NO.484
2003/12/21 (Sun)
Gospellers Live At Mark City
遠恋。

北風すさむ渋谷マークシティー。1700人もの人がスターの登場を待っている。抽選で選ばれた350組700人の幸運なリスナーたち。抽選にもれたものの、どうしても一目その姿を見たいと思ってやってきた人々。そして、通りすがりの人々。ひっきりなしに係りの人が、「止まらないでください」という声をかける。気温は低いが熱気は充分。ゴスペラーズの番組『フィールン・ソウル』の公開録音が昨日、行われました。

彼らが登場すると「キャ〜〜」というものすごい歓声。観客の95%は女性でしょうか。すごいですねえ。司会のアンナさんに導かれて5人が登場。しばしクリスマス話題でトークが盛り上がり、2曲ほどCDからクリスマスソングを紹介。これがアル・グリーンとルーサー・ヴァンドロス。黒沢さんの「では、2曲、きいてくらはい」の言葉が、えらく観客から受けた。(笑) 

事前にメールで送ってもらっていた「遠距離恋愛」についてのお便りが、大変な数来ていて、目を通すのも大変でした。みんな、そんなに遠距離してるんですねえ。多くの人が遠距離恋愛を「遠恋」と略していました。う〜〜ん、そこまで浸透してるのか、「遠恋」。メンバー一人が一枚ずつメールをもち、それを読んだ。けっこうそれらのメールに観客も「へえ〜〜」とか反応していました。いろいろな物語がありますね。

ライヴでは、「新大阪」、「冬物語」、そして、ダニー・ハザウェイの「ディス・クリスマス」。クリスマスソングの中でも、これが一番リクエストが多いですね。クリスマス・ソングの「赤鼻のトナカイ」をその場で即興でやったのは、おもしろかったですね。それにしても、ちょっと寒かった。

ライヴが5時半までには終わり、その後、生放送まで時間があるため、一旦ばらけて、僕は急に誘われた青山カイでのマリーアというシンガーのショウケースに。アフリカ出身の歌手。8時半スタートということなので、頭の15分だけでも見ようかと思ったら、スタートしたのが8時50分だった。10分だけいましたが、まあ、それで充分でした。そこらへんのクラブの箱バンドのシンガーみたい。音程も不安定だし。これでよくデビューできたましたね。よほどデモテープがよかったのか。

それはさておき、すぐに半蔵門へ。渋谷での模様をさっそく当日10時からオンエア。いやあ、イヴェント自体がおもしろかったので、そのオンエアもいいところを使って、非常にいい感じでしたね。司会のアンナさん、おもしろいねえ。笑える。これぐらいのテンポ感だといいですね。しかも、どんどんメンバーにつっこむ。(笑) 「新大阪」についての彼女のコメント「久々にいい曲だよねえ」には、爆笑した。じゃあ、それまでの曲はどうだったんだ。(笑) すかさず北山さんが「他のアーティストのいろんな曲を含めて、という久々ね」とフォロー。

生のオンエア・スタジオは黒沢さんと北山さんだけ。普段ここで生をやるときはメンバー全員が揃いますが、今日は二人だけということもあり、ライヴの模様をやればいいということもあってか、ずいぶんとリラックスしてました。北山さん「まあ、今日は(生スタジオの部分が)楽だったあ」と言っていました。おっつかれさま。ロングデイでした。

(2003年12月20日・土曜・渋谷マークシティー=ゴスペラーズ・イヴェントライヴ)

ENT>MUSIC>LIVE>Gospellers
ENT>RADIO>Feel 'N Soul>Live At Mark City
Diary Archives by MASAHARU YOSHIOKA
|Return|