NO.652
2004/05/23 (Sun)
MTV Live 2004
長丁場。

いやあ、まさかあゆを見るとは思わなかった。(笑) MTVライヴ2004。登場アーティストは順に浜崎あゆみ、グッド・シャーロット、日本人のインストゥルメンタルバンド、PE’z(ぺズ)、M−Flo(エムフロー)、ミッシー・エリオット、メアリーJブライジ。5時から始まったイヴェントだが、ミッシーがスタートしたのが8時13分。う〜む、疲れる。(笑) M−Flo、ものすごく音が悪かった。なんででしょう。ひとつの爆音が中心からこっちにやってくる感じ。ミキサーはいないのか。特にシンガー、メロディーが歌った曲は口パクか実際に歌っているかもわからないくらい音がぐちゃぐちゃだった。次にでたピーズは、いわゆるジャムバンド系のアーティストだと思うが、さすがに1万人の会場では厳しそう。ブルーノートやクアトロのような音楽的に濃密な空間でやったほうがいい。こういうところでは彼らのよさは伝わらない。

入口の壁に誰もが好きにメッセージを書き込めるボードがあって、そこにやたら、「GC」、「GC」と書かれていた。思わず、その後ろに「S」でもくっつけてしまおうかと思った。GCSで、グラハム・セントラル・ステーション。ここに書かれたGCは、実はグッド・シャーロットの略だったんですね。もうひとつイメージがわくのは、「Cameron」。GCと来れば、キャメロンです。普通は。な、ことはないか。くだらないことはおいといて。(笑)

さて、ミッシーは、木曜日に見たものを30分にさらに短くしたヴァージョン。流れはほぼ同じショウをやってくれたが、いやあ、この30分はすごいですね。次々と変わるスクリーンのイメージ。踊る踊るダンサーたち。アン・ピーブルスは、雨の映像がでていたところかな。「アイ・キャント・スタンド・ザ・レイン」でも使われていたんでしょうか。2度目ということもあって、曲もある程度わかり、ステージまではかなり遠かったですが、なかなかエンジョイできました。映像とのからみがうまい。たしかにこれは21世紀のエンタテインメントです。

そして、9時6分になってメアリーJブライジが登場。ベティー・ライトの「クリーン・アップ・ウーマン」をサンプリングした「リアル・ラヴ」でスタート。「ノー・モア・ドラマ」など、本編への予告編としてはいいできではないでしょうか。すっかり、R&Bシンガーとしての風格を見せていますね。こちらは、しっかりとバンドを従えたサウンド。ミッシーが打ち込みのビートで徹底的に攻めてくるのに対し、メアリーはミュージシャンのバンドサウンドと自らの歌声で勝負してきます。そして、クイーン・オブ・ヒップホップというよりクイーン・オブ・R&Bという感じがしました。

それにしても長いなあ。途中にいろいろな小さな出し物もあってもりだくさんはいいのだが、まあ、こちらは目当てははっきりしているだけに、最初から8時過ぎに来ればよかったか、という気もしないではないです。(笑) きっちり時間割、発表して欲しいですね。だれそれが何時から出るって。だいたいでいいから。ふ〜〜。おつかれさま。

(2004年5月22日土曜、国立代々木競技場・第一体育館=ミッシー・エリオット、メアリーJブライジ他ライヴ)

ENT>MUSIC>LIVE>MTV Live 2004>Elliott, Missy / Blige, Mary J. etc.







Diary Archives by MASAHARU YOSHIOKA
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