NO.226
2003/04/16 (Wed)
Dance, Dance, Dance
ダンス。

『フラッシュダンス』 という映画は、1983年の作品です。ということは、もう20年も前の映画なんですね。久々にビデオで見ました。う〜〜む。一言で言えば、「懐かしい」、そして「古い」。この映画は、やはり青春映画としては、王道を行くストーリー展開ですね。夢を持ち、その夢に向かって途中なんらかの挫折がありながらも進む、というパターン。そこにちょっとラヴ・ストーリーを絡ませて。単純で、話の次の展開さえわかっていても、ぐいぐいとスクリーンに引きこまれてしまう。そんな映画ですね。

この場合、ジェニファー・ビールスという極めて魅力的な女優にそれを負うところが大きいわけですが。ジェニーファー・ビールスは1963年12月19日シカゴ生まれ。83年映画公開時点ではまだ19歳だったんですね。アイヴィー・リーグの名門、エール大学の女子学生。アメリカ文学を学んでいたそうです。頭いいんだあ。(笑)

なんと言っても、映画・映像と音楽が、非常にうまく結びついたのが、この映画の最大の特徴です。「フラッシュダンスのテーマ」、「マニアック」などがかかる部分でのダンスシーン。MTV時代の申し子とも言えるような映画でした。それはまるで、ミュージシャン、シンガーたちのプロモーション・ビデオをオムニバスにしたような映画だったわけです。ただしダンスシーンは、吹き替えだったりしますが。

この 『フラッシュダンス』 が映画館で初めて見た映画だった人。この映画を見て、ダンサーを志した人。この映画が、『お気に入りナンバーワン映画』の人。このサントラが好きで好きで聴いた人。みんなそれぞれの思いがあるのでしょうね。

夢に向かう青春映画の王道、音楽映画のプロトタイプとなった映画、そんな作品です。そして、こうしたタイプの映画は、手を変え品を変え、いつでもでてきます。

『フラッシュダンス』 は、今はDVDで3980円で発売されています。

Diary Archives by MASAHARU YOSHIOKA
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