2009年05月16日(土) 02時48分48秒 soulsearchinの投稿

●ウェイマン・ティズデール44歳で死去~スター・バスケ選手からスター・ベース奏者へ

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●ウェイマン・ティズデール44歳で死去~スター・バスケ選手からスター・ベース奏者へ

訃報。

バスケット・ボールの選手として華やかな成功を収め、また音楽の世界にもジャズー・ベーシストとして入り、アルバム8枚をリリースしてきたウェイマン・ティズデールが2009年5月15日(金)朝、入院中のアメリカ・オクラホマ州の病院で死去した。ガンで闘病中だった。44歳。

ウェイマンは1964年6月9日、オクラホマ州タルサ生まれ。父は地元では大変有名な牧師で、そこには父の名を冠した通り「L.L.ティスデール・パークウェイ」ができたほど。ウェイマンは当初音楽に夢中になったが、大きくなるにつれ、バスケットに熱中。オクラホマ大学でバスケの選手となる。1984年のロス・アンジェルス・オリンピックでは、アメリカ代表チームの一員となり、バスケット・ボールの金メダルに貢献した。12シーズン、プロのチーム(NBA)、インディアナ・ペイサーズ、サクラメント・キングスなどで活躍。

2007年2月8日、自宅の階段から落ちて足を怪我、この治療過程で骨肉腫が発覚。治療にはいった。しかし、いったん治癒したかに見えたが、2008年夏、ガンの転移のため、右足をひざから切断、義足での生活となった。多くの人にはいつも笑顔のウェイマンとして知られていた。

ティズデールは、ベース奏者としても大変評価が高く、1995年モータウン傘下モージャズ・レーベルから『パワー・フォワード』でデビュー、いわゆるスムース・ジャズ・シーンで人気を集め、2008年のアルバム『リバウンド』まで計8枚のアルバムを出した。

October 04, 2008
Joe Sample Talks (Part 2): Dave Koz Live: The Most Choreographed Sax Player In The Jazz
http://blog.soulsearchin.com/archives/002692.html

2008年10月のデイヴ・コズのライヴに参加、来日予定だったが、治療に専念するために断念。デイヴは次回の来日には必ずや、ウェイマンを連れてくると言ったが、実現しなかった。ティズデールは先月、化学治療の後、全米ツアーにでたところだった。

ウェイマンは妻と4人の子供に送られる。ご冥福をお祈りする。

■ ウェイマン・ティズデール 遺作『リバウンド』

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ENT>MUSIC>OBITUARY>Tisdale, Wayman (June 9, 1964 - May 15, 2009, 44)

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