NO.299
2003/06/25 (Wed)
Crusaders' Blue Note Tour Finalized
クルセイダーズ来日決定。

50周年。

クルセイダーズのブルーノート・ツアーが10月に決定した。メンバーは、ジョー・サンプル、ウィルトン・フェルダーのオリジナル・メンバーに加え、ドラムには新人のケンドリック・スコットが参加。名古屋、大阪、東京、福岡の各ブルーノートに登場する。まもなく正式に発表される。

他のメンバーは、ギターにレイ・パーカー・ジュニア、トロンボーンにスティーヴ・バクスター、ベースにフレディー・ワシントン。ゲスト・ヴォーカリストは現在のところいない模様。クルセイダーズとしての来日は92年8月のマウントフジ・ジャズ・フェスティヴァル以来。

公演日程は次の通り。

2003年
9/29(月)〜10/1(水):名古屋ブルーノート 052-961-6311
10/2(木)〜4(土):大阪ブルーノート  06-6342-7722
10/6(月)〜11(土):東京ブルーノート 03-5485-0088
10/13(月)〜15(水):福岡ブルーノート 092-715-6666

問い合わせは正式発表後に各ブルーノートへ。

クルセイダーズは、昨年クルセイダーズとして11年ぶりの新作 『ルーラル・リニューアル』 を、オリジナル・メンバーのうちの3人(ジョー、ウィルトン、スティックス・フーパー)で発表している。

オリジナル・ドラマーのスティックス・フーパーの代わりを務めるのはバークリー音楽院出身の新進気鋭のドラマー、ケンドリック・スコット。テキサス州ヒューストン出身で、ジョーやウィルトンなどとも同郷にあたる。また、ヤマハの契約ドラマーで、数多くのセッションを経験、神戸のジャズ祭で来日もしたことがある。若き血をいれたヴェテラン、クルセイダーズがどのようなサウンドを見せるのか注目される。

クルセイダーズは、ジョー、スティックス、ウィルトンにウェイン・ヘンダーソンで1953年にテキサス州ヒューストンで母体が結成された。よって、今年で50周年ということにもなる。61年ジャズ・クルセイダーズとしてデビュー、71年にジャズが取れ、シンプルにクルセイダーズとなってから急激に人気を集めるようになった。79年、ヴォーカリスト、ランディー・クロフォードを大胆に起用した『ストリート・ライフ』が大ヒットになり、フージョン界最大の人気グループになった。その後、メンバーのソロ活動なども活発化、クルセイダーズとしては91年の 『ヒーリング・ザ・ウーンズ』 が最後のアルバムだったが、2002年前述の新作がでた。


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Diary Archives by MASAHARU YOSHIOKA
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