NO.649
2004/05/20 (Thu)
Let's Groove 2004, Live At Kokusai Forum: Don't You Miss It Back In The Day?
プレイバック。

F2(女性35歳〜49歳)M2(男性35歳〜49歳)率多し。ブランド率多し。香水つけてる人率多し。そして、巻髪率多し。70年代後半から80年代にかけてディスコで遊んだ人たち、ダンスクラシックをこよなく愛す人たちを集めた一大イヴェント。

シャラマーは、ハワード・ヒューイット、ジェフリー・ダニエルスを従え、新たな女性シンガー、エヴァ・ジョーンズを含む3人。やはり「セカンド・タイム・アラウンド」、「ア・ナイト・トゥ・リメンバー」などがひときわ大きな声援を得ていた。後者ではジェフリー・ダニエルスがダンスソロを見せたが、どこかマイケル・ジャクソンの「ビリー・ジーン」を思わせた。

続いては、JTテイラーの登場。これは、結局クール&ギャングではなく、JTのソロという位置付け。しかし歌うヒットは一曲(「オール・アイ・ウォント・イズ・フォーエヴァー」)を除いてすべてクールたちのヒット。回る回るミラーボールは大小3つ。キラキラ、チカチカしています。

そしてトリにシックが登場。ドラムは前回同様オマー・ハキム。「この曲がヒップホップ・ムーヴメントを始めた」と言って演奏された「グッドタイムス」では、例によってナイルのラップも。女性シンガーのうち、赤毛のシルヴァー・シャープの歌が抜群にうまかった。彼女が歌った「アイ・ウォント・ユア・ラヴ」は、声もいいし、太い声でひじょうに印象に残った。いつかソロはでないのだろうか。この名前、覚えておこう。

全体的に、ダンス自体が一昔前のものだなあというのを感じた。曲が古いのは別に当たり前なのだが、最近のテンポの早い切れ味するどいヒップホップ系のダンスと比べると20年前のダンスはゆっくりしていた。ということを、今、感じる。

どのセットも、大ヒット曲ばかり。リアルタイムを知る人にとっては、どれも知っているおなじみの曲が続き、まさに青春プレイバックだ。

会場でダンスマンに会った。ダンスマンの格好をしていた。会場で一人で立って踊ってるシスターがいた。エボニーだった。一緒に見てると、別のシスターがやってきた。メロディー・セクストンだった。超ひさしぶりに会った。

Setlist

Shalamar

show started 19:02

1. Make That Move
2. Friends
3. Sweeter As The Days Go By
4. For The Lover In You
5. The Second Time Around
6. A Night To Remember

show ended 19:35

J.T. Taylor (Formerly Of Kool & The Gang)

show started 19:47

1. Mislead
2. Get Down On It
3. Ladies Night
4. Joanna
5. All I Want Is Forever
6. Cherish
7. Let's Go Dancing (Ooh La, La, La)
8. Fresh
9. Celebration

show ended 20:33

Chic

show started 20:47

1. Everybody Dance
2. Dance Dance Dance
3. I Want Your Love
4. Medley: I'm Coming Out
Upside Down
He's The Greatest Dancer
We Are Family
5. At Last I Am Free
6. Le Freak
Encore C'est Chic
Encore Good Times

show ended 21:50

(2004年5月19日水曜=東京国際フォーラム・ホールA=シャラマー、JT.テイラー、シック・ライヴ)

ENT>MUSIC>LIVE>Shalamar / Taylor, J.T. / Chic
ENT>MUSIC>EVENT>Let's Groove 2004

Diary Archives by MASAHARU YOSHIOKA
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