2010年07月10日(土) 02時21分20秒 soulsearchinの投稿

⊿マイケル・ジャクソン遺品展~遺品から放たれるオウラ

テーマ:マイケル・ジャクソン関連
⊿マイケル・ジャクソン遺品展~遺品から放たれるオウラ

【Michael Jackson The Official Exhibition @ Tokyo Tower】

オウラ。

東京タワーで行われているマイケル・ジャクソンの遺品展にまた行った。北山陽一さんが見に行きたいので一緒にいかがですかとのことで、彼が声をかけた友人たちとともに7月の昼下がりに。

冒頭入場前に、今回の企画をしたジュリアナズ・アーバン開発グループのテイラー社長が軽く説明してくれた。「こちらに展示してあるのは、すべてマイケルのネヴァーランドにあったもので、マイケル財団から承認を受けて、貸してもらったものです。他でやっているような金儲けのものとは違います。いろいろあるんですが、最後のほうに100円ショップで売られているようなタッパウェアが飾られているのですが、これはマイケルが亡くなった日にマイケルの子供たちがマイケルのためにお弁当を作って渡したものです。で、その説明を書いていたら、この前で倒れる人がたくさん出たので、今は説明文を変えました。私は、今から別件があるので、あとはゆっくりごらんください」

すでに多くの人がこの遺品展を見ていると思うが、やはり、実際にマイケルが装着したもの、使ったものの前に来ると、不思議な感覚に襲われる。何なのだろう。ただあの偉大なマイケル・ジャクソンが、着ていたという理由だけだろうか。ただ、手につけていただけでオウラを感じるのか。

ごく初期の契約書のコピーから始まり、トライアンフ・ツアーの衣装、ヴィクトリー・ツアーの衣装、キラキラのアクセサリーの数々、ルーラー・オブ・ザ・ワールド(1995年、ヒストリー・ツアーで使用された銅像)、『ディス・イズ・イット』ツアーのホログラフ付きチケット8種、「リーヴ・ミー・アローン」のビデオで使われた緑黄赤のロケットシップ、『ディス・イズ・イット』ツアーでの「スリラー」の時に使われる数々の衣装、クモの模型、「ビリー・ジーン」時のスワロフスキー付きの手袋数種、エリザベス・テイラーから贈られたおしゃれな木馬、金箔のついた王座、そして、エリザベス・テイラーと一緒によくドライヴしたというロールス・ロイス、ディズニーから贈られた仕掛けおもちゃ箱などなど。

遺品にはそれぞれにストーリーがある。この展示会のボードに書かれた簡単な説明文以上のものがそれぞれにある。そして、そのストーリーのいくつかには、マイケルだけでなく、マイケルのファン自身にも思いいれやストーリーがある。ここにある遺品はあらゆるマイケル・ファンに様々な思い出をフラッシュバックさせる。展示会のビデオモニターから流れるさまざまなショートフィルム、あるいは、実際にヴィクトリー・ツアーや、バッド・ツアーを見たファンの思い出。そうした思いがこの空間に凝縮されることによって、独特の空気感が生まれるのだと思う。

見所はいくつもあるが、肖像画に記されたマイケル自作の詩作は印象に残る。それにはこう書かれている。訳は書き写せなかったので、自分で訳した。

I am the thinker, the thinking, the thought
I am the seeker, the seeking, the sought
I am the dewdrop, the sunshine, the storm
I am the phenomenon, the field, the form
I am the desert, the ocean, the sky
I am the Primeval Self
In you and I

Michael Jackson

僕は考える人、考え考え考える、考えることそのもの
僕は捜し求める人、捜し求め探し続け、探し続けることそのもの
僕は露の雫(しずく)、僕は太陽、僕は嵐
僕は現象、僕は現場、僕は現形
僕は砂漠、僕は大海原、僕は大空
僕は、あなたと僕の中に眠る太古の自我

マイケル・ジャクソン
(この部分の訳はザ・ソウル・サーチャー=吉岡正晴)

これは、マイケルが1992年に発表した詩集『ダンシング・イン・ザ・ドリーム』に収められている作品「アー・ユー・リスニング?」の詩の一部だ。これは、「自分は誰か、君は誰か、僕たちはどこからやってきたのか」といった問いから自分自身をさらに深く掘り下げる詩だ。まさに詩人マイケル・ジャクソンならではだが、他にもこの詩集からの抜粋が展示されていた。

