序がある」ともある。となると、年下の知事は、先に年上の自分が来るのを待ってろ、ということか。もし、知事が年上で、大臣が年下だったら、どうなるのだろう。 6) 宋文洲さんのツイートが興味深かった  宋さんの一連のツイートが現実的で面白い。「別に松本を擁護するわけではないが、この日本には、あんな無礼なおじさんはいくらでもいる。ここ(日本)で成功するためには、そうした連中ともうまく付き合わなければならない」といった趣旨のツイートを連投。いくつかその宋さんのツイートから。 「日本で成功したいならば、まず日本人を理解することだ。日本で仕事したいならばまず年寄りと偉い人に礼儀を尽くすことだ。日本人の癖にそれが知らないならば、終わっている。」(2011年7月5日10:53:45) 「松本さんくらいの態度でびっくりしたり、怒ったりしている人は、殆ど日本社会の深部に入れていない人だろう。権力や富や地位に近付こうとするならば、こんなおじさんがゴロゴロして毎日平常心で礼儀を尽くしてパスするものだ。前進のみだ。」(2011年7月5日10:59:20) 「ソフトバンク孫さんが生き延び発展できたのは徹底的に権力を持つおじい様に「礼儀」を尽くした。堀江さんはなぜダメか。未だにそれを知らないからだ。三木谷さんがお二人の間だ」(2011年7月5日10:18:56) 松本龍の後任は、平野達男という人になった。松本が辞任を決めた店が平野さんの店、その後任が平野さんという人。なにかおもしろい。 ■ キング・ハーヴェスト~松本龍が辞任を決めた店 住所 東京都港区赤坂6丁目3-8 高松ビルB1F … Continue reading

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◆ 6月最終の週末~今年も半分終了

◆ 6月最終の週末~今年も半分終了 【Busy Week: Half year passed】 猛暑。 しかし、29日(水)、ものすごい暑さだった。30日で、今年も半分終了。なんという速さ。 珍しく6月末が忙しかった。ルーファスのトニー・メイデンが来日して、約1週間、ラジオだ、ライヴだとつきあった。移動時間などにいろいろと話をしたのが溜まっているので、いずれブログにまとめたい。トニーの来日、マイケル・ジャクソンの命日、マリーナ・ショー&デイヴィッドTらの来日、「ソウル・パワー」の原稿、白川会…。なんで、一時期に重なるんだろう。(笑) 22日(水)、昼トニー・メイデン「メットポッド」、映画『あぜ道のダンディ』新宿。夜トニー・メイデン。(ライヴ評アップ済み) 23日(木)、昼ヘアカット、夜エリーシャ・ラヴァーン。(ライヴ評アップ済み)、深夜、東京FMで湯川れい子さんと『ビッグ・スペシャル』でマイケル・ジャクソンの特集を25時から28時まで生放送。あっという間の3時間。冒頭、ちょっとしたハプニングもあったが、生放送ならではの対応。(笑) 24日(金)、昼エリーシャ・ラヴァーン「メットポッド」。カマサミさん、ケイリブらと。夜、第6回白川会。下北沢。光石研さん、プロモーション中の大忙しの中、ご参加。2日前に見て買ったプログラムにサインをもらう。(嬉) 25日(土)、昼六本木ハリウッド・プラザで『湯川れい子、西寺郷太マイケル・ジャクソン・トークショー』観戦。飛び入り。このホールと、建物にびっくり。 26日(日)、『ソウルブレンズ』「ソウル・サーチン」でマリーナ・ショー紹介→調布MJM(マイケル・トーク・ショー)→マリーナ・ショー→岡さんお別れ会(パート2)→白金ダンステリア最終日。 24日~28日にかけて「ソウル・パワー」のパンフ用原稿書き。ほんとは、金曜~日曜で終わらせる予定が、結局火曜までずれこんでしまった。申し訳ない。(→編集者さま) 大作です。ぜひ期待してください。読み応えあります。 28日深夜。たまったナイル・ロジャーズ・ブログ、4本翻訳。 29日(水)、猛暑。夜ブルースアレイでフィリップ・ウー・ライヴ。 ということで、トニー・メイデン・ネタ、白川会、ダンテリ最終日など、おいおいまとめます。 ESSAY>Bits & Pieces

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▽八竹亭おやじさん、とんかつやに転身~不死鳥の如く頑固に復活(パート2)

▽八竹亭おやじさん、とんかつやに転身~不死鳥の如く頑固に復活(パート2) 【Another Story of Stubborn Kind Of Fellow: The Master Of Hatchiku-tei Became The Master Of Tong-katsu Restaurant (Part 2)】 (30年続いた八竹亭の突然の閉店から半年余り。八竹亭のおやじさんは、とんかつやで復活。昨日からの続き) 不死鳥。 おやじさんに、「このお店のこと、常連さんたちに知らせたの?」と聞くと、「誰にも言ってない。携帯とか、嫌いなんだよ」と相変わらずだ。すると、「なんか、キムタクとか竹之内(豊)とかが、テレビで『八竹亭』どこ行ったみたいなことをしゃべってたらしいけど」とも。そういう人たちも常連だった。(ちなみに、僕は竹之内豊はみかけたことがある。しかし、「竹之内豊・八竹亭なう」などとツイートはしなかった。そんなことツイートされたら、芸能人の方はたまらないですね(笑) 芸能人を見て、携帯をいじりだす人がいたら、要注意ね(笑)) 豚が珈琲をすするイラスト、この看板の先がとんかつや 2010年10月にオープンして、まだ半年。なかなかお客さんは来ないという。それもそのはず、表の看板にとんかつの「と」の字も出していない。外から見たら、どう見てもただのカフェだ。まず通りすがりの一見さんは絶対に入らない。おやじさんファンもまだそれほど、知らない。自分から電話することもない。食べログか、これからこうして口コミで広まっていくのだろう。 おやじさんから、「どうやってここのこと知ったの?」と聞かれたので、「タキオノから聞いた」と答えると、「ああ、オノちゃんか」と顔を崩した。そんなこんな与太話をしているうちに、ひれかつがあがってきた。 メニューにも出ているが、なんでもここで使用する豚は、北海道・十勝の「源ファーム」の「ホエー豚」だという。最近はいろいろなブランド豚があるようだ。 ひれなので、少しこぶりで、小さめにカットされている。そして、キャベツは別の器に盛られている。ごはんも小さめのお茶碗に。ごはん、キャベツともにお代わり自由。なかなかいい感じだ。とんきのハード系、まい泉のソフト系と分類すれば、若干ハード系寄り。でも、さくっとした食感がなかなかよく、また肉質もジューシーでおいしい。 とんかつやを始める前に、おやじさんは社長と都内のとんかつやを何軒も回ったという。「どことどこに行ったの?」と尋ねると、「名前はわかんないよ。社長に連れてかれた」。それで、どこだったかで、社長に「こういうとんかつ揚げられるか」と聞かれ、「これくらいなら、できるんじゃない?」と軽く言ったら、そこの店の主人に嫌な顔をされたそうだ。おやじさんらしい。(笑) 「なんかでここのとんかつが1位になったとか、きいたよ。俺、関係ないけど」と、ネットなどにはまったく縁がないおやじさん。どうやら、「食べログ1位」というのが情報として伝わっているらしい。 左・ひれかつ定食、右・元・八竹亭のおやじさん、現マメヒコ・とんかつ部チーフ・シェフ とんかつを終えて、勘定をするのだが、それが表の珈琲店のレジ。そこで、せっかくなので、珈琲も飲むことにした。ここでは昔ながらのサイフォンで珈琲をいれている。深煎り珈琲がおいしそうだったので、これを頼んだ。これがサイフォンながらなかなかまろやかだった。豆がいいのかもしれない。この女性マスターも、珈琲を淹れるプロだとのこと。(ちなみに、僕はサイフォンより、ドリップ式派) しかし、この珈琲屋を抜けて、裏のとんかつやに行くというのが受ける。珈琲屋の常連さえも、最初のうちは、奥にとんかつやがあるのはわからないという。トイレに行くと、とんかつやの入口がわかるのだが。 実は、このおやじさんには、もうひとつ、先に書いた交通事故のときの臨死体験というとっておきの話がある。いつだったか、何ヶ月か突然店を閉めた後に行ったときに、なんかの拍子で交通事故の話になり、三途の川を見た、といいだして、その話が始まった。たぶん、そのときもタキオノと行っていて、営業終了間際の最後の客になっていた。 おやじさんが事故にあい、大怪我をして病院に担ぎ込まれた。たまたまその日の当直で脳外科の担当医師がおやじさんを知っていたというラッキーなどもあったそうだが、救急で運ばれて、すぐに手術。どうやらそのときに三途の川を見たという。事故の前後のことは、ほとんど何も覚えてないそうだ。しかし、その不思議な体験だけは鮮明に覚えている。 「向こうから誰かがこっちにおいでおいでってやってるんだよ、それで、ものすごく行きたくなるんだけど、『こっちに来るな』って言われたようで、なんか、ふと行くのやめたんだ。でも、ものすごく気持ちよくてね」 まさに、臨死体験ではないか。しかし、川を渡らなかったから、八竹亭は復活し、そして、閉店して、また、この新しいマメヒコでの復活も実現した。まさにこのおやじさんは、何度も奇跡の復活を遂げる不死鳥だ。 左・サイフォンで淹れる珈琲、右・おしゃれな珈琲カップ ファン。 帰ってきて、八竹亭、マメヒコのことなどを調べてみたら、けっこう、おやじさんがマメヒコで復活していることが出ていた。知っている人は知っているのだ。マメヒコのオウナーとおやじさんとの出会いについて書いてあるものもあった。まさにネット時代だ。 八竹亭では愛想はなかったが、それでもおやじさんのファンはかなりいたはず。そしてそのファンたちの多くは、おやじさんがここでひっそりととんかつを揚げていることを知らない。 タキオノも、「例えば月1回でいいから、『八竹亭ナイト』とかにして、昔のメニューを出す日を作れば必ず行くんだけどなあ」などと言っている。いいアイデアだ。八竹だから、毎月8日、あるいは、8日と9日とか。はち・く=八九、なんてどうだ。毎月8日9日だけ、八竹亭のメニューをいくつか選んで出すっていうのは、かなりいいと思うなあ。最初はランチもなかったが、最近ランチを始めた。またカツサンドは持ち帰りができる。 おやじさんに、「とんかつ以外はやらないの?」と聞くと、「給料安いから、これ以上やりたくな~い」と一笑に付された。おやじさんらしい。そして、一息ついて時計を見て「ああ、まだ二時間もあんのか(ちょうど9時くらいだった)。もう疲れた、帰りたい」とも。しかし、週7日、休みなく店に立っているらしい。 … Continue reading

