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January 30, 2007Fukamachi Jun's Every Songs Are Different: Turns Every Songs Are Same【深町純ライヴ第73回】 即興。 2001年1月から始まった東京・恵比寿「アート・カフェ」での深町純ピアノ・パーティー。毎月最終土曜日に休みなく行われ、2007年1月の今回は数えて73回目。7年目に突入。本人も言う通り「こんなに長く続くとは思わなかった」ライヴだ。毎回、全曲深町さんの即興演奏でピアノを聴かせる。僕は9月以来なので、4ヶ月ぶり。 この日は寒かったせいか少し観客が少なかったが、深町さんが話していたように、「大体いつもちょうどよいくらいの人数が集まってきている」。「まあ、でも一度駒沢通りくらいまで(入る)人が並んでるといいよね(笑)」とも言っていた。 コメントで印象に残ったこと。「音楽というのは基本的に、やっているところが見えたほうがいいよね。バルトークという大作曲家の人が講演でしゃべってるんですが、彼は音楽がラジオから流れてきたり、レコードで同じ演奏を何度も何度も聴くことがはたして若い人にとって本当にいいのかと疑問に感じていたそうです。つまり、たとえ作曲家が自分の曲を演奏したとしても、その日の気分によって雰囲気も、テンポも変わるでしょう。音楽とは毎回違うものなんです。そこで同じ物を聴いていて正しいのか、と」 これは、録音されたものよりは、ライヴで生身のミュージシャンが演奏した音楽のほうがいい、というニュアンスだと思うが、それはある面で確かにそうだ。だが、そのバルトーク(1881年~1945年)も、まさか演奏している人がビデオで見られるMTVやプロモーションビデオの出現は予期していなかっただろう。 セカンドのオープニングで、かつての深町さんの教え子というサカタミキさんという方が、ハープの原型というプサルタという楽器を持ってきて、即興で1曲深町さんと共演した。なかなかいい響きをした楽器だった。基本的には弦楽器だ。 ところで、全曲即興で、ということは、どの曲も全曲違うということになる。一回に10曲やるとして、これまでに700曲以上の作品を演奏したことになるが、どれひとつ同じ物はない。で、ふと思った。ここまで徹底して全曲違うとなると、逆に、全曲深町純の名の元に同じ曲だ、ということではないか、と。 ■関連ウェッブ 前回のライヴ評 May 28, 2006 April 30, 2006 アートカフェ・オフィシャル・ウェッブ 深町純オフィシャル・ウェッブ ■Setlist 1st Set show started 19:37 2nd Set show started 21.10
2005年11月 第一部 41.70 第二部 51.82 (2007年1月27日土曜、恵比寿アートカフェ=深町純ライヴ)
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