NO.352
2003/08/13 (Wed)
Luther: Because It Has His Soul In His Song
魂。

こんなメールをいただきました。

「実は、私の友人が最近自分でいろいろな曲を集めたオムニバスのCDを焼いてくれて、そのトップにルーサー・ヴァンドロスの 『ダンス・ウィズ・マイ・ファーザー』 という曲が入っていました。で、なんどもそのCDを聴いているうちに、なぜかわからないのですが、この曲がものすごく物悲しくせつないなあ、って感じがしてきたんです。

私はこのルーサーというシンガーを知らなかったのですが、そのCDには3曲ルーサーの歌が入っていて、とてもお気に入りになりました。でも、他の2曲(『ザ・クローサー・アイ・ゲット・トゥ・ユー』と『シンス・アイ・ロスト・マイ・ベイビー』)はもちろんいいことはいいんですが、『ダンス…』ほどのせつなさや、悲しさは感じないんです。同じシンガーの歌なのにね。

いつもうちで、比較的大きな音でそのCDをかけていたら、母まで『この曲はせつないわねえ』なんて言いだすんです。もちろん、母はルーサーなんて知らないし、母も私も、それほど歌詞の意味とかはわからないんですが。で、なんでこの曲はこんなにせつないんだろう、ってずっと疑問に思っていたんです。

そうしたらたまたま友人がこのホームページのことを教えてくれて、そこにルーサーのことが詳しく書かれていて、それを読んだら、すべてが超納得いったんです。歌詞を読み、その背景を知って、なるほど、って。それにしても、他の曲には感じない何かってなんなんでしょうね。音楽ってすごいですね。ルーサーのこと、教えていただいてありがとうございます」

すごいですねえ。やはり、ルーサー本人の自分の父、母に対する思いが込められているから、それが結局伝わるんでしょうね。もちろん、ルーサーは歌はうまい。でも、この「ダンス・ウィズ・マイ・ファーザー」には、うまい以上の、ルーサーの思いいれ、魂、ソウルがはいってるんでしょうね。それを感じられる感性というのもすごい。

こういうキャリアソングを、一生に一曲でいいから作れたら、本当にシンガー冥利につきますね。つくづく思います。真の意味で魂が入った曲、これはなかなかめぐりあえません。

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