2009年05月28日(木) 04時24分44秒 soulsearchinの投稿

★ブリック・ライヴ

テーマ:ブログ
★ブリック・ライヴ

【アトランタ出身のファンク・グループ、ブリック・ライヴ】

大騒ぎ。

アトランタのファンク・グループ、ブリックの1年8ヶ月ぶり、2度目の来日ライヴ。キーボード奏者が来日できなくなったために、ピンチ・ヒッターでフィリップ・ウーが参加。

やはりセンターのジミー・ブラウンの才人ぶりが目立つ。彼はトランペット、サックス、トロンボーン、クラリネット、そして、フルートなどを操りつつ、ヴォーカルもとる。器用な人だ。ドラムス、ギター、キーボードで作るリズム隊はファンク・バンドならではのもの。かなり音が大きかった。フィリップは一月ほど前に参加を要請されたそうで、事前に音源などをもらい、練習してきたそうだ。5曲目で、彼は比較的長尺のソロをダイナミックに聴かせた。

まだ初日のせいか、バンドもあったまっていない感じはしたが、週末に向けて徐々によくなっていくだろう。ただ、一曲がかなり長い印象がある。「デュージック」のあとのドラム・ソロは長すぎだ。

しかし、観客の中に、ディスコDJのヴェテラン、アトムとその仲間が来ていて、「イエー」「ヤー」などの掛け声を、これでもかこれでもかと、大きな声で出していた。2-3回声を出しただけで、アトムとわかった。(笑)ほんと、声、でかい。かなり最初から飛ばしていたが、相当飲みまくっている感じ。バンド・メンバーもこれだけ騒いでくれれば、嬉しいだろう。こういうところで音楽とミュージシャンに対して大騒ぎする客はライヴのいいお客さん。

で、ライヴ後、アトムにマーヴィン・ゲイ伝記『マーヴィン・ゲイ物語 引き裂かれたソウル』(デイヴィッド・リッツ著)を見せびらかしにいった。すると、本をとって見て、開本一番、「うわ、字、めちゃ多い」。ぐでんぐでんになりながら、「吉岡君の文章、かたいからなあ」と一言。アトムは読んでくれそうにもない…。(苦笑) でも、アトムと一緒に来ていたソウル好きな仲間は、「買います、買います!」と表紙を見て興奮していた。

この表紙の写真が僕の周囲ではえらく評判がいい。『ホワッツ・ゴーイン・オン』の頃の写真だ。それと、中の登場人物一覧がいいとも言われた。この人物紹介を読むと、本文を読みたくなったそうだ。

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■ ブリック過去記事(前回来日時ライヴ評)

September 24, 2007
Brick Gonna You Sweat
http://blog.soulsearchin.com/archives/002040.html

■ メンバー:ブリック (2009年5月26日~29日まで)

Jimmy Brown (vo,tp,tb,as,fl)
Reginald Hargis(vo,g)
Raymond Ransom(vo,b)
Victor Alexander(ds)
Philip Woo(key)
TC Jason(key/5.28のみ)

■ セットリスト : ブリック @ コットン・クラブ
Setlist : Brick @ Cotton Club, May 26, 2009

show started 21:32
01. Intro
02. Ain’t Gonna Hurt Nobody
03. Sweat (Til You Get Wet)
04. Happy
05. Can’t Wait (featuring Philip solo)
06. Dusic
07. Drum Solo
08. We Don’t Wanna Sit Down, We Wanna Get Down
Enc. Dazz
show ended 22:37

(2009年5月27日火曜、丸の内コットン・クラブ=ブリック・ライヴ)
ENT>LIVE>Brick
2009-53

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