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▽八竹亭おやじさん、とんかつやに転身~不死鳥の如く頑固に復活(パート1)

▽ 八竹亭おやじさん、とんかつやに転身~不死鳥の如く頑固に復活(パート1) 【Another Story of Stubborn Kind Of Fellow: The Master Of Hatchiku-tei Became The Master Of Tong-katsu Restaurant (Part 1)】 突然閉店。 ツイッターでつぶやいたら、思いのほか反響があったので、「八竹亭」のおやじさんのことを書いてみる。 「ねえねえ、あの八竹亭、なくなっちゃったの? おやじさん、どうしたの?」昨年4月頃、神山町に住んでいた友人のタキオノに緊急電話をいれた。「八竹亭」とは、神山町で約30年ほど続いていたカウンターだけの定食屋だ。僕も四半世紀ほど、渋谷にいると、けっこう通っていた。定食屋というとうらぶれた雰囲気が漂うかもしれないが、意外とそうでもなく、出されるものはかなりしっかりしていた。 その八竹亭が、2010年3月に突然店をたたんでいたのだ。そして、その行方がわからなくなっていた八竹亭(看板には和風レストランと書かれていた)のおやじさんはどうしていたのだろうか。 八竹亭は、多くの人は「はっちくてい」と読む。ただ「はちく」と読む人も若干いるようだ。おやじさんは、江尻栄市さんという。八竹亭の薄汚れた壁に掛けられていた調理士免許か、営業許可書かなにかにフルネームが書かれていたが、誰もその名前は知らないで、みな「おやじさん」とか「八竹のおじさん」などと呼ぶ。 ちょうど昨年(2010年)の春過ぎ4月頃、渋谷でライヴを見た後、八竹亭に行こうと思ったら、なんと看板がはずされ、店自体がなくなっていた。休業ではなく、明らかに閉店していた様子。おやじさん一人でやっていた店だから、また、倒れたのかと思った。前回倒れて長期間休んでいたときは、おやじさんが交通事故にあって療養中のときだった。あのときは、看板はあったが、長い間いつ行っても休んでいて心配した。そして、事故のことはずいぶんあとから知った。閉店中も、なぜ閉店しているかなどの張り紙はなかったから、ファンはどうしたのだろうとみな思っていた。だが、今回は店自体がなくなっていたので、引退して店をたたんだのか、あるいは、最悪、おやじさんが亡くなったかとさえ思った。そこで、旧知のタキオノに電話をしたというわけだ。 それから2-3ヶ月後だろうか、「八竹亭」の前を通ると、まったく違うカフェみたいな居酒屋みたいなビストロができていた。(調べると2010年7月末にオープンのビストロで、下北にあった店が引越してきたという) 「ああ、八竹はほんとうになくなったんだなあ」とかなり寂しい思いをしたものだ。 30年くらい前からこの店の常連だったタキオノもその消息を知らないという。タキオノはかつて八竹亭の裏あたりに住んでいて、おやじさんとも顔なじみ。僕も彼に初めて連れていかれたような記憶がある。1986年ごろのことだ。あの頃、八竹亭はおやじさんのお母さん(とても背が小さかった)と、おやじさんの弟さんの3人でやっていた。やがて、お母さんが体調をくずしたかで、店にでてこなくなり、兄弟二人になった。 ところがこの兄弟、仲が悪く、客の前でも喧嘩を始めてしまうこともあり、一時期店の雰囲気が険悪になったこともあった。結局、弟さんはここを辞め、以後はおやじさん(兄)一人で切り盛りするようになった。 いろんなものがおいしかったが、僕は牛肉ピーマン炒め定食とか、魚のバター焼き定食とか、しょうが焼き定食とか、いろいろ食べた。その定食には味噌汁、ゴハン、サラダがついてくるのだが、そのサラダのドレッシングがめちゃくちゃ美味しくて、いつだったか「これ、ちょっと売ってくださいよ」と言ったら、何かのビンにいれて、くれたこともあった。しばし、うちでサラダを食べるときはこのドレッシングをかけて食べたものだった。言ってみれば、当たり前の普通の定食が、おいしかったということだった。 しかし、おやじさん、人見知りはする、あんまり愛想はない、気分屋ということもあって、客の中にも好き嫌いが別れていた。だが、親しくなると、やたら話しかけてくるおやじさんで、こんな話もあった。↓ 2008年02月22日(金) 八竹亭のオヤジのホットライン http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10074474059.html テレビや雑誌の取材などもけっこうあったようだが、あの調子のおやじさんだった。 それにしても、辞めるなら、たとえば、いつで最後になります、とか、そういうアナウンスが事前にあってもいいと思うが、そんなものは何一つなかった。ま、それもおやじさんぽいと言えば、おやじさんぽい。だからほとんどの常連も、ある日突然店がなくなっていて驚いたはずだ。 衝撃復活。 さて、年が明けて、(2011年)4月の末。その友人タキオノから興奮して電話がかかってきた。「吉岡さん、あの八竹亭のおやじが、とんかつやにいるんだよ!」 「えええっ?? 何それ? とんかつや?」 意味がわからなかった。 彼がその日、近くでとんかつを食べたいと思って「食べログ」で調べたら1位とされる店があったので、とりあえず行ってみた。店名が「カフェ・マメヒコ」というので、怪訝(けげん)に思ったが、ものは試しと行ってみた。中に入ると、そこは落ち着いた木作りのカフェ。「いったいどこにとんかつが?」とさらに怪訝に思ったが、店の人が「お食事はこちらです」と奥に案内してくれた。 マメヒコ・カフェ、この奥にとんかつやがあるなどとは誰も想像だにしない … Continue reading

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◆「フライ・ジン(Fly-Jin)」新語登場

◆「フライ・ジン(Fly-Jin)」新語登場 【Fly-Jin is New Word】 新語。 言葉は生き物。新しい言葉はいつでも、どこでも生まれる。 昨日僕が知った言葉。それは、Fly-Jin(フライ・ジン)。フェイスブックで見かけて、なんだろうなあと思って、いろいろ読んでみたり、ググってみると、すでにたくさん使用例がでている。 Fly-Jinとは、飛行機で東京(あるいは日本)から逃げていく外国人のことを指す。311以来、放射能問題が報道されてから、成田が一挙に活気付き、外国人出国ラッシュが起こった。そのあたりで出来た言葉らしい。そうした人々をFly-Jin (Fly と Gaijinをあわせて)と呼ぶようになった。 そして、そのFly-Jinたちがそろそろ、日本に戻り始める例もでてきている。すると、こんどはその彼らを、日本にずっと留まっていた人々が白い目で見るようになることも起こっているそうだ。 タイム・アウトのウェッブ版(2011年3月23日付け)では、すでに大挙して日本を脱出する外国人についてリポートしていた。 Don’t call me ‘flyjin’ Time Out talks to a few of the foreigners who left Tokyo http://www.timeout.jp/en/tokyo/feature/2672/Dont-call-me-flyjin 日本語版 http://www.timeout.jp/ja/tokyo/feature/2692 おもしろいのが、外国人は「まず家族、そして、会社」というメンタリティーだが、日本人は「まず会社、そして、家族」というメンタリティーだ、と考えられていること。なるほど、一般論的にはそうなのかなあ、という気もしてくる。 ところで、彼ら外国人が日本を出国したのは、地震・津波のせいではない。例の原発問題ゆえだ。原発、放射能に関しては彼らは日本人以上にナーヴァスだ。そしてさまざまな情報を得ようとするが、実際日本の政府・東電の発表はまったくあてにならない。すべてが後手後手に回っていて、その対処も不安を増幅するだけ。それゆえ、彼らが日本を出たのはいたしかたないだろう。 このまま放っておくと、地震以上の災害になる可能性がある。今の政府・東電に処理能力がないことはよくわかった。外圧でいいので、どこかリーダーシップをとって、ガツンと処理して欲しい。 今回知ったのだが、河野太郎・衆議院議員は、以前からこの原発問題を取り上げていて、とてもわかりやすく説明しており、ひじょうに信頼できると思った。 河野太郎ブログ http://www.taro.org/gomame/ 彼が東電の圧力でテレビにでられなくなったという話をきいて、さもありなんと感じた。 +++ … Continue reading

