NO717
2004/07/22 (Thu)
The Blues Movie Project: The Hot Summer Of The Blues
ブルーズ。

まさにブルーズの暑い夏、といったところか。この日記でもすでに何度か紹介しているマーティン・スコセッシ総指揮のブルーズのドキュメンタリー作品の公開日、劇場などが決まった。

2003年9月28日付け日記


2004年4月14日付け日記。「ソウル・オブ・マン」を見て。


繰り返しになるが、ちなみに、7本の作品は次の通り。

『フィール・ライク・ゴーイング・ホーム』(マーティン・スコセシー監督)
『ザ・ソウル・オブ・ア・マン』(ヴィム・ヴェンダーズ監督)
『ザ・ロード・トゥ・メンフィス』(リチャード・ピアース監督)
『ウォ−ミング・バイ・ザ・デヴィルズ・ファイアー』(チャールズ・バーネット監督)
『ザ・ゴッドファーザーズ・アンド・ソンズ』(マーク・レヴィン監督)
『レッド・ホワイト&ブルーズ』(マイク・フィギス監督)
『ピアノ・ブルーズ』(クリントン・イーストウッド監督)

それぞれの作品の公開場所、時期は次の通り。

8月28日より
ヴァージンシネマズ六本木ヒルズにて公開
『ソウル・オブ・マン』 監督:ヴィム・ヴェンダース 
<関西地区>秋、梅田ガーデンシネマ他にて公開決定

8月28日より
吉祥寺バウスシアターにて、レイト公開 ※4本の特集上映となります

<ブルース天国> 
8月28(土)〜9月10日(金)
 『レッド、ホワイト&ブルース』 20:45〜22:18
   監督:マイク・フィギス
9月11日(土)〜9月24日(金)
 『ロード・トゥ・メンフィス』 20:45〜22:17
   監督:リチャード・ピアース
9月25日(土)〜10月8日(金)
 『デビルズ・ファイヤー』 20:45〜22:18
   監督:チャールズ・バーネット 
10月9日(土)〜10月22日(金)
 『フィール・ライク・ゴーイング・ホーム』 20:45〜22:07
   監督:マーティン・スコセッシ

10月下旬、シブヤ・シネマ・ソサエティにて公開
『ゴッドファーザー&サン』 監督:マーク・レヴィン

また、劇場公開はされないクリント・イーストウッドの『ピアノ・ブルース』は8月15日にWOWOWでのオンエアが決定している。

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プリミティヴ。

7本のうち、『フィール・ライク・ゴーイング・ホーム』を見た。これは、スコセッシが監督したもの。これは1969年生まれのブルーズ・アーティスト、コリー・ハリスがガイドして、アメリカ南部のデルタ地帯から、はるか西アフリカのマリ共和国まで飛ぶ。もともとフランス領だったマリでは人々はフランス語を話す。そこで見せられる音楽はひじょうにプリミティヴ(原始的)だ。こういう音楽を見ていると、アフリカへ行きたくなる。ブルーズのルーツを辿って、アフリカへ旅するというところが、なかなかいい感じ。

広大なコットン・フィールズ(綿畑)に多数の黒人労働者が必要だった、そこでブルーズが生まれた、という簡単な説明は、その綿畑を見せられると簡単に納得できる。おそらく文字からはわからないことが、そこに行けば一瞬にして体感できるのだろう。そして、それを映像で見せられると理解が簡単になる。ドキュメンタリーの力だな、と思った。

昨年(2003年)、アメリカの上院が「イヤー・オブ・ザ・ブルース」と認定した。これは1903年にブルースの作品が初めて楽譜化されたときから百周年、というためだ。その一環で、ブルースに関する様々な企画が世にでた。このドキュメンタリー・プロジェクトは、その中のひとつ。関連CD、DVDなどもたくさんでた。こういうことに税金を使うのは、大賛成だ。ブルーズやブラックミュージックのルーツや歴史に興味ある方は是非。アカデミックにお勧めです。

Diary Archives by MASAHARU YOSHIOKA
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