NO.516
2004/01/19 (Mon)
Snow-Daruma Is Not Snowman: Snow Is Black Somewhere In The World
雪。

アメリカと日本の文化の違い。まあ、いろんなところにでますね。今日の『ソウル・ブレンズ』のお題は「雪」だったんですが、そこで「雪だるま」の話になりました。アメリカ人のマーヴィンは、日本の雪だるまが丸が二つなことに驚いた、と言います。アメリカでは必ず三つなんだそうです。まずここで「へええええ」。

なんと、アメリカの雪だるまには頭と体と、あと足がある、ということなんですね。ほ〜〜。「だから、初めて日本の雪だるま見た時、なんで二つしかないのか不思議に思った」そうです。そこで、僕が「だるまだから、足がないんだよ〜〜」ということになったのですが、アメリカでは雪だるまは雪だるまとは言わない。Snowmanというのですね。

雪だるまじゃなくて、雪男。だから足がある! な〜〜るほどね。いやあ、違いがあるんですね、こんなところに。

そして、もうひとつ雪の話題。リスナーからのメールで、これは紹介できなかったのですが、ソロモン諸島出身の友人が日本にやってきて、グループで長野にスキーに行ったときのことです。そのグループはみなあたかも雪を見るのが初めてという具合に雪ではしゃいでいたそうですが、ひとりソロモン出身の彼だけ雪と遊んでいなかったのです。ソロモンも、赤道直下にあるから、雪を知らないのではないかと思い、なぜ雪で遊ばないのか尋ねた。が、実際はそうではなかった。

彼の国では、雪は「黒いもの」だというのです。つまり、泥だということなんですね。雪と雨が一緒になり、ほとんど泥状のものになる。だから、雪なんかでは遊ばない、というわけです。

確かに、僕らなども、雪は「白いもの」と思い込んでいます。何日も道端に積もった雪が泥だらけになって黒くなっていることもありますが、やはり、雪・イコール・白、という概念があります。それがねえ、所変われば、雪・イコール・黒と思っているところもあるんですね。

足がある雪だるま、いや、スノーマン。黒い雪・・・。雪ひとつでも、世界ではいろいろ違うんですねえ。今日は20へええくらい行きましたよ。

Diary Archives by MASAHARU YOSHIOKA
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