November 27, 2006

At SOS Band Live: Good Memory Connect Us Again

【6年ぶりの再会】  

記憶力。

金曜に、コットンクラブでSOSバンドのライヴを見ていると、どこからともなく、刑事コジャックのようなスキンヘッドの男が僕のところにやってきて、「吉岡さん、誰がオリジナル(・メンバー)なの?」とドスの効いた低い声で尋ねてきた。誰かと思えば、マイ・ソウル・ブラザー、デイヴ・フロムさんではないか。しっかりスーツにドレスアップして、さすが、黒人系ライヴにはおしゃれしてくるんだ。と思ったら、なんと、その前に彼が大ファンのヤクルト・スワローズの壮行会にでていて、スーツを着ていたという。

そこで、リード・シンガーのメアリー・デイヴィスと、MCみたいによくしゃべるアブドゥール・ラウールがほぼオリジナルよ、と教えた。正確にはラウールは、結成メンバーではないが、82年頃からグループに入り、メアリーとともにほぼ四半世紀やってきているグループの最古参。メアリーは90年代にソロになり、ソロ・アルバムを出したこともある。そのライナーも書いた。SOSは、ファーストから何枚かけっこう書いている。来日時には何度かインタヴューもした。

そのラウールは、サックスのフレデリック・サクストンのことを「スートーン・マハメド」と紹介していた。モスリムに改宗しているのかもしれない。で、彼もラウールとカレッジからの友人ということなので、相当長い友人だ。SOSには、正式には入ったことがないが、サックス奏者が必要な時は、いつも彼に声をかけてきた、と言っていた。ラウールは彼のことを「知ってるだけでは充分ではない。その上、素晴らしいプレイヤーでないと、僕は彼に声をかけない」と言う。そのマハメドは、かなりかっこをつけるクールなデュードだ。

デイヴが言った。「僕が一番好きなバンドが、SOSなんですよ。もう、サイコー」 ライヴが終わった後、デイヴたちの席に行くと、インターFMのガイ・ペリーマンさんらご一行を紹介された。

ちょっと離れた席にブレンダ・ヴォ-ンたちがいたので、そっちに挨拶にいった。すると、一緒に来ていたシスターが、「あなたのことを覚えている」という。名前はサブリナ。「ワタシ、コンズコーナーで歌ってた」 「おおっ、サブちゃんね!」 思い出した。「ひょっとして、あそこにいる彼は、FM横浜のDJだった彼じゃない? 私、あなたたちの番組で歌ったわよ」  おおおっ、そうだ、2000年、当時やってた『サンダー・ストーム』でコンズに行ったときに、番組に来て歌ってよ、と直談判してキーボード奏者と一緒にやってきて、歌ってくれた。よく覚えているもんだ。あの時、サブリナはホイットニーの「グレイテスト・ラヴ・オブ・オール」か何かを歌ったはず。そこで、デイヴをこっちのテーブルに手招きする。

サブリナがこれこれしかじかと説明すると、デイヴも思い出した。「おお、あの時の!」 横のブレンダが「あなたの声は、とてもセクシーね」とデイヴに言う。すると、サブリナも「そうそう、ほんと、セクシーだわ」とデイヴは大人気。サブリナは今は結婚して神戸に住んでいるという。時々歌も歌っている。この日はSOSの女性シンガー、セリア・ジョージ-が以前からの友人ということでやってきた、という。

そのセリアがやってきた。ブレンダが僕を紹介する時に、「このソウル・サーチャーはソウル、R&Bのライヴだとどこでも必ずいて、それで翌日かそこらに評がウェッブに載ってるのよ。あなたのことも、きっと明日には何かでてるわよ。(笑)」と言った。するとセリアが「じゃあ、読まなくちゃ」。「日本語ですけどね」と付け加えた。

しかし、サブリナとは6年ぶりということなのかな。彼女の記憶力、恐るべし。その記憶力が僕とデイヴとサブリナを再びつないだ。

(2006年11月24日金曜 丸の内コットンクラブ=SOSバンド・ライヴ)

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2006-218

投稿者 yoshioka : 03:55 AM | コメント (0)