NO.816
2004/10/24 (Sun)
Wolfman Jack Show: He's Back
復活。

さあて、いよいよ、本日ウルフマン・ジャックだ。今日(日曜10月24日)午後1時から5時まで、『ソウル・ブレンズ』(インターFM76.1)はウルフマン一色になる。まだ、自伝の下巻が全部読みきれていない。(泣) ウルフマンを24日にやるというニュースが各新聞にでたり、インターの番宣も流れていて、マイソウルブラザー、ケイ・グラント氏からも電話がかかってきた。「当日仕事でどうしても聞けないんですよ。ぜひエアチェックものをください」 

そしてケイ氏もまたウルフマンによって人生の道を決められた一人だった。彼の家の近くに米軍のFENがあり、子供の頃からずっとFENを聴いていた。もちろん、ウルフマン・ジャック・ショウも毎日聴いていた、という。「ウルフマンがいたから、今、この仕事してるんですよ〜〜〜」と彼はいう。

かと思えば、「こんどウルフマン・ジャックやるんだよ」と言っても、「ふ〜〜ん」とまったく反応しない人(推定20代後半)もいる。年代によって、まったく違う。おそらくウルフマンに熱狂的に反応するのは、40代以上なのかな。(笑) いずれにせよ、ウルフマン・ジャックという全米一の人気DJがなぜあれほどの人気になったのか、彼を知らない人にも、知っている人にも解説したいと思う。

ウルフマン・ジャックのすごいところは、自身がひじょうに個性豊かなDJであったことのほかに、すぐれたビジネスマンであったことだ。自分の番組にCMをもらうために、彼は自ら地元の小さな商店を片っ端からまわり、1フレーズ1ドルでCMを売った。何か一言言って、その商店から1ドルもらうわけだ。ラジオCMの原点だ。

そして、DJとして、曲紹介の語りがまたかっこいい。このだみ声はなんともいえない魅力だ。彼はこのウルフマン・ジャックというキャラクターを考えに考えて、作り上げた。キャラクターを作ったところもすごい。彼はその昔のホラー映画を片っ端から見て、怖そうなウルフマンのイメージを固めていった、という。

今日の3時から4時に放送される「ウルフマン・ジャック・ショウ」はアメリカン・レイディオのショウとしては文字通り最高のものである。エアチェックしながら、お楽しみください。

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Diary Archives by MASAHARU YOSHIOKA
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