NO.360
2003/08/21 (Thu)
Roy Ayers Live At Motion Blue: Music Makes Him Young
舞。

「いつから電子ヴァイブラフォンを使ってるかって? 70−71年頃からだよ。オレは一番最初の頃から、電子ヴァイブを使ってるんだ。でもな、初期の頃のは、音はひどいし、すぐ壊れるし、使い物にならなかった。今は、フランスのマッサー社のものをよく使ってる。全部で8台持ってる。本物(アコースティック)もあるよ。オレはものすごくハードに叩くんだ。だから、機材のあちこちを糊なんかで張り付けたりして補強しておかないとだめなんだ。ゲイリー・バートン、ライオネル・ハンプトン、いろんなヴァイブ奏者がいるけど、オレが一番ハードに叩くよ」

またまた立て板に水のミュージシャンでした。まあ、もっとも激しくアドレナリンのでるライヴの後に楽屋に行けば、みんなこうなっているのかもしれません。(笑) 今回が11回目の来日(本人・談)というヴァイブラフォン奏者、ロイ・エアーズです。

ドラム、ベース、キーボードにボーカル2人、そして、ロイ本人の計6人がオンステージ。しっかりしたリズムにグルーヴのあるヴァイブラフォンの演奏が響きます。ヴァイブラフォン、わかりやすく言えば、鉄琴ですね。日本では「ビブラホン」と発音されることもあるようですね。

鉄琴を叩く棒のことをマレットと言います。モーションブルーのフライヤーに「至高のヴァイブ奏者による華麗なマレットの舞が極上のグルーヴを弾き出す」とありますが、その通りでした。音楽性は、一言で言えばレコード、CDで聞かれるような70年代風ジャズファンク。

ロイは4本のマレットを同時に操っていました。その早業は、目にもとまりません。なかなかかっこいいです。時々音色やなにかを調整しているようです。76年のヒット「エヴリバディー・ラヴズ・サンシャイン」などは、クラブで人気があるせいか、観客からもかなりの拍手喝采を浴びていました。

「私は、これまでに88枚のLPやCDを出してきました。まあ、ほんの少しだけどね」とMCで言うのですが、88枚もでてたら、ねえ、すごい数です。どういう数え方したのかわかりませんけど。(笑)

「11回も日本に来ているんですか。じゃあ初めて日本に来たのは?」と尋ねると即座に「チコ・ハミルトンと来た。66年だった。オレがまだ26歳でね。今、オレは62なんだが。まだまだ若かったよ。ははは」と答えてくれた。「62ですかあ。もっと若く見えますよ」というと、きっぱりこう答えてくれました。「ははは、サンキュー、music makes me young 音楽がオレを若くしてくれるんだよ」  その通り。おっしゃる通りです。確かに音楽をやっている人なんかは若く見えます。ところで、なぜ、音楽は人を若くしつづけてくれるんでしょうねえ。

(2003年8月20日水セカンド・横浜モーションブルー=ロイ・エアーズ・ライヴ)

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