NO.148
2003/02/08 (Sat)
Brief history of live shows of soul acts in Japan
来日。

確かそれは中野サンプラザ、1975〜6年頃のことでした。そう、クール&ザ・ギャング
の初来日コンサート。「ファンキー・スタッフ」(73年)、「ジャングル・ブギー」
(73年)、さらに、「ハリウッド・スゥインギン」(74年)などがディスコを中心に
大ヒットした後を受けての来日でしたから、それはそれは期待に胸を弾ませて、出向
いたのですね。

その頃、ソウル系のアーティストの来日なんて、年に1−2本あればいいところだった
ので、まあ、誰しも期待感は高まるわけですね。70年代初期のソウル系ライヴってい
うと、ジェームス・ブラウン、アイク&ティナ・ターナー、スリー・ディグリーズ、
スタイリスティックス、グラディス・ナイト&ピップス、バリー・ホワイト、そし
て、このクール&ザ・ギャングあたりですかねえ。指折り勘定できるほどでしたね。
フォー・トップスもあったな。ウィルソン・ピケットも。コモドアーズ、アル・グ
リーン、マンハッタンズなどは、東京音楽祭とのからみで来ました。そうそう、デ
ィープソウル系で、オーティス・クレイ、OVライトなども大きな話題でした。

クール、グラディス、バリーは、サンプラで見た印象が強烈でした。

79年3月のアース武道館を皮切りに、ディスコでのヒットを放ったアーテイストはどん
どん来るようになりましたね。79年はこのほかに、5月にドナ・サマー、そして、9月
にマーヴィン・ゲイが来ています。80年代はけっこう、中堅どころも来るようになり
ました。82年にできた渋谷の「ライヴ・イン82」という天井の低いライヴハウス
は、今となっては来日ソウルアーティストの数々の伝説を生み出しました。

カーティス・メイフィールド、ファットバック、バーケイズ、ネヴィルブラザース、
ザップ・ロジャー(渋谷だったかな、MZAもありましたね)、ダズ・バンド、SO
Sバンド、チャカ・カーンなどなど。

そして、88年から90年にかけての有明MZA。いやあ、ここには本当によく来ま
したね。なにしろ、毎週週代わりでブラック系のアーティストがライヴやるんだか
ら、行くほうも大変でした。(笑)  そして、同じ88年春、東京ドームが完成し
て、ドーム・コンサートがちょっとしたブームになります。マイケル、ジャネット、
ハマー・・・。

う〜む、切りがなくなるから、やめよう。(笑)  70年代以降の来日ソウルアーテ
ィスト一覧みたいの欲しいですねえ。誰か作ってくれないでしょうか。
Diary Archives by MASAHARU YOSHIOKA
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