NO.833
2004/11/10 (Wed)
Toku Live At Alfie: Only Two Men On The Stage
インプロヴィゼーション。

20分弱で終ったシアラのショーケース。ライヴが終って、関係者を集めたミート&グリート(アーティストが来た人と会って、挨拶をする会)があるというので、しばし待っていたが、なかなかでてきそうもなく、人もたくさんいたので、途中ででることにした。ちょうどそのとき会ったソウルメイトKが、「今から六本木のアルフィーでトクのライヴがあるから行きませんか」というので、行くことに。トクと会うのも久々。

この日はピアノの秋田慎治さんとの二人だけのパフォーマンス。ちょうどライヴが始まる前、入口でトクとマネジャー氏たちに会う。しばし雑談中に、オッシーから電話。横浜にいるという。そこで、急遽呼びつける。というか、打ち合わせ案件がひとつ残っていたこともあった。

セカンドセットが10時過ぎから始まることになっていた。トクに「何を歌うの」と聞くと、マネジャーM氏「さすが、よしおかさん、よくそんな質問を」と苦笑いしている。そう、彼らはまったくやる曲を決めていなかったのだ。ピアノの秋田さんに「何、やろうか」と言っている。

一曲目は「ドント・レット・ミー・ビー・ロンリー・トゥナイト」だった。ピアノと歌、そして、フルーゲル、時にトランペットと、しっとりとゆったりとした時間が流れた。

「ちょっとインプロヴィゼーション、やってみようか」と言って始めた3曲目。ピアノと歌、ピアノとトランペットなどをそれぞれ交互に演奏して、楽しませる。途中でオッシーが会場に到着した。

6曲目が終ったとき、「リクエストしていい?」と声を出した。僕がリクエストしたのは、今週のマイブーム「スターダスト」。トク自身も録音しているので軽くできるかと思った。しばし考えた後、その前の曲の流れから、彼が選んだのはシャーデーの「キス・オブ・ライフ」。これも10分以上にわたる熱演。途中のピアノとのやりとりなど、なかなかおもしろい。お互い気心もしている二人だけだとやはり即興もやりやすいようだ。

そして、拍手を受けて、アンコールに登場。トクが店の人に、マイクをすべてきってくれと言った。彼はマイクを使わず、いきなり歌いだした。あの「スターダスト」を。冒頭の部分、アカペラから、徐々にピアノが入り、後半またトクが盛り上げる。いやあ、なかなかよかった。後で聞くと、このスタイルではけっこうやっているという。

この後、マネジャーM氏がミスティーに行かなければならないというので、後からちょっと顔をだすことにした。そこにつくと、なんとその日の出番であった新進気鋭のサックス奏者小林香織さんという人がちょうど帰り支度をしていた。すると、その彼女を見つけて、オッシーがびっくり仰天。なんと、先日モーションブルーのソイソウルのライヴで彼女と挨拶をしていた、という。しかも、席の奥にはゴンザレス鈴木さんも。彼はこの小林さんのサックスを見に来たという。ゴンザレスさんから、彼の新プロデュース作品ヌーンの新作の白盤のCDをいただいた。この彼女は彼がてがけているアン・サリーのいとこだという。

その後、三宿に移動し、打ち合わせしつつ軽くゴハン。打ち合わせは煮詰まる。テーブルには豚の煮込み。予想外に時間を取られた。そんなこんなしていると、トクが合流してきた。しばらく前のジョージ・デュークのライヴ話などで盛り上がった。

Setlist (incomplete)Second Set@Alfie

show started 22;09
1. Don't Let Me Be Lonely Tonight
2. She Belongs To Me
3. Improvisation
4. I Get Lost In Your Eyes
5. Roberta
6. If You Don't Know Now
7. Kiss Of Life
Enc. Stardust

show ended 23.30


(2004年11月8日月・六本木・アルフィー=トク(TOKU)・秋田慎治ライヴ)

30(thirty)
30(thirty)

ENT>MUSIC>LIVE>Toku / Shinji, Akita

Diary Archives by MASAHARU YOSHIOKA
|Return|