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◆被災地にたなびく赤い旗 ~看護士の方のブログ

◆被災地にたなびく赤い旗 ~看護士の方のブログ 【Red Flag Flowing Suffered Area】 ブログ。 東日本大震災の被災地に派遣された看護士の方(匿名・都内在住・女性)が、派遣されていた約1週間のことを自身のブログに書いた。これを知り、膨大な量でかなり読むのにも時間がかかったが、全部読んだ。感銘を受けたので、ご紹介したい。このブログは彼女が2011年3月23日午後に帰京してアップされたようだ。 JKTS http://blog.goo.ne.jp/flower-wing ここに、3月16日から23日までのことがほぼ1日ずつに分けられて描かれている。派遣されるときの生半可な気持ちで行くな、という言葉から始まり、壮絶な現場入り。「被災者の前で泣いてはいけない」「次から次へとでてくる遺体」「さまざまな物資の不足」「劣悪な環境」。現場で仕事をされた方ならではの描写に胸を打たれる。これは新聞やテレビなどのマスメディアにはほとんど出てこない、生のリアルな情報だ。メディアはどうしても俯瞰した全体像しか捉えようとしない。こうした下からのフィールド・レポートという視点がないので、本当に貴重だ。 このブログによると、瓦礫に覆われた被災地にはあちこちに赤い旗が立てられているという。それは、遺体が発見された場所を記す目印だという。それがそれこそあちこちに立てられていて、その惨状のすさまじさを物語る。 かと思えば、この1週間あまりの短い滞在中、知り合った6歳の女の子とのふれあいには思わず目頭が熱くなった。 27日(日)午後11時半現在ですでに360件以上のコメントがよせられている。僕は『ソウル・ブレンズ』のDJチーちゃんから教わって、番組中ひたすら携帯で読んでいたのだが、その頃はコメントも150件程度だったと記憶するので、いま、相当読まれているのだろう。ツイッターなどでもたくさん紹介されている。 ++++ 停電。 ところで、そのチーちゃんの住んでいるエリアはすでに計画停電で2度停電したそうだ。やはり、超不便になるが、真っ暗になると、意外と自分の部屋でも何がどこにあるか覚えていない、わからない、という。そして、結局、やることもないので、布団に入ってねちゃう、そうだ。 また、一度車ででているときに停電になったが、信号が止まることが本当に怖いという。真っ暗なところで、突然、自転車が横から出てきたりする。 冷蔵庫は、停電中は、もう何がなんでも開けないことにしているそうだ。 今回の大震災は、直接的な被災者でもない僕たちも、その後の状況で、まるで「二次被災」しているようなものだ。原発問題も含めて相当な長期戦になるものと覚悟を決めなければならない。 まだまだ出口の見えないトンネルの中にいる。 ■ 東日本大震災関連記事 2011年03月26日(土) ニューヨーク・タイムズの震災写真~「ソウル」の二重露光 http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10841006248.html 2011年03月21日(月) 大震災~節電も不便もすぐに慣れる http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10835930782.html 2011年03月17日(木) 日本復興と絆 http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10832394911.html 2011年03月16日(水) 311 Catastrophe : My Thoughts For Earthquake … Continue reading

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◆ニューヨーク・タイムズの震災写真~「ソウル」の二重露光

◆ ニューヨーク・タイムズの震災写真~「ソウル」の二重露光 【Photographs Of New York Times: Double Exposure Of “Soul”】 写真力。 大震災のニュース記事同様に膨大な量の写真が日本の新聞や雑誌にも載っている。テレビやユーチューブには、これまた膨大な量の津波映像などもある。もちろんすべてを見ているわけではないが、そんな中で、ニューヨーク・タイムズ紙が集めた写真がどれも秀逸だ。この中には日本のメディアやフリーランスの日本人フォトグラファーのものも多数含まれる。これを見ていると、報道写真の力強さを感じさせられる。そのあたりを考えてみた。 まず、ニューヨーク・タイムズ紙の写真は次のファイルにある。(遺体などの写真も含まれますので、ご注意ください) http://www.nytimes.com/interactive/2011/03/12/world/asia/20110312_japan.html?scp=1&sq=earthquake,%20japan,%20photo&st=cse#1 ここには、2011年3月11日以来毎日写真が追加されており、25日午後5時現在で計212枚のカラー写真が掲載されている。トップページでは、最新の写真があり、右端の→ボタンを押すと、順に古いものになっていく。写真の下に英文で小さな文字だがキャプション(説明)が付けられている。横に撮影者のクレジットもある。 中には日本の新聞ではお目にかかれない多数の棺や、ブルーシートに包まれた遺体もある。そうした写真は、圧倒的な力で見る者を圧迫する。大惨事が、小さな悲劇の集合体であることが、その小さな悲劇を切り取ることによって別のアングルで浮かび上がる。 左・March 12, 2011 In the aftermath of the tsunami, a woman sat amid the debris in Natori. Toshiyuki Tsunenari/Asahi Shimbun, via Associated Press … Continue reading

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◆ 感動した高校野球の選手宣誓

◆ 感動した高校野球の選手宣誓 (Also in English down below) 【Moving a declaration by the players】 宣誓。 選抜高校野球が2011年3月23日から始まったが、その選手宣誓が素晴らしかった。僕は高校野球にはほとんど興味はないが、たまたまこの宣誓を一日遅れでツイッターで知り、動画を見て、感動してしまった。 まずは、ともあれ、その動画を。 Youtubeが直接リンクできない方はこちらから。 http://www.youtube.com/watch?v=FI2BFNwT0c0 彼の文言は次の通り。 「宣誓。私たちは16年前、阪神淡路大震災の年に生まれました。今、東日本大震災で多くの尊い命が奪われ、私たちの心は悲しみでいっぱいです。被災地ではすべての方々が一丸となり、仲間とともに頑張っておられます。人は、仲間に支えられることで大きな困難を乗り越えることができると信じています。私たちに今できること。それはこの大会を精いっぱい元気を出して戦うことです。がんばろう! 日本。生かされている命に感謝し、全身全霊で正々堂々とプレーすることを誓います」(約221字、約1分35秒) この選手宣誓をした岡山県・創志学園の野山慎介主将は1995年生まれ。誕生日は調べてみたがまだわからなかったが、早生まれなのかな。(たぶん、1994年4月から1995年3月生まれの学年と推測) テレビなどの字幕では2年生と出ているが、まだこの時点では高校1年生だという説も出ている。 細かいことはさておき、15歳か16歳の彼のこの立派なスピーチはほんとうにすごい。 ツイッターで紹介したところ、ぜひ英訳を、との反応。そのユーチューブにすでにJaefuさんという方が英文を載せていたので、それに補足して転載します。 A declaration by the players I swear! We were born in the year of the Great Hanshin-Awaji Earthquake 16 … Continue reading

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◆ ストレスの下、お墓参り~デイヴィッドTからのメッセージ

◆ ストレスのもとお墓参り~デイヴィッドTからのメッセージ 【Stress Under Pressure Visiting Graves: And Press On】 プレッシャー。 昨日でちょうど東北関東大震災から1週間。この1週間、どれほどの心の傷を日本人全体に負わせたのだろうか。そして、意識するしないにもかかわらず、大きなストレスがかかっていると思う。ずっとテレビをつけてみていたら、どんどんと落ち込んでいく。やはり、どこかでこのテレビもシャットダウンしなければならないのだろう。あまりに情報の洪水がすごすぎる。 今日は、年二回恒例の墓参りに母と出向いた。春と秋のこの時期だ。お墓の前で、これからの日本をよろしくお願いしますと手を合わせた。住職は僕の幼稚園の同級生で、文字通り幼馴染。あいさつに行くと、さすがに話題は地震のことに。いくつか墓石が倒れたが、大惨事は免れたとほっとしていた。 そして、さっそく、救援物資を集めてまとめて被災地に送るので、何かいらいないものがあったら、こちらにお送りくださいと、必要なものを書いた紙をくれた。檀家が千軒あれば、各戸1つずつでも1000になる、と言っていた。すでに入口のところには、大きなダンボールがいくつも置いてあり、「毛布」「タオル」「衣類」などとマジックで書かれていた。 帰りにスーパーによると、出来立てのパンが棚に並べられたので思わず買ってしまった。しかし、けっこう食料などもたくさんあったので、安心した。テレビで空のコンビニの棚を映すのも、もはや罪だ。メディアもその影響を考える時期が来ていると言えそうだ。 戻ると、僕のブログを見てくれたデイヴィッド・T・ウォーカーからメールが来ていた。ブログでぜひ使ってくれというので、さっそく掲載したい。(一足先にツイッターで流したものです) プレス・オン。 “To ALL the People in Japan, My Sincere Condolences to those that lost their lives or Families. For ALL the People in Japan … Continue reading

