NO.287
2003/06/13 (Fri)
Luther is out of his coma?
未確認。

まだ、確認は取れていないのですが、ルーサー、人工呼吸器を取ったらしいです。そして、家族の問いかけなどにうなづきながら一言、二言声を出したそうです。また、ICU(集中治療室)も出たとのこと。これが事実なら、大躍進です。すごい。奇跡は起こるかもしれない。詳細を待ちましょう。

そして、新作 『ダンス・ウィズ・マイ・ファーザー』 アメリカで予定通り6月10日にリリースされました。日本は7月かな。このタイトル曲、いいですねえ。もう僕のチャートではずっと1位です、このところ。彼の「ヒア・アンド・ナウ」を超える大ヒットになるんじゃないかなあ。

この曲は何度かこの日記でも触れていますが、彼が7歳の時に死んだ父親のことを歌った歌。ピアノのイントロから始まる美しいメロディーを持ったスロー系のバラードです。まだチャート入りしていないようですが、時間の問題でしょう。

これを最初にラジオでかけたのは、ニューヨークのWLTW のプログラムディレクター、ジム・ライアンだそうです。彼は、今年の初めルーサーからじきじきに「僕のキャリア・ソングができた。すばらしい気持ちだよ」という手紙をもらいました。そこで、レコード会社の許可を得て一足先にオンエアーを開始したそうです。

「キャリア・ソング」とは、生涯一の歌、あるいは、生涯を代表する一曲といったもの。アーティストにとっては、誰しもなにかしらそのような作品を生み出します。たとえば、ナタリー・コールの「アンフォーゲッタブル」、ミニー・リパートンの「ラヴィン・ユー」、オーティス・レディングの「ドック・オブ・ザ・ベイ」、マクファーデン&ホワイトヘッドの「エイント・ノー・ストッピン・アス・ナウ」、マーヴィン・ゲイの「ホワッツ・ゴーイング・オン」などなどはまさしく「キャリア・ソング」でしょう。

来年のグラミーR&B男性部門は、ルーサーですね。なんて、気がはやいんだ。(笑)
Diary Archives by MASAHARU YOSHIOKA
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