2009年09月05日(土) 03時45分34秒 soulsearchinの投稿

●NHK-FM 『ザ・ソウル・ミュージック』500回を迎える

テーマ:告知関連
【Ten Years To Reach #500 With "The Soul Music"】

500回。

1999年4月の放送開始から10年5ヶ月、NHK-FMで毎週木曜夜11時から放送されているラジオ番組『ザ・ソウル・ミュージック』が次週2009年9月10日放送分で記念すべき500回目を迎える。光栄にもその500回目のゲストに呼んでいただいた。週1の番組で500回は、文句なしの長寿番組。しかも全国ネット。本当におめでとうございます。また続く10年ぜひがんばってください。

$吉岡正晴のソウル・サーチン


しばらく前に、4曲選んでくださいとプロデューサーから連絡をもらった。ふだん、4曲くらい難なく選べるのに、さすがにお祝いの1曲などは実に頭を悩まし、珍しく3日3晩考えた。

そのあたりのトークと曲は、9月10日午後11時にNHK-FMの放送を聴いていただくとして、やはり、10年もこの番組が続いている、ということに諸手を上げて拍手だ。ラジオは本や活字と違って、音そのものが聴こえるから、その影響力は計り知れない。

尾臺さんが言っていたのだが、つい先日、「番組のオープニングでテーマのようにかかっている曲はなんと言う曲ですか」というお便りが来たという。それはマーヴィン・ゲイの「ホワッツ・ゴーイング・オン」だった。ソウル・ファンだったら誰もが知っている曲でも、まだまだ知らない人は多い。そして、そういうその曲について予備知識がまったくない人でも、一度聴いていいと思うというところに、「音自体を聴かせること」「どんなに有名な曲でも何度でも聴かせること」の最大の意義がある。

送り手はともすれば、「ホワッツ・ゴーイング・オン」のような超有名曲を「またか」「飽きるほどかけた」と言って粗末にすることがある。だがこうしたFMなどの大きな媒体では、それでもまだ知らない人がいるということを肝に銘じなければならない。「ホワッツ・ゴーイング・オン」を初めて聴いて、それがいいと思い、CDを買おうとするのであれば、何百万回かけたとしても、そしてかける側がかけることに飽きていたとしても、その曲をかける意義はある。

番組では、マーヴィンの話し、マイケルの話しなどをしたが、もちろん、時間はあっという間にすぎた。(笑) それにしても、尾臺さんは収録前の打ち合わせ中も、収録中の曲がかかっている間も、そして、収録が終わってからも、ずっとしゃべっている。すごい…。

雑談の中で、尾臺さんが今、CDとアナログを整理中だという話しになった。もう彼女も収拾がつかないらしい。お互いその苦労は同じだ…。(苦笑)

$吉岡正晴のソウル・サーチン

■ このアルバムから1曲お祝い曲を選びます。ダニー・ハサウェイの名盤『愛と自由を求めて(Extension Of A Man)』(1973年作品)

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ENT>RADIO>The Soul Music

コメント

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1 ■コメント書く人が少ない

…ので目立つので嬉しいです。まあよく考えてみるとソウル人口は日本では少ない気がします。ソウルにはまる人は必ず前世でも一度は黒人だった事があるんじゃないかと思います…。木曜日夜11時でしたか…FMをよく聴いていたのは城達也さんのイレブン何とか頃迄だったので早速聴いてみます。500回というと軽く10年位ですね…その間自分は一体何をしていたんだろうという気がしますこの10年は不毛の時期でした。自分の若い頃のつけを払っていた…相殺していたともいえます。日本は平和です。差別や人種問題がほとんどない…宗教も…だからバックグラウンドが世界の他の国の人と全く違います。だから音楽に対する感覚や思い入れもかなり違うような気がします。ソウルは人間の色々な意味の差別というものを理解している人の心により深く染み渡るものと私は理解しています。

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