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◆ 日本復興と絆

◆ 日本復興と絆 【Kizuna & Reconstruction of Japan : Stay Positive】 復興。 ずっとテレビがついている。物資が避難している人たちに届かない。東京でも、ガソリンや燃料がない。近くのガソリンスタンドは、ふだんは24時間営業なのに、夕方には閉店していた。スーパーの棚はけっこう空になっていたり、お米がなかったり。普段の生活にジャブがじわじわと効いてきている。一体いつになったら、普段の生活に戻れるのだろうか。ゆっくり復興していくしかない。 それでも、ここは電気・水道があるので、テレビもネットも見られる。固定電話も、携帯もいちおうつながっている。 原発。 しかし、それにしても一番心配なのが、原発だ。福島原発の問題は、気がかりで、世界中が注目している。だが、政府・東電の発表が心もとないので心配がつのる。 原発容認派、反対派、それぞれがさまざまな解説を試みていて、正しく理解するのが難しい。そんな中で、大前研一氏のユーストリームでの解説がわかりやすかった。(70分あるが、すべて見てしまった。すでに一部の文字起こしがあるらしい) この中で、大前氏は、こういう事故が起こったら、今後日本、世界で新しく原発を作ることはできなくなるだろうと明言している。代替えは、30パーセント節電すれば、幸い日本の経済は右肩上がりではないので、まかなえる、とも提言している。大前氏は原子力発電のエンジニアでもあったわけだから、解説にも重みがあった。 原子力はこれまで我々に多大な恩恵を与えてくれた。もうこのあたりで御役御免でいいのではないだろうか。便利さと事故のリスク、想定外のリスクを考えたら、多少の便利さも我慢しよう。人間が作るものは必ず、間違いが起こる。間違いが起こったとき、想定外のことが起こったとき、どれほど甚大な影響を受けるか、それとのバランスだ。原発事故はあまりにその被害が甚大すぎる。 どちらかといえば原発容認派だった上杉隆氏が危機を訴え、どちらかといえば反対派だった元NHKの池田信夫氏が「おちつけ。スリーマイル以上、チェルノブイリ以下。東京では大きな影響はない」とコメントしているのも興味深い。この3人に同時にテレビで解説してほしい。 +++++ Kizuna. 放送作家の小山薫堂氏、俳優の渡辺謙氏らが音頭を取り、「Kizuna 311(きずな311)」というサイトを立ち上げた。コンセプトは、「エンターテインメント・コンテンツの差し入れ」だという。すでに渡辺謙氏の「雨にも負けず」の朗読がユーチューブでアップされている。 http://kizuna311.com/index.html 素晴らしい試みだと思う。 +++++ ハマーの絆。 昨日(3月16日)、MCハマーが、@MCHammer My Body is in Zurich But my Heart is in Japan. #Pray4Japan僕は今チューリッヒにいるが、僕の心は日本にある、というツイートを出した。彼のフォロワーは200万人以上いる。すると、瞬く間に世界中から、これに反応があった。My … Continue reading

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◆ 311 Catastrophe : My Thoughts For Earthquake

◆ 311 Catastrophe : My Thoughts For Earthquake (日本語訳は下にあります) 【311 Catastrophe: Where there’s a hope, there’s a life】 Catastrophe. Since March 11, I have received many emails and concerning about my safety from outside of Japan as well as in … Continue reading

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◆マイ・ファースト・ライナーノーツ

◆マイ・ファースト・ライナーノーツ 【My First Linernotes】 ライナーノーツ。 先日、「ソウル・サーチン」のイヴェントのフライアーを配りにいくつかのソウルバーめぐりをしたのだが、下北沢のリトル・ソウル・カフェに立ち寄ったとき、たまたま他にお客さんがいなかったので、しばしマスターの宮前さんと雑談とあいなった。そこで、そのとき話がでたライナーノーツについてを書いてみよう。 ■ 初ライナー 日付。 雑談の中で、宮前さんに「吉岡さんが初めて書いたライナーノーツはなんですか」と聞かれ、「メジャー・ハリスのファーストです、1975年の7月か8月に書きました」と答えると、なんと暗がりの中のレコード棚からそのアルバム『マイ・ウェイ』が出てきた。(リトル・ソウル・カフェは何でもある) しかも、輸入盤ではなく日本盤。これはさすがに驚いた。だいたいソウルバーには輸入盤はあるが、なかなか日本盤はないのだが…。ということで、ライナーノーツを中からひっぱりだして見ると、しっかり原稿と僕の名前があり、そこには7月25日と書かれていた。1975年7月25日に書いたのだ。僕はライナーノーツには1枚目から必ず書いた日付をいれている。日付というのは最も重要な情報のひとつだからだ。このライナーは、当時のワーナーパイオニアの折田育三さん(のちにユニバーサル社長)から執筆を依頼されたもので、1600字程度の短いものだった。書き出しはおなじみの書き出し(「今度あなたのレコード・ライブラリーに加わることになった一枚のアルバムをご紹介します」)をここから使った。 ライナーノーツはご存知のようにもともと資料性の高い原稿だ。特に日本の場合、邦楽アーティストの盤にはつかないが、洋楽のものには必ずついていて、そのアーティストに関する情報がいろいろと書かれている。アメリカ輸入盤にはなかなかそうしたライナーノーツはないが、最近ではいわゆる古いものを編纂したライノ・レコードから出ているアーカイブ、集大成的なCDにはひじょうに詳しいライナーノーツが入っていたりする。また1960年代から1970年代初期のアメリカ盤には、ラジオDJが書く「推薦文」のようなライナーノーツがついていたが、これはあまり資料性はなかった。ライナーを書かせて、番組でかけてもらう、というニュアンスが強かったから、特に内容はどうでもよかったのだろう。もちろん、美辞麗句・賛辞が文面を飾る。 ■ ライナーに込めるもの 情報欲求。 僕も洋楽に興味を持ち始めた頃、買ったレコードのライナーは本当に隅から隅までよく読んだ。そこに書かれている情報から、そのアーティストの歴史、そのアーティストが影響を受けたアーティストや好きなアーティスト、カヴァー曲があれば、そのオリジナルを探してみたり、と音楽情報欲求はライナーノーツの情報でどんどんと膨らんでいった。 なので、僕がライナーを書き始めたときには、読者に出来るだけアーティストの生の声、事実をありのまま伝え、音楽への興味が広がってくれるようと考えた。そのアーティストが過去に出した作品、シングル盤やアルバムがあれば、それをすべてリストアップする。アーティストのインタヴュー発言があれば、それを紹介する。プロデューサーや参加シンガー、ミュージシャンなどの関係者の証言があれば、それを書く。そうした情報を読みやすいように編集して書く。そこには、そのライターの個人的な感想文などはまったく必要ない。ただの感想文ならば、その作品を聴いたリスナーがそれぞれ感じればいいだけのことだからだ。 そうして事実(バイオグラフィーやディスコグラフィー、インタヴュー)を突き詰めていくと、その原稿(ライナーノーツ)を書いた日付というのはひじょうに重要になってくる。たぶん、書いたときには筆者もそれほど重要とは考えないのだが、これが何年か経つと、この原稿はいつ書かれたものかというのが重要になってくる。ライナーノーツの「賞味期限」というのは、おそろしく長いものだ。もちろん、その作品を初めて聴いたときの印象と何年か後に聴いた印象が違ってくるのは当然のこと。そうしたものではなく、書かれたときは事実とされたものも、後から違ってきたりすることもある、ということだ。 ■ 長いスパンで読まれるライナーノーツ 賞味期限。 新聞や週刊誌、月刊誌は次の号が出れば、だいたい前の号は捨てられる。もちろんアーカイブとして残るものもあったり、古い資料として使われることもあるが、だいたい読み捨てられる。ところがライナーノーツは少なくとも次の作品が出たとき(1年後か2年後か5年後かわからない)、必ず読まれることが多い。そしてアーティストに歴史があればあるほど、古い作品のライナーは読まれる。だから、僕なども10年前の原稿を読み返したりすることが多々ある。 さすがに今ではライナーノーツの賞味期限が長いということを意識して書いているが、昔はそんなことは夢にも思わなかったので、ただひたすらアーティストについて調べ、取材ができればして、書いていた。だが、10年後に読み返すとさすがに恥ずかしい記述などがなくはない。僕の場合は資料性・事実を追及して感想文などを極力排除しているので比較的それが少ないように感じているが、それでも元々の事実が違っていたりすることもある。再発のときなどはチェックが必要だ。 書いた日付が重要になってくるのは、こんなときだ。たとえば、当初発表された情報が間違っていたり、あるいは恣意的にレコード会社に都合のいいストーリーが作られて発表されていたりすることがある。それが何年か経つと明らかになって間違いが訂正されたりする。そうすると、その原稿を10年後に見たときに、いつの時点で書かれたものかがものすごく重要になってくる。「これは、まだ当初の間違った情報を元に書かれたものだからしょうがない」とか、「この時期にまだこんな情報を書いてるということは、書き手として情報収集がなってない」といったことが判断されるわけだ。 ■ ジャーナリスティックな視点でのライナーノーツ 修正。 またライナーノーツは発売日の関連もあってひじょうに限られた時間内に書かなければならないから、どうしても情報収集にも限界がある。たとえば、マーヴィン・ゲイの『ホワッツ・ゴーイング・オン』のアルバムなど、これがリリースされたときには、なぜマーヴィンがこのようなアルバムを出したのかなど、わかる人はほとんどいなかっただろう。そんな情報はどこにも出てないからだ。 だが、今ではマーヴィンの自伝を読めば、なぜこのようなアルバムが出来たか、その必然性が痛いようにわかる。だから、もしこのアルバムが再発されるときには、当然そうした新しい情報を元に修正したライナーノーツが書かれるべきだ。 恣意的に情報が操作されるという点では、アーティストの生年月日がある。よくあるのが、実際より2歳年を若く発表するパターンだ。プリンスはデビュー当初、1960年生まれとされた。それがアルバム何枚か出るうちに、いつのまにか1958年になっていた。正確にいつ正しい情報に変更されたかは、今は覚えてないが、僕が1984年にアドリブ誌で「プリンス物語」を連載で書いたときには、すでに1958年生まれになっていたはずで、1978年から1984年までのどこかで、正しい情報になっていた。そうすると、最初の1-2枚のアルバムでは1960年生まれを前提に書かれていたとしてもしょうがないが、4枚目以降それを前提に書いているとまずいということになる。 誕生日。 また、僕がなぜアーティストに誕生日を聞くのかというと、誕生日というのは、そのアーティストの歴史が始まった記念すべき日だと考えているからだ。アーティストによっては、特に女性アーティストは、生年を明かすことを嫌がる場合が多いので、無理強いはしないのだが(笑)、だいたい何年に生まれたかわかると、14-5歳~20歳くらいまでが西暦何年くらいで、その頃ヒットした曲が何でということがわかり、ある程度の影響というものが読めてくる。 人間は、大体自分の歴史を自分の年齢で覚えている。「自分が何歳のとき、何々をした。あんなことをした。何歳でどこそこに引っ越した。学校に入った」といった具合で、これを西暦で語る人は少ない。史実を探ろうとすると、これがやっかいなのだ。読者や一般の人は、その人が15歳のときが、西暦何年かはまず考えない。それを西暦に直さないと、情報が整理されにくい。1940年生まれのアーティストの15歳(1955年)と、1950年生まれの15歳(1965年)、はては1980年生まれの15歳(1995年)では、音楽的ベースがかなり違ってくる。 1940年生まれの15歳、1955年にはロックンロールが誕生する。それを目の当たりに感じる。1950年生まれの15歳、1965年にはビートルズがすでに世界を席巻している。誰もがビートルズの影響なしには語れないはず。 そんなことをやって事実を突き詰めていくと、不思議なことにそのアーティストの人となりなどが自然と浮かびあがってくる。そういう意味で僕は調べて調べて調べて書くというタイプで、考えて書く評論家というより、ジャーナリスト的視点が強まったと思う。 (この項~ライナーノーツについて~つづく) メジャー・ハリスの『マイ・ウェイ』(注:下記の盤には、僕のライナーはついていません) マイ・ウェイ posted with amazlet … Continue reading

