NO.201
2003/03/27 (Thu)
John Shaft: What's My Name?
ラウンジ。

昼下がり。ときどき行く駒沢の駒沢公園のすぐ隣のカフェに出向いてみました。絵を描くオウナーのセンスの良い趣味が反映したカフェで、まさに、カフェという感じのお店。木漏れ日の中で、外でもお茶ができるようになっています。まだちょっと寒いのでそれぞれの椅子にブランケットが置かれています。カフェの外側だけでなく内側もペット同伴可のお店なので、多くのワンチャンがやってきています。

ただし、ここは朝7時から夕方7時くらいまでしかやっていないので、なかなか僕のような夜型人間は行けないんですねえ。遊歩道ではジョギングしている人、散歩している人などが公園の午後を思い思いにすごしています。

このカフェではたいがいアナログのLPがかかっています。ジャズ系、ボサ系のようなものが多いのですが、そんな中に、聞いたことがある曲が流れてきました。「マッカーサー・パーク」でした。元々68年にリチャード・ハリスで全米2位、その後78年にドナ・サマーで全米1位になった曲です。最近、小柳ゆきがカヴァーしてるね。もう一曲知らない曲をはさんで、また知ってる曲が流れてきました。「シャフトのテーマだ・・・。う? でもアイザック・ヘイズじゃないなあ。誰だろう」 ずいぶん、軽い感じのアレンジ。早速お店の人に、ジャケットを見せてもらいました。シャフトは大好きだし。 http://www.soulsearchin.com/entertainment/movie/review/shaft200010.html

おおおおおっ。なるほど〜〜〜。そうかあ、あった、あった、こんなアルバム。持ってたかなあ。いやあ、持ってないだろうな。CDあるかなあ、アナログだけかなあ。誰だと思いますか? 

な、な、なんと歌っていたのは、サミー・デイヴィス・ジュニア。アルバム・タイトルは「サミー・デイヴィス・ジュニア・ナウ」。1972年の作品です。サミーは、72年3月から「キャンディ・マン」という曲を全米1位に大ヒットさせていましたが、このアルバムは、そのヒットを受けて即席で作ったアルバムです。アルバムとしてはたいしたことありません。(きっぱり) ぜんぜんソウルっぽくないし、ま、イージー・リスニングみたいなもんですね。

http://www.allmusic.com/cg/amg.dll?p=amg&uid=11:37:33|AM&sql=A96bsa9lgy23s

30年前にはとても聞かなかったようなアルバムですが、今時にはちょうどいいかも。カフェ系BGM、ラウンジ系BGMとして。昔はそんな環境はなかったですからねえ。うちに帰って調べたら、やっぱり持ってませんでした。どこかで安かったら買おうっと。

Diary Archives by MASAHARU YOSHIOKA
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