2010年03月27日(土) 00時01分00秒 soulsearchinの投稿

★ジェラルド・オルブライト~ファンキーにクールにスムースに

テーマ:ライヴ評・レポート
★ジェラルド・オルブライト~ファンキーにクールにスムースに

【Gerald Albright : Funky, Cool & Smooth】

クール。

きっちりしたリズム、叫ぶサックス、泣くサックス。ヴェテラン・サックス奏者、ジェラルド・オルブライトのソロ・ライヴ。何度か、サポートアクトとしても来日し、また単独でも何度かやってきている。

同じサックスでも、たとえば、メイシオ・パーカーなどよりは、メローで洗練されていて、メイシオまでファンキーではなく、かといってケニーGほど、白っぽくない、そんな立ち位置のサックス奏者。まさに、スムース・ジャズというのにぴったりかも。

「さあ、みんな、指をこういう感じで鳴らしてくれ」と言って始めた曲は「バミューダ・ナイツ」。あるいは、「昨日、ここに来てくれたお客さんからリクエストされた曲をやろうと思う。その彼らは、あそこに座ってるようだ。(笑)」と説明して始めたのが、ジョニー・ギルの大ヒットで知られる「マイ・マイ・マイ」。曲がいいだけに、これは、ジェラルドのサックスも特にむせび泣く。途中で、サックスを吹くのではなく、吸っているのか、おもしろい音をだしていた。この日、一番よかったパフォーマンスだ。

また、モータウンで活躍したサックス奏者、ジュニア・ウォーカーに捧げる作品として「ウォーカーズ・シーム」をやり、彼にトリビュート。6曲目は、2010年6月15日に発売される14作目の新作からで、ハイチの人へ捧げる作品だと言ってからプレイした。アンコール曲、レイ・チャールズの「ジョージア・オン・マイ・マインド」は、後半からジェームス・ブラウン、メイシオなどのリフを織り交ぜ、盛り上がってショーを終えた。

(で、このあと、築地に海鮮丼、行ったわけです(笑))

$吉岡正晴のソウル・サーチン


■過去関連記事

October 12, 2005
Gerald Albright Live: Picked Up A Piece Of Soul
http://blog.soulsearchin.com/archives/000577.html
(2005年8月28日日曜、ブルーノート東京・セカンド=ジェラルド・オルブライト・ライヴ)

■ ベスト・アルバム

The Very Best of Gerald Albright
Gerald Albright
Rhino (2007-10-16)
売り上げランキング: 70234


■ メンバー

Gerald Albright (Sax)
Tracy Carter (Keyboards)
Mevlin Davis (Bass)
Judge Williams (Drums)

■ セットリスト: ジェラルド・オルブライト@コットンクラブ
Setlist : Gerald Albright @ Cotton Club, March 25, 2010

show started 21:31
01. To The Max
02. Bermuda Nights
03. My, My, My
04. Walker's Theme
05.
06. Road To Peace
07. Highway 70
Enc. Georgia On My Mind -- A riff of James Brown
show ended 22:48

(2010年3月25日木曜、丸の内コットンクラブ=ジェラルド・オルブライト・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Albright, Gerald
2010-45

コメント

[コメントをする]

コメント投稿

一緒にプレゼントも贈ろう!

トラックバック

この記事のトラックバック Ping-URL :

http://trb.ameba.jp/servlet/TBInterface/soulsearchin/10491940085/3e302c9c

Amebaおすすめキーワード

    アメーバに会員登録して、ブログをつくろう! powered by Ameba (アメーバ)|ブログを中心とした登録無料サイト