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◆ベスト・オブ・ソウル・サーチン2010、パート4

◆ベスト・オブ・ソウル・サーチン2010、パート4 【Best Of Soul Searchin 2010 : Part 4】 パート4。 「ソウル・サーチン・ブログ」の2010年のベスト・オブ、パート3、10月から12月までのエントリーからの選抜です。1月から9月までは、前日までをごらんください。じっくりごらんください。 ベスト・オブ・ソウル・サーチン パート4 【2010年10月の1本】 2010年10月21日(木) デイヴィッド・フォスター&フレンズ~シャリースがすべてを持っていった夜 http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20101021.html 2010年10月22日(金) デイヴィッド・フォスター・ライヴ~時代の変遷によって入れ替わるスター http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20101022.html 2010年10月24日(日) シャリースの未来~若年層向けヒットと「ビッグ・ソング」での大ヒット http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20101024.html この月の話題を集めまくったフィリピン出身のシャリース・ペンペンコちゃんを含むデイヴィッド・フォスターのライヴ評。 【その他の候補】 2010年10月03日(日) ラムゼイ・ルイスのジャズ・セミナー~ラムゼイ・ルイス語る(パート1) http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20101003.html 2010年10月04日(月) ラムゼイ・ルイスのジャズ・セミナー~ラムゼイ・ルイス語る(パート2) http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20101004.html これは、ひじょうにインフォーマティヴ(情報量の多い)な、セミナーでした。 2010年10月05日(火) ゴールド・コンサート第7回~9歳の少女佐藤英里さん「アメージング・グレイス」で観客を圧倒~初の http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20101005.html 9歳の少女佐藤英里さんの衝撃。 2010年10月07日(木) ジョン・レジェンド新作『ウェイク・アップ』は彼の最高傑作 (パート1) http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20101007.html 2010年10月08日(金) ジョン・レジェンド新作『ウェイク・アップ』は彼の最高傑作 (パート2)~「ウェイク・アップ・エ … Continue reading

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◆ベスト・オブ・ソウル・サーチン2010、パート3

◆ベスト・オブ・ソウル・サーチン2010、パート3 【Best Of Soul Searchin 2010 : Part 3】 パート3。 ソウル・ミュージックに関する情報を独自の視点でお送りする「ソウル・サーチン・ダイアリー」は、2002年6月からスタート。2002年10月6日以降は、当初はほんの一言しかないものもありましたが、10月以降は徐々に文字量が増え、その多少はありますが、一日も欠かさず現在まで続いています。文字量の最低数は600字。多いものは2-3000字におよびます。訃報記事などが飛び込んできた場合、1日複数の投稿が掲載されることもあります。そこで、年間最低365本の記事から読み応えのあるベスト・エントリーを選ぶ、恒例「ベスト・オブ・ソウル・サーチン」。その「ソウル・サーチン・ブログ」の2010年のベスト・オブ、パート3、7月から9月までのエントリーからの選抜です。パート1、2は、前日、前々日のブログをごらんください。 ベスト・オブ・ソウル・サーチン2010、パート3 【2010年7月の1本】 2010年07月08日(木) ハーヴィー・フークワ80歳で死去~ムーングロウズのリード・シンガー:マーヴィン・ゲイの育ての親 http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20100708.html 個人的には、「ソウル・サーチン」で取り上げたハーヴィーの死去が、大変インパクトがあったので、これを今月の1本に選びました。 【その他の候補】 2010年07月01日(木) リーラ・ジェームス、4年ぶりの来日ライヴ~炸裂するソウル・エクスペリエンス http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20100701.html リーラ・ジェームス・ライヴ評。 2010年07月02日(金) 『キャプテンEO』ついに再開~驚異の4Dエクスペリエンス http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20100702.html 2010年07月03日(土) 『キャプテンEO』と『マイケル・ジャクソン死の謎』 http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20100703.html マイケル『キャプテンEO』関連2本。20年ぶりくらいに見る『キャプテンEO』 2010年07月04日(日) 『アメリカン・トップ40』40周年 http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20100704.html 2010年07月10日(土) マイケル・ジャクソン遺品展~遺品から放たれるオウラ http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20100710.html 2010年07月12日(月) レイラ・ハサウェイ~スペースのある自由度あふれるライヴ http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20100712.html 2010年07月14日(水) ジャム・セッション・スペシャル~レイラ・ハザウェイ、アンジェラ・バンドらと … Continue reading

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◆ベスト・オブ・ソウル・サーチン2010、パート2

◆ベスト・オブ・ソウル・サーチン2010、パート2 【Best Of Soul Searchin 2010 : Part 2】 パート2。 「ソウル・サーチン・ブログ」の2010年のベスト・オブ、パート2、4月から6月までのエントリーからの選抜です。 【2010年4月の1本】 2010年04月11日(日) (独占)『ディス・イズ・イット』、これがリハ最後の未公開セットリストだ http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20100411.html 【その他の候補】 2010年04月05日(月) 『ソウル・サーチン』再開第一回 http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20100405.html 2010年04月08日(木) 父と子の共演、日野皓正と日野賢二ライヴ~「ただのギグ」が「ザ・ギグ」になる瞬間 http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20100408.html 2010年04月09日(金) ジョー・ヘンリーからソロモン・バークへの伝言 http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20100409.html 2010年04月14日(水) 映画『プレシャス』~16歳プレシャスの運命は~今年のブラック・ムーヴィーの傑作 http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20100414.html 2010年04月19日(月) 映画『プレシャス~小説「プッシュ」を元に~』 http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20100419.html 2010年04月18日(日) 中国政府クチパクを禁止~クチパク歌手に初の罰金 http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20100418.html 2010年04月27日(火) シック~ナイル・ロジャース(パート2): 自伝を執筆中 http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20100427.html +++ 【5月の1本】 … Continue reading

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◆「ベスト・オブ・ソウル・サーチン2010」(パート1)

◆「ベスト・オブ・ソウル・サーチン2010」(パート1) 【Best Of Soul Searchin 2010 (Part 1)】 ベスト ソウル・ミュージックに関する情報を独自の視点でお送りする「ソウル・サーチン・ダイアリー」は、2002年6月からスタート。2002年10月6日以降は、当初はほんの一言しかないものもありましたが、10月以降は徐々に文字量が増え、その多少はありますが、一日も欠かさず現在まで続いています。文字量の最低数は600字。多いものは2-3000字におよびます。訃報記事などが飛び込んできた場合、1日複数の投稿が掲載されることもあります。そこで、年間最低365本の記事から読み応えのあるベスト・エントリーを選ぶ、恒例「ベスト・オブ・ソウル・サーチン」。今日はそのパート1、まず2010年1月から3月までのエントリー約90本の中から選びます。 なお2002年6月以降の『ソウル・サーチン・ダイアリー』のアーカイヴは次のところにすべてあります。年月のところをクリックすると、その月のタイトル一覧がでます。2008年12月まで。2007年3月以降はアメブロにあります。「ベスト・オブ」は2004年分以降のエントリーから毎年翌年1月の最初に選んでいます。したがって、2002年分、2003年分の「ベスト・オブ」が未選出です。2004年から2010年まで過去7年分の「ベスト・オブ」を選んであります。 http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/index.html 2002年6月から2008年12月までのアーカイヴ。月ごとに整理してあります。 http://ameblo.jp/soulsearchin/ 2007年3月から現在まで 【1月~今月の1本】 2010年01月09日(土) 『ソウル・ディープ』をより理解するための書籍など(パート1) http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20100109.html 2010年01月10日(日) 『ソウル・ディープ』6回目を見て~すっぽり抜け落ちた1980年代 http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20100110.html 2010年01月11日(月) 『ソウル・ディープ』にアリシアは入らず。21世紀のブラック・ミュージックは、アリシア・キーズの http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20100111.html 2010年01月13日(水) 『ソウル・ディープ』NHK放送のカット部分 http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20100113.html 一連の『ソウル・ディープ』関連の記事をまとめて。BBCが制作したテレビ・ドキュメンタリーは、さまざまな賛否両論がありましたが、議論を提供するという意味でいいたたき台になりました。 【その他の候補】 2010年01月07日(木) ウィリー・ミッチェル~メンフィス・ソウルの重鎮、81歳で死去 http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20100107.html 2010年01月14日(木) (緊急寄稿) テディー・ペンダーグラス『トゥルーリー・ブレスド』ライナーノーツ 復刻 http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20100114.html 2010年01月16日(土) テディー・ペンダーグラス死去:フィリーのメッセージをのせて http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20100116.html ソウル・シンガー、テディー・ペンダーグラスの訃報記事関連。 … Continue reading

