NO.904
2005/01/20 (Thu)
Up Coming Ray Charles Related Events
告知。

いよいよレイ・チャールズの自伝映画『RAY/レイ』の公開、自伝『わが心のジョージア〜レイ・チャールズ物語』の発売が1月29日に迫ってきました。ここで、自伝のプレスリリースと、これからのいくつかのイヴェントなどをまとめて紹介します。

次週はいよいよ公開週ということもあり、さまざまなイヴェントが行われます。僕も28日の前夜祭(上映を含む)のトークイヴェントにもでます。

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『わが心のジョージア〜レイ・チャールズ物語』
出版のおしらせ

"ページをめくれば、一粒のソウルが一粒の涙に変わる"

誰も知らなかった素顔のレイ・チャールズ 最初で最後の自叙伝、ついに完訳!

「音楽と女とドラッグがあれば、あとは何もいらない……」。
<ソウル・ミュージックの神様>が描いた魂{ソウル}の軌跡を自ら赤裸々に告白!

黒人、盲目、貧困、孤児という究極の四重苦を背負ったレイ・チャールズは、
激動の時代をいかにして生き延び、世界にはばたいたのか?
そして、死の直前に訪れた魂{ソウル}の平和とは……?
ページをめくれば、一粒のソウルが一粒の涙に変わる

映画『Ray/レイ』と同時にヒット!

グラミー賞、アカデミー賞…。この春、レイ・チャールズが熱く再評価される!

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去る2004年6月10日、73歳の生涯を閉じ、改めてその偉大さが広く語られるようになった「ソウル・ミュージックの創始者」「ソウルの神様」レイ・チャールズ。ビリー・ジョエル、クインシー・ジョーンズ、ウィリー・ネルソン、BBキングなど多くの優れたアーティストから、日本の桑田佳祐、柳ジョージ、和田アキ子まで世界中のシンガーたちに絶大な影響を与えたレイ・チャールズ。その唯一の自伝の日本語版がいよいよ1月29日登場します。

チャールズに密着取材し、本人の膨大なインタヴューを書き記した名著『わが心のジョージア〜レイ・チャールズ物語(原題・ブラザー・レイ、レイ・チャールズ・ヒズ・オウン・ストーリー)』は、レイ・チャールズの生まれた時から、盲目になり、孤児になり、人種差別の厳しい時代に黒人一人で生活を始め、ミュージシャンとして徐々に頭角を現し、ついには世界的スターになり、しかしドラッグで挫折し、さらにそこから這い上がるという激動の人生を見事に描ききります。盲目、孤児、貧困、そして黒人・・・。その四重苦から世界の頂上に上った人生は「波乱万丈」という言葉だけでは表しきれません。そこにはソウルを捜し求め続けた一人の男の果てしないソウル・サーチンの旅がありました。

音楽、酒、ドラッグ、女。それだけを生きがいに生きてきたレイ・チャールズは、どん底からいかに頂上まで登りつめたのか。その強烈な個性と、南部人ならではの温かみあふれるやさしさを持ったレイ・チャールズ。弟の溺死、母の死、友情と裏切り、時に悲しみの涙あり、笑いあふれるユーモアあり、真摯な言葉あり、その人生と、人生哲学は、現代に生きる多くの人々にさまざまな示唆とアドヴァイスと感動を与えます。

翻訳・監修はブラック・ミュージックを日本に紹介し多くの文章を書き記し、レイ・チャールズについての原稿も多数ある音楽評論家、吉岡正晴。本書をレイ・チャールズとともに書いた著者デイヴィッド・リッツとも長年の友人で、翻訳に関してデイヴィッドの協力も得ています。

また、本書には昨年6月10日死去以降、著者デイヴィッド・リッツが最後のレイ・チャールズとの会話を描いた感動の「レイ・チャールズ最後の日々」(原書で18ページ)が特別に翻訳収録されます。レイ・チャールズの50余年の軌跡と死を間近に悟ったレイ本人の心の内が今、初めて明らかにされます。

全米では、レイ・チャールズの死はロック音楽史上、ジョン・レノン以来の大きな扱いで報道されました。全米に生中継されたその葬儀には、スティーヴィー・ワンダー、BBキング、ウィリー・ネルソン、クリント・イーストウッドなどアメリカ・エンタテインメント界の錚々たるメンバーが集まり故人をしのびました。スティーヴィーのスピーチと歌は、多くの人の涙を誘いました。

ジーニアス・ラヴ ~永遠の愛また、タイミングよく、レイ・チャールズの自伝映画『RAY/レイ』が昨秋全米で公開され、主演のジェイミー・フォックスの見事な演技にアカデミー賞の呼び声も高まっています。本書はその映画『RAY/レイ』の日本公開(2005年1月29日)と同時発売で、話題の相乗効果を狙います。すでに昨年8月には彼の遺作であり、12人のすばらしき仲間たちとのデュエット・アルバム『ジーニアス・ラヴ〜永遠の愛』がベストセラーになっており、これもグラミー賞確実の呼び声が高まります。

映画公開、自伝本発売、CD、グラミー賞、アカデミー賞…。この春、レイ・チャールズが大きな話題となり、再評価が高まります。ぜひ、ご一読いただき、各方面でご紹介いただけると幸いです。



