NO.309
2003/07/05 (Sat)
At Velfarre
爆音。

夕方から夜にかけて原稿を書いたり、諸雑務をやっていた。8時過ぎから六本木ヴェルファーレでBMR創刊300号記念イヴェントというのをやっていて、われらがDJオッシーがまわすというので、行こうかなと思っていた。でも、なんだかだらだらしていたら、めんどくさくなっていたところ、Kさんから「今、ヴェルファーレですけど、来ないんですか」の電話。

ま、背中を押されたというか、ちょうど、パソコンの前にいるのも飽き飽きしていたので、速攻でスクランブル発信。現地に着くと、別のK夫妻、BMRの重鎮鈴木啓志氏などがいるではないか。鈴木氏とはひさびさに会った。

「どうしてんの? 最近」と聞かれ、「まあ、相変わらず、ぼちぼちです。そちらは、まだパソコンやってないですか?」 笑いながら「やってない、やってない」。鈴木氏は、いよいよライター仲間の中では最後の手書き派になるのではないだろうか。あとひとり、大伴良則氏という超大物氏ががっしりした手書き派で有名だ。彼ら二人は手書き派最後の牙城だ。(なんの牙城だろ)

彼らがワープロあるいはPCを手にしたとき、日本のワープロもしくPC普及率は99.9999%になるであろう。鈴木さんに「インターネットもやらないの?」と聞くと、「やらない。わかんないよ」とのお答え。すごいの一語に尽きる。彼に携帯は持っているか、と聞くのを忘れた。

石島さん、細田さん(DJもやった)、佐藤英輔氏、レコード会社のM氏、S氏などにも会った。佐藤氏とは、しばし、またくだらないやりとりをする。「何しに来たんだ」といわれたので、「ひまだったからさ」。 「どうせ、すぐ帰るんじゃないの?」ときたので、「そんなことないよっ」と僕。

ちょうどライヴはLLブラザースがやっていた。最初、ブラザーかと思ったほど、のりがいい。彼らは今メジャーとの契約がないらしい。かなり黒い。そして、グルーヴ感たっぷり。応援したいところ。

そうこうしているうちに、K氏と同グループのM氏登場。ビヨンセの新曲の話になり、「いやあ、僕はデスチャは好きじゃないんですけど、ソロでああやって(チャイライツの曲を)サンプリングしてやったのには、もう脱帽ですね。ドラムに歌だけで成り立つってやっぱりすごいと思うんですよ。アカペラと一緒でね。あの(チャイライツの)『アー・ユー・マイ・ウーマン』のアルバム、ビクターから出した中で、僕、選んでるんですよ」とまくしたてる。

ヴェルファーレの地下3階、ドコモの携帯がはいるのね。AUははいらないようですが。もっとも爆音の中、電話で話をするのは、かなりきついが。でも、メールはできます、鈴木さん。

Diary Archives by MASAHARU YOSHIOKA
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