そして、テイラーさんから説明を受けたタッパのところへ。確かに説明文が簡単なものに変わっていた。マイケル・ジャクソン遺品展に行ったことをツイッターに書いたら、フォロワーの方から「タッパ泣き注意!」と書かれた。「タッパ泣き」という言葉があるのを初めて知った。(笑) 

マイケル・ジャクソンの遺品展。遺品から放たれるソウルは、永遠の輝きを放つ。

■東京タワーでの展示は7月11日まで。その後24日から大阪展。

+++++

遺品展~大阪へ

5月1日からすでに50万人以上が足を運んだという公式展は、来る2010年7月24日(土)から大阪に場所を移す。会場は大阪梅田スカイビル。大阪展では貴重品の展示に加え、初の試みとして 「CLUB MJ」と銘打ちマイケル・ジャクソンをテーマとしたクラブ・ラウンジが開設されるという。ここでは、ジュリアナ東京で名を上げたジョン・ロビンソンほかのDJが夜間、深夜までマイケル・ジャクソン関連曲をかける。ちなみに、マイケルの命日(6月25日)は、東京展開催時にあたり、一方、マイケルの誕生日(8月29日)は、大阪開催時にあたる。

【イヴェント概要】
タイトル:マイケル・ジャクソン公式展 ネバーランド・コレクション
日時:2010年7 月24 日(日)より
場所:梅田スカイビル5F(大阪府大阪市北区大淀中1-1-88)
入場料:未定

ENT>MICHAEL JACKSON>The Official Exhibition

コメント

[コメントをする]

1 ■無題

タッパ泣きのマリニンです!
調子に乗って昨日に続いて
コメントに来ました。。。
吉岡さんに一発で伝わって
うれしいな!
明日、ん?もう今日、又タワー最後に
行ってきます。
吉岡さんに忠告しながら自分がきっと
タッパ泣きです・・・・失礼しました!

2 ■少し前に行きました

さすがに展示じゃ泣かないだろうと思いましたが
泣きました…
(笑)
LEAVE ME ALONE
のあれには震えました
ガキの頃テープがすり減るぐらいみていたモンが
今目の前に…
ヤッパリ感動しました
ほかにも
REMEMBER THE TIME
のPV衣装
ロンドンで着るはずだった衣装
写真で見たことがあった絵画
イロイロあったのですが
興奮の真裏で悲しみもスゴく込み上げてきましたね
これは彼がこの世を去ったからこそ開催されたイベントなわけで
ヤッパリもういないんだなって
改めて突きつけられている感覚に襲われました
ロンドンで着るはずだった衣装
ヤッパリ1回でもイイから実現して欲しかった
観られなかったファン
全世界のファンが同じように悔しい気持ちを持っている
でもあの衣装の完成度を間近で見てしまったら
よりいっそう悔しく感じます
そしてなにより本人の無念さ
これははかりえないぐらい大きく深いモンだと
体で感じてしまい涙をこらえられませんでした…

3 ■はじめまして

あの、タッパはお弁当が・・・・
知りませんでした。

そして、
>遺品にはそれぞれにストーリーがある。この展示会のボードに書かれた簡単な説明文以上のものがそれぞれにある。そして、そのストーリーのいくつかには、マイケルだけでなく、マイケルのファン自身にも思いいれやストーリーがある

の文章に泣きました。
ありがとうございました。

4 ■吉岡さんへ☆

こんにちは☆
わたしはマイケルの軌跡を知るためにまだまだたくさん時間がかかりそうですがめげず頑張ります!☆
昨日は模試登校でした。
吉岡さんはどんな高校生だったのか想像したりしてますよ。

コメント投稿

一緒にプレゼントも贈ろう!

トラックバック

この記事のトラックバック Ping-URL :

http://trb.ameba.jp/servlet/TBInterface/soulsearchin/10586395480/d9b81437

  • 1 ブログタイトル:ケノーベル エージェント
  • 記事タイトル:ケノーベルからリンクのご案内(2010/07/10 09:13)
  • 記事概要:大阪市北区エージェント:貴殿の記事ダイジェストをGoogle Earth(TM)とGoogle Map(TM)のエージェントに掲載いたしました。訪問をお待ちしています。

Amebaおすすめキーワード

    アメーバに会員登録して、ブログをつくろう! powered by Ameba (アメーバ)|ブログを中心とした登録無料サイト