NO.923
2005/02/04 (Fri)
Behind The Scene At Luther: Where There's A Dancer, There'll Be A Soul Of DJ
DJ魂。

さすがに昨日の夜は、へとへとになりました。(笑) それにしてもなかなかいい雰囲気のイヴェントになった。いくつかおもしろいハプニングもあった。スタイリスティックスの「キャント・ギヴ・ユー・エニシング」がかかった時、よくクラブのDJがやるように、サビの部分を音を消して、客に歌わせるというのをやった。しかし、普通は1小節かせいぜい2−3小節、音を消して、すぐにレコードの音を出すのだが、ず〜〜と、音を消したまま。最初はサビの「キャント・ギヴ・ユー・エニシング〜〜〜」と歌っていたが、延々音がでないので、ずっと歌う、歌う。どこまで、歌わせるんだよ〜〜。(笑) なぜ最後まで音が消えてしまったのだろう。これは笑えた。

かと思えば、僕の2度目のパートの時に、右側のCDJが調子悪くなった。CDを読み込まなくて、しかも、イジェクトを押しても、出てこなくなった。曲の残り時間はどんどん減っていく。それで、急遽、ターンテーブルでアナログの曲を一曲かけた。それが「チェンジ」という曲だ。

僕の選曲自体も、棚からひとつかみではあったが、このアナログもちょうどそこにあった箱からひとつかみだった。何度か電源を切ったり入れたりして、CDJはなんとか復帰。その後も恐る恐る使ったが、以後は無事に動いてくれた。

まあ、クラブの空気というのは、タバコの煙で圧倒的に汚れているので、CDJのような精密機械のためには、ひじょうに厳しい環境ではある。最初のうちは気にならなかったが、後半は僕もかなり煙くて辛いものがあった。

でも、番組のリスナーなどが声をかけてくれ、いろいろなお話をさせていただいた。軽い番組イヴェントとしても、成立するかなという感じもした。

今回は、基本的には別に躍らせる必要はない、ということだったので、最初もっと60年代の曲をかけようと思って、かなりマニアックな曲を用意していたが、何人かが身体を揺らしているのを見たのと、あそこのサウンド・システムとの相性が、60年代のサウンドは微妙に違うなと感じたので、ラウンジものでも少しグルーヴ感があるものをかけた。

自分でも久々にやって感じたのは、そこでひとりでも踊っていると、もっと多くの人を踊らせよう、というDJ魂がうずくんですね。(笑) これはDNAというか。昔スキーやってた人が20年ぶりにゲレンデにでても、ちゃんと滑れるのと同じように、何年ぶりだろうが、DJ魂が人を躍らせたくなる。これも、性(さが)か…。(笑) 

ルーサーのサウンド・システムはやはり80年代のダンス・クラシックがちょうど似合う。

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Diary Archives by MASAHARU YOSHIOKA
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