原著: Brother Ray Ray Charles Own Story 、348ページ
著者: Ray Charles & David Ritz
原著出版社: Da Capo Press 1978 1994 2004
邦題: わが心のジョージア〜レイ・チャールズ物語
日本版発売日: 2005年1月29日
日本版定価: 2100円(税込み)A5版 ソフトカヴァー 約400ページ
翻訳監修: 吉岡正晴
日本版出版社: 戎光祥出版
〒102-0083 東京都千代田区麹町1-7 相互半蔵門ビル8階
URL:http://www.ebisukosyo.co.jp/
編集・制作: アーリーバード・スタジオ
http://www.soulsearchin.com

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レイ・チャールズ関連、過去1年から今後の流れ

2004年6月10日 73歳で死去。
2004年8月 遺作『ジニアス・ラヴズ・カンパニー』日本発売。(現在ベストセラー中)
2004年10月末   レイ・チャールズ自伝映画『RAY/レイ』全米公開。主演ジェイミー・フォックスがレイ・チャールズの生き写しと大評判。アカデミー賞の呼び声高まる。
2005年1月28日 映画『RAY/レイ』公開前日、トークイヴェントと先行公開。(銀座みゆき座)
2005年1月29日 映画『RAY/レイ』日本公開。全国ロードショー。
2005年1月29日 レイ・チャールズ自伝本『わが心のジョージア〜レイ・チャールズ物語』(レイ・チャールズ、デイヴィッド・リッツ著、吉岡正晴・監修翻訳=戎光祥出版)発売。
2005年1月   映画『RAY/レイ』サウンドトラック日本発売。
2005年2月13日 グラミー賞発表。レイ・チャールズ多数ノミネート。獲得有力。
2005年2月27日 アカデミー賞発表。『RAY/レイ』、主演ジェイミー・フォックス・ノミネート。獲得有力。
2005年6月10日 レイ・チャールズ一周忌。

レイ・チャールズ関連作品

映画『RAY/レイ』(主演・ジェイミー・フォックス)2005年1月29日公開
自伝本『わが心のジョージア〜レイ・チャールズ物語』(レイ・チャールズ、デイヴィッド・リッツ著、吉岡正晴・監修翻訳) 2005年1月29日発売

CD 『ジーニアス・ラヴ』(レイ・チャールズ) 2004年8月発売
CD 『RAY/レイ』(映画サウンドトラック)2005年1月発売
(CDは、他に旧作が多数)
DVD 『レイ・チャールズ・ザ・ジーニアス・オブ・ソウル』2004年10月発売。(レイ・チャールズの軌跡をまとめたドキュメンタリー。ライヴ映像も)
DVD 『レイ・チャールズ・ゴスペル・コンサート』2004年12月発売 (2002年アメリカ・ウィスコンシンで行われたゴスペル・ライヴ)
DVD 『レイ・チャールズ・ライヴ』2004年12月発売 (1981年のカナダでのライヴの模様)
DVD 『レイ・チャールズ・ライヴ・イン・ブラジル1963』 2005年2月9日発売予定 (1963年にブラジルで行われたライヴの模様)


直近の動き、展開、イヴェントなど
(イヴェントなど出演者、詳細などは変わることがあります)

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イヴェント系
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レイ・チャールズ・映画『レイ』イヴェント&上映会
1月23日(日曜) 14時〜
ブルーノート。番組招待のみ。
トークイヴェント出演、和田アキ子、亀淵昭信(ニッポン放送社長)
主催、UIP、ニッポン放送

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1月24日(月曜) 映画『レイ』一般試写会
九段会館、18時開場、18時半開映
招待のみ。
主催、UIP

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1月26日(水曜) 映画『レイ』関連イヴェント
トリビュート フォー レイチャールズ
舞浜、イクスピアリ
18時開場、19時半開演 4200円
出演、スペシャルK

http://www.clubikspiari.com/liveschedule/site131//public/083.html

1/29全国ロードショー映画[Ray レイ」公開記念
トリビュート フォー レイチャールズ

1月29日より全国にて上映される映画"Ray"の公開記念として、偉大なるソングライター&シンガー&ピアニスト「レイチャールズ」の歴史的名曲をクラブ イクスピアリにて「Specielle K with his friends」が再現いたします。

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1月28日(金曜)
映画「Ray/レイ」前夜祭
有料イヴェント。一般向け。
銀座みゆき座 19時開場、19時半トークイヴェント開始・抽選会
20時25分映画上映開始
トークイヴェント出演、越谷政義、鮎川誠(シーナ&ロケッツ)、ブラザートム、ダイアモンド☆ユカイ、吉岡正晴(音楽評論家)
((キャパ800)
この件に関しては1月21日付け朝日新聞に告知

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店頭展開
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渋谷パルコパート1
8階レストランフロアと地下1階書店リブロで写真展
映画からの写真をフィーチャー
1月25日から
キャンペーン告知を1階と7階
リブロでは、1月29日から2月25日まで書籍をフィーチャーしたパネル展
B1 4面の写真と平台で展開

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渋谷ブックファースト
ビデオモニターで映画のプロモを流しながら平台で展開
2月1日から

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汐留の八重洲ブックセンター
平台で展開

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CDショップ、HMVの袋
1月20日から2月20日まで(なくなり次第終了)
袋がレイ・チャールズになります

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Diary Archives by MASAHARU YOSHIOKA
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