NO.764
2004/09/05 (Sun)
After The Rain Has Gone: EWF Live At Budoukan
大雨。

超満員の武道館。日の丸の下、客電が落ちると、歓声があがり、ペンライトがあちこちでゆらゆら動く。徐々に空気が暑くなってくる。暗闇の中、バンドメンバーが次々とステージに登場し、一瞬だけ「フォール・イン・ラヴ・ウィズ・ミー」をやっていきなり「ブギー・ワンダーランド」からショウはスタート。さらに、たたみかけるように「システム・オブ・サヴァイヴァル」に続き、ここでモーリスが登場。この日、モーリスは「ジュピター」さらに最近車のCMでも知られる「ゲットアウェイ」までステージにいた。全開で、ずっと立ちっぱなし。

モーリスは一度「サーパンティン・ファイアー」で引いた後、すぐに次の「カリンバ・ストーリー」で戻ってくる。前日より少し長くステージにいることになる。そして、「エヴィル」「ガット・ゲット・・・」にもモーリスはいた。

モーリスはその後、「セプテンバー」から登場。ここではこの日、テレビ番組で募集していた一般ガールズ約20名をステージにあげ、演奏とともに彼女たちを躍らせた。そして、モーリスは最後までいたのだが、「セプテンバー」の歌詞を途中で忘れたりするのは愛嬌か。

昨日、存在を知らされた女性バックコーラス、確かに「アフター・ザ・ラヴ・・・」「レッツ・グルーヴ」などでバックを歌っていた。

「ガット・トゥ・ゲット・・・」「リーズンズ」などでギターソロを聴かせる白人ギタリスト、ヴァディームはロシア人らしい。

「ファンタジー」への導入部分のキーボードソロは、長くて退屈だ。このショウの唯一の中だるみするところ。ここはカットするか、1分程度にまとめたほうがいいだろう。

「レッツ・グルーヴ」から「マイティー・マイティー」にメドレーで続き、一度舞台をおりて、アンコールで「ザッツ・ザ・ウェイ・・・」という流れは、完璧だ。

年齢層、確かに高かったが、20代と思われる人たちも多数いたように見受けられた。

あっという間の1時間40分を過ごし、外に出ようとすると、ものすごい雨だった。傘がなかったので、少し小ぶりになるまで、待たなければならなかった。




Setlist セットリスト
Earth Wind & Fire; Live At Budoukan; 09/04/2004
show started 17.11

(曲目後のMauriceは、モーリスがステージにでて参加した作品)

01. Fall In Love With Me
02. Boogie Wonderland
03. System Of Survival (Maurice)
04. Jupiter (Maurice)
05. Getaway (Maurice)
06. Serpentine Fire
07. Kalimba Story (Maurice)
08. Evil (Maurice)
09. Got To Get You Into My Life (Maurice)
10. Running
11. Brazilin Rhyme (Interlude)
12. I'll Write A Song For You
13. After The Love Has Gone
14. Reasons
15. Devotion
16. Sing A Song
17. Shining Star
18. Fantasy
19. September (Maurice)(Japanese Girls Dance)
20. Let's Groove (Maurice)
21. Mighty Mighty (Maurice)

Enc. That's The Way Of The World (Maurice)

show ended 18.51

(2004年9月4日・土、日本武道館=アース・ウインド&ファイアー・ライヴ)

ENT>MUSIC>LIVE>Earth Wind & Fire / 2004.09.04

#セラピスさん、一曲抜けているという指摘ありがとうございます。「ラニン」後に「ブラジリアン・ライム」が、CD同様に演奏されていました。

Diary Archives by MASAHARU YOSHIOKA
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