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○YMN参集~松尾潔・中田亮・吉岡正晴~YMN納涼ソウル放談(パート5)

○YMN参集~松尾潔・中田亮・吉岡正晴~YMN納涼ソウル放談(パート5) 【Yoshioka, Matsuo & Nakata: YMN Summit: Dinner With Soul Talking (Part 5)】 (昨日からの続き) ソウル放談。 2010年8月2日から4日まで3回にわたってお送りした「YMN参集・ソウル放談」のパート4を昨日お届けしました。今日は、パート5。松尾さんの隠された過去、彼がクインシーから学んだこと、『ソウル・トレイン』とYMOの話など、話は尽きません。 パート1から4までは、こちら。 2010年08月02日(月) YMN参集~松尾潔・中田亮・吉岡正晴(パート1) http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20100802.html 2010年08月03日(火) YMN参集~松尾潔・中田亮・吉岡正晴(パート2)~マーヴァ・ホイットニーが語るジェームス・ブラウン http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20100803.html 2010年08月04日(水) YMN参集~松尾潔・中田亮・吉岡正晴~YMN納涼ソウル放談(パート3) http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20100804.html 2010年09月18日(金) YMN参集~松尾潔・中田亮・吉岡正晴~YMN納涼ソウル放談(パート4) http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20100918.html +++++ ■中田氏はAIの大ファン 吉岡。「ところで、中田さん、さっき、(日本のR&Bシンガー)AIが大好きだって言ってましたよね」 中田。「そうなんですよ」 松尾。「AIちゃんが、デフジャムからデビューしたって思ってる人、多いですよね。もともと勝本さんのとこから出てきたってこと知らない人も多いですよね。本人は何も隠してないけど、BMGから出たこと、ほとんどなかったような形になってる。(笑) (オーサカと)セッションとかはやってないんですか?」 中田。「(セッションは)やったことないですねえAIちゃん個人的に大ファンなんです、すごい好きですね」 松尾。「(セッション)やればいいのに!」 吉岡。「ほんとほんと、やればいいのに! 電話しようか?(笑)」 松尾。「オーサカ=モノレールの音にものすごくあうと思うなあ。まあ、アルバムの中に1曲とかあってもおかしくないよねえ。双方リスクもないし」 中田。「(笑) 日本人で、こんな言い方したらおかしいかもしれないけど、ほんまにいいなあ、ちゃんと声でてるしって思いますね」 松尾。「彼女は、デビュー前にメアリー・J・ブライジのステージに参加したりやジャネットのPVで踊ってたりしたからね。歌が歌いたんだけど、そこにたどり着くまでに踊って、ラップして、歌まで行ったっていう。すごいバイタリティーの持ち主ですよね。僕は、だから彼女のことを(日本の)クイーン・ラティーファって呼んでるんですけど。(笑)」 … Continue reading

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●NTTのウェッブから削除されたイチローのエコCM

●NTTのウェッブから削除されたイチローのエコCM 【Ichiro’s CM Was Deleted From NTT Web】 削除。 たまたま、今週(2010年5月18日くらい)から放映が始まったのか、NTTグループのイチローのテレビCMを一度だけ見かけた。最初に流れるのを見た、というか、聴いたとき、「なんだ、これ、最悪」と思った。 見てない方のために一言で説明すると「CDを買いに行くのをやめて、携帯でダウンロードしよう、それがエコ」とイチローがいうのである。こんなでたらめな論理があるだろうか。この論理が通るなら、なんだって、物を買いに行くのはエコじゃなくて、携帯で取り寄せるのがエコってことになる。ましてや野球場に野球を見に行くよりテレビ観戦がエコ、ナイターはダメで全面デイゲームがエコってなことになりそうだ。(笑) で、このCMの数々をホームページで見た。NTTグループはお金があるから、ずいぶんと予算をかけたイメージCMを作っている。「実際に会うより、電話会議」、「週に1回会社に行かず、自宅で仕事」。要は人が移動することがエコじゃない、という論理だ。じゃあ、みんな家に引きこもれ、というのだろうか。 ネット(ツイッター)でも、この件は相当音楽ファンの逆鱗に触れたようで、怒りの声があがった。で、なんと、当初、NTTのホームページにアップされていたそのCMが、5月21日の夕方6時くらいまでに、当該ページから削除されたのだ。それだけ反発されたのだろう。 当初アップされていたページ。現在も古いCMは残っている。 http://www.ntt.co.jp/cm/index01.html しかし、蛇(じゃ)の道は蛇(へび)。ユーチューブにあがってました。(5月20日アップ)(笑) http://www.youtube.com/watch?v=A0rIE5WEx60 僕も、このCMについては苦言を呈そうと思っていたが、それよりはやくFPM(ファンタスティック・プラスティック・マシン)の田中知之さんが5月20日夜8時すぎにちょっとツイッターに書いていたので、それに返事の形で「あれはほんと、ひどいCMです。イチローは選手としてはすばらしいが、このCMで大マイナス」と書いた。すると、これにも反応をいただいた。そこでこのCMの問題点に近い過去のブログがあったので、それをご紹介した。 http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/200310/diary20031013.html 7年前の記事だが、一言でいえば、まだ仮説だが、音楽を消費財にしてはいけない、コンビニ化してはいけない、ということだった。 僕も、別にダウンロードという新技術で音楽が広まっていくことは、致し方ない、それも時代の流れでしょうがない、という考えだ。僕が感じるこのCMの問題点は、そもそもCD買わずにダウンロードしろ、みたいな安易な発想が音楽や文化に対して愛がない点だ。アナログ、カセット、CD、ダウンロードとどんどん、音楽が手軽になり、それによって消費財になっている時代に、音楽を消費することを必要以上に煽っている点も由々しき問題。ダウンロードはそもそも0か1のデータ、そんなものを大事に扱おうなんて考える人はほとんどいないだろう。音楽をデータとして粗末に扱うことを奨励しているところがよくない。そもそもこのコピーを考えた作家とか、CMプランナーが消費者のことなどおかまいなしで、いかにNTTのご機嫌をとれるか、目線はしっかりNTTの方だけに向いていることが腹立たしい。金がある方だけに尻尾振るみたいな。 こうなったら、音楽業界がまとまって、イチローを起用した音楽奨励CMを作ってもバチは当たらないだろう。たとえば「もっと音楽を聴こう、もっとCDを買おう。それがあなたの心を豊かにする」のような。もっといいキャッチが必要だが。(苦笑) もちろん、イチローは罪滅ぼしのためにノー・ギャラだ。そもそも野球だって、音楽だって、人間の衣食住にはなくてもいいもの。エンタテインメントというぜいたく品。 とは言っても、NTTグループはそれだけで年1兆円超の巨人、音楽業界は全部合わせても5000億円以下の産業なんですか。巨大グループにあんなCMをやられたんじゃ、音楽業界なんてひとたまりもない。(笑) あ、でもJASRACの余剰金で、そういう音楽振興キャンペーンCMなんていいかもしれない。JASRACはそういうことにどんどんお金を使うともっと尊敬されると思う。 ESSAY>Ichiro’s CM

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◆「評価されない覚悟を持ってやっている」

◆「評価されない覚悟を持ってやっている」 【Preparation For Not Appreciated】 覚悟。 5月13日にNHKで渡辺淳一氏の「褒めて、才能を引き出そう」という話を聞いたと思ったら、翌日たまたまつけたテレビで作家の冲方丁(うぶかた・とう)氏が、「自分は怒られて育った。自分の父親からは何をやっても褒められず、怒られてばかりで、それでこんちくしょうと思ってやる気をだした。今思うに、欠点を指摘してくれる人は、本当に貴重だ。自分は作品を作るときに、評価されない覚悟をしてやっている」といったことを語っていた。テレビ番組は、5月14日放送のフジテレビ系の朝番組『とくだね!』だ。そのインタヴュー・コーナーで、中野アナが彼の自宅に行き、インタヴューをしていた。その中での発言だ。 これも、ご意見として本当にもっとも。何かクリエイティヴなものを作っている人は、常に、それが評価されないということを覚悟していなければならない。正しい評価とは何か、というのはちょっと別の問題なのだが、いずれにせよ、自分が作った楽曲やレコード、小説、絵画、写真などが評価されなくても、それに腐っていてはだめということだ。 褒めて才能を引き出すのもひとつ。叱って才能を引き出すのもひとつ。ただ、最近の傾向だと、叱るとすぐやめてしまったりするので、どちらかというと、褒めて才能を引き出すほうが、大勢ではないだろうか。スポーツ選手を育てるのも、昔はスパルタ式が当然のように思われたが、最近は少しばかり勝手が違うようだ。 人間は誰でも、無意識のうちに、何かしら、評価されることを望んでいる。そして、評価されモチヴェーションがあがり、やる気がさらにアップし、いい結果につながっていく。欠点を知り、それを修正することによって、自分のレヴェルがあがる。それも、真理だ。 さて、あなたは叱られて伸びるタイプか、それとも、褒められて伸びるタイプか。 ENT>ESSAY>

