NO.915
2005/01/28 (Fri)
Tribute For Ray Charles At Ikspiari
写真集。

レイ・チャールズ熱が盛り上がっている。某レコード会社のディレクター氏と電話で話していて、「レイ・チャールズの盛り上がり感は、すごいですねえ」というし、また、DJオッシーは、「TFMも、F横も、なんかやたらレイ・チャールズばっかりかかってる感じがする。みんな吉岡さんが仕込んでるのかと思った(笑)」と、ありえない臆測をする始末だ。レイ・チャールズの自伝本、すでに渋谷の駅前のレンタルショップでは「レイ・チャールズ・コーナー」ができていて並んでいる、と友人からメールが来た。

さて、そんな中、舞浜イクスピアリ(何度はっきり発音しようと思っても、噛む)にレイ・チャールズ・トリビュートのライヴを見に行った。このイクスピアリ、先月デニス・ラサールを見に行けず涙をのんだ場所である。

なかなか綺麗なところで、いい感じ。確かにブルーノートを一回り小さくしたような感じのところ。入口のスペースがかなり広くとってある。急な告知ということもあってか、観客はまばらで、約30名程度。ライヴが始まる前に、レイとジェイミーとのやりとりが見られるいわゆる「EPK」(プロモーション用に作られた映像素材)と予告が流れた。レイの横にいるジェイミーもかなり楽しそうだ。

バンド編成は、ドラムス(ジェイ・R・ロビンソン)、キーボードふたり(ジェームス・フィールズとギャリソン・デイヴィス)、ヴォーカルふたり(プーキー・ワトソンとスペシャルK)の5人。ヴォーカルのひとりスペシャルKは昔からのちょっとした知り合いだ。横浜をベースに活躍しているブラザー。よく西麻布のGQで歌っているところを聴きに行った。カール・トーマスの「アイ・ウィッシュ」が得意で歌ってもらった。

レイ・チャールズの作品ばかりを2セット(各約50分ずつ)行った。曲の合間にはスペシャルKのレイ・チャールズへのリスペクトあふれるコメントなどが語られた。いわゆるカヴァー・バンドとして、こうした歌と演奏のライヴは楽しめる。身近にこういうバンドが、普通に聴けるといい。

基本はスペシャルKが歌い、女性がリードを取るところはポーキーが歌う。一曲、「エリー・マイ・ラヴ」で、舞台向かって右側のキーボード担当のジェームス・フィールズが歌った部分があったが、彼の声がキース・ワシントン、あるいは、アーサー・プライソック系の渋いにやにや系だったので、印象に残った。

帰り際に抽選会をやっていた。その賞品にアメリカででた映画『RAY/レイ』のシナリオなどが入った豪華な写真集(30ドル)があり、これがぜひ欲しい、と言いながらくじを引き、開けてみると、なんと「写真集」と書かれていた。めちゃ、ラッキー。はるばる舞浜まで来た甲斐があった。

Tribute For Ray Charles
"Specielle K & Friends"

1st

show started 19:33
1. Mess Around
2. I've Got A Woman
3. Hit The Road Jack
4. Here We Go Again
5. Crying Time
6. Hard Times
7. Ellie, My Love
8. America The Beautiful
show ended 20:17

2nd set

show started 20:37
1. What'd I Say
2. You Don't Know Me
3. Fever
4. Georgia On My Mind
5. I Can't Stop Loving You
6. Night Time Is Right Time
7. Unchain My Heart
8. Let The Good Times Roll
show ended 21:29


(2005年1月26日水曜、舞浜・クラブ・イクスピアリ=スペシャルK&フレンズ・ライヴ: トリビュート・フォー・レイ・チャールズ)

ENT>MUSIC>LIVE>Specielle K & Friends
ARTIST>Charles, Ray


Diary Archives by MASAHARU YOSHIOKA
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