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★「才能は誰にでもある。要は引き出されたかどうかだ」

★「才能は誰にでもある。要は引き出されたかどうかだ」 【Talent Should Be Pulled Out By Somebody】 才能。 2010年5月13日(木)のNHKテレビ(1チャンネル)午後の『スタジオパーク~』を見ていたら、作家の渡辺淳一さんがゲストででていて、いろいろな話をしておられた。その中で、子供は褒めて育てなければならない、みたいな話をされ、とても感銘したので、その一言をツイッターに書き込んだ。 「才能は、(その人に)あるか、ないか、じゃない。誰かに引き出してもらえたか、もらえなかったかなんだ。だから、子供は褒めて、(才能を)伸ばしてあげて」(渡辺淳一、2010年5月13日、NHK-TV『スタジオパークからこんにちは』での発言)13:28:52 一度しか見ていないので記憶で書くが、こういうことだ。 人にはもともとたくさんの才能がある、誰にだって才能がある。才能がない人なんていない。その人に才能があるか、ないか、という問題ではない。その才能を、誰かに引き出してもらえたか、どうか、ということだ。その才能を引き出すために、褒めるということはとてもその人のやる気がでて、モチヴェーションがあがる。だから、特に子供は褒めてあげて、やる気をださせ、引き出すのがいい。 この、才能がない人なんていない。それが眠ったままか、どうか、うまく、引き出されたかどうかだけの違い、というところがすごくすばらしいと思った。 確かに、褒められてうれしくない人なんていない。褒められれば、やる気がでる。やる気が出れば、いい結果がついてくる。 僕なんかも、初めて見るアーティストをうまい・下手を基準に、才能があるかないかなどと判断してしまうことがままある。もちろん、1回見ただけではおそらくわからないのだが、最初に見てつまらないと思ったら、2回目を見に行く可能性は大きく減るわけで、その第一印象が残ったままだったりする。 また逆によく知っているミュージシャンやアーティストでも、長い付き合いの中で、へえ、彼はこんなこともできるのか、などと驚かされることもある。それは別の才能が出ているわけで、そうした埋もれた才能を引っ張り出すのは、たとえば、プロデューサーなどのひじょうに重要な仕事になるだろう。まだ見つけられていない才能を見出すこと。それは、とても意義のある仕事だ。 ENT>ESSAY

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▲「赤坂ムゲン1968の会」~マイク鈴木さんに再会

▲「赤坂ムゲン1968の会」~マイク鈴木さんに再会 同窓会。 1968年、赤坂に出現したディスコ「ムゲン」。1987年のクローズまで数多くの伝説を生み出した店だ。ブラック系バンドが毎日入ってライヴを見せつつ、DJもいるというディスコ。そのムゲンの関係者がここ数年集まり、ちょっとした同窓会のようなものを開いている。最近ではこれを「赤坂MUGEN1968の会」と称して、年に1回程度、当時ムゲンに通っていた人、ソウル好きの人たちが集まっている。これをまとめているのが、ムゲンでスタッフとして働いていた前川さん、常連だった八木さんら。 2010年2月20日、銀座でその会が行われ、誘われ顔をだした。この日は、当時ムゲンでDJをしていたマイク鈴木さんが、はるばる滋賀から参上。僕は彼のことを1973年頃から六本木のディスコ「メビウス」で知っていた。当時のディスコ業界では、彼のDJは、FENのソウル・ショーのようにかっこよく人気があった。 その会場に着くとニットキャップを被っていたマイクがいた。一目で彼だとわかった。ほとんど変わっていなかった。彼も僕を見るなり、一瞬、間があったが、「ヨシオカ??」と思い出してくれた。たぶん30年以上ぶりの再会ではないだろうか。いきなり、ハグされた。仮に1985年頃赤坂ムゲンで会っていたとしても、25年ぶりだ。「変わらないねえ」というと、「いやあ、キャップを脱げないよ」と笑った。 いろいろ昔話に花が咲いたが、彼はムゲンが1987年に閉店してから、名古屋に出て、栄にあった「BP」でDJを担当、その後も、中部地方を本拠にしていたそうだ。今は滋賀県に住んでいる。「メビウス」時代のことも思い出していろいろと話をした。あの頃いたスタッフもちりちりばらばらで今ではどこで何をしているかわからないという。 マイクは、写真付きのプロフィールを持っていて、そこには、スティーヴィー・ワンダーと一緒の写真、ドラマティックスのリード・シンガー、LJレイノルズとの写真などが掲載されていた。 彼の誕生日を聞くと9月4日だという。あのビヨンセと一緒だ。すると、「僕はビヨンセより、メアリーJブライジのほうが好きなんだよ。(笑)オールド・スクールだから(笑)」と言う。昔ながらのソウルマンだ。 前川さんらによると、ムゲンの支配人だった阿南(あなみ)さんも、現在81歳だが、元気にしているそうだ。また、オウナーだった増山さんも元気でパリと東京を行ったり来たりしているという。 この日のパーティーは40名近くが集まっていた。ゴスペル・グループ「ザ・ディーヴァス」、ブラジルと日本のハーフのタレント、ナタリー、琴音(ことね)クラシックのピアニスト内山朋子さん、ジェームス・ブラウンのコピーバンドでおなじみセルジオ・ムトウさんなどが来ていた。クラシックのピアニストの内山さんはクラシックなのに、ブラックストリートなんかが大好きで、ブラック系のライヴに足繁く通うという。ライヴは月2回くらいに押さえたいと思っているが、けっこう行ってしまう。次回はクール&ザ・ギャングに行く予定とのこと。 2次会は、青山のソウルバー、モーメンツで行われ、三々五々みなモーメンツに向かっていった。 お誘いいただいた前川さん、八木さん、ありがとうございます。 +++++ 2月19日に行われたトーク・イヴェントの模様がツタヤのブログに紹介されています。 http://ameblo.jp/tsutaya-2000/day-20100219.html また昨日も本ブログでご紹介しましたが、この模様は下記Uストリームのアーカイブでも見られます。 http://www.ustream.tv/channel/soulsearcher216 soulsearcher216 02/19/10 03:45AMとあるのが本編です。 ENT>DISCO>MUGEN

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△ツイッターとUストリーム:今後の可能性

△ツイッターとUストリーム:今後の可能性 【Twitter And Ustream: 】 試行錯誤。 昨日のブログで告知したが、2010年2月19日(金)午後7時から六本木ツタヤで行われる橋本徹さんと僕(吉岡正晴)のトークショーは、ワックスポエティックス主催だが、あの告知記事を書いているときに、「あ、これも、Ustream(ユー・ストリーム)」で生中継すればいいのでは、と思いつき、さっそくその旨編集長にメールしたら、「僕も同じことを考えていました」との返事が来た。うまくできれば、Uストリームで生中継できるようにします。 もしそうなったら、たとえば、よくある生中継のときの「前煽り番組」でもあるとおもしろいかな。ほら、「グラミー生中継」とかボクシングの大試合の前の「今年の傾向は~~」とか、「今回の試合の流れは~~」とか、そういう前説の番組なんかがあってもおもしろい。 先日、孫正義氏の決算報告会の様子をUストリームの生中継で見ていたら、実に孫さんのプレゼンが上手なので感銘した。で、そのとき、ソフトバンクは、もうこのUストリームの株を十数パーセント買収していて、筆頭株主かなんかになっているそう。さすが、目の付け所がめちゃくちゃ早い。(コンピューター業界の人にとっては、別に早くもなんともないかな) 孫さんは、話し方もゆっくり、平易な言葉で、変にカタカナ語を多用することもなく、誰にでもわかるように話す。プレゼンの鏡だ。いや、人前で話す話し方の鏡だ。それに記者からの質問にも丁寧にわかりやすく答え、応えられないところはきっぱりと「ノー・コメントです」と遮断する。見事なやりとりだ。 僕はヤフーBBが始まった頃、一度すぐに契約したが、不具合が多く、それを直すための対応がひどかったのですぐに解約。以後ヤフーに対しては悪い印象を持っていた。だが孫さんのこの報告会でのやりとりを見て、ヤフー・ソフトバンクを見直した。 昨年暮あたりから、ツイッター(Twitter)とUストリーム(UStream)は、台風の目だと感じている。ツイッターは、ブログなんかと比べて圧倒的に「敷居が低い」。何でも気軽につぶやけるところがよい。一方、140字という制限があるから、何かを伝えたいときには、文章は簡潔に、短く、要点をしっかりとつかんで書かないといけない。これがまた鍛錬になる。また、これをフォローする側も、別になんの気負いもなくただフォローすればいいだけで、お気軽お気軽。その人のつぶやきが多すぎると思えば、はずせばいいだけの話し。このあたりのゆるさが、いかにも今風だ。 これはツイッターでもつぶやいたが、最近たとえば印刷物用の原稿で150字のものを10本書くなんてとき、いつのまにか、ツイッター調に文章がなっているのが、自分でも笑えた。体言止め、無駄な「句読点」を省く。要点をクリアにする。短い原稿の方が、そもそも難しいのだ。でも、原稿なんてことではなく、ただのつぶやきでいいのだから、楽でいい。 僕はツイッターは情報収集にとても便利だと感じている。そして、140字の作文は、作文の鍛錬になる。 僕のツイッターはこちら。お気軽にフォロー、どうぞ。 http://twitter.com/soulsearcher216 Uストリーム。 Uストリームは、トークものには圧倒的な利便性を出す。トークショー中継、パネル・ディスカッション中継、そして、ライヴ系、スポーツ中継などだ。もちろん、音楽のライヴものにも強さを見せるが、現状では、著作権をどうクリアするかが課題。もちろんゲリラ的に、初期のYou Tube(ユー・チューブ)のようにやってしまうことも可能で、そうした動きはどんどんと広まるだろうが、何か折衷案は出るのだろうか。 Uストリームをする主催者が、JASRAC(日本著作権協会)にいくばくかの金を払う、というのもなんかおかしな話だ。というのは、Uストリームでは全世界に生放送できるが、JASRACは、国内での使用に関して集金する出先機関のようなもので、世界を仕切っているわけではないからだ。いっそのこと、Uストリームでの実演、生放送はすべて無料で許諾、みたいにしてしまえば一番いい。 これに関しては、沖野修也さんが、2010年2月7日深夜0時から1時まで、JASRACに許諾を与える前の楽曲(JASRACに登録していない作品。著作権の集金団体が決まっていない楽曲。原盤権も持つもの)だけで、渋谷のクラブ「ザ・ルーム」から1時間Uストリーム中継した。これは文句なく合法なUストリーム利用法だ。 著作権なんていうのは、人間の歴史の中でせいぜい500年くらいのもの。著作権で大もうけできたのは、言ってみれば、バブルみたいなもの、という見方さえある。 Uストリーム、今後どのように使われていくのだろうか。ものすごく可能性を感じる。Uストリームとツイッターの合わせ技は、きっと何かうまいものがあるはず。どちらも、まだまだ試行錯誤の段階だが、四の五の言わず、とりあえず慣れてから、いい使い方を思いつけばいい。 ENT>ESSAY>

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▲「ベスト・オブ・ソウル・サーチン・ダイアリー(パート4)」(2009年10月~12月)

▲「ベスト・オブ・ソウル・サーチン・ダイアリー(パート4)」(2009年10月~12月) まとめ。 毎日、仮に2000字前後のダイアリー(ブログ)を書いているとすると、1年で73万字ほどになる。ざっと数えても『マーヴィン・ゲイ物語~引き裂かれたソウル』の2倍近い量だ。 このソウル・サーチン・ダイアリーは、2002年6月6日から始まり、当初はアットランダムに書いていたが、2002年10月6日から毎日書くようになった。以来、一日も休まずにアップされている。2009年10月でまる7周年を迎えたことになる。「ベスト・オブ」は、2004年分以降毎年翌年の1月に選び、発表している。「ベスト・オブ」だけでも、もう6年分ある。はやいところ、書籍にまとめたいところ…。 【10月の1本】 October 29, 2009 『ディス・イズ・イット』~夢と冒険に溢れる2時間 http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20091029.html 依然エントリーの多くがマイケル関連。この月は、映画『ディス・イズ・イット』関連が多かったのですが、その感想文を。ほかにエリザベス・テイラーのツイッターでの映画に対する感想文も。 【その他の候補】 October 03, 2009 豪華マイケル・ジャクソン本~ア・トリビュート・トゥ・ザ・キング・オブ・ポップ http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20091003.html October 07, 2009 マイケルのDNAを受け継いで~MJ-スピリット@モーフ http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20091007.html October 16, 2009 グレイト・ストーリーテラー、リオン・ウェアはノンストップでしゃべる http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20091016.html 東京地区初来日のリオン・ウェアのインタヴュー。実におもしろい。 October 19, 2009 ビヨンセ・ライヴ~『アイ・アム…ツアー』絶好調 http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20091019.html October 20, 2009 加藤和彦さん死去~人生の美学と無常 http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20091020.html October 27, … Continue reading

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●「ベスト・オブ・ソウル・サーチン・ダイアリー(パート3)」(2009年7月~9月)

●「ベスト・オブ・ソウル・サーチン・ダイアリー(パート3)」(2009年7月~9月) 2002年から続いている「ソウル・サーチン・ダイアリー」。その2009年のベスト・オブ、パート3は7月から9月まで。実はこれを選ぶのもけっこう一苦労で、タイトルだけで大体覚えてはいるが、あらためて読んでしまったりすると、思った以上に時間がかかったりする。 さて、7月はまだマイケル急死のショックが後を引く。来日するアーティストたちは、まるで示し合わせたかのように、どのステージでもマイケル楽曲をこれでもかこれでもかとカヴァーしてトリビュート。また、マイケルを巡るメディアの問題も大きくクローズアップされてきた。 【7月の1本】 July 12, 2009 マイケルの急死を悼んで~マイケル・ジャクソンとメディアの戦い (パート1) http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20090712.html July 13, 2009 マイケルの急死を悼んで~マイケル・ジャクソンとメディアの戦い(パート2) http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20090713.html July 28,2009 マイケル・ジャクソン~徐々に出され始めたメディアの膿 http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20090728.html マイケルは、なぜメディアと戦わなければならなかったのか。ひじょうに有益な考察です。これはその後の、特に日本のメディアのマイケルへの手のひらを返したような絶賛の風潮にも警鐘を与えているかもしれません。 【その他の候補】 July 06, 2009 訂正:マイケル・ジャクソンは『ウィ・アー・ザ・ワールド』で4番目の逝去 http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20090706.html July 07, 2009 フェデラーとロディックのソウルの戦い~ウィンブルドン男子決勝 http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20090707.html ウィンブルドンの決勝、素晴らしい感動的な試合でした。これぞ、アスリートもアーティストであることの証明です。これは今月の1本に選んでもよいほど。 July 08, 2009 マイケル・ジャクソン追悼式 http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20090708.html July 09, 2009 マイケル・ジャクソン・メモリアル:5人のグローヴに見る兄弟の絆 … Continue reading

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⊿「ベスト・オブ・ソウル・サーチン・ダイアリー(パート2)」(2009年4月~6月)

⊿「ベスト・オブ・ソウル・サーチン・ダイアリー(パート2)」(2009年4月~6月) 【Best Of Soul Searchin Diary 2009: Part 2】 死。 2009年のソウル・サーチン・ダイアリー、そのベスト・オブ。パート2は4月から6月まで。 The Day The Music Died(音楽が死んだ日)、まさに、そんな感じだ。これまでに何度も言われてきた。バディー・ホリーたちが乗った飛行機が事故で墜落した日、エルヴィスが死んだ日、ボブ・マーリーが死んだ日、ジョン・レノンが死んだ日。そして、昨年マイケルが死んだ日。2009年は、初の黒人大統領が誕生した年として記憶されることになったが、同時にマイケル・ジャクソンが亡くなった年としても記憶されることになる。 【4月の1本】 April 23, 2009 人生のファイナル・アンサーを問いかける『スラムドッグ$ミリオネア』 http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20090423.html これは、とてもおもしろい映画でした。題材のとり方がとても新鮮。映画の構成力が見事。これだけエンタテインメントにして考えさせるところは考えさせるのもすばらしい。 【その他の候補】 April 01, 2009 マーヴィン・ゲイ、1984年4月1日、ロス・アンジェルス http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20090401.html マーヴィンの死から25年。その日一体何が起きたのか。 April 02, 2009 マンハッタンズ~直角のお辞儀に見るソウル・エンタテインメントの真髄 http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20090402.html オールド・スクールたちのきちんとしたところが好き。 April 05, 2009 中村梅雀さん、ジャコのベースを入手 … Continue reading

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△「ベスト・オブ・ソウル・サーチン・ダイアリー(パート1)」(2009年1月~3月)

△「ベスト・オブ・ソウル・サーチン・ダイアリー(パート1)」(2009年1月~3月) 【Best Of Soul Searchin Diary 2009: Part 1】 恒例。 恒例となった「ベスト・オブ・ソウル・サーチン・ダイアリー」その2009年版をお送りします。そのパート1、1月から3月まで。なお2002年6月以降の『ソウル・サーチン・ダイアリー』のアーカイブは次のところにすべてあります。年月のところをクリックすると、その月のタイトル一覧がでます。2008年12月まで。2007年3月以降はアメブロにあります。「ベスト・オブ」は2004年分以降、毎年翌年1月の最初に選んでいます。 http://www.soulsearchin.com/soul-diary/archive/index.html 2002年6月から2008年12月まで http://ameblo.jp/soulsearchin/ 2007年3月から2009年12月、以降現在まで また、ここで選んだ記事以外におもしろかった、印象深かった、などのエントリー(記事)がありましたら、遠慮なくyoshioka@soulsearchin.comまでご連絡ください。「ベスト・オブ」にいれます。リンクをクリックして、余韻にひたりましょう。あるいは、明日以降4月以降のものを選びますので、その中からこれはいれて欲しいというのがあればいれます。BBSへの書き込みでもOKです。 http://www.soulsearchin.com/soul-bbs2/soul20091226yoshi.cgi まず1月から3月までの第一四半期は、僕がマーヴィンの翻訳でこもりきりだったこともあり、けっこうテレビネタが多くなっているのが例年とちがった特徴。 【今月の1本】 January 22, 2009 オバマに望む3つの奇跡~就任演説を聴いて http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20090122.html オバマ関連はいずれも大変おもしろい内容でした。一連のオバマ関連とともに、今月の1本という感じです。 【その他の候補】 January 21, 2009 オバマ大統領誕生~アレサの歌が祝福 http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20090121.html January 20, 2009 オバマ就任イヴェント、多数のアーティストが参加 http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20090120.html January 19, 2009 磁力持つオバマのソウル・スピーチ